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第4章
4-13 ターチ町の冒険者ギルドで絡まれそうになった
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翌朝、アギスコエの宿屋・コチエミンを後にしたマリオたち六人だった。冒険者ギルドに登録に行く前にレベルを確認しておくことにした
「ウリエル、ダハールとトヤーのレベルを開示して」
「了解しました」
「ダハールとトヤーは実力的にはBランクだけど、カードが無いからEランクのスタートになるね」
「そうね」
「リカコ、職業が村人から弓師に変わったから、ダハールにはボウガンを渡そうよ」
「そうね」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ダハール
【種族】人族
【年齢】14
【称号】弓師
【スキル】
火炎魔法、雷魔法
【LV】35
【MP】15000
【名前】トヤー
【種族】人族
【年齢】15
【称号】狩人
【スキル】
火炎魔法、水魔法
【LV】35
【MP】15000
◇ ◇ ◇ ◇
「次にヒカルとミチルのレベルだね、Sランク冒険者として登録してもらおうよ」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ヒカル・ネモト
【種族】人族
【年齢】17
【称号】剣士
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
【名前】ミチル・ヨシカワ
【種族】人族
【年齢】17
【称号】修道女
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
「最後に俺とリカコのレベルを確認しておこう」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】マリオ・ナミキ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】商人
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
【名前】リカコ・ナミキ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】薬師
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
「ダハール、トヤー、今後はこのボウガンを使ってくれ」
「マリオさん、すごいです」
マリオはダハールにボウガンと矢を100本渡した。
「マリオさん、ありがとうございます」
「トヤーはこの剣よ」
リカコは、トヤーに細身のレイピアを渡した
「今の狩猟ナイフよりも一段と魔法が強くなるわ」
「リカコさん、ありがとうございます」
「ダハール、トヤー、そこの岩場で練習をしてみようか」
「「はい」」
ダハールは矢を番えて岩に向けて放った。バシュン、矢の当たる音がして矢は岩に突き刺さった。
「マリオさん、すごいです」
「そうだな」
「トヤー、炎の最大魔法は『エクスプロージョン』よ」
「エクスプロージョン」
ドカーン、巨大な炎が飛び出して、岩が割れた。
「リカコさん、岩が割れるなんてすごいです」
「マリオさん、二人の魔力はどう」
「多分、一般の魔道士の三倍の魔力だと思うよ」
「じゃぁ、特訓は成功ね」
「そうだね」
「ダハール、トヤー、よく聞いて、貴方達の実力はベテラン冒険者以上よ」
「ウラスノカメンスク村で一番強い冒険者になったと思うわ」
「貴方たちはターチの町で冒険者登録をするけど、今後は村に帰って、村人たちを守り教えていくのよ」
「「はい」」
(まもなくターチの町に到着します)
「ヒカル、ミチル、御者を交代だ」
「「はい」」
ターチの町はとても大きな町だった。ロシコス鉄道の駅があるので冒険者たちと商人たちが集まってきていた。
ターチの町の冒険者ギルドは駅のすぐ横にあって、冒険者たちで賑わっていた。マリオは冒険者カード4枚と青く光る石を見せて、ウラスノカメンスク村での調査が完了した事を報告した。受付職員は冒険者カードを見て慌てて奥に走っていった。
六人は裏の倉庫に案内され、マリオとヒカルが飛空石を収納から出した。飛空石は樽で10杯になった。次にグリーンドラゴン1体と大型ワイバーン5体が収納から出てきたので職員は驚いたのだった。
「飛空石10樽、グリーンドラゴン1体、大型ワイバーン5体だな」
「それと、これも新人の討伐記録に加えて下さい、ウラスノカメンスク村でゴブリンの巣が出来ていたのです」
マリオはゴブリンの耳が入った袋を出したのでギルド職員が数えだした。
「追加でゴブリン30体だ」
「はい、間違いありません」
「飛空石10樽5000枚、グリーンドラゴン1体、5000枚、大型ワイバーン5体1000枚、ゴブリン30体9枚 合計で金貨1万1千9枚だ」
金貨の袋は110袋と9枚が渡されたのでマリオが30袋。リカコが30袋、ヒカルとミチルがそれぞれ25袋を収納にしまった。
金貨9枚はダハールとトヤー二人が金貨4枚と銀貨5枚に分けて革袋にしまったのだった。
「それにしてもよくやってくれたよ」
職員は大慌てで通信魔道具を使って、モスコのギルド本部に連絡をしていた。
「それと、四人の冒険者カードを書き換えるので少し待ってくれ」
「「「「「「はい」」」」」」
「それから、ダハールとトヤー二人の冒険者登録をしてください」
「いいだろう、先に受付に行ってくれ」
「では、申込み用紙にお二人のお名前をご記入下さい、分からない箇所は空白で結構です」
「お名前は、ダハール様とトヤー様ですね」
「種族は人族で問題ないし、年齢は14歳と15歳ですね」
「では、この装置に手をかざして下さい、お二人のレベルが記録されます」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ダハール
【種族】人族
【年齢】14
【称号】弓師
【スキル】
火炎魔法、雷魔法
【LV】35
【MP】15000
【名前】トヤー
【種族】人族
【年齢】15
【称号】狩人
【スキル】
火炎魔法、水魔法
【LV】35
【MP】15000
◇ ◇ ◇ ◇
受付のお姉さんは慌てて奥に走っていった。しばらくして、代わりのお姉さんがランクについて詳しく説明をしてくれたが、ダハールとトヤーは本来はEランクの見習い冒険者からのスタートになるが、今回はギルマスの特例でCランクカードが発行されることになった。
「ダハール、トヤー、貴方達、Cランクからのスタートなのよ、一人前の冒険者として認められたよ」
「リカコさん、本当ですか?」
「そうよ」
「ダハール良かったね」
「うん、良かったね」
「マリオ様、リカコ様、こちらが新しいSランクカードです」
「ヒカル様、ミチル様、こちらが新しいSランクカードです」
「おい、あの弱そうな夫婦と弱いカップルが本当にSランク冒険者なのか?」
「おい、ボリース、絡むのは辞めておけよ、カードを剥奪されて牢屋行きだぞ」
「わかってるよ、エゴール、でもどう見ても弱っちい冒険者だぜ」
「それにあの新人の二人も、新人のくせにいきなりCランクからだぜ」
「おい、マラートも絡むのは辞めておけよ、カードを剥奪されて牢屋行きだぞ」
冒険者たちが、マリオたちの待遇に、あちこちで一斉にブーイングが起きだした。
「リカコ、職員のお姉さんに訳を言って、裏口から逃げようよ」
「そうね、ヒカル、ミチル、ダハールとトヤーも帰るわよ」
「ダハールとトヤーはこれから冒険者に喧嘩を売られても絶対に買っては駄目よ、最悪の場合はカードを剥奪されて牢屋行きよ」
「「はい」」
六人はこっそりと、裏口から倉庫に向かっていき、出口に出た。ギルド職員はマリオたちが本当にグリーンドラゴンを倒したので疑うようなら倉庫に見に行くように言ったので、代表者がグリーンドラゴンを見て来たのでブーイングは自然消滅していった。
Sランク冒険者に喧嘩を売る馬鹿は誰もいなかったのだった。
「ダハール、トヤー、お土産を買って帰ろうか」
「「はい」」
ターチの町のアクセサリー店でダハールはモンゴリアの伝統的な髪飾りを買った。トヤーはダハールのためにフローライトのペンダントをお揃いで2つ買った。リカコの鑑定では魔力を良く通す素材だった。
「ダハール、トヤー、いいお土産が買えたね」
「はい、髪飾りは結婚式で使います」
「そうだな」
それぞれにお土産を買った六人はターチの町の外で転移門をマリオが出してきた。
「マリオさん、そのドアは一体何ですか?」
「これは神様からもらった何処にでも行けるドアなんだ」
「へぇ~、便利ですね」
マリオがドアをあけると、ウラスノカメンスク村のトヤーの家の前だった。
「トヤー、一瞬で帰ってきたね」
「そうね、良かったね」
「オトゴンバヤルさん、只今戻りました」
「お母さん、ただいま」
トヤーはアリマさんに抱きついた。
「お義母さん、これを買ってきました」
「あら、ダハール偉いわね」
「私はこれを買ったの」
「あら、素敵な首飾りね」
「オトゴンバヤルさん、これが全部のお金です」
マリオは金貨110袋を収納から全て出した。
「青い石は10樽で金貨5000枚、グリーンドラゴンは5000枚、大型ワイバーン5体で1000枚になりました」
「それと、村の外れにゴブリン30匹の巣があったのでダハールとトヤーが全て倒したので金貨9枚です」
「まぁ、そうだったのね」
「あの子たち、自分でお金を稼げるようになったのね」
「マリオさん、リカコさん、申し出は嬉しいが、村としては金塊をもらったからこれ以上は貰えないよ」
「じゃあ、ダハールとトヤーの取り分を公平に分けて、1組36袋でどうでしょうか?」
マリオとヒカルは36袋ずつ分けた。
「残りの金貨2袋はダハールとトヤーの結婚式の費用としてオトゴンバヤルさんとアリマさんで管理をして下さい」
「マリオさん、わかったよ、トヤーとダハールの結婚式を盛大に祝おう」
(話終わり)
「ウリエル、ダハールとトヤーのレベルを開示して」
「了解しました」
「ダハールとトヤーは実力的にはBランクだけど、カードが無いからEランクのスタートになるね」
「そうね」
「リカコ、職業が村人から弓師に変わったから、ダハールにはボウガンを渡そうよ」
「そうね」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ダハール
【種族】人族
【年齢】14
【称号】弓師
【スキル】
火炎魔法、雷魔法
【LV】35
【MP】15000
【名前】トヤー
【種族】人族
【年齢】15
【称号】狩人
【スキル】
火炎魔法、水魔法
【LV】35
【MP】15000
◇ ◇ ◇ ◇
「次にヒカルとミチルのレベルだね、Sランク冒険者として登録してもらおうよ」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ヒカル・ネモト
【種族】人族
【年齢】17
【称号】剣士
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
【名前】ミチル・ヨシカワ
【種族】人族
【年齢】17
【称号】修道女
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
「最後に俺とリカコのレベルを確認しておこう」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】マリオ・ナミキ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】商人
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
【名前】リカコ・ナミキ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】薬師
【スキル】
秘匿
【LV】75
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
「ダハール、トヤー、今後はこのボウガンを使ってくれ」
「マリオさん、すごいです」
マリオはダハールにボウガンと矢を100本渡した。
「マリオさん、ありがとうございます」
「トヤーはこの剣よ」
リカコは、トヤーに細身のレイピアを渡した
「今の狩猟ナイフよりも一段と魔法が強くなるわ」
「リカコさん、ありがとうございます」
「ダハール、トヤー、そこの岩場で練習をしてみようか」
「「はい」」
ダハールは矢を番えて岩に向けて放った。バシュン、矢の当たる音がして矢は岩に突き刺さった。
「マリオさん、すごいです」
「そうだな」
「トヤー、炎の最大魔法は『エクスプロージョン』よ」
「エクスプロージョン」
ドカーン、巨大な炎が飛び出して、岩が割れた。
「リカコさん、岩が割れるなんてすごいです」
「マリオさん、二人の魔力はどう」
「多分、一般の魔道士の三倍の魔力だと思うよ」
「じゃぁ、特訓は成功ね」
「そうだね」
「ダハール、トヤー、よく聞いて、貴方達の実力はベテラン冒険者以上よ」
「ウラスノカメンスク村で一番強い冒険者になったと思うわ」
「貴方たちはターチの町で冒険者登録をするけど、今後は村に帰って、村人たちを守り教えていくのよ」
「「はい」」
(まもなくターチの町に到着します)
「ヒカル、ミチル、御者を交代だ」
「「はい」」
ターチの町はとても大きな町だった。ロシコス鉄道の駅があるので冒険者たちと商人たちが集まってきていた。
ターチの町の冒険者ギルドは駅のすぐ横にあって、冒険者たちで賑わっていた。マリオは冒険者カード4枚と青く光る石を見せて、ウラスノカメンスク村での調査が完了した事を報告した。受付職員は冒険者カードを見て慌てて奥に走っていった。
六人は裏の倉庫に案内され、マリオとヒカルが飛空石を収納から出した。飛空石は樽で10杯になった。次にグリーンドラゴン1体と大型ワイバーン5体が収納から出てきたので職員は驚いたのだった。
「飛空石10樽、グリーンドラゴン1体、大型ワイバーン5体だな」
「それと、これも新人の討伐記録に加えて下さい、ウラスノカメンスク村でゴブリンの巣が出来ていたのです」
マリオはゴブリンの耳が入った袋を出したのでギルド職員が数えだした。
「追加でゴブリン30体だ」
「はい、間違いありません」
「飛空石10樽5000枚、グリーンドラゴン1体、5000枚、大型ワイバーン5体1000枚、ゴブリン30体9枚 合計で金貨1万1千9枚だ」
金貨の袋は110袋と9枚が渡されたのでマリオが30袋。リカコが30袋、ヒカルとミチルがそれぞれ25袋を収納にしまった。
金貨9枚はダハールとトヤー二人が金貨4枚と銀貨5枚に分けて革袋にしまったのだった。
「それにしてもよくやってくれたよ」
職員は大慌てで通信魔道具を使って、モスコのギルド本部に連絡をしていた。
「それと、四人の冒険者カードを書き換えるので少し待ってくれ」
「「「「「「はい」」」」」」
「それから、ダハールとトヤー二人の冒険者登録をしてください」
「いいだろう、先に受付に行ってくれ」
「では、申込み用紙にお二人のお名前をご記入下さい、分からない箇所は空白で結構です」
「お名前は、ダハール様とトヤー様ですね」
「種族は人族で問題ないし、年齢は14歳と15歳ですね」
「では、この装置に手をかざして下さい、お二人のレベルが記録されます」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】ダハール
【種族】人族
【年齢】14
【称号】弓師
【スキル】
火炎魔法、雷魔法
【LV】35
【MP】15000
【名前】トヤー
【種族】人族
【年齢】15
【称号】狩人
【スキル】
火炎魔法、水魔法
【LV】35
【MP】15000
◇ ◇ ◇ ◇
受付のお姉さんは慌てて奥に走っていった。しばらくして、代わりのお姉さんがランクについて詳しく説明をしてくれたが、ダハールとトヤーは本来はEランクの見習い冒険者からのスタートになるが、今回はギルマスの特例でCランクカードが発行されることになった。
「ダハール、トヤー、貴方達、Cランクからのスタートなのよ、一人前の冒険者として認められたよ」
「リカコさん、本当ですか?」
「そうよ」
「ダハール良かったね」
「うん、良かったね」
「マリオ様、リカコ様、こちらが新しいSランクカードです」
「ヒカル様、ミチル様、こちらが新しいSランクカードです」
「おい、あの弱そうな夫婦と弱いカップルが本当にSランク冒険者なのか?」
「おい、ボリース、絡むのは辞めておけよ、カードを剥奪されて牢屋行きだぞ」
「わかってるよ、エゴール、でもどう見ても弱っちい冒険者だぜ」
「それにあの新人の二人も、新人のくせにいきなりCランクからだぜ」
「おい、マラートも絡むのは辞めておけよ、カードを剥奪されて牢屋行きだぞ」
冒険者たちが、マリオたちの待遇に、あちこちで一斉にブーイングが起きだした。
「リカコ、職員のお姉さんに訳を言って、裏口から逃げようよ」
「そうね、ヒカル、ミチル、ダハールとトヤーも帰るわよ」
「ダハールとトヤーはこれから冒険者に喧嘩を売られても絶対に買っては駄目よ、最悪の場合はカードを剥奪されて牢屋行きよ」
「「はい」」
六人はこっそりと、裏口から倉庫に向かっていき、出口に出た。ギルド職員はマリオたちが本当にグリーンドラゴンを倒したので疑うようなら倉庫に見に行くように言ったので、代表者がグリーンドラゴンを見て来たのでブーイングは自然消滅していった。
Sランク冒険者に喧嘩を売る馬鹿は誰もいなかったのだった。
「ダハール、トヤー、お土産を買って帰ろうか」
「「はい」」
ターチの町のアクセサリー店でダハールはモンゴリアの伝統的な髪飾りを買った。トヤーはダハールのためにフローライトのペンダントをお揃いで2つ買った。リカコの鑑定では魔力を良く通す素材だった。
「ダハール、トヤー、いいお土産が買えたね」
「はい、髪飾りは結婚式で使います」
「そうだな」
それぞれにお土産を買った六人はターチの町の外で転移門をマリオが出してきた。
「マリオさん、そのドアは一体何ですか?」
「これは神様からもらった何処にでも行けるドアなんだ」
「へぇ~、便利ですね」
マリオがドアをあけると、ウラスノカメンスク村のトヤーの家の前だった。
「トヤー、一瞬で帰ってきたね」
「そうね、良かったね」
「オトゴンバヤルさん、只今戻りました」
「お母さん、ただいま」
トヤーはアリマさんに抱きついた。
「お義母さん、これを買ってきました」
「あら、ダハール偉いわね」
「私はこれを買ったの」
「あら、素敵な首飾りね」
「オトゴンバヤルさん、これが全部のお金です」
マリオは金貨110袋を収納から全て出した。
「青い石は10樽で金貨5000枚、グリーンドラゴンは5000枚、大型ワイバーン5体で1000枚になりました」
「それと、村の外れにゴブリン30匹の巣があったのでダハールとトヤーが全て倒したので金貨9枚です」
「まぁ、そうだったのね」
「あの子たち、自分でお金を稼げるようになったのね」
「マリオさん、リカコさん、申し出は嬉しいが、村としては金塊をもらったからこれ以上は貰えないよ」
「じゃあ、ダハールとトヤーの取り分を公平に分けて、1組36袋でどうでしょうか?」
マリオとヒカルは36袋ずつ分けた。
「残りの金貨2袋はダハールとトヤーの結婚式の費用としてオトゴンバヤルさんとアリマさんで管理をして下さい」
「マリオさん、わかったよ、トヤーとダハールの結婚式を盛大に祝おう」
(話終わり)
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