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新本部長と帝都技術士協会
侮辱
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「全身が武器の人間など、一度も見たことがありません! 彼女のような女性をホープ・タウンに留めてはいけません、すぐに帝都に赴き、その技術を世の為に活用すべきなのです!」
ただ、ラッツの視点はやはり普通のスカウトマンというより、技術士寄りだった。クリス同様に技術に目を付けたのは確かだが、その言い分からして、おそらく彼のように一人の人間としては扱わないだろう。
仮にそう扱うとしても、クリスが仲間を簡単に明け渡すわけがない。
「活用、だって? カムナを実験材料にでもするつもりか?」
「安心してください、整備は私が行います! 実験材料なんてとんでもない、私の同伴者として帝都に来れば、その地位も保証されます!」
「だとしても、俺の仲間は……」
「そんなの、行くわけないでしょ!」
いつになく強い言葉で拒否を示そうとしたクリスだが、カムナが割って入った。
「あたしの専属技術士はクリスだけよ、クリスのそばを離れるなんて絶対にありえないんだから! それに……」
カムナが自分の言葉の多くを代弁してくれて、クリスはほっとした。
ダンジョンでの最初の出会い以来、カムナにとって、クリスはなくてはならない存在だった。彼がいない生活など考えられないし、それは逆もしかりだと信じて疑わなかった。
その一方で、ラッツ達はどうにも理解できなかった。クリスは彼らからすればただの技術士で、リストアップもされていないような素人だ。
だからこそ、彼の問いはさも当然のように口から飛び出した。
「どうして、彼に執着するのです? ただの凡人、素人技術士にすぎないでしょうに」
だが、ラッツの一言は、間違いなくカムナの尻尾を踏みつけた。
いや、彼女だけではない。クリス・オーダーの面々やローズマリー、彼に世話になった受付嬢やほかの探索者までもが、静かな怒りを内包した目で協会の面々を見つめた。
「……今、なんて言ったの? クリスが凡人の技術士ですって?」
カムナはラッツをぎろりと睨んだが、彼はまるで悪びれなかった。
「どうして苛立っているのかは分かりませんが、私の言葉に間違いはないはずですよ。この技術士チェックリストに載っていないということは、彼に技術士としての実績はありませんし、探索者ランクも低いということですからね」
彼の発言と理屈は、大まか間違ってはいない。
ほとんどの資産のある技術士は、ホープ・タウンでは自分の店を建てる。わざわざ探索者と一緒にダンジョンに赴くのは、友人同士でパーティーを組んでいるか、ダンジョンに関心を持っているかのどちらかで、そうでなければ自ら探索をしたがる者は少ない。
なぜなら、ダンジョンでの探索は、どれほどランクが低くても死の危険と隣り合わせだからだ。魔獣に襲われるか、自然の脅威に呑まれるか。いずれでなくとも、広く入り組んだダンジョンであれば、迷った末に枯死すらありえる。
「言うまでもないですが、いつ死ぬかも分からない、店も持たずに探索するしかない技術士に比べて、帝都で貴族の庇護のもと生活できるというのは、比べ物にならない幸せですよ。生活水準だけでなく、生涯で稼げる金額にも差がつきます」
こちらも、ややラッツの高慢さが見え隠れしているが、間違いもない。帝都での生活はそれそのものがステータスであり、ホープ・タウンにいるような浮浪者同然の探索者はいないし、右も左も裕福そうな家庭で溢れているというのが、街での共通認識だ。
ましてや貴族の庇護が付くのなら、たいていの探索者は自分の仕事を捨てて、喜んでラッツの靴を舐めるだろう。彼らがそうしないのは、ついていった技術士がどうなったかを知っているからだけで、理由を知らないならついて行かないはずがない。
「何より、自分で言うのもなんですが、私は技術士として帝都で大きな店も構える――一流、というべき人間です。さて、どちらに将来があるか、考えなくても分かりますね?」
最後に自身の自慢を交えて、ラッツは鼻で笑いながら軽く胸を張った。彼の経験則上、事情を知らない技術士で、ここまで話を聞いて首を縦に振らなかった者はいなかった。
女性に対する乱暴な誘いも、きっとこれまでこんな調子で話していて、それらが運よく成功していたからだろう。だからカムナに対しても、自分が持つ権力や地位、名誉を振りかざしてやればついてくると思い込んでいたのだろう。
もっとも、帝都の技術士の常識など、ホープ・タウンでは通用しない。
「……あー、イライラしてて、話なんてちっとも聞いてなかったわ」
少しの沈黙を置いて、カムナが口を開いた。
明らかに苛立っていて、頭をぼりぼりと掻きながら答えるさまは、クリスから見れば非常に危険だった。我を忘れたカムナが攻撃を仕掛ける直前のしぐさを、すべてコンプリートしていたからだ。
ともすれば自分が介入し、ラッツを叩きのめす前に解体しなければならないとすら思っていたクリスだったが、カムナは手を出さなかった。
「はっきり言ってやるけど、ここを離れる気なんてちっともないわよ。少なくとも、あんた達みたいな、クリスの足元にも及ばない雑魚のとこに行くなんて死んでもごめんだわ」
代わりに、静かに自分の主が誰であるかを宣言した。さっきも言った通り、自分とクリスの繋がりは絶対であり、金や権威などでは揺るがないのだと言い切ったのだ。
「話は聞かせてもらったが、随分と人を見下した物言いだな! 彼の実力を甘く見ると、怪我をすることになるぞっ!」
「役職や生まれ、血筋だけでものを見る。真の力を見抜けない、お間抜けさんですわね」
気が付くと、リゼットやフレイヤもクリスに加勢している。彼女達としても、カムナはよい仲間だし、何よりクリスが侮辱されるのはどうにも耐えられなかった。
それだけでなく、ローズマリーを含むギルド本部の面々と、残っている探索者パーティーも、クリスの後ろについた。これが、技術士協会がどれほどの権力を持っていても、カムナを渡さないという意思表示であるのは明白だ。
ただ、その程度の反抗でラッツ達が納得するのなら、エクスペディション・ギルドは苦労していない。彼女達が難儀していたのは、技術士協会がどんな手段を使っても欲しいものを手に入れる、諦めが悪くて強欲な集団だからだ。
「……分かりました。では、今日のところは諦めるとしましょう」
ラッツは思いのほかすんなりと一同に背を向け、すたすたと集会所を去っていった。
あれだけカムナを欲しがっていた男が、仲間を連れていなくなったところで、誰も信用していない。ギルドの面々は、ラッツが去った後の入口を睨んでいた。
「油断しちゃダメよ、クリスちゃん。あいつらは、表立って行動しないから」
「は、はい……」
狐につままれた顔のまま、クリスは小さく頷いた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「……では、いつも通りお願いしますよ、ボーマン」
「はい、いつも通り……ギルドの技術士を攫った時のように、ですね」
「ええ。あの武器をおびき出し、回収するのです」
頷いたボーマンが残りの技術士達を引き連れていくのを背中で感じながら、ラッツは一人歩く。
彼は目当てのものをやはり諦めておらず、しかも真っ当な手段を使う気もなかった。
(私はこれまで、欲しいものは全て手に入れてきました。地位も、金も、女も)
帝都の技術開拓だとか、裕福な暮らしだとかを提案してきたラッツだが、彼の中には我欲しかない。ありとあらゆるものが、自分を引き立てる便利な道具でしかない。
(――どれも、私という完璧な武器を装飾する素材にすぎません)
そしてそれは、カムナも例外ではない。
愛情はある。好奇心もある。ただし、その全てが己の飾りとして、という前提付きだ。
「貴女も同じです、カムナさん。研究材料として、美しい女として、私を飾り立てる立派な装飾品になってもらいますよ」
ほくそ笑むラッツの顔は、善良からほど遠かった。
ただ、ラッツの視点はやはり普通のスカウトマンというより、技術士寄りだった。クリス同様に技術に目を付けたのは確かだが、その言い分からして、おそらく彼のように一人の人間としては扱わないだろう。
仮にそう扱うとしても、クリスが仲間を簡単に明け渡すわけがない。
「活用、だって? カムナを実験材料にでもするつもりか?」
「安心してください、整備は私が行います! 実験材料なんてとんでもない、私の同伴者として帝都に来れば、その地位も保証されます!」
「だとしても、俺の仲間は……」
「そんなの、行くわけないでしょ!」
いつになく強い言葉で拒否を示そうとしたクリスだが、カムナが割って入った。
「あたしの専属技術士はクリスだけよ、クリスのそばを離れるなんて絶対にありえないんだから! それに……」
カムナが自分の言葉の多くを代弁してくれて、クリスはほっとした。
ダンジョンでの最初の出会い以来、カムナにとって、クリスはなくてはならない存在だった。彼がいない生活など考えられないし、それは逆もしかりだと信じて疑わなかった。
その一方で、ラッツ達はどうにも理解できなかった。クリスは彼らからすればただの技術士で、リストアップもされていないような素人だ。
だからこそ、彼の問いはさも当然のように口から飛び出した。
「どうして、彼に執着するのです? ただの凡人、素人技術士にすぎないでしょうに」
だが、ラッツの一言は、間違いなくカムナの尻尾を踏みつけた。
いや、彼女だけではない。クリス・オーダーの面々やローズマリー、彼に世話になった受付嬢やほかの探索者までもが、静かな怒りを内包した目で協会の面々を見つめた。
「……今、なんて言ったの? クリスが凡人の技術士ですって?」
カムナはラッツをぎろりと睨んだが、彼はまるで悪びれなかった。
「どうして苛立っているのかは分かりませんが、私の言葉に間違いはないはずですよ。この技術士チェックリストに載っていないということは、彼に技術士としての実績はありませんし、探索者ランクも低いということですからね」
彼の発言と理屈は、大まか間違ってはいない。
ほとんどの資産のある技術士は、ホープ・タウンでは自分の店を建てる。わざわざ探索者と一緒にダンジョンに赴くのは、友人同士でパーティーを組んでいるか、ダンジョンに関心を持っているかのどちらかで、そうでなければ自ら探索をしたがる者は少ない。
なぜなら、ダンジョンでの探索は、どれほどランクが低くても死の危険と隣り合わせだからだ。魔獣に襲われるか、自然の脅威に呑まれるか。いずれでなくとも、広く入り組んだダンジョンであれば、迷った末に枯死すらありえる。
「言うまでもないですが、いつ死ぬかも分からない、店も持たずに探索するしかない技術士に比べて、帝都で貴族の庇護のもと生活できるというのは、比べ物にならない幸せですよ。生活水準だけでなく、生涯で稼げる金額にも差がつきます」
こちらも、ややラッツの高慢さが見え隠れしているが、間違いもない。帝都での生活はそれそのものがステータスであり、ホープ・タウンにいるような浮浪者同然の探索者はいないし、右も左も裕福そうな家庭で溢れているというのが、街での共通認識だ。
ましてや貴族の庇護が付くのなら、たいていの探索者は自分の仕事を捨てて、喜んでラッツの靴を舐めるだろう。彼らがそうしないのは、ついていった技術士がどうなったかを知っているからだけで、理由を知らないならついて行かないはずがない。
「何より、自分で言うのもなんですが、私は技術士として帝都で大きな店も構える――一流、というべき人間です。さて、どちらに将来があるか、考えなくても分かりますね?」
最後に自身の自慢を交えて、ラッツは鼻で笑いながら軽く胸を張った。彼の経験則上、事情を知らない技術士で、ここまで話を聞いて首を縦に振らなかった者はいなかった。
女性に対する乱暴な誘いも、きっとこれまでこんな調子で話していて、それらが運よく成功していたからだろう。だからカムナに対しても、自分が持つ権力や地位、名誉を振りかざしてやればついてくると思い込んでいたのだろう。
もっとも、帝都の技術士の常識など、ホープ・タウンでは通用しない。
「……あー、イライラしてて、話なんてちっとも聞いてなかったわ」
少しの沈黙を置いて、カムナが口を開いた。
明らかに苛立っていて、頭をぼりぼりと掻きながら答えるさまは、クリスから見れば非常に危険だった。我を忘れたカムナが攻撃を仕掛ける直前のしぐさを、すべてコンプリートしていたからだ。
ともすれば自分が介入し、ラッツを叩きのめす前に解体しなければならないとすら思っていたクリスだったが、カムナは手を出さなかった。
「はっきり言ってやるけど、ここを離れる気なんてちっともないわよ。少なくとも、あんた達みたいな、クリスの足元にも及ばない雑魚のとこに行くなんて死んでもごめんだわ」
代わりに、静かに自分の主が誰であるかを宣言した。さっきも言った通り、自分とクリスの繋がりは絶対であり、金や権威などでは揺るがないのだと言い切ったのだ。
「話は聞かせてもらったが、随分と人を見下した物言いだな! 彼の実力を甘く見ると、怪我をすることになるぞっ!」
「役職や生まれ、血筋だけでものを見る。真の力を見抜けない、お間抜けさんですわね」
気が付くと、リゼットやフレイヤもクリスに加勢している。彼女達としても、カムナはよい仲間だし、何よりクリスが侮辱されるのはどうにも耐えられなかった。
それだけでなく、ローズマリーを含むギルド本部の面々と、残っている探索者パーティーも、クリスの後ろについた。これが、技術士協会がどれほどの権力を持っていても、カムナを渡さないという意思表示であるのは明白だ。
ただ、その程度の反抗でラッツ達が納得するのなら、エクスペディション・ギルドは苦労していない。彼女達が難儀していたのは、技術士協会がどんな手段を使っても欲しいものを手に入れる、諦めが悪くて強欲な集団だからだ。
「……分かりました。では、今日のところは諦めるとしましょう」
ラッツは思いのほかすんなりと一同に背を向け、すたすたと集会所を去っていった。
あれだけカムナを欲しがっていた男が、仲間を連れていなくなったところで、誰も信用していない。ギルドの面々は、ラッツが去った後の入口を睨んでいた。
「油断しちゃダメよ、クリスちゃん。あいつらは、表立って行動しないから」
「は、はい……」
狐につままれた顔のまま、クリスは小さく頷いた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「……では、いつも通りお願いしますよ、ボーマン」
「はい、いつも通り……ギルドの技術士を攫った時のように、ですね」
「ええ。あの武器をおびき出し、回収するのです」
頷いたボーマンが残りの技術士達を引き連れていくのを背中で感じながら、ラッツは一人歩く。
彼は目当てのものをやはり諦めておらず、しかも真っ当な手段を使う気もなかった。
(私はこれまで、欲しいものは全て手に入れてきました。地位も、金も、女も)
帝都の技術開拓だとか、裕福な暮らしだとかを提案してきたラッツだが、彼の中には我欲しかない。ありとあらゆるものが、自分を引き立てる便利な道具でしかない。
(――どれも、私という完璧な武器を装飾する素材にすぎません)
そしてそれは、カムナも例外ではない。
愛情はある。好奇心もある。ただし、その全てが己の飾りとして、という前提付きだ。
「貴女も同じです、カムナさん。研究材料として、美しい女として、私を飾り立てる立派な装飾品になってもらいますよ」
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