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第181話 人間と魔族の魔力数値
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「続けて、人間の魔力数値について更に述べていくよ。
魔力数値は職業によって魔力数値が大きく変わるね。
正確に言うとある程度の魔力数値が無いと着けない
職業があるというのが正しいかな?
先に言った通り一般的な兵士と騎士が10前後、
宮廷騎士といったエリート騎士で15前後、
一般的な魔術師が20前後、
宮廷魔術師といったエリート魔術師なら30前後かな。
ちなみに姫騎士団は、
団員によって上限にバラ付きがあるけど全員50以上は確実だね。
生まれながらに魔力の高いエルフの場合は
子供の頃から10ぐらいあって、大人だと20以上は確実だね。
戦闘の職業に付いているなら40前後はあるんじゃないか?
ちなみにハーフエルフは魔力に関しては人間よりエルフの特徴が強く出るんだ。
エルフと遜色ない魔力数値を持っているよ。
対して魔族の魔力数値についてだけど、
魔族は魔界に住む生物の総称で、実に様々な種族が居るんだ。
だから魔力数値にも大きくバラつきがある。
ただ確実に言えるのは魔族は総じて人間より魔力が圧倒的に高い。
その高い魔力は、この魔力が基準の世界エゾン・レイギスでは
そっくりそのまま生物の強さとして反映される。
兄君様は直接魔族と戦っているから、
その魔力の高さ即ち生物としての強さを身を持って理解していると思う」
ミリィの言った通りである。
俺はこの異世界に飛ばされてすぐ戦った魔族の騎士ディラム。
あいつはとてつもなく強かった。
勇者である優羽花が居なれば俺は其処で命を失っていたかも知れないのだ。
「ただ魔族は強いけど、その数はそう多くはないんだ。
人間に比べると1000分の1にも満たないと言われている。
これは魔族が寿命が長いということも大きく関係していると思う。
時間の感覚が違うので生殖の間隔もまるで違うのだろう。
また個として強い生物だから子孫を多く増やす必要に駆られないのかも知れないね。
だから人間と魔族は個としての力には魔族の方に軍配が有っても
数としては人間の方に軍配が上がるのさ。
そして数が多いという事は、
集団としての戦略も数が少ない魔族とは比較にならない程、深いということ。
そして地上の人間界と地下の魔界の間には精霊様が張られた結界がある。
強力な魔族は地上に出ることすら出来ない。
だから魔族もそうやすやすと人間界を滅ぼすということは出来ないんだ。
…魔族の長、『大魔王』以外はね」
魔力数値は職業によって魔力数値が大きく変わるね。
正確に言うとある程度の魔力数値が無いと着けない
職業があるというのが正しいかな?
先に言った通り一般的な兵士と騎士が10前後、
宮廷騎士といったエリート騎士で15前後、
一般的な魔術師が20前後、
宮廷魔術師といったエリート魔術師なら30前後かな。
ちなみに姫騎士団は、
団員によって上限にバラ付きがあるけど全員50以上は確実だね。
生まれながらに魔力の高いエルフの場合は
子供の頃から10ぐらいあって、大人だと20以上は確実だね。
戦闘の職業に付いているなら40前後はあるんじゃないか?
ちなみにハーフエルフは魔力に関しては人間よりエルフの特徴が強く出るんだ。
エルフと遜色ない魔力数値を持っているよ。
対して魔族の魔力数値についてだけど、
魔族は魔界に住む生物の総称で、実に様々な種族が居るんだ。
だから魔力数値にも大きくバラつきがある。
ただ確実に言えるのは魔族は総じて人間より魔力が圧倒的に高い。
その高い魔力は、この魔力が基準の世界エゾン・レイギスでは
そっくりそのまま生物の強さとして反映される。
兄君様は直接魔族と戦っているから、
その魔力の高さ即ち生物としての強さを身を持って理解していると思う」
ミリィの言った通りである。
俺はこの異世界に飛ばされてすぐ戦った魔族の騎士ディラム。
あいつはとてつもなく強かった。
勇者である優羽花が居なれば俺は其処で命を失っていたかも知れないのだ。
「ただ魔族は強いけど、その数はそう多くはないんだ。
人間に比べると1000分の1にも満たないと言われている。
これは魔族が寿命が長いということも大きく関係していると思う。
時間の感覚が違うので生殖の間隔もまるで違うのだろう。
また個として強い生物だから子孫を多く増やす必要に駆られないのかも知れないね。
だから人間と魔族は個としての力には魔族の方に軍配が有っても
数としては人間の方に軍配が上がるのさ。
そして数が多いという事は、
集団としての戦略も数が少ない魔族とは比較にならない程、深いということ。
そして地上の人間界と地下の魔界の間には精霊様が張られた結界がある。
強力な魔族は地上に出ることすら出来ない。
だから魔族もそうやすやすと人間界を滅ぼすということは出来ないんだ。
…魔族の長、『大魔王』以外はね」
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