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【ネタバレ注意】本編読了後推奨、解説してます【ざっくりと】
コンセプトなど概ねの流れをちょい解説
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本編ご覧いただき、ありがとうございます。
こんなところにまでお越しいただけるとは……有り難や有り難や。
と言うわけで、ざっくりとですがメモ(プロット)から抜粋。
テーマ
逃走、運命から(宿命からの)回避
一途さ
愛ゆえに諦めないヒーロー
諦める優秀なヒロイン
どちらかと言うと、ヒーローが主人公じゃないかと思われます。
主人公は最後の方は諦めちゃってますからね。流され系ヒロインともいう。
まあ人生三度目だし、二度目の人生で概ね満足しちゃってますからね……。
「好きな人の結婚式見られたし、幸せそうだったし……」
男としての人生も謳歌しちゃってるので(童貞)、周囲にも恵まれて社会的にも大成しましたのでチーンと成仏したはずです。でもまあ現地転生しちゃってますが……。
ちなみに、マドロラがどういった最期なのかは知らないです主人公。
彼の中では誰もが羨む金持ちの実家になって婿さんイケメンで子供できて……という、世間一般的な上級な生活を送る運命の人を見守ることができての状況で終わってます。三度目生まれ変わっても知ろうともしませんというか、そういうふうに誘導されております。
はい。
ヒーローが曲者なんです……。
”結ばれる、人生の終わりまで描く”
が、本編の結末なので、そうなりました。
俗に言う、二人は幸せな結婚(キス)をして終了、ですね。
ヒロイン優秀なのは三度も生き直した結果なんですが、ヒーローは高等教育を受けて生まれ直してるんで、ヒロインのさらに高みを泳いで虎視眈々と着々と狙ってました。はい。ヤンデレになった所以が運命。
運命に会えなかった、それこそがこうなってしまった経緯です。
第三王子の頃は純粋に運命に憧れており、王族ならではの高慢さで好きなように生きてきた(権力でどうにかなるだろう、という不遜さも持ち合わせていた)……そのツケが3回も生まれ直したともいえます。主人公が巻き込まれておりますが……。
ノブレスオブリージュ精神もあるので義務は果たしましたが、運命だけは心残り。
……で本来終わったはずなんですが、運命の君のお墓、という絶望的な、魂を抉る存在を目の当たりにして、この第三王子が生まれ持った優秀さを発揮しないわけがないのでありました……。
主人公のことは生き様を調べ上げております。
そうして、自分は奔放に生きてきた頃も、彼女はひっそりと国の片隅に生きていたことを知り、運命が寂しくひとり死んでいったことを知らず生きてきたことを悔恨し、墓参り日参。
それだけでは終わりません。
その優れた頭脳(王配できるぐらいには教育も施されている)でもって、運命についての古今東西の資料をかき集めています。その時代の貴重な資料が修道院に集まってました。世界中から。それで、優れた研究者もふらふらーと押し寄せて……第三王子はとかく顔が良くて社交が得意でしたし人脈も豊富で、息子が大国の王でもあったため、スポンサーには困らなかった。集まった研究者に協力も依頼し、運命、について調査。第三王子の寿命的に大々的に満足いくところまではいかなかったけれども、可能な範囲で次代の運命のために痕跡を残したわけです。
継承したのがマドロラです。
運命について調べるには、第三王子が残したものを得るしかありません。
マドロラもまた、運命を愛していましたから。
家族を愛していない、わけじゃありませんでしたが、魂に刻まれた後悔、運命を失った絶望が彼女を揺り動かしたのものか、またもや二度目の人生における彼女に悔恨を味わわせ……、砂漠を彷徨い、運命、を研究することになります。
第三者の運命を拒絶する者に出会い、師匠とし、運命に対する深みにハマっていきます。
もともと過去の第三王子の記憶は持ち合わせていなかったんですが、研究した成果か、あるいは彷徨って命の危機に瀕したせいか……第三王子だった頃の記憶を蘇らせてしまい、かなり運命に執着するようになります。
第三王子が残した運命への手引き、すべてを受け取ってさらなる飛躍を遂げるようにロードマップを引きます。まあ、第三王子もそうなんですけどね。
そうして、全てを引き継いで生まれたのがヴィクリス様です。記憶持ち。
二人分の研究成果です。何もかもが手に取るようにしてわかるので、天才扱いされてます。そうなるように振る舞ってもいます。運命についてもさっさと突き止め、いつでもゲットできるように動いております。大国の王配だったので政治闘争もなんのその。ただ、傲慢な悪い面はたまに出ていていざとなれば権力で……と思ってた節があり、そこを主人公に嫌われてしまってたちまちに軌道修正して周りを固めてから揚々と運命ゲット。逃げられないよう、身内の王族もふんだんに活用しまくり(実は情報操作も国の内外でしております)、同盟国すら使って包囲網。まあ実質子孫ですし……。運命と愛し合うという、念願を叶えた一番の幸せ者。ただ、第三王子にはムカついているようです。過去の自分に猛烈に嫉妬。まあ色々あるんでしょう。
こんなところにまでお越しいただけるとは……有り難や有り難や。
と言うわけで、ざっくりとですがメモ(プロット)から抜粋。
テーマ
逃走、運命から(宿命からの)回避
一途さ
愛ゆえに諦めないヒーロー
諦める優秀なヒロイン
どちらかと言うと、ヒーローが主人公じゃないかと思われます。
主人公は最後の方は諦めちゃってますからね。流され系ヒロインともいう。
まあ人生三度目だし、二度目の人生で概ね満足しちゃってますからね……。
「好きな人の結婚式見られたし、幸せそうだったし……」
男としての人生も謳歌しちゃってるので(童貞)、周囲にも恵まれて社会的にも大成しましたのでチーンと成仏したはずです。でもまあ現地転生しちゃってますが……。
ちなみに、マドロラがどういった最期なのかは知らないです主人公。
彼の中では誰もが羨む金持ちの実家になって婿さんイケメンで子供できて……という、世間一般的な上級な生活を送る運命の人を見守ることができての状況で終わってます。三度目生まれ変わっても知ろうともしませんというか、そういうふうに誘導されております。
はい。
ヒーローが曲者なんです……。
”結ばれる、人生の終わりまで描く”
が、本編の結末なので、そうなりました。
俗に言う、二人は幸せな結婚(キス)をして終了、ですね。
ヒロイン優秀なのは三度も生き直した結果なんですが、ヒーローは高等教育を受けて生まれ直してるんで、ヒロインのさらに高みを泳いで虎視眈々と着々と狙ってました。はい。ヤンデレになった所以が運命。
運命に会えなかった、それこそがこうなってしまった経緯です。
第三王子の頃は純粋に運命に憧れており、王族ならではの高慢さで好きなように生きてきた(権力でどうにかなるだろう、という不遜さも持ち合わせていた)……そのツケが3回も生まれ直したともいえます。主人公が巻き込まれておりますが……。
ノブレスオブリージュ精神もあるので義務は果たしましたが、運命だけは心残り。
……で本来終わったはずなんですが、運命の君のお墓、という絶望的な、魂を抉る存在を目の当たりにして、この第三王子が生まれ持った優秀さを発揮しないわけがないのでありました……。
主人公のことは生き様を調べ上げております。
そうして、自分は奔放に生きてきた頃も、彼女はひっそりと国の片隅に生きていたことを知り、運命が寂しくひとり死んでいったことを知らず生きてきたことを悔恨し、墓参り日参。
それだけでは終わりません。
その優れた頭脳(王配できるぐらいには教育も施されている)でもって、運命についての古今東西の資料をかき集めています。その時代の貴重な資料が修道院に集まってました。世界中から。それで、優れた研究者もふらふらーと押し寄せて……第三王子はとかく顔が良くて社交が得意でしたし人脈も豊富で、息子が大国の王でもあったため、スポンサーには困らなかった。集まった研究者に協力も依頼し、運命、について調査。第三王子の寿命的に大々的に満足いくところまではいかなかったけれども、可能な範囲で次代の運命のために痕跡を残したわけです。
継承したのがマドロラです。
運命について調べるには、第三王子が残したものを得るしかありません。
マドロラもまた、運命を愛していましたから。
家族を愛していない、わけじゃありませんでしたが、魂に刻まれた後悔、運命を失った絶望が彼女を揺り動かしたのものか、またもや二度目の人生における彼女に悔恨を味わわせ……、砂漠を彷徨い、運命、を研究することになります。
第三者の運命を拒絶する者に出会い、師匠とし、運命に対する深みにハマっていきます。
もともと過去の第三王子の記憶は持ち合わせていなかったんですが、研究した成果か、あるいは彷徨って命の危機に瀕したせいか……第三王子だった頃の記憶を蘇らせてしまい、かなり運命に執着するようになります。
第三王子が残した運命への手引き、すべてを受け取ってさらなる飛躍を遂げるようにロードマップを引きます。まあ、第三王子もそうなんですけどね。
そうして、全てを引き継いで生まれたのがヴィクリス様です。記憶持ち。
二人分の研究成果です。何もかもが手に取るようにしてわかるので、天才扱いされてます。そうなるように振る舞ってもいます。運命についてもさっさと突き止め、いつでもゲットできるように動いております。大国の王配だったので政治闘争もなんのその。ただ、傲慢な悪い面はたまに出ていていざとなれば権力で……と思ってた節があり、そこを主人公に嫌われてしまってたちまちに軌道修正して周りを固めてから揚々と運命ゲット。逃げられないよう、身内の王族もふんだんに活用しまくり(実は情報操作も国の内外でしております)、同盟国すら使って包囲網。まあ実質子孫ですし……。運命と愛し合うという、念願を叶えた一番の幸せ者。ただ、第三王子にはムカついているようです。過去の自分に猛烈に嫉妬。まあ色々あるんでしょう。
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