552 / 556
552話 成長速度
しおりを挟む
「ああん…
ケイガお兄様ぁ…
そんなに強く動かされたらわたくし…
これ以上はどうか寝所で…」
「うあああああーー!!
い何時の間に俺の右手は何てことをおおおお!?
ち違う此れは俺の意志じゃない!
右手が勝手に…
俺は悪くない!!」
俺は思わず情けなくも弁解の言葉を上げてしまった。
と、とにかく一刻も早く右手をポーラ姫の乳間から離さなくては!
…話はそれからだ!
男の楽園から緊急脱出を計る俺の手。
だがポーラ姫のたおやかな手が包み込んで押しとどめた。
うあああああああ凄い乳圧ううううううう!!??
「ケイガお兄様…
どうかそんなに驚かないでくださいませ」
「えっ…
いやしかしこの状態は…
妹の胸に手を掛けるなんて兄としてこんな愚かなこと…」
「お兄様は決して悪くはありませんわ。
これはわたくしの意志ですの」
「…どういうことなの?」
「わたくし、男の方は女性の胸を触ると元気になると
ミリィお姉さまの書庫で読んだことがありますの!
お兄様がはやく元気になられる様、
微力ではありますが…
わたくしの胸をお兄様の右手にあてがわせて頂いたという訳です」
いやいやいやいやいや!
ポーラ姫、何もかも間違っているうううううう!!
そしてミリィさん何の本を書庫に入れているんですかああ!
それは男のナニが元気になっちゃうだけですからああああ!!
俺は26歳童貞おっぱい星人なんですよ!
そんなことしたら俺が色んな意味でバクハツしてしまいますううううう!!!!
とにかくこのままではいけない。
俺は兄として平静を取り戻さなくてはならない。
その為には!
俺は強引にポーラ姫の乳間から自身の右手を引き抜く!
そしてすかさずバックステップ!
これでポーラ姫と充分な距離を取った。
よし、このまま態勢を立て直す!
兄として!
…そう思った俺の目の前にポーラ姫が現れた。
速いッ!?
一瞬で俺に追いすがったポーラ姫のスピードに俺は目を見張った。
「…ケイガお兄様?
一体何処へいらっしゃるというのです?」
馬鹿な…
確かに今の俺は大きく体力を減らしている。
それでも戦闘力は10分の1の700ぐらいはある筈なのだ。
俺は『見通しの眼鏡』で
ポーラ姫の魔力数値を測定した。
…720!?
確かに彼女の成長速度は目を見張るものがあったが、
もうそんなにも魔力数値を上昇させたというのか!?
最初出会った時の魔力数値200前後とは比べ物にならないほど強くなって
既に中級魔族の平均値を大きく超えている。
こ、これが勇者の血を引くエクスラント王族の素質という事なのか??
俺はポーラ姫の成長スピードに驚愕した。
ケイガお兄様ぁ…
そんなに強く動かされたらわたくし…
これ以上はどうか寝所で…」
「うあああああーー!!
い何時の間に俺の右手は何てことをおおおお!?
ち違う此れは俺の意志じゃない!
右手が勝手に…
俺は悪くない!!」
俺は思わず情けなくも弁解の言葉を上げてしまった。
と、とにかく一刻も早く右手をポーラ姫の乳間から離さなくては!
…話はそれからだ!
男の楽園から緊急脱出を計る俺の手。
だがポーラ姫のたおやかな手が包み込んで押しとどめた。
うあああああああ凄い乳圧ううううううう!!??
「ケイガお兄様…
どうかそんなに驚かないでくださいませ」
「えっ…
いやしかしこの状態は…
妹の胸に手を掛けるなんて兄としてこんな愚かなこと…」
「お兄様は決して悪くはありませんわ。
これはわたくしの意志ですの」
「…どういうことなの?」
「わたくし、男の方は女性の胸を触ると元気になると
ミリィお姉さまの書庫で読んだことがありますの!
お兄様がはやく元気になられる様、
微力ではありますが…
わたくしの胸をお兄様の右手にあてがわせて頂いたという訳です」
いやいやいやいやいや!
ポーラ姫、何もかも間違っているうううううう!!
そしてミリィさん何の本を書庫に入れているんですかああ!
それは男のナニが元気になっちゃうだけですからああああ!!
俺は26歳童貞おっぱい星人なんですよ!
そんなことしたら俺が色んな意味でバクハツしてしまいますううううう!!!!
とにかくこのままではいけない。
俺は兄として平静を取り戻さなくてはならない。
その為には!
俺は強引にポーラ姫の乳間から自身の右手を引き抜く!
そしてすかさずバックステップ!
これでポーラ姫と充分な距離を取った。
よし、このまま態勢を立て直す!
兄として!
…そう思った俺の目の前にポーラ姫が現れた。
速いッ!?
一瞬で俺に追いすがったポーラ姫のスピードに俺は目を見張った。
「…ケイガお兄様?
一体何処へいらっしゃるというのです?」
馬鹿な…
確かに今の俺は大きく体力を減らしている。
それでも戦闘力は10分の1の700ぐらいはある筈なのだ。
俺は『見通しの眼鏡』で
ポーラ姫の魔力数値を測定した。
…720!?
確かに彼女の成長速度は目を見張るものがあったが、
もうそんなにも魔力数値を上昇させたというのか!?
最初出会った時の魔力数値200前後とは比べ物にならないほど強くなって
既に中級魔族の平均値を大きく超えている。
こ、これが勇者の血を引くエクスラント王族の素質という事なのか??
俺はポーラ姫の成長スピードに驚愕した。
0
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

おじさんが異世界転移してしまった。
明かりの元
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか?
モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる