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色々な感想

嵐山について その3

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 訥々と歩いていくと、案外と朽ち果てた家がぽつぽつとあるのが気になりましたね。
どことなく、日本昔話的な……あるいは、戦後のもう誰も住んでいない家特有の佇まいと申しましょうか。多分買う人もいないんでしょう(あるいは高すぎて)。そういった家をリフォームして購入し、商売をしているようで、一日貸し切り宿とかありました。にしても住宅地も点在しており、観光地ど真ん中に家があるとなかなか過ごしづらいかもなあ、と思いました。塀があっても騒がしいでしょうね。まあ、商売に結び付けて金儲けができれば別荘にして……なんて素人考えをしてしまいますが、あちこちに落ちてたマスクとか見やるに、なかなか大変だと思います。私が行った時期はちょうど、人が少なかった時期ではありましたが、かつてはあの人数の倍はいたと思うと……人数制限を観光地がし始めるのも、無理はなかろう、と思うのです。
 商いはある程度儲けが出れば、まあ別に良い、って考え方もありますからね。
(蓄えは必要ですが)

 と、嵐山で後悔していることがひとつ。
見ることができなかったところがありまして、それがあの松尾芭蕉の弟子が住んでたというところです。
田んぼが目の前にあり、なんともワビサビ的な一軒家を遠目から。
 本当は寄る予定だったんですがねえ。
 ここいらあたりにまで至ると、足が痛んで。

 嵐山は基本的に歩くところですので、ゆっくり進める人はゆっくりでよろしいかと思います。
コンクリートで道は固められてるのが基本ですね。
 竹林も全てがそうではなかった記憶がありますが、坂道も含まれてたりするんで、広々とした竹林全てを歩くのは辛い方は、まあ、そこそこのルート策定をし、行きたいところをピックアップしてから嵐山攻略をしたほうが健全にホテルへ帰宅できるはずです。
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