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第3章
3-8 ココニク魔導具工房の手伝い1
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峠のログハウスに戻ってきたヒロシとミサエさん、ダリナとサブローの4人は作戦会議の真っ最中だった。
「ヒロシさん、何で盗賊に襲われたのでしょうか?」
「そうだね、何処かで盗賊の子分が俺たちの金の受け渡しを見ていたからと思うよ」
「ミサエさん、普段から防御魔法を常時発動する魔道具は有るのですか?」
「そうねぇ」
ミサエさんはしばらく考えていた……
「ラファエル、普段から防御魔法を常時発動する魔道具は作れるの?」
「はい、ミサエさん、魔道具の具現化は直ぐに可能です」
画面にはペンダント型の魔道具とチョーカーが映っていた。
「ヒロシさん、私とダリナはペンダント型の魔道具がいいわ」
「ミサエさん、もう一度オカロダ町の魔道具店に行ってみようよ」
「そうね、エレーナさんなら相談してもいいと思うわ」
「じゃあ、明日はオカロダ町の魔道具店に行ってみようよ」
「「「は~い」」」
翌朝、ヒロシとミサエさん、ダリナとサブローの4人は転移門でオカロダ町の魔道具店に来ていた。
カラン、コロン、
「おや、ヒロシさんとミサエさんだね、いらっしゃい」
「そちらの獣人族の二人はお弟子さんかい?」
「サブローです」
「ダリナです」
「エレーナさん、女性用の宝石が付いたペンダントのアクセサリーは置いていませんか?」
「ああ、置いてあるよ」
「それと、男性用のアクセサリーも見せて下さい」
「男性用はこれだね」
(ミサエさん、マグワート、ハターニャ、アロイ、ユペリコ草、ラベンダーをそれぞれ1束づつ買って下さい)
「エレーナさん、マグワート、ハターニャ、アロイ、ユペリコ草、ラベンダーをそれぞれ1束づつ頂くわ」
「ありがとうよ」
「ミサエさん、貴女下級ポーションと中級ポーションを作れるのかい?」
「はい、そのつもりです」
「貴女ほどの魔力量なら直ぐに作れるだろうね」
「それと、このペンダント2つとチョーカー2つも頂くわ」
「ありがとうよ、薬草は全部で金貨2枚、ペンダント2つで金貨10枚、チョーカー2つで金貨4枚」
「全部で金貨16枚だね」
ミサエさんは金貨16枚をエレーナさんに支払った。
「ヒロシさん、あんた、この宝石に魔法付与をするつもりかい?」
「はい、そのつもりで買いに来たのです」
ヒロシはオカロダ町で悪党3人を捕まえ、獣人族のサブローとダリナが仲間になったことをエレーナさんに詳しく話した。そして、昨日もキント市で10人の悪党を捕まえた事をエレーナさんに話した。
「そうかい、あんた達は悪党から自分たちの身を守るためにこのペンダントに魔法付与をするんだね」
「そうです」
「アダム、奥に引っ込んでいないでこの子達の魔道具を作るとこを見ておくれよ」
「ヒロシさん、見せてやっておくれ」
(ヒロシさん、絶対防御は『エンチャント・ディフェンス』、念話は『エンチャント・ワイヤレス』です)
(毒の無効化は『エンチャント・ピュアフィケーション』です)
「エンチャント・ディフェンス」
「エンチャント・ワイヤレス」
「エンチャント・ピュアフィケーション」
ヒロシが魔法付与の呪文を唱えると、ペンダント2つとチョーカー2つは金色に光って直ぐに光が消えた。そしてアクセサリーの裏側に小さな魔法陣が刻まれていた。
「鑑定」
エレーナさんは鑑定をつかった。
◇ ◇ ◇ ◇
大魔導師が魔法付与したアクセサリー
通信魔法は交信範囲1キロメートル
絶対防御はAランクの魔物まで対応できる
あらゆる毒物を無効化する
悪意を持った人間が近付くと弾かれて気を失う
◇ ◇ ◇ ◇
「アダム、ヒロシさんは凄い魔導師だよ」
「エレーナ、本当か?」
「アダム、通信魔法は交信範囲が1キロも通話可能だよ」
「それだけでも、ロキシア製の10倍の価値だな」
「絶対防御はAランクの魔物に襲われても大丈夫よ」
「それと、あらゆる毒を無効化するわ」
「エレーナ、そんな国宝級の魔道具は何処にも売っていないぞ」
「そうよ、魔力も少量なので誰でも使えるわ」
「ヒロシさん、悪いがこのバスターソードに絶対防御を付与してくれないか?」
「アダムさん、いいですよ」
(ヒロシさん、絶対防御と切れ味効果の付与です)
「エンチャント・ディフェンス」
「エンチャント・シャープネス」
バスターソードは金色に光って直ぐに光が消えた。
「鑑定」
エレーナさんは『鑑定』をつかった。
◇ ◇ ◇ ◇
バスターソード +レジェンド
※大魔導師が二重に付与した魔剣
防御防御魔法が付与された
絶対防御はAランクの魔物まで守られる
切れ味が落ちない
Sランクの魔物を切ることが出来る
◇ ◇ ◇ ◇
「アダム、ヒロシさんのエンチャントは本物よ」
「弟子が作ったチーソ刀が神話級の魔剣になっているわ」
「じゃあ、弟子が作ったチーソ刀が親方を超えたのか?」
「そうよ、ダンジョンでは無敵の刀よ」
「1本、金貨200枚くらいか?」
「アダム、その10倍、いいえ15倍、金貨3000枚以上の価値は有ると思うわ」
「1本、金貨20枚のチーソ刀がそんな値段になるのか?」
アダムさんはエレーナさんからヒロシがエンチャントしたチーソ刀が凄いことを詳しく説明を受けた。
「ヒロシさん、ミサエさん、サブローとダリナさん、悪いが店の商品全てに魔法付与してくれないか?」
「俺はこの店をもっと大きくして見返したいんだ、どうか手伝ってくれないか」
アダムさんとエレーナさんはヒロシたちの前で頭を下げた。
「アダムさん、エレーナさん、頭を上げて下さい」
「今から4人で手伝いますので、売れる商品を開発しましょう」
アダムさんとエレーナさんは店の入口を『臨時休業』の表示に変えて店を閉めた。ヒロシたち4人はアダムさんとエレーナさん夫妻の魔道具店で協議を始めた。
アダムさんとエレーナさんの二人はロキシア国の魔法学園の卒業生でアダムさんは魔導師でも鍛冶学を専門に学んできたそうだ。二人は結婚後にイポニアに移住し店を持ったそうだ。
「アダムさん、ケトマスにはよく仕入れに行かれるのですか?」
「そうだね、月に2回位は必ず仕入れに行くよ」
「それと、ナニサカにも年に何度か仕入れに行くね」
「そうなんですか」
アダムさんの話では、今から20年前にモスコからナトホカまでロスコス鉄道が開通し、ガレオン船によるナトホカとイポニアの定期航路が結ばれてから物資が大量に運ばれるようになったとの事だった。アダムさんとエレーナさんも3年前にガレオン船でイポニアに渡ってきて、ケトマスの魔道具店で修行してから1年前にここで店を始めたと言っていた。
「じゃあ、アダムさんはドラゴンバスターをケトマスの魔道具店に卸してみえるのですか」
「そうなんだが、ドラゴンバスター、チーソ刀は他所では人気が無いのだよ」
「何で人気が無いのですか?」
「刃物が大きいのである程度魔力量が高い冒険者でないと重くてまともに扱えないのさ」
「つまり、癖が有るという事ですね」
「そうだよ」
ヒロシは冒険者講習の事を思い出していた。
「恥ずかしい話だが、エレーナは魔力量が少なかったのでポーションを多く作ると魔力切れを起こしていたんだ」
「そうだったのですか」
「ミサエさん、私がヒロシさんからもらった魔導ブースターを使うのはどうですか?」
「エレーナさん、しばらくこのアクセサリーをかけてみて下さい」
ミサエさんは魔導ブースターの予備をエレーナさんに渡した。
「ミサエさん、これは魔力量を上げる魔道具かい?」
「はい、魔力量を嵩上げする魔導ブースターです」
「アダム、これならモスコの同級生に負けないわ」
「エレーナ、そんなに魔力量が多いのか?」
「ええ、今の私の魔力量は10000よ」
「エレーナ、モスコの上級薬師の2倍の魔力量になったのか?」
「そうよ、これなら誰よりも多くポーションが作れるようになるわ」
エレーナさんは魔法薬学を修め、中級薬師の資格は持っているが、魔力量が少なかったので治療師の仕事は諦め、鑑定の特技を活かして仕事をしてきたと教えてくれた。
(話終わり)
「ヒロシさん、何で盗賊に襲われたのでしょうか?」
「そうだね、何処かで盗賊の子分が俺たちの金の受け渡しを見ていたからと思うよ」
「ミサエさん、普段から防御魔法を常時発動する魔道具は有るのですか?」
「そうねぇ」
ミサエさんはしばらく考えていた……
「ラファエル、普段から防御魔法を常時発動する魔道具は作れるの?」
「はい、ミサエさん、魔道具の具現化は直ぐに可能です」
画面にはペンダント型の魔道具とチョーカーが映っていた。
「ヒロシさん、私とダリナはペンダント型の魔道具がいいわ」
「ミサエさん、もう一度オカロダ町の魔道具店に行ってみようよ」
「そうね、エレーナさんなら相談してもいいと思うわ」
「じゃあ、明日はオカロダ町の魔道具店に行ってみようよ」
「「「は~い」」」
翌朝、ヒロシとミサエさん、ダリナとサブローの4人は転移門でオカロダ町の魔道具店に来ていた。
カラン、コロン、
「おや、ヒロシさんとミサエさんだね、いらっしゃい」
「そちらの獣人族の二人はお弟子さんかい?」
「サブローです」
「ダリナです」
「エレーナさん、女性用の宝石が付いたペンダントのアクセサリーは置いていませんか?」
「ああ、置いてあるよ」
「それと、男性用のアクセサリーも見せて下さい」
「男性用はこれだね」
(ミサエさん、マグワート、ハターニャ、アロイ、ユペリコ草、ラベンダーをそれぞれ1束づつ買って下さい)
「エレーナさん、マグワート、ハターニャ、アロイ、ユペリコ草、ラベンダーをそれぞれ1束づつ頂くわ」
「ありがとうよ」
「ミサエさん、貴女下級ポーションと中級ポーションを作れるのかい?」
「はい、そのつもりです」
「貴女ほどの魔力量なら直ぐに作れるだろうね」
「それと、このペンダント2つとチョーカー2つも頂くわ」
「ありがとうよ、薬草は全部で金貨2枚、ペンダント2つで金貨10枚、チョーカー2つで金貨4枚」
「全部で金貨16枚だね」
ミサエさんは金貨16枚をエレーナさんに支払った。
「ヒロシさん、あんた、この宝石に魔法付与をするつもりかい?」
「はい、そのつもりで買いに来たのです」
ヒロシはオカロダ町で悪党3人を捕まえ、獣人族のサブローとダリナが仲間になったことをエレーナさんに詳しく話した。そして、昨日もキント市で10人の悪党を捕まえた事をエレーナさんに話した。
「そうかい、あんた達は悪党から自分たちの身を守るためにこのペンダントに魔法付与をするんだね」
「そうです」
「アダム、奥に引っ込んでいないでこの子達の魔道具を作るとこを見ておくれよ」
「ヒロシさん、見せてやっておくれ」
(ヒロシさん、絶対防御は『エンチャント・ディフェンス』、念話は『エンチャント・ワイヤレス』です)
(毒の無効化は『エンチャント・ピュアフィケーション』です)
「エンチャント・ディフェンス」
「エンチャント・ワイヤレス」
「エンチャント・ピュアフィケーション」
ヒロシが魔法付与の呪文を唱えると、ペンダント2つとチョーカー2つは金色に光って直ぐに光が消えた。そしてアクセサリーの裏側に小さな魔法陣が刻まれていた。
「鑑定」
エレーナさんは鑑定をつかった。
◇ ◇ ◇ ◇
大魔導師が魔法付与したアクセサリー
通信魔法は交信範囲1キロメートル
絶対防御はAランクの魔物まで対応できる
あらゆる毒物を無効化する
悪意を持った人間が近付くと弾かれて気を失う
◇ ◇ ◇ ◇
「アダム、ヒロシさんは凄い魔導師だよ」
「エレーナ、本当か?」
「アダム、通信魔法は交信範囲が1キロも通話可能だよ」
「それだけでも、ロキシア製の10倍の価値だな」
「絶対防御はAランクの魔物に襲われても大丈夫よ」
「それと、あらゆる毒を無効化するわ」
「エレーナ、そんな国宝級の魔道具は何処にも売っていないぞ」
「そうよ、魔力も少量なので誰でも使えるわ」
「ヒロシさん、悪いがこのバスターソードに絶対防御を付与してくれないか?」
「アダムさん、いいですよ」
(ヒロシさん、絶対防御と切れ味効果の付与です)
「エンチャント・ディフェンス」
「エンチャント・シャープネス」
バスターソードは金色に光って直ぐに光が消えた。
「鑑定」
エレーナさんは『鑑定』をつかった。
◇ ◇ ◇ ◇
バスターソード +レジェンド
※大魔導師が二重に付与した魔剣
防御防御魔法が付与された
絶対防御はAランクの魔物まで守られる
切れ味が落ちない
Sランクの魔物を切ることが出来る
◇ ◇ ◇ ◇
「アダム、ヒロシさんのエンチャントは本物よ」
「弟子が作ったチーソ刀が神話級の魔剣になっているわ」
「じゃあ、弟子が作ったチーソ刀が親方を超えたのか?」
「そうよ、ダンジョンでは無敵の刀よ」
「1本、金貨200枚くらいか?」
「アダム、その10倍、いいえ15倍、金貨3000枚以上の価値は有ると思うわ」
「1本、金貨20枚のチーソ刀がそんな値段になるのか?」
アダムさんはエレーナさんからヒロシがエンチャントしたチーソ刀が凄いことを詳しく説明を受けた。
「ヒロシさん、ミサエさん、サブローとダリナさん、悪いが店の商品全てに魔法付与してくれないか?」
「俺はこの店をもっと大きくして見返したいんだ、どうか手伝ってくれないか」
アダムさんとエレーナさんはヒロシたちの前で頭を下げた。
「アダムさん、エレーナさん、頭を上げて下さい」
「今から4人で手伝いますので、売れる商品を開発しましょう」
アダムさんとエレーナさんは店の入口を『臨時休業』の表示に変えて店を閉めた。ヒロシたち4人はアダムさんとエレーナさん夫妻の魔道具店で協議を始めた。
アダムさんとエレーナさんの二人はロキシア国の魔法学園の卒業生でアダムさんは魔導師でも鍛冶学を専門に学んできたそうだ。二人は結婚後にイポニアに移住し店を持ったそうだ。
「アダムさん、ケトマスにはよく仕入れに行かれるのですか?」
「そうだね、月に2回位は必ず仕入れに行くよ」
「それと、ナニサカにも年に何度か仕入れに行くね」
「そうなんですか」
アダムさんの話では、今から20年前にモスコからナトホカまでロスコス鉄道が開通し、ガレオン船によるナトホカとイポニアの定期航路が結ばれてから物資が大量に運ばれるようになったとの事だった。アダムさんとエレーナさんも3年前にガレオン船でイポニアに渡ってきて、ケトマスの魔道具店で修行してから1年前にここで店を始めたと言っていた。
「じゃあ、アダムさんはドラゴンバスターをケトマスの魔道具店に卸してみえるのですか」
「そうなんだが、ドラゴンバスター、チーソ刀は他所では人気が無いのだよ」
「何で人気が無いのですか?」
「刃物が大きいのである程度魔力量が高い冒険者でないと重くてまともに扱えないのさ」
「つまり、癖が有るという事ですね」
「そうだよ」
ヒロシは冒険者講習の事を思い出していた。
「恥ずかしい話だが、エレーナは魔力量が少なかったのでポーションを多く作ると魔力切れを起こしていたんだ」
「そうだったのですか」
「ミサエさん、私がヒロシさんからもらった魔導ブースターを使うのはどうですか?」
「エレーナさん、しばらくこのアクセサリーをかけてみて下さい」
ミサエさんは魔導ブースターの予備をエレーナさんに渡した。
「ミサエさん、これは魔力量を上げる魔道具かい?」
「はい、魔力量を嵩上げする魔導ブースターです」
「アダム、これならモスコの同級生に負けないわ」
「エレーナ、そんなに魔力量が多いのか?」
「ええ、今の私の魔力量は10000よ」
「エレーナ、モスコの上級薬師の2倍の魔力量になったのか?」
「そうよ、これなら誰よりも多くポーションが作れるようになるわ」
エレーナさんは魔法薬学を修め、中級薬師の資格は持っているが、魔力量が少なかったので治療師の仕事は諦め、鑑定の特技を活かして仕事をしてきたと教えてくれた。
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