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第2章
2-10 タブレットの更新
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ノドグロ峠で順調に魔物を倒したヒロシたち4人はようやくノッてきたところで戦闘を中止されてしまった……
「ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、今日、明日の予定はこれで終わりにしましょう」
「直ぐに転移門を出してソタイン村の魔女の家に帰るのです」
「賢者、どうしてなの?」
「私自身の更新が滞っており更新を先に行ってからでないとキャンピングカーの改造が出来ないのです」
賢者の説明によると、キャンピングカーはレベル45で飛行が可能になり、レベル75で更に高速飛行が可能になって海外へ行けるそうだ。タブレットの更新もキャンピングカーの改造に合わせて2回更新が行われるとの事だった。
「皆さんも急激なレベルアップで再び気分が悪くなると思いますので先にマンドゴラポーションを飲んでから今日と明日は静養されることを提案します」
「賢者、分かったよ」
「じゃぁ、魔女の家に帰ろうか」
「「「はい」」」
ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン……
ソタイン村の家に帰ると同時にレベルの上がる音が頭の中で鳴り続いていた。
「ダリナ、サブロー、早くポーションを飲みなさい」
「「は~い」」
「ヒロシさん、私たちもポーションを飲みましょう」
「そうだね」
「サブロー、ベッドで続きをしてもいい?」
「ダリナさん、いいですよ」
二人は手をつないで足早に階段を上がっていった。
「賢者、次の予定を聞かせてくれ」
「ミサエさん、賢者の反応が無いよ」
「ヒロシさん、画面に『更新中』と出ているわ」
「本当だね」
「ミサエさん、サブローたちのタブレットも『更新中』になっているよ」
「ミサエさん、俺たちもすることが無くなってしまったね」
「ヒロシさん、ダリナとサブローに書き置きを残しておいて、今からオカロダ町に行ってみない」
「ミサエさん、魔力酔いは大丈夫なの?」
「私はポーションを飲んだから全く平気よ」
「ゴブリンを倒した時は気持ち悪かったけど、今回は何とも無いわ」
「ヒロシさんも魔力酔いは大丈夫なの?」
「俺もポーションを飲んだから大丈夫だよ」
「ミサエさん、ひょっとして俺たちの魔力量が大幅に増えたから魔力酔いを起こしにくい体になったのかなぁ?」
「そうかも知れないね」
ミサエさんは具現化でメモ用紙を作ってダリナとサブローに書き置きを残した。
「ミサエさん、何時から具現化が使えるようになったの?」
「この前ダリナを助けた時からだったと思うわ」
「ふ~ん、そうなんだ」
二人は魔物を倒してレベルアップでスキルが増えても普段から余り気にしていなかったのだった。
▽ ▽ ▽
ダリナとサブローへ
わたしたちはオカロダまちにいってきます
なにかあれば、ねんわでれんらくしてください
ヒロシ ミサエ
△ △ △
「ヒロシさん、テーブルの上にダリナとサブローに書き置きのメモを置いたからいつでもいいわよ」
「ミサエさん、行こうか」
「ええ」
ヒロシは収納から転移門を取り出した。転移門のドアを開けると直ぐにアチヤ川の堤防に移動していた。
◇ ◇ ◇ ◇
その頃、サブローとダリナは自分たちの部屋でいけないことの続きをしていた。
パン、パン、パン、
「あっ、あっ、あっ、サブロー、もっと強く」
パン、パン、パン、パン、パン、パン、ダリナとサブローはレベルが上ったことで何度も絶頂を迎えていた。
「ダリナさん、行きま~す」
ビュルル、ビュルル、ビュルル、ビュルル、ビュルル、サブローのマグマはダリナの蜜壺へと流れていった。
「サブロー、もう一回しようか?」
「ダリナさん、いいですよ」
「ダリナさん、ヒロシさんとミサエさんは何処かに出かけたみたいですよ」
「サブロー何で分かるの?」
「ヒロシさんとミサエさんの気配が家から消えたのです」
「ふ~ん、サブローは気配探知が上手だね」
「サブローのおチンチン、いい子いい子してあげるね」
んちゅっ♡ チュパチュパチュパ
(話終わり)
「ヒロシさん、ミサエさん、ダリナさん、サブローさん、今日、明日の予定はこれで終わりにしましょう」
「直ぐに転移門を出してソタイン村の魔女の家に帰るのです」
「賢者、どうしてなの?」
「私自身の更新が滞っており更新を先に行ってからでないとキャンピングカーの改造が出来ないのです」
賢者の説明によると、キャンピングカーはレベル45で飛行が可能になり、レベル75で更に高速飛行が可能になって海外へ行けるそうだ。タブレットの更新もキャンピングカーの改造に合わせて2回更新が行われるとの事だった。
「皆さんも急激なレベルアップで再び気分が悪くなると思いますので先にマンドゴラポーションを飲んでから今日と明日は静養されることを提案します」
「賢者、分かったよ」
「じゃぁ、魔女の家に帰ろうか」
「「「はい」」」
ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン……
ソタイン村の家に帰ると同時にレベルの上がる音が頭の中で鳴り続いていた。
「ダリナ、サブロー、早くポーションを飲みなさい」
「「は~い」」
「ヒロシさん、私たちもポーションを飲みましょう」
「そうだね」
「サブロー、ベッドで続きをしてもいい?」
「ダリナさん、いいですよ」
二人は手をつないで足早に階段を上がっていった。
「賢者、次の予定を聞かせてくれ」
「ミサエさん、賢者の反応が無いよ」
「ヒロシさん、画面に『更新中』と出ているわ」
「本当だね」
「ミサエさん、サブローたちのタブレットも『更新中』になっているよ」
「ミサエさん、俺たちもすることが無くなってしまったね」
「ヒロシさん、ダリナとサブローに書き置きを残しておいて、今からオカロダ町に行ってみない」
「ミサエさん、魔力酔いは大丈夫なの?」
「私はポーションを飲んだから全く平気よ」
「ゴブリンを倒した時は気持ち悪かったけど、今回は何とも無いわ」
「ヒロシさんも魔力酔いは大丈夫なの?」
「俺もポーションを飲んだから大丈夫だよ」
「ミサエさん、ひょっとして俺たちの魔力量が大幅に増えたから魔力酔いを起こしにくい体になったのかなぁ?」
「そうかも知れないね」
ミサエさんは具現化でメモ用紙を作ってダリナとサブローに書き置きを残した。
「ミサエさん、何時から具現化が使えるようになったの?」
「この前ダリナを助けた時からだったと思うわ」
「ふ~ん、そうなんだ」
二人は魔物を倒してレベルアップでスキルが増えても普段から余り気にしていなかったのだった。
▽ ▽ ▽
ダリナとサブローへ
わたしたちはオカロダまちにいってきます
なにかあれば、ねんわでれんらくしてください
ヒロシ ミサエ
△ △ △
「ヒロシさん、テーブルの上にダリナとサブローに書き置きのメモを置いたからいつでもいいわよ」
「ミサエさん、行こうか」
「ええ」
ヒロシは収納から転移門を取り出した。転移門のドアを開けると直ぐにアチヤ川の堤防に移動していた。
◇ ◇ ◇ ◇
その頃、サブローとダリナは自分たちの部屋でいけないことの続きをしていた。
パン、パン、パン、
「あっ、あっ、あっ、サブロー、もっと強く」
パン、パン、パン、パン、パン、パン、ダリナとサブローはレベルが上ったことで何度も絶頂を迎えていた。
「ダリナさん、行きま~す」
ビュルル、ビュルル、ビュルル、ビュルル、ビュルル、サブローのマグマはダリナの蜜壺へと流れていった。
「サブロー、もう一回しようか?」
「ダリナさん、いいですよ」
「ダリナさん、ヒロシさんとミサエさんは何処かに出かけたみたいですよ」
「サブロー何で分かるの?」
「ヒロシさんとミサエさんの気配が家から消えたのです」
「ふ~ん、サブローは気配探知が上手だね」
「サブローのおチンチン、いい子いい子してあげるね」
んちゅっ♡ チュパチュパチュパ
(話終わり)
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