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第3章「救出国外編(10歳時)」
第13話「高位者救出」
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森の中を乗り物が進む音が聞こえる。
私ステファニアとクラウディアは同じ学校の友人だ。
クラウディアは違う国から留学で来ている。
国際交流組のお茶会部のメンバー学内で集まっていた所、誘拐されてしまった。
「私達、ついてないわね。」
「まじありえないよね。どうせ奴隷でしょ。あたしの人生まじ終わった。」
「もう、またそんな喋り方して。また怒られるよ。」
空元気で私は笑ってみた。
「誰が怒るって言うのよ。どうせ変態おやじの相手しかこれからしないんだから丁寧な言葉遣いなんていらないっしょ。」
「私達、どうなるんだろう。」
少し想像しただけで涙が出そうになる。
「ごめん、空気読んでないこと言った。」
クラウディアは気まずそうに謝ってくれた。
「恐かったよね。安心して。もう大丈夫だから。」
「え。」
「え。」
「ステファニアちゃん急にイケボで話だすじゃん~。私のこと励まそうとしてスキル獲得しちゃった?まじうけるんだけど(笑)」
「それ私が言おうと思ったのだけど?乗せられるとき誰も他に乗ってなかったよね?」
「乗ってなかったよ。嘘。幽霊とか?そういうのまじ無理なんですけど。」
「暗くてよく見えないよね。ごめんごめん。光魔法とか照明の道具持ってないんだよね。」
『きゃー!!!!!』
私もクラウディアも驚きと恐怖で叫んだ。
「あー本当にごめん!びっくりさせるつもりはなかった!次の拠点に行こうと思ったらこの乗り物がまた見えたから、コンテナの中身確認しに来たらやっぱり奴隷っぽかったから。奴隷で合ってる?」
「奴隷になる、前、見たいな?」
クラウディアちゃんが変な回答をした。
変じゃないけど変だ。
「私達、学校で攫われちゃって、それでここにいます。」
ありのままを私が答えた。
「わかった。やっぱり来てよかったよ。少し手で目を隠してて。光が目に急に入るから、慣れてきたら開けていいよ。とりあえずこれ止めるね。」
彼がそういうと急に乗り物の振動がなくなって、ガキンという鉄の音が聞こえたら光が入ってきた。
10~20秒ほどして目を開けたらクラウディアちゃんと目が合った。
横を見ると鉄壁に円形に穴が空いて出られるようになっている。
首輪も無くなっていた。
外から声が聞こえてくる。
「今日の便はあとどれくらいある?」
「も、もももももうないと思います!不定期なんで次がいつかは俺にもわかりません!ぐ!ああああああああ!足があああああ!」
尋問しているみたいだ。
両手両足を失った男が叫んで泣いている。
男の目の前にたつ男の子はすごく怖い目をしている。
けど。
「かっこよ。」
クラウディアちゃんに先に言われた。
「最後に何か言い残すことは?」
「一番東の拠点は一番高級な奴隷を置いてます!あ、ああああああ、あと!あと!」
「それはもう知っている。」
男の子がそう言うとおじさんの体は瞬く間に消えてしまった。
「やぁ、もう目大丈夫?」
すごく優しそうな笑顔だ。
さっきの怖い顔が嘘みたいだ。
男の子が近づいてきた。
私の髪の毛とかボサボサなんじゃ。あぁ服も。
「ほんとありがとねぇ~!めちゃくちゃイケメンだねぇ~!私の家、結構すごいから結婚してくれたら一生安泰だよぉ~。」
「クラウディアちゃん!?何で腕にもう抱き付いてるの!!??家柄なら私だって負けてないもん!!あぁーそうじゃなくて助けてくれてありがとうございます!」
テンパってしまった!
私のバカ!
王女としてちゃんとお行儀よく挨拶したかった!
「どういたしまして。とりあえずさ。場所移すね。」
彼がそう言うと景色が一瞬で変わった。
あれここどこ。
景色が変わって数秒すると、女の子の声が聞こえてきた。
「セーヴ様ああああああぁああぁぁぁぁあぁ!!!!」
大勢の人が近寄ってきた。
驚きで動けない。
クラウディアちゃんも呆気にとられた顔をしている。
最初に近寄ってきたエルフとダークエルフがセーヴ、おそらく彼の名前だ。
セーヴ様の腕に抱き着いて体をすり寄せている。
うらやましい、じゃない。
そして、二人のエルフの服を引っ張る人族の女の子。
その周囲を老若男女問わず、取り囲み感謝の言葉を伝えている。
「今から俺は拠点2を潰しに行くから、この二人の面倒みてやって。じゃあ二人とも、もう大丈夫だからここで休んでて。また戻るからその時に色々話します。」
そういうと彼は風よりも早く消えてしまった。
***
【奴隷在庫管理施設 拠点4 上空】
2拠点を潰した俺は通信を行った。
「みんな、今どんな状況?」
「こっちはもうすぐ制圧完了です。セーヴ様はどうですか?」
「拠点1と2はもう潰した。人はチュートリアル地域の村に集めてる。拠点4も俺が行くよ。3人はそこ終わったら待機してて。」
「早い!さすがセーヴ様です!私が愛して仕える最高の御方!きれいにして待っておりますのでいってらっしゃいませ!」
「それじゃあ、後で。」
通信を切り、俺は拠点4の内部に入ることにした。
「セーヴ様の男前が上がりすぎてて辛い。」
メディカは呑気に体をクネクネさせて惚気ている。
「いやそれよりも、」
「あれは、」
トビーとイザベラは気付いていた。
セーヴの雰囲気、声の調子や一人称が変わっていることに。
「ただでさえこいつのせいで不安やのに、さっきの通信で大不安しかないわ。」
「そうだね。さっきので爆弾状態なのは確実。悪魔族、あんた頼むから余計なこと言わないでおくれよ。せっかく助かったんだ、まだ生きたいでしょ。」
3人の視線の先には十字の機械のブロックに貼り付けにされたままの男がいた。
他の奴隷は解放されているのにこの男だけはまだのようだ。
「メディカちゃん本気だからさ。俺の女になってよ。」
男は軽口を吐いている。
私ステファニアとクラウディアは同じ学校の友人だ。
クラウディアは違う国から留学で来ている。
国際交流組のお茶会部のメンバー学内で集まっていた所、誘拐されてしまった。
「私達、ついてないわね。」
「まじありえないよね。どうせ奴隷でしょ。あたしの人生まじ終わった。」
「もう、またそんな喋り方して。また怒られるよ。」
空元気で私は笑ってみた。
「誰が怒るって言うのよ。どうせ変態おやじの相手しかこれからしないんだから丁寧な言葉遣いなんていらないっしょ。」
「私達、どうなるんだろう。」
少し想像しただけで涙が出そうになる。
「ごめん、空気読んでないこと言った。」
クラウディアは気まずそうに謝ってくれた。
「恐かったよね。安心して。もう大丈夫だから。」
「え。」
「え。」
「ステファニアちゃん急にイケボで話だすじゃん~。私のこと励まそうとしてスキル獲得しちゃった?まじうけるんだけど(笑)」
「それ私が言おうと思ったのだけど?乗せられるとき誰も他に乗ってなかったよね?」
「乗ってなかったよ。嘘。幽霊とか?そういうのまじ無理なんですけど。」
「暗くてよく見えないよね。ごめんごめん。光魔法とか照明の道具持ってないんだよね。」
『きゃー!!!!!』
私もクラウディアも驚きと恐怖で叫んだ。
「あー本当にごめん!びっくりさせるつもりはなかった!次の拠点に行こうと思ったらこの乗り物がまた見えたから、コンテナの中身確認しに来たらやっぱり奴隷っぽかったから。奴隷で合ってる?」
「奴隷になる、前、見たいな?」
クラウディアちゃんが変な回答をした。
変じゃないけど変だ。
「私達、学校で攫われちゃって、それでここにいます。」
ありのままを私が答えた。
「わかった。やっぱり来てよかったよ。少し手で目を隠してて。光が目に急に入るから、慣れてきたら開けていいよ。とりあえずこれ止めるね。」
彼がそういうと急に乗り物の振動がなくなって、ガキンという鉄の音が聞こえたら光が入ってきた。
10~20秒ほどして目を開けたらクラウディアちゃんと目が合った。
横を見ると鉄壁に円形に穴が空いて出られるようになっている。
首輪も無くなっていた。
外から声が聞こえてくる。
「今日の便はあとどれくらいある?」
「も、もももももうないと思います!不定期なんで次がいつかは俺にもわかりません!ぐ!ああああああああ!足があああああ!」
尋問しているみたいだ。
両手両足を失った男が叫んで泣いている。
男の目の前にたつ男の子はすごく怖い目をしている。
けど。
「かっこよ。」
クラウディアちゃんに先に言われた。
「最後に何か言い残すことは?」
「一番東の拠点は一番高級な奴隷を置いてます!あ、ああああああ、あと!あと!」
「それはもう知っている。」
男の子がそう言うとおじさんの体は瞬く間に消えてしまった。
「やぁ、もう目大丈夫?」
すごく優しそうな笑顔だ。
さっきの怖い顔が嘘みたいだ。
男の子が近づいてきた。
私の髪の毛とかボサボサなんじゃ。あぁ服も。
「ほんとありがとねぇ~!めちゃくちゃイケメンだねぇ~!私の家、結構すごいから結婚してくれたら一生安泰だよぉ~。」
「クラウディアちゃん!?何で腕にもう抱き付いてるの!!??家柄なら私だって負けてないもん!!あぁーそうじゃなくて助けてくれてありがとうございます!」
テンパってしまった!
私のバカ!
王女としてちゃんとお行儀よく挨拶したかった!
「どういたしまして。とりあえずさ。場所移すね。」
彼がそう言うと景色が一瞬で変わった。
あれここどこ。
景色が変わって数秒すると、女の子の声が聞こえてきた。
「セーヴ様ああああああぁああぁぁぁぁあぁ!!!!」
大勢の人が近寄ってきた。
驚きで動けない。
クラウディアちゃんも呆気にとられた顔をしている。
最初に近寄ってきたエルフとダークエルフがセーヴ、おそらく彼の名前だ。
セーヴ様の腕に抱き着いて体をすり寄せている。
うらやましい、じゃない。
そして、二人のエルフの服を引っ張る人族の女の子。
その周囲を老若男女問わず、取り囲み感謝の言葉を伝えている。
「今から俺は拠点2を潰しに行くから、この二人の面倒みてやって。じゃあ二人とも、もう大丈夫だからここで休んでて。また戻るからその時に色々話します。」
そういうと彼は風よりも早く消えてしまった。
***
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「みんな、今どんな状況?」
「こっちはもうすぐ制圧完了です。セーヴ様はどうですか?」
「拠点1と2はもう潰した。人はチュートリアル地域の村に集めてる。拠点4も俺が行くよ。3人はそこ終わったら待機してて。」
「早い!さすがセーヴ様です!私が愛して仕える最高の御方!きれいにして待っておりますのでいってらっしゃいませ!」
「それじゃあ、後で。」
通信を切り、俺は拠点4の内部に入ることにした。
「セーヴ様の男前が上がりすぎてて辛い。」
メディカは呑気に体をクネクネさせて惚気ている。
「いやそれよりも、」
「あれは、」
トビーとイザベラは気付いていた。
セーヴの雰囲気、声の調子や一人称が変わっていることに。
「ただでさえこいつのせいで不安やのに、さっきの通信で大不安しかないわ。」
「そうだね。さっきので爆弾状態なのは確実。悪魔族、あんた頼むから余計なこと言わないでおくれよ。せっかく助かったんだ、まだ生きたいでしょ。」
3人の視線の先には十字の機械のブロックに貼り付けにされたままの男がいた。
他の奴隷は解放されているのにこの男だけはまだのようだ。
「メディカちゃん本気だからさ。俺の女になってよ。」
男は軽口を吐いている。
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