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第4章
4-8 レッサードラゴンには勝ったけど
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ヒロシとサブローが撃った自動追尾ミサイルはレッサードラゴンの腹に当って大爆発を起こした。
「サブロー、レッサー・ドラゴンをやっつけたな」
「ヒロシさん、2発とも命中しました」
ヒロシにしては珍しくとサブローとハイタッチをしたのだった。
「ミサエさん、私感激しました」
「ダリナ、私もよ」
ミサエさんとダリナは感激で抱き合っていた。
「やったー、ドラゴンが爆発したぞ」
「神の奇跡じゃ、サジタリアスの矢がレッサードラゴンに当たったのだ」
「聖女様と獣耳姫様、錬金術師様の大勝利じゃ」
「「「「「「うぉ~~~~」」」」」」
ギルドは一瞬、歓喜の声が上がったが近隣の村々で負傷者が多数出てポーションの緊急配給要請が来ていたのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
塹壕の中でミサエさんが持っていたタブレットが金色に光り輝いてプリアーポス様、ボナデア様、レート様の三柱の神様が3Dフォログラムで現れた。
「ヒロシ、ミサエ、ダリナ、サブロー、此度のレッサー・ドラゴンの討伐は大義であった」
「今は喜んではおれぬのじゃ、近隣の村人たちがレッサー・ドラゴンのブレスで大怪我をしているからじゃ」
「直ぐにキャンピングカーを出して中級ポーションを600本作り100本をギルドに届けるのじゃ」
「薬草は用意してあるのでラファエルの収納から出してもらうのじゃ」
「「「「はっ、仰せのとおり」」」」
4人はキャンピングカーに移動してポーション作りの準備を始めた。
「ミサエさん、ダリナ、俺たちも手伝うね」
「ヒロシさん、サブロー、急いでポーションの小瓶を600本作って」
「それとポーションを入れる木箱もお願いね」
「サブロー、ポーションの小瓶は300本だ」
「はい」
「ヒロシさん、薬師の大鍋を追加で4つ用意して」
「ミサエさん、薬師の大鍋は具現化で4口作ったよ」
「ダリナは大鍋に魔力水を満たして」
「はい」
ダリナは魔力を強めに放ったので3つの大鍋が薄っすら光った。ミサエさんは空中に水球を3つ浮かべて薬草の汚れを洗っていた。
「準備が出来たら、アロイ、ラベンダー、ユペリコ草を大鍋に入れて『サンクチュアリ』よ」
「はい」
「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」
大鍋3口は一瞬光って直ぐに元の黒色に戻った。
ミサエさんも大鍋に魔力水を直ぐに満たし、3口の大鍋は薄っすら光った。
「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」
3口の大鍋は一瞬光って直ぐに元の黒色に戻った。
「鑑定」
「大丈夫ね、全て中級ポーションだわ」
「ミサエさん、ダリナ、お疲れさま」
「ヒロシさん、ゴーレムの核をミスリル鋼で作り変えましょう」
「サブロー、ゴーレム召喚」
「はい」
「サモンゴーレム、イワン、アラン」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
「ダリナ、美少女ゴーレム召喚よ」
「はい」
「サモンゴーレム、エレナ、ベッキー」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
ヒロシはミスリル鉱石を精製してゴーレムの核を4つ作った。
「ヒロシさん、『チェンジコア・ゴーレムの名前』です」
「チェンジコア・イワン」
「チェンジコア・アラン」
「チェンジコア・エレナ」
「チェンジコア・ベッキー」
「次は『コネクト・ゴーレムの名前』です」
「コネクト・イワン」
「コネクト・アラン」
「コネクト・エレナ」
「コネクト・ベッキー」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、4体のゴーレムはラファエルが同期を取っているので同じ動きをするようになった。
「サブローさん、大きめのスポイドを4本作って下さい」
サブローは大きめのスポイドを作ってそれぞれゴーレムに持たせた。
「イワン、アラン、ポーションの小瓶に移し替えてくれ」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
「エレナ、ベッキー、ポーションの小瓶に移し替えて」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
600本の中級ポーションは直ぐに出来たのでサブローが木箱を作って詰めようとしたが、ラファエルからの提案で木箱1箱100本だけを冒険者ギルドに持っていくことにした。残りのポーションは全てヒロシとミサエさんが収納にしまったのだった。
「ミサエさん、ダリナ、サブロー、キャンピングカーで移動だ」
「「「はい」」」
ヒロシとミサエさん、ダリナとサブローは冒険者ギルドの扉を開けた。そこにはレッサー・ドラゴンのブレスで火傷をした村人およそ100人が寝かされていた。他に軽症の冒険者と村人が400人ほど集まっていた。
「神様のお告げで中級ポーションを100本作ってきました」
「重症者の方から受け取ってください」
「俺が先だ」「俺に寄こせ」
「俺の方が重症だ」
冒険者と村人は我先にポーションを奪おうとしてサブローは軽症の冒険者と村人にもみくちゃにされて100本のポーションは全て軽症の冒険者と村人に取り上げられてしまった。
(ミサエさん、ダリナさん、これでは埒があかないのでエリアヒールを発動しましょう)
(ここにいる人達は全て軽症者ばかりです)
「ダリナ、いくわよ」
「「エリアヒール」」
冒険者ギルド全体が金色に光って軽症者の火傷は全て治ってしまった。
「痛みが消えたぞ」「傷口がふさがったぞ」
「獣耳姫様の奇跡だ」「聖女様の奇跡だ」
「火傷が治った方は受付に名前を報告して下さい」
「サブローさんから奪ったポーションは全てギルドで管理しますので必ず返品して下さい」
「黙って持ち帰った場合は騎士団に通報され逮捕されます」
受付カウンターは村人たちでごった返していて収まりがつかなかった。
(ミサエさん、この部屋に寝ていた負傷者は全て治っています)
(残念ながら100本のポーションは30本が治療に使われ、50本はギルドに返還されましたが、残り20歩本ほどは冒険者と村人にネコババされてしまいました)
「ヒロシさん、ここから出ましょうよ」
「そうだね」
「ラファエル、重症者はどこにいるの?」
「ここから15キロ先のゼニト村です」
「村人2000人が重度の火傷を負っています」
(ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、手を絶対に離さないで下さい)
ミサエさんとダリナはホーリーライトを使って体を金色に光らせた。ヒロシとサブローも金色に光り輝き、4人で空中に浮かんだ。そしてそのままゼニト村に高速移動したのだった。
「ヒロシさん、ポーションを飲ませるのを手伝って」
「ダリナもポーションを飲ませるのよ」
「はい」
「サブローも手伝って」
「はい」
「ミサエさん、村人の意識が戻ってきました」
「ミサエさん、僕の方も意識が戻ってきました」
「そのようね」
「ダリナ、エクトラヒールよ」
「はい」
「ヒロシさんとサブローも手伝って」
「はい」
「「「「エクトラヒール」」」」
「あっ、腕が生えてきた」
「足が生えてきた」
「あっ、目が見える」
「顔の火傷が治ったわ」
「全員が助かったぞ」
「獣耳姫様の奇跡だ」「聖女様の奇跡だ」
「神の御使い様じゃ」
村人たちはレッサードラゴンの火傷が完治したので大騒ぎだった。
(ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、2000人の村人は全員回復しています)
(死者はいませんので安心して下さい)
ミサエさんとダリナは再びホーリーライトを使って体を金色に光らせた。ヒロシとサブローも金色に光り輝き空中に浮かんだ。そしてそのままキャンピングカーに移動したのだった。
(話終わり)
「サブロー、レッサー・ドラゴンをやっつけたな」
「ヒロシさん、2発とも命中しました」
ヒロシにしては珍しくとサブローとハイタッチをしたのだった。
「ミサエさん、私感激しました」
「ダリナ、私もよ」
ミサエさんとダリナは感激で抱き合っていた。
「やったー、ドラゴンが爆発したぞ」
「神の奇跡じゃ、サジタリアスの矢がレッサードラゴンに当たったのだ」
「聖女様と獣耳姫様、錬金術師様の大勝利じゃ」
「「「「「「うぉ~~~~」」」」」」
ギルドは一瞬、歓喜の声が上がったが近隣の村々で負傷者が多数出てポーションの緊急配給要請が来ていたのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
塹壕の中でミサエさんが持っていたタブレットが金色に光り輝いてプリアーポス様、ボナデア様、レート様の三柱の神様が3Dフォログラムで現れた。
「ヒロシ、ミサエ、ダリナ、サブロー、此度のレッサー・ドラゴンの討伐は大義であった」
「今は喜んではおれぬのじゃ、近隣の村人たちがレッサー・ドラゴンのブレスで大怪我をしているからじゃ」
「直ぐにキャンピングカーを出して中級ポーションを600本作り100本をギルドに届けるのじゃ」
「薬草は用意してあるのでラファエルの収納から出してもらうのじゃ」
「「「「はっ、仰せのとおり」」」」
4人はキャンピングカーに移動してポーション作りの準備を始めた。
「ミサエさん、ダリナ、俺たちも手伝うね」
「ヒロシさん、サブロー、急いでポーションの小瓶を600本作って」
「それとポーションを入れる木箱もお願いね」
「サブロー、ポーションの小瓶は300本だ」
「はい」
「ヒロシさん、薬師の大鍋を追加で4つ用意して」
「ミサエさん、薬師の大鍋は具現化で4口作ったよ」
「ダリナは大鍋に魔力水を満たして」
「はい」
ダリナは魔力を強めに放ったので3つの大鍋が薄っすら光った。ミサエさんは空中に水球を3つ浮かべて薬草の汚れを洗っていた。
「準備が出来たら、アロイ、ラベンダー、ユペリコ草を大鍋に入れて『サンクチュアリ』よ」
「はい」
「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」
大鍋3口は一瞬光って直ぐに元の黒色に戻った。
ミサエさんも大鍋に魔力水を直ぐに満たし、3口の大鍋は薄っすら光った。
「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」「サンクチュアリ」
3口の大鍋は一瞬光って直ぐに元の黒色に戻った。
「鑑定」
「大丈夫ね、全て中級ポーションだわ」
「ミサエさん、ダリナ、お疲れさま」
「ヒロシさん、ゴーレムの核をミスリル鋼で作り変えましょう」
「サブロー、ゴーレム召喚」
「はい」
「サモンゴーレム、イワン、アラン」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
「ダリナ、美少女ゴーレム召喚よ」
「はい」
「サモンゴーレム、エレナ、ベッキー」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
ヒロシはミスリル鉱石を精製してゴーレムの核を4つ作った。
「ヒロシさん、『チェンジコア・ゴーレムの名前』です」
「チェンジコア・イワン」
「チェンジコア・アラン」
「チェンジコア・エレナ」
「チェンジコア・ベッキー」
「次は『コネクト・ゴーレムの名前』です」
「コネクト・イワン」
「コネクト・アラン」
「コネクト・エレナ」
「コネクト・ベッキー」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、4体のゴーレムはラファエルが同期を取っているので同じ動きをするようになった。
「サブローさん、大きめのスポイドを4本作って下さい」
サブローは大きめのスポイドを作ってそれぞれゴーレムに持たせた。
「イワン、アラン、ポーションの小瓶に移し替えてくれ」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
「エレナ、ベッキー、ポーションの小瓶に移し替えて」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
600本の中級ポーションは直ぐに出来たのでサブローが木箱を作って詰めようとしたが、ラファエルからの提案で木箱1箱100本だけを冒険者ギルドに持っていくことにした。残りのポーションは全てヒロシとミサエさんが収納にしまったのだった。
「ミサエさん、ダリナ、サブロー、キャンピングカーで移動だ」
「「「はい」」」
ヒロシとミサエさん、ダリナとサブローは冒険者ギルドの扉を開けた。そこにはレッサー・ドラゴンのブレスで火傷をした村人およそ100人が寝かされていた。他に軽症の冒険者と村人が400人ほど集まっていた。
「神様のお告げで中級ポーションを100本作ってきました」
「重症者の方から受け取ってください」
「俺が先だ」「俺に寄こせ」
「俺の方が重症だ」
冒険者と村人は我先にポーションを奪おうとしてサブローは軽症の冒険者と村人にもみくちゃにされて100本のポーションは全て軽症の冒険者と村人に取り上げられてしまった。
(ミサエさん、ダリナさん、これでは埒があかないのでエリアヒールを発動しましょう)
(ここにいる人達は全て軽症者ばかりです)
「ダリナ、いくわよ」
「「エリアヒール」」
冒険者ギルド全体が金色に光って軽症者の火傷は全て治ってしまった。
「痛みが消えたぞ」「傷口がふさがったぞ」
「獣耳姫様の奇跡だ」「聖女様の奇跡だ」
「火傷が治った方は受付に名前を報告して下さい」
「サブローさんから奪ったポーションは全てギルドで管理しますので必ず返品して下さい」
「黙って持ち帰った場合は騎士団に通報され逮捕されます」
受付カウンターは村人たちでごった返していて収まりがつかなかった。
(ミサエさん、この部屋に寝ていた負傷者は全て治っています)
(残念ながら100本のポーションは30本が治療に使われ、50本はギルドに返還されましたが、残り20歩本ほどは冒険者と村人にネコババされてしまいました)
「ヒロシさん、ここから出ましょうよ」
「そうだね」
「ラファエル、重症者はどこにいるの?」
「ここから15キロ先のゼニト村です」
「村人2000人が重度の火傷を負っています」
(ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、手を絶対に離さないで下さい)
ミサエさんとダリナはホーリーライトを使って体を金色に光らせた。ヒロシとサブローも金色に光り輝き、4人で空中に浮かんだ。そしてそのままゼニト村に高速移動したのだった。
「ヒロシさん、ポーションを飲ませるのを手伝って」
「ダリナもポーションを飲ませるのよ」
「はい」
「サブローも手伝って」
「はい」
「ミサエさん、村人の意識が戻ってきました」
「ミサエさん、僕の方も意識が戻ってきました」
「そのようね」
「ダリナ、エクトラヒールよ」
「はい」
「ヒロシさんとサブローも手伝って」
「はい」
「「「「エクトラヒール」」」」
「あっ、腕が生えてきた」
「足が生えてきた」
「あっ、目が見える」
「顔の火傷が治ったわ」
「全員が助かったぞ」
「獣耳姫様の奇跡だ」「聖女様の奇跡だ」
「神の御使い様じゃ」
村人たちはレッサードラゴンの火傷が完治したので大騒ぎだった。
(ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、2000人の村人は全員回復しています)
(死者はいませんので安心して下さい)
ミサエさんとダリナは再びホーリーライトを使って体を金色に光らせた。ヒロシとサブローも金色に光り輝き空中に浮かんだ。そしてそのままキャンピングカーに移動したのだった。
(話終わり)
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