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新本部長と帝都技術士協会
ひとめぼれ
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一方で、ラッツ達はまるでローズマリーの威圧に動じなかった。彼らは自分達のバックに貴族がいること、ギルドと戦わずとも直接技術士に相談を持ち掛けるだけでいいことを知っており、明らかに優位に立っていると知っていたからだ。
「……貴方がたの意思は関係ありません。我々は、技術士に直接お話をするだけですので」
「だったら、どうしてここに来たのかしらぁ? 妨害される前にくぎを刺しておこうと思ってこっちに来て、威圧し返されてるなら滑稽ねぇ」
「ただの品定めですよ。ですが、もう技術士はここにはあまりいませんし、ましてやリストに載っている人もいません。いるのは、そうですね……近頃探索者になったばかりの新人さん、といったところでしょうか」
ラッツはじろりと、クリスを見た。
彼らはクリスについて、さほど重要視しているようではなかった。
「それって、俺のことですか?」
「安心してください。リストにも載っていない素人、新人を連れていくほど、我々も暇ではありませんよ。もっと実力をつけた後なら、話は別ですが」
どうやら技術士協会にとって、大事なのはリストアップされている有能な技術士だけであるようだ。彼らの中では、クリスはとるに足らない新人技術士なのだ。
彼の真の力を知るローズマリー達からすれば、見る目がないとしか言いようがなかった。
「クリスちゃんが素人の新人、ねぇ……」
「そう思わせておいた方がいいですよ、ローズマリーさん!」
「まあ、それもそうねぇ」
協会の節穴を鼻で笑うローズマリーと受付嬢の態度に、ラッツは明らかに苛立っていた。
「とにかく、我々も暇ではありません。二日ほどでスカウトを終えて帰りますので、本部の皆様は邪魔をしないでくださいね。それでは」
「ちょっと待ちなさいよ、まだ話は――」
踵を返そうとした彼らを本部長が引き留めようとした、その時だった。
「――クリス、戻ってきたわよ! リゼットも一緒にね!」
「カムナ!」
リゼットをわきに抱えたカムナとフレイヤが、ギルドに駆け込んできた。
「何よ、この人だかりは? ほらほら、邪魔だからどきなさいよ!」
「すまないな! 少し通してもらうぞっ!」
技術士協会を、虫を散らすようにして歩いてきた二人は泥や砂汚れが体中についており、どれほどリゼットを捕獲するのに難儀したのかがうかがえる。そもそも物体を透けて通る幽霊をここまで連れてこられたこと自体、並の探索者では真似できないだろう。
そんな二人の手から床に解放されたリゼットは、やけに満足げな顔をしていた。
「おかえり、リゼット。ケガはなかった? 日光でダメージを受けてない?」
「無問題ですわ! クリス様のおかげで、わたくし、もう一度日の下でこんなにはしゃぎ回ることができるようになりましたの! もう感謝感激、足を向けて眠れませんわ!」
「うん、無事に動けるようになって、俺も嬉しいよ」
太陽を克服して大暴れこそしたが、クリスにとっては、武器の持ち主であるリゼットが笑顔でいられるのが何よりも嬉しかった。
あくまでほかの意味合いはなく、技術士として当然感じる思いの一つでしかないのだが、リゼットは想い人に微笑まれたのが嬉しくてすっかり舞い上がってしまった。
「ああ……クリス様、これでクリス様と一緒にラウンドローグ家の屋敷に戻る夢に、また一歩近づきましたわ! 早くお父様とお母様に、クリス様をご紹介したいですわ!」
「何言ってんのよ、このカムナオイカミ様が、そんな横暴を許すわけないでしょ。だいたい、こいつはあたし達が捕まえるまで、街の外に出ていきかねない騒ぎぶりだったのよ」
そんな彼女をぐい、と押しのけ、カムナは不満げな顔をクリスに近づけた。
「ところで、こいつらは誰なの? クリスの知り合い?」
「いや、彼らは……」
協会についてどう説明したものか、と思ったクリスは、一同に目を向けた。
補佐のボーマンやその他の有象無象は、もともと気位が高いところにあるのか、明らかに乱入者に対して侮蔑の目線を集中させていた。彼らですらこの調子なのだから、茫然としてカムナを見つめるラッツは、さぞ怒りを内包させているのだろう。
そう考えていたクリスだが、実のところ、彼の予想は大きく外れていた。
「……美しい……!」
「は?」
ぼそりと呟き、顔を上げたラッツの顔は、凄まじい喜びに満ちていた。
「まさか探索者の街に、こんな美麗な容姿を持つ少女がいたなんて!」
随分と急で、おかしな話ではあるが――ラッツは明らかに、カムナに好意を抱いていた。
どうやら、彼は高慢ちきさに反し、随分と惚れっぽい一面があるようだ。
「ああ、失礼、私は『帝国技術士協会』の会長を務めるラッツと申します! レディーに対して急で申し訳ありませんが、どうですか、よければこれから……」
しかも女性に対して、やや強引な節もあるらしい。
驚く一同をよそにラッツはカムナの手を引こうとしたが、当の本人がそれを許さない。
「おっと、そこまでよ」
カムナが腕部のシリンダーをスライドさせると、ラッツの手が止まった。明らかに相手が人間ではないと直感したのと、その動きを無視して彼女の腕を掴めば、勢いに負けて指がちぎれるのではないかと思ったのだ。
「これは……!?」
「あたしは武器なのよ、ただの人間じゃないわ」
目を見開くラッツの前で、カムナが威嚇同然に鼻を鳴らした。
「武器の体の持ち主、ましてや女の子に、うかつに触ろうとしない方がいいわよ。それに、あたしが美人って言われて嬉しいのは、クリスだけ……」
ところが、それでもラッツの好奇心は衰えなかった。
「……素晴らしい……これほどの技術が、ホープ・タウンにあるとは!」
いや、むしろ彼の好奇心と一方的な愛情は増したと言ってもいいだろう。
ぐいぐいと近づいてくるラッツや、自分の腕を見たとたんに目を輝かせた技術士協会の面々に距離を詰められ、いよいよ気味悪がり始めた。
「ちょ、ちょっと、何よ? なんなのよ?」
そんなカムナの手をとうとう握りしめ、彼は満面の笑みで言った。
「カムナ、と言いましたね! 君のような武器を、いや、美しい女性を見るのは初めてです! 頼む、私と一緒に帝都に行き、技術士協会で君の研究をさせてくれませんか!?」
「……は!?」
半ば求婚にも似た――スカウト同然の発言だった。
「……貴方がたの意思は関係ありません。我々は、技術士に直接お話をするだけですので」
「だったら、どうしてここに来たのかしらぁ? 妨害される前にくぎを刺しておこうと思ってこっちに来て、威圧し返されてるなら滑稽ねぇ」
「ただの品定めですよ。ですが、もう技術士はここにはあまりいませんし、ましてやリストに載っている人もいません。いるのは、そうですね……近頃探索者になったばかりの新人さん、といったところでしょうか」
ラッツはじろりと、クリスを見た。
彼らはクリスについて、さほど重要視しているようではなかった。
「それって、俺のことですか?」
「安心してください。リストにも載っていない素人、新人を連れていくほど、我々も暇ではありませんよ。もっと実力をつけた後なら、話は別ですが」
どうやら技術士協会にとって、大事なのはリストアップされている有能な技術士だけであるようだ。彼らの中では、クリスはとるに足らない新人技術士なのだ。
彼の真の力を知るローズマリー達からすれば、見る目がないとしか言いようがなかった。
「クリスちゃんが素人の新人、ねぇ……」
「そう思わせておいた方がいいですよ、ローズマリーさん!」
「まあ、それもそうねぇ」
協会の節穴を鼻で笑うローズマリーと受付嬢の態度に、ラッツは明らかに苛立っていた。
「とにかく、我々も暇ではありません。二日ほどでスカウトを終えて帰りますので、本部の皆様は邪魔をしないでくださいね。それでは」
「ちょっと待ちなさいよ、まだ話は――」
踵を返そうとした彼らを本部長が引き留めようとした、その時だった。
「――クリス、戻ってきたわよ! リゼットも一緒にね!」
「カムナ!」
リゼットをわきに抱えたカムナとフレイヤが、ギルドに駆け込んできた。
「何よ、この人だかりは? ほらほら、邪魔だからどきなさいよ!」
「すまないな! 少し通してもらうぞっ!」
技術士協会を、虫を散らすようにして歩いてきた二人は泥や砂汚れが体中についており、どれほどリゼットを捕獲するのに難儀したのかがうかがえる。そもそも物体を透けて通る幽霊をここまで連れてこられたこと自体、並の探索者では真似できないだろう。
そんな二人の手から床に解放されたリゼットは、やけに満足げな顔をしていた。
「おかえり、リゼット。ケガはなかった? 日光でダメージを受けてない?」
「無問題ですわ! クリス様のおかげで、わたくし、もう一度日の下でこんなにはしゃぎ回ることができるようになりましたの! もう感謝感激、足を向けて眠れませんわ!」
「うん、無事に動けるようになって、俺も嬉しいよ」
太陽を克服して大暴れこそしたが、クリスにとっては、武器の持ち主であるリゼットが笑顔でいられるのが何よりも嬉しかった。
あくまでほかの意味合いはなく、技術士として当然感じる思いの一つでしかないのだが、リゼットは想い人に微笑まれたのが嬉しくてすっかり舞い上がってしまった。
「ああ……クリス様、これでクリス様と一緒にラウンドローグ家の屋敷に戻る夢に、また一歩近づきましたわ! 早くお父様とお母様に、クリス様をご紹介したいですわ!」
「何言ってんのよ、このカムナオイカミ様が、そんな横暴を許すわけないでしょ。だいたい、こいつはあたし達が捕まえるまで、街の外に出ていきかねない騒ぎぶりだったのよ」
そんな彼女をぐい、と押しのけ、カムナは不満げな顔をクリスに近づけた。
「ところで、こいつらは誰なの? クリスの知り合い?」
「いや、彼らは……」
協会についてどう説明したものか、と思ったクリスは、一同に目を向けた。
補佐のボーマンやその他の有象無象は、もともと気位が高いところにあるのか、明らかに乱入者に対して侮蔑の目線を集中させていた。彼らですらこの調子なのだから、茫然としてカムナを見つめるラッツは、さぞ怒りを内包させているのだろう。
そう考えていたクリスだが、実のところ、彼の予想は大きく外れていた。
「……美しい……!」
「は?」
ぼそりと呟き、顔を上げたラッツの顔は、凄まじい喜びに満ちていた。
「まさか探索者の街に、こんな美麗な容姿を持つ少女がいたなんて!」
随分と急で、おかしな話ではあるが――ラッツは明らかに、カムナに好意を抱いていた。
どうやら、彼は高慢ちきさに反し、随分と惚れっぽい一面があるようだ。
「ああ、失礼、私は『帝国技術士協会』の会長を務めるラッツと申します! レディーに対して急で申し訳ありませんが、どうですか、よければこれから……」
しかも女性に対して、やや強引な節もあるらしい。
驚く一同をよそにラッツはカムナの手を引こうとしたが、当の本人がそれを許さない。
「おっと、そこまでよ」
カムナが腕部のシリンダーをスライドさせると、ラッツの手が止まった。明らかに相手が人間ではないと直感したのと、その動きを無視して彼女の腕を掴めば、勢いに負けて指がちぎれるのではないかと思ったのだ。
「これは……!?」
「あたしは武器なのよ、ただの人間じゃないわ」
目を見開くラッツの前で、カムナが威嚇同然に鼻を鳴らした。
「武器の体の持ち主、ましてや女の子に、うかつに触ろうとしない方がいいわよ。それに、あたしが美人って言われて嬉しいのは、クリスだけ……」
ところが、それでもラッツの好奇心は衰えなかった。
「……素晴らしい……これほどの技術が、ホープ・タウンにあるとは!」
いや、むしろ彼の好奇心と一方的な愛情は増したと言ってもいいだろう。
ぐいぐいと近づいてくるラッツや、自分の腕を見たとたんに目を輝かせた技術士協会の面々に距離を詰められ、いよいよ気味悪がり始めた。
「ちょ、ちょっと、何よ? なんなのよ?」
そんなカムナの手をとうとう握りしめ、彼は満面の笑みで言った。
「カムナ、と言いましたね! 君のような武器を、いや、美しい女性を見るのは初めてです! 頼む、私と一緒に帝都に行き、技術士協会で君の研究をさせてくれませんか!?」
「……は!?」
半ば求婚にも似た――スカウト同然の発言だった。
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