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第3章
3-12 ゼムンスキー村の遺跡
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「ウリエル、準備が出来たのでゼムンスキー村に出発!!」
「了解しました」
ナホトカの洋品店と魔道具店で買い物を終えたマリオとリカコ、ヒカルとミチルの四人は食品を買ってから転移門でログハウスに戻ってきた。
マリオが収納からキャンピングカーを出したので皆んなで乗り込んだ。
「じゃぁ、用意はいいね」
「「「は~い」」」
マリオが青い起動ボタンを押すと、キャンピングカーは静かに上昇を開始して規定の高度まで上昇後、水平飛行に移行した。
「マリオさん、キャンピングカーはオートパイロットなのですか?」
「そうだよ」
「最初の内は地上走行しか出来ないけど、レベルが45に上がると新たに飛行機能が追加されるよ」
「それと、レベルが75に上がると飛行機能がバージョンアップして飛行速度が上がるんだよ」
「へぇ~、キャンピングカーが進化するって凄い発想ですね」
「それにともなって、タブレットも常に進化するから魔鉱石が大量に要るんだった」
「ウリエル~、忘れていたよ」
「マリオさん、其の辺の事は全て織り込み済みです」
「ですから、魔道具店でゴーレムの核石を先に買ってもらったのです」
「マリオさん、今日はレベルをどれくらい上げるのですか?」
「多分、今日の目標は強い武器の作成が先でとレベル45以上だと思うよ」
「皆さん、ゼムンスキー村に到着しました。着陸します」
キャンピングカーの高度が下がって森と草原の堺に静かに着陸をした。キャンピングカーが着陸した地点は古代遺跡の近くだった。
「ヒカルさん、マリオさんが持っている短剣型魔道銃を具現化で作りましょう」
「マリオさん、ヒカルさんに見せてあげてください」
「ヒカル、俺たちの得物はこれだよ」
「へぇ~、かっこいい剣ですね」
「マリオさんが考えたのですか?」
「そうだよ」
「魔石が組み込んであるから、スイッチを押すと雷魔法が出る仕組みなんだ」
「グリップのダイヤルで雷魔法は5段階に調整出来るよ」
ヒカルは短剣型魔道銃を具現化で直ぐに作った。リカコとミチルは両手杖を使って支援魔法の訓練を行っていた。
「マリオさん、ヒカルさん、ゴーレムを召喚しましょう」
「召喚魔法は『サモン・ゴーレム』です」
「「サモン・ゴーレム」」
土が盛り上がってゴーレムが出てきた。
「ヒカルさん、マリオさんが買ったゴーレムの核石を具現化で複製してください」
「ウリエル、出来たよ」
「マリオさん、ヒカルさん、ゴーレムに核石を埋め込みましょう」
「ゴーレムの起動方法は『ルラキ・ギ・ボータ』です、なお一度ゴーレムが起動すれば次回からは起動呪文は不要です」
「「ルラキ・ギ・ボータ」」
ガゴーン、ガコーン、ガゴーン、ガコーン、二体のゴーレムは拳と拳を合わせてマリオとヒカルからの命令待ちで待機していた。
「ヒカル、土のロボットって、凄くないか?」
「マリオさん、ロボットではなくゴーレムですよ」
「あっ、そうなんだ、すまんすまん」
警告!!、警告!!危険回避、シールドマックス
「ウリエル、どうした」
「皆さん、ゴーレムの影に隠れて攻撃準備をして下さい」
「魔物が飛び出してきます」
ギャーオ、グヮーオ、森の奥から現れたのは虎の魔物だった
「イワオ、イサム、俺たちを守ってくれ」
ゴーレムの名前はマリオが勝手に付けたが正式登録された。
「イワオ、イサム、虎の魔物に攻撃」
ガゴーン、ガゴーン、ガゴーン、ガゴーン、ビューン、グワーン、バリーン、虎の魔物はゴーレムを飛び越えてシールドに当たったので障壁が壊れた。
「ヒカル、怖がらずに魔導銃で虎を打とう」
「はい」
ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、 ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、
「ヒカル、短剣型魔道銃ではイマイチ効果が薄いな」
「マリオさん、素直にショットガンです」
「了解」
ズダーン、ズダーン、グヮーオ、ドサッ、マリオは収納に虎の魔物をしまった。
「ウリエル、いきなり出てきた虎の魔物は何だ?」
「ワータイガーと呼ばれているBランクの魔物です」
「ヒカル、今直ぐショットガンを具現化で作るんだ」
「はい」
「リカコ、まだ魔物の赤い点はあるの?」
「今は光っていないわ」
ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、
「マリオさん、レベルが上がりました」
「ヒカル、お楽しみはこれからだよ」
「マリオさん、偵察ドローンを遺跡に向けて飛ばしましょう」
ウリエルが画面にドローンを表示したのでマリオは具現化で4機作った。
「じゃぁ、飛ばすね」
ドローンは森の方に飛んでいき、魔物を探知しながら飛行を続けた。
「マリオさん、ヒカルさん、ゴーレムの躯体を改造しましょう」
「栗の木の材料は目の前の森から調達できます」
画面には栗の木のゴーレムが映っていたので、マリオとヒカルはそれぞれ栗の木のゴーレムを作った。
「ウリエル、出来たよ」
「では、ゴーレムの核を移し替えましょう、呪文は『コア・チェンジ』です」
「「コア・チェンジ」」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
「イワオ、イサム、無事に起動できて良かったね」
「マリオさん、木のゴーレムでは炎に弱そうですね」
「ヒカル、栗の木は燃えにくいらしいぞ、でもゴーレムには鎧を着せたいな」
「そうですね、材料を手配したいですね」
「マリオさん、そのための古代遺跡なのです、中に入って遺物を収集しましょう」
「ヒカル、イワオとイサム用に持たせる魔導銃を作ろうか」
「マリオさん、こんな銃にしましょう」
ヒカルがノートに描いたのはアニメのロボットが持っているレーザーライフル型の大型魔導銃だった。
「ヒカル、大型の銃にすると大きな魔石が要るな」
「ウリエル、魔石のストックはまだ有るのか?」
「はい、レーザーライフルを作る分は確保できています」
「よし作ろうか、ヒカルの図を元に最適化をしてくれ」
「了解です」
こうして、イワオとイサムに持たせるレーザーライフル型の大型魔導銃は完成した。
「マリオさん、そろそろ夕飯の時間よ」
「そうだな、転移門でログハウスに戻ろうか?」
「マリオさん、ホワイト過ぎますよ」
「今夜は冒険者らしくここでキャンプしましょうよ」
「ヒカル、そんな事を言っていると女性陣はお風呂に入れないから怒り出すぞ」
「冒険はお風呂は無いのが当たり前なのです」
「リカコ、今夜はここでキャンプになったよ」
「ヒカルとミチルのキャンピングカーはどうするの?」
「ウリエル、ヒカルたちのキャンピングカーの画像を出してくれ」
「了解です、具現化で作れます」
「ヒカル、キャンピングカーを具現化で作ろうか」
「ミチル、ヒカルのペニスを触るのよ」
「はい」
「ヒカル、おちんちんを触るね」
「うん、お願い」
ドドーン、太鼓の音が鳴ってヒカルとミチルのキャンピングカーは直ぐに出来上がった。但し、魔石板を入れていないので今夜はベッドの機能だけだった。
幸いに強い魔物の気配はなかったので、この後4人は普通にキャンプをしたのだった。キャンピングカーは常に結界が発動しているので魔物に襲われる心配は無かった。
ヒカルとミチルはマリオとリカコたちから離れると、直ぐにいけないこと(大人から見て不健全な行為)を始めたが、異世界では二人とも大人扱いなので何も問題は無かったのだった。
マリオとリカコもヒカルとミチルが離れたので久しぶりに夫婦生活を堪能したのだった。
(話終わり)
「了解しました」
ナホトカの洋品店と魔道具店で買い物を終えたマリオとリカコ、ヒカルとミチルの四人は食品を買ってから転移門でログハウスに戻ってきた。
マリオが収納からキャンピングカーを出したので皆んなで乗り込んだ。
「じゃぁ、用意はいいね」
「「「は~い」」」
マリオが青い起動ボタンを押すと、キャンピングカーは静かに上昇を開始して規定の高度まで上昇後、水平飛行に移行した。
「マリオさん、キャンピングカーはオートパイロットなのですか?」
「そうだよ」
「最初の内は地上走行しか出来ないけど、レベルが45に上がると新たに飛行機能が追加されるよ」
「それと、レベルが75に上がると飛行機能がバージョンアップして飛行速度が上がるんだよ」
「へぇ~、キャンピングカーが進化するって凄い発想ですね」
「それにともなって、タブレットも常に進化するから魔鉱石が大量に要るんだった」
「ウリエル~、忘れていたよ」
「マリオさん、其の辺の事は全て織り込み済みです」
「ですから、魔道具店でゴーレムの核石を先に買ってもらったのです」
「マリオさん、今日はレベルをどれくらい上げるのですか?」
「多分、今日の目標は強い武器の作成が先でとレベル45以上だと思うよ」
「皆さん、ゼムンスキー村に到着しました。着陸します」
キャンピングカーの高度が下がって森と草原の堺に静かに着陸をした。キャンピングカーが着陸した地点は古代遺跡の近くだった。
「ヒカルさん、マリオさんが持っている短剣型魔道銃を具現化で作りましょう」
「マリオさん、ヒカルさんに見せてあげてください」
「ヒカル、俺たちの得物はこれだよ」
「へぇ~、かっこいい剣ですね」
「マリオさんが考えたのですか?」
「そうだよ」
「魔石が組み込んであるから、スイッチを押すと雷魔法が出る仕組みなんだ」
「グリップのダイヤルで雷魔法は5段階に調整出来るよ」
ヒカルは短剣型魔道銃を具現化で直ぐに作った。リカコとミチルは両手杖を使って支援魔法の訓練を行っていた。
「マリオさん、ヒカルさん、ゴーレムを召喚しましょう」
「召喚魔法は『サモン・ゴーレム』です」
「「サモン・ゴーレム」」
土が盛り上がってゴーレムが出てきた。
「ヒカルさん、マリオさんが買ったゴーレムの核石を具現化で複製してください」
「ウリエル、出来たよ」
「マリオさん、ヒカルさん、ゴーレムに核石を埋め込みましょう」
「ゴーレムの起動方法は『ルラキ・ギ・ボータ』です、なお一度ゴーレムが起動すれば次回からは起動呪文は不要です」
「「ルラキ・ギ・ボータ」」
ガゴーン、ガコーン、ガゴーン、ガコーン、二体のゴーレムは拳と拳を合わせてマリオとヒカルからの命令待ちで待機していた。
「ヒカル、土のロボットって、凄くないか?」
「マリオさん、ロボットではなくゴーレムですよ」
「あっ、そうなんだ、すまんすまん」
警告!!、警告!!危険回避、シールドマックス
「ウリエル、どうした」
「皆さん、ゴーレムの影に隠れて攻撃準備をして下さい」
「魔物が飛び出してきます」
ギャーオ、グヮーオ、森の奥から現れたのは虎の魔物だった
「イワオ、イサム、俺たちを守ってくれ」
ゴーレムの名前はマリオが勝手に付けたが正式登録された。
「イワオ、イサム、虎の魔物に攻撃」
ガゴーン、ガゴーン、ガゴーン、ガゴーン、ビューン、グワーン、バリーン、虎の魔物はゴーレムを飛び越えてシールドに当たったので障壁が壊れた。
「ヒカル、怖がらずに魔導銃で虎を打とう」
「はい」
ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、 ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、ビーーー、ビッ、ビッ、ビッ、
「ヒカル、短剣型魔道銃ではイマイチ効果が薄いな」
「マリオさん、素直にショットガンです」
「了解」
ズダーン、ズダーン、グヮーオ、ドサッ、マリオは収納に虎の魔物をしまった。
「ウリエル、いきなり出てきた虎の魔物は何だ?」
「ワータイガーと呼ばれているBランクの魔物です」
「ヒカル、今直ぐショットガンを具現化で作るんだ」
「はい」
「リカコ、まだ魔物の赤い点はあるの?」
「今は光っていないわ」
ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、
「マリオさん、レベルが上がりました」
「ヒカル、お楽しみはこれからだよ」
「マリオさん、偵察ドローンを遺跡に向けて飛ばしましょう」
ウリエルが画面にドローンを表示したのでマリオは具現化で4機作った。
「じゃぁ、飛ばすね」
ドローンは森の方に飛んでいき、魔物を探知しながら飛行を続けた。
「マリオさん、ヒカルさん、ゴーレムの躯体を改造しましょう」
「栗の木の材料は目の前の森から調達できます」
画面には栗の木のゴーレムが映っていたので、マリオとヒカルはそれぞれ栗の木のゴーレムを作った。
「ウリエル、出来たよ」
「では、ゴーレムの核を移し替えましょう、呪文は『コア・チェンジ』です」
「「コア・チェンジ」」
カコーン、カコーン、カコーン、カコーン、
「イワオ、イサム、無事に起動できて良かったね」
「マリオさん、木のゴーレムでは炎に弱そうですね」
「ヒカル、栗の木は燃えにくいらしいぞ、でもゴーレムには鎧を着せたいな」
「そうですね、材料を手配したいですね」
「マリオさん、そのための古代遺跡なのです、中に入って遺物を収集しましょう」
「ヒカル、イワオとイサム用に持たせる魔導銃を作ろうか」
「マリオさん、こんな銃にしましょう」
ヒカルがノートに描いたのはアニメのロボットが持っているレーザーライフル型の大型魔導銃だった。
「ヒカル、大型の銃にすると大きな魔石が要るな」
「ウリエル、魔石のストックはまだ有るのか?」
「はい、レーザーライフルを作る分は確保できています」
「よし作ろうか、ヒカルの図を元に最適化をしてくれ」
「了解です」
こうして、イワオとイサムに持たせるレーザーライフル型の大型魔導銃は完成した。
「マリオさん、そろそろ夕飯の時間よ」
「そうだな、転移門でログハウスに戻ろうか?」
「マリオさん、ホワイト過ぎますよ」
「今夜は冒険者らしくここでキャンプしましょうよ」
「ヒカル、そんな事を言っていると女性陣はお風呂に入れないから怒り出すぞ」
「冒険はお風呂は無いのが当たり前なのです」
「リカコ、今夜はここでキャンプになったよ」
「ヒカルとミチルのキャンピングカーはどうするの?」
「ウリエル、ヒカルたちのキャンピングカーの画像を出してくれ」
「了解です、具現化で作れます」
「ヒカル、キャンピングカーを具現化で作ろうか」
「ミチル、ヒカルのペニスを触るのよ」
「はい」
「ヒカル、おちんちんを触るね」
「うん、お願い」
ドドーン、太鼓の音が鳴ってヒカルとミチルのキャンピングカーは直ぐに出来上がった。但し、魔石板を入れていないので今夜はベッドの機能だけだった。
幸いに強い魔物の気配はなかったので、この後4人は普通にキャンプをしたのだった。キャンピングカーは常に結界が発動しているので魔物に襲われる心配は無かった。
ヒカルとミチルはマリオとリカコたちから離れると、直ぐにいけないこと(大人から見て不健全な行為)を始めたが、異世界では二人とも大人扱いなので何も問題は無かったのだった。
マリオとリカコもヒカルとミチルが離れたので久しぶりに夫婦生活を堪能したのだった。
(話終わり)
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