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新本部長と帝都技術士協会
大宴会
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その日の夜、ギルド本部の集会所は、真夜中なのに明かりが灯っていた。
「――そんじゃ、クリスちゃんの勝利と協会の永久追放を祝ってっ!」
広い屋内には山盛りの酒樽と肉、魚、その他諸々の豪華な食事。
たくさんの探索者とギルドのスタッフがジョッキを手にして、ローズマリーが勢いよく手にした酒瓶を掲げたのなら、これから始めるイベントはただ一つ。
「乾杯!」
「「かんぱーいっ!」」
技術士協会を追い出したクリスを称え、街の平和を祝う大宴会だ。
なんせこれまで何人も酷い目に遭わされ、外部要素にもかかわらず街の癌とすら言える邪悪の根源が、無残なさまで街まで引きずられてきたのだ。誰もが胸がすく気持ちで、この偉業を成し遂げた『クリス・オーダー』を褒めるのは当然だった。
「ホント、クリスちゃんには助けられたわぁ! あいつら全員土下座させて、二度とホープ・タウンに来ないって約束させたときの爽快感ったら!」
「しかも、帝都に連れて行かれた技術士を街に引き戻す契約までさせるなんてな! お前は探索者と技術士の英雄だぜ、オロックリン!」
おまけにローズマリーや他の探索者が言うように、クリスはラッツ達を本部の前に並べて、二つの約束をさせた。街を脅かさないために、誰かの友人を取り戻すために。
ラッツや協会の面々は、泣いて従うほかなかった。まるで誰も同情しない泣きっ面を晒しながら自警団に連れていかれる彼らを眺めて、そうして今に至るのである。
これまで彼らは、すべてを知らぬ存ぜぬで通してきた。だが、クリスのひと睨みで、すべての罪も白状してきただけでなく、帝都でも自白すると約束したのだ。もはや貴族の庇護があっても、今回ばかりはどうにもならないだろう。
「今日の酒代は全部ギルドが持ちますから、遠慮なく飲んでくださいね!」
「あはは、ありがとう……俺もつい、カッとなっちゃっただけなんですけどね」
照れくさそうに頬を掻くクリスの肩を、ローズマリーが抱き寄せた。
「いいのよ、それくらいで! たまには発散しなきゃねぇ、まぁ……」
ぐいぐいと酒を飲むローズマリーの視線の先には、少し離れたテーブルに立って、身をくねらせるカムナがいた。武器である以上酔うことはないのだが、今の彼女は愛情に酔ってしまっているようだ。
「そこでクリスはあたしを抱きかかえて、こう言ったのよ! 『俺の女に手を出す奴は、たとえ皇帝様だろうと許さない』って! そしてあたしに、愛の口づけを……」
うっとりと語り続けるカムナだが、それを許さない者もテーブルを囲んでいた。
「嘘おっしゃい! クリス様がそんなことするはずがないでしょう!」
巨大な肉が刺さったフォークを振り回して抗議するのは、戻ってきてからずっと苛立った調子のリゼットだ。なんせ彼女はずっと、カムナの体験談を聞かされているのだ。
クリスに想いを寄せる身としては、カムナに一瞬でも早く黙ってほしかった。しかし、マウントを取れると知った彼女が、トラブルを引き起こさないはずがない。
「あららら~? リゼットってば、クリスにお姫様抱っこされたことないからヤキモチ妬いちゃってるの? まあ仕方ないわよね、クリスの正妻はあたしだもの~!」
「い、言わせておけば……もう許しませんわ、ぶちのめしてやりましてよーっ!」
案の定、リゼットがカムナの挑発に乗ったのを皮切りに、たちまち喧嘩が始まった。
「……カムナちゃん達は発散しすぎかしら?」
「二人とも、お願いだから集会所で喧嘩しないで!」
小さく笑うローズマリーの隣で、クリスが慌てて二人に声をかけた。
「こんにゃろーっ!」
「むきーっ!」
しかし、取っ組み合いをする二人はまるでクリスの声が聞こえていない。しかも、彼女達の周りには酔っぱらった野次馬がいるので、一層彼の声が届かないのだ。
こうなれば、二人が疲れて喧嘩を辞めるのを待つほかないだろう。
「……すいません、あの調子だと治まるまで時間がかかりそうです……」
諦めてクリスが肩をすくめると、ローズマリーは最初からそうなると知っていたかのように、肩をぽんぽんと叩いた。
ひとまず二人の喧嘩を頭から離すように、クリスは別の話題を切り出すことにした。
「ところで、ラッツ達は明後日、帝国から派遣された聖騎士団が帝都に連れ戻す手はずになっているとは聞いてますけど……向こうに帰って、ギルドに嫌がらせをしてきたりはしないでしょうか?」
正直なところ、クリスはラッツ達の報復がないかと少し心配していた。
彼らの約束を、彼はあまり信用していなかった。できれば守ってほしいものではあるが、守らないどころか、貴族のバックアップを受けて、一層の悪事をホープ・タウンで働こうとしないか、不安でもあった。
ローズマリーも同じことを考えていそうなものだったが、不思議と彼女は動揺していなかった。むしろ、安心感すら覚える顔を見せた。
「その心配なら無用よぉ。もう貴族サマはだぁれも助けてくれないものぉ♪」
「どういう意味ですか、ローズマリー本部長?」
クリスが問うと、ローズマリーは酒瓶を一飲みで空にして答えた。
「今さっき、私の友達から連絡があったのよ。帝都技術士協会を飼っていた貴族に、あの犯罪者を擁するリスクを説明してあげたら、あっさり手放しちゃったって。悪事が露呈した協会もじきに解散、内部洗浄の後に再構成されるわねぇ」
このローズマリーという女性は、どうやらただ者ではないようだ。クリスも薄々感づいてはいたが、彼女の人脈や人格は、ギルド本部長を継ぐに足ると確信した。
帝都に友人がいるというのは、さほどおかしな話ではない。だが、まさか貴族に物言いができるほどの人材を隠し持っていたとは、クリスは思いもよらなかった。
「貴族を説得って……どんな人なんですか、その友達ってのは?」
「あらぁ? そういうパイプを持ってる人、クリスちゃんは知ってるはずよぉ?」
「……?」
今度こそクリスは、首を傾げるしかなかった。
そんな彼のリアクションが、ローズマリーには楽しくて仕方ないようだった。
「まあ、いつか疑問に答えてあげるわ。いつか、ね」
「そ、そうですか……」
ローズマリーという女性が隠し持つ謎がどうにも気になったが、これ以上詮索してはいけないともクリスは思った。謎が女を美しくするというならば、彼女を飾っている化粧を剥がしてはいけない。
仮に聞こうとしても、二人の会話は、想定外のところで遮られてしまっただろう。
「お、おい、オロックリン! レヴィンズの様子がおかしいぞ!?」
なんとカムナとリゼットが乱闘を繰り広げるテーブルとは別のところで、フレイヤが真っ青な顔で口を抑えて、ぷるぷると震えているのだ。
フレイヤは帰路についている途中から様子がおかしく、本部に戻ってきてすぐに、奥のベンチで寝かせていた。その時点でもうグロッキー状態であった彼女の飲酒のキャパシティは、既に限界を迎えていたようだ。
「わわわ、フレイヤ! ここで吐いたらダメだよ、吐くなら外で、ね!」
クリスの声を聞いてくれたフレイヤは、涙目で大きく頷いた。
「す、すまない……ちょっと、夜風に、当たってくる……」
そして、周囲の探索者達の手を借りながら、よろよろと外に出て行った。
ほんの数秒後、外からは濁流に近い音が聞こえてきた。何が流れているのか、どこから流れているのか、クリスは考えたくもなかった。
「クリスちゃん、フレイヤちゃんに飲ませるのは、ほどほどにねぇ」
「……善処します」
げんなりした顔で、クリスはあてにならない返事をした。
フレイヤは後でどうにかするとして、ひとまずカムナとリゼットを両成敗しないといけない彼は、ため息をついてから『焔』を握り、席を立った。
――数秒後、集会所に二人分の「ごめんなさい」が響いた。
「――そんじゃ、クリスちゃんの勝利と協会の永久追放を祝ってっ!」
広い屋内には山盛りの酒樽と肉、魚、その他諸々の豪華な食事。
たくさんの探索者とギルドのスタッフがジョッキを手にして、ローズマリーが勢いよく手にした酒瓶を掲げたのなら、これから始めるイベントはただ一つ。
「乾杯!」
「「かんぱーいっ!」」
技術士協会を追い出したクリスを称え、街の平和を祝う大宴会だ。
なんせこれまで何人も酷い目に遭わされ、外部要素にもかかわらず街の癌とすら言える邪悪の根源が、無残なさまで街まで引きずられてきたのだ。誰もが胸がすく気持ちで、この偉業を成し遂げた『クリス・オーダー』を褒めるのは当然だった。
「ホント、クリスちゃんには助けられたわぁ! あいつら全員土下座させて、二度とホープ・タウンに来ないって約束させたときの爽快感ったら!」
「しかも、帝都に連れて行かれた技術士を街に引き戻す契約までさせるなんてな! お前は探索者と技術士の英雄だぜ、オロックリン!」
おまけにローズマリーや他の探索者が言うように、クリスはラッツ達を本部の前に並べて、二つの約束をさせた。街を脅かさないために、誰かの友人を取り戻すために。
ラッツや協会の面々は、泣いて従うほかなかった。まるで誰も同情しない泣きっ面を晒しながら自警団に連れていかれる彼らを眺めて、そうして今に至るのである。
これまで彼らは、すべてを知らぬ存ぜぬで通してきた。だが、クリスのひと睨みで、すべての罪も白状してきただけでなく、帝都でも自白すると約束したのだ。もはや貴族の庇護があっても、今回ばかりはどうにもならないだろう。
「今日の酒代は全部ギルドが持ちますから、遠慮なく飲んでくださいね!」
「あはは、ありがとう……俺もつい、カッとなっちゃっただけなんですけどね」
照れくさそうに頬を掻くクリスの肩を、ローズマリーが抱き寄せた。
「いいのよ、それくらいで! たまには発散しなきゃねぇ、まぁ……」
ぐいぐいと酒を飲むローズマリーの視線の先には、少し離れたテーブルに立って、身をくねらせるカムナがいた。武器である以上酔うことはないのだが、今の彼女は愛情に酔ってしまっているようだ。
「そこでクリスはあたしを抱きかかえて、こう言ったのよ! 『俺の女に手を出す奴は、たとえ皇帝様だろうと許さない』って! そしてあたしに、愛の口づけを……」
うっとりと語り続けるカムナだが、それを許さない者もテーブルを囲んでいた。
「嘘おっしゃい! クリス様がそんなことするはずがないでしょう!」
巨大な肉が刺さったフォークを振り回して抗議するのは、戻ってきてからずっと苛立った調子のリゼットだ。なんせ彼女はずっと、カムナの体験談を聞かされているのだ。
クリスに想いを寄せる身としては、カムナに一瞬でも早く黙ってほしかった。しかし、マウントを取れると知った彼女が、トラブルを引き起こさないはずがない。
「あららら~? リゼットってば、クリスにお姫様抱っこされたことないからヤキモチ妬いちゃってるの? まあ仕方ないわよね、クリスの正妻はあたしだもの~!」
「い、言わせておけば……もう許しませんわ、ぶちのめしてやりましてよーっ!」
案の定、リゼットがカムナの挑発に乗ったのを皮切りに、たちまち喧嘩が始まった。
「……カムナちゃん達は発散しすぎかしら?」
「二人とも、お願いだから集会所で喧嘩しないで!」
小さく笑うローズマリーの隣で、クリスが慌てて二人に声をかけた。
「こんにゃろーっ!」
「むきーっ!」
しかし、取っ組み合いをする二人はまるでクリスの声が聞こえていない。しかも、彼女達の周りには酔っぱらった野次馬がいるので、一層彼の声が届かないのだ。
こうなれば、二人が疲れて喧嘩を辞めるのを待つほかないだろう。
「……すいません、あの調子だと治まるまで時間がかかりそうです……」
諦めてクリスが肩をすくめると、ローズマリーは最初からそうなると知っていたかのように、肩をぽんぽんと叩いた。
ひとまず二人の喧嘩を頭から離すように、クリスは別の話題を切り出すことにした。
「ところで、ラッツ達は明後日、帝国から派遣された聖騎士団が帝都に連れ戻す手はずになっているとは聞いてますけど……向こうに帰って、ギルドに嫌がらせをしてきたりはしないでしょうか?」
正直なところ、クリスはラッツ達の報復がないかと少し心配していた。
彼らの約束を、彼はあまり信用していなかった。できれば守ってほしいものではあるが、守らないどころか、貴族のバックアップを受けて、一層の悪事をホープ・タウンで働こうとしないか、不安でもあった。
ローズマリーも同じことを考えていそうなものだったが、不思議と彼女は動揺していなかった。むしろ、安心感すら覚える顔を見せた。
「その心配なら無用よぉ。もう貴族サマはだぁれも助けてくれないものぉ♪」
「どういう意味ですか、ローズマリー本部長?」
クリスが問うと、ローズマリーは酒瓶を一飲みで空にして答えた。
「今さっき、私の友達から連絡があったのよ。帝都技術士協会を飼っていた貴族に、あの犯罪者を擁するリスクを説明してあげたら、あっさり手放しちゃったって。悪事が露呈した協会もじきに解散、内部洗浄の後に再構成されるわねぇ」
このローズマリーという女性は、どうやらただ者ではないようだ。クリスも薄々感づいてはいたが、彼女の人脈や人格は、ギルド本部長を継ぐに足ると確信した。
帝都に友人がいるというのは、さほどおかしな話ではない。だが、まさか貴族に物言いができるほどの人材を隠し持っていたとは、クリスは思いもよらなかった。
「貴族を説得って……どんな人なんですか、その友達ってのは?」
「あらぁ? そういうパイプを持ってる人、クリスちゃんは知ってるはずよぉ?」
「……?」
今度こそクリスは、首を傾げるしかなかった。
そんな彼のリアクションが、ローズマリーには楽しくて仕方ないようだった。
「まあ、いつか疑問に答えてあげるわ。いつか、ね」
「そ、そうですか……」
ローズマリーという女性が隠し持つ謎がどうにも気になったが、これ以上詮索してはいけないともクリスは思った。謎が女を美しくするというならば、彼女を飾っている化粧を剥がしてはいけない。
仮に聞こうとしても、二人の会話は、想定外のところで遮られてしまっただろう。
「お、おい、オロックリン! レヴィンズの様子がおかしいぞ!?」
なんとカムナとリゼットが乱闘を繰り広げるテーブルとは別のところで、フレイヤが真っ青な顔で口を抑えて、ぷるぷると震えているのだ。
フレイヤは帰路についている途中から様子がおかしく、本部に戻ってきてすぐに、奥のベンチで寝かせていた。その時点でもうグロッキー状態であった彼女の飲酒のキャパシティは、既に限界を迎えていたようだ。
「わわわ、フレイヤ! ここで吐いたらダメだよ、吐くなら外で、ね!」
クリスの声を聞いてくれたフレイヤは、涙目で大きく頷いた。
「す、すまない……ちょっと、夜風に、当たってくる……」
そして、周囲の探索者達の手を借りながら、よろよろと外に出て行った。
ほんの数秒後、外からは濁流に近い音が聞こえてきた。何が流れているのか、どこから流れているのか、クリスは考えたくもなかった。
「クリスちゃん、フレイヤちゃんに飲ませるのは、ほどほどにねぇ」
「……善処します」
げんなりした顔で、クリスはあてにならない返事をした。
フレイヤは後でどうにかするとして、ひとまずカムナとリゼットを両成敗しないといけない彼は、ため息をついてから『焔』を握り、席を立った。
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