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舞花の初おもらし
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(よし…ここなら!)
*
私立の中学校に通う2年生の舞花には密かにやってみたいことがあった。
おもらしだ。
舞花は物心ついた時からおもらしをしたことが無い。中学2年生にもなれば膀胱の容量管理もしっかりできるし、小学校幼稚園でもできていた。
しかし先日、おもらしを見てしまった。
顔見知りの男子がいたのでちょっと話をしようと声をかけた。恐らく部活だったのだろう。練習着を着ているが何だか忙しない。そわそわと落ち着きがなく校舎の方をチラチラと気にし、しきりに股間を触っている気がする。早く帰りたいのだろうか?それともアソコが痒いのだろうか?そう考え早めに世間話を切り上げようとした途端、
「あ…あ…」
青いサッカーパンツが股間から太腿にかけて徐々に色を濃く変え、足元には水溜まりが生まれている。サッカーパンツの元の色の面積が減るほど水溜まりは大きくなる。漏らしてしまったのだ。舞花の前で。
「絶対誰にも言うなよ」
誰にも言うつもりはないが、興味が湧いてしまった。
おもらしするってどんな感じなんだろうと。それを確かめるには実際にやってみるのが1番いいだろう。しかし家には家族がいるし、外でしたら知り合いに見られてしまうかもしれない。それは避けたかった。
なので何駅か隣の知り合いがいなさそうな公園を探し、実行に移すことにした。
真っ白いティアードワンピースにグレーのショートソックスにローカットの黒のスニーカーでしきりに周りを気にしながらもじもじと歩いている。時折股間に手が行く。よく見ればおしっこを我慢していますとバレてしまう。
朝から1度もトイレに行っていないので正直言ってかなりきつい。しかしまだ我慢できる。
大きな自然公園にきた。バトミントンで遊ぶ子供たち。ランニングに勤しむお兄さん。日焼け対策万全で犬の散歩をするおばさま。人が少ないというより、面積が広いといった感じでどこに行っても人はいる。なかなか誰にも見られずにおもらし出来そうな場所が見つからない。
まずい。このままだと人がいる所で限界が来てしまうかもしれない。既に無意識のうちに手で抑えてしまっている。
おもらししてみたいと思ってはいるが流石に人前でしてしまうのには抵抗がある。仕方がないがトイレに行くしかないかもしれない。
そう思いトイレに足を向けた時ふと気がついた。
このトイレの影なら誰にも見つからないのでは、と。ここでならおもらししても誰にも気付かれないしすぐに着替えることもできる。よし、ここにしよう。
そうと決まれば早速トイレの裏に回り込み周りに人がいないことを確認する。遊歩道から少し外れたところにありこちらに来る人は見当たらない。
キョロキョロと何度も周りを見渡し人が来ないことを再度確認すると足を肩幅に開き少しずつ括約筋を緩め尿道を拡げる。
しかし緊張しているのかなかなか尿が出ない。膀胱には朝から溜めたおしっこがたっぷり入っているというのに。早くしなければ人が来てしまうかもしれない。そう焦れば焦るほど尿意が引いていく。
力を抜こう、リラックスしようと舞花は深呼吸をする。吸って、吐いて。吸って、吐いて。
少ししたくなってきた気がする。
もう少し。吸って、吐いて。吸って、吐いて。
尿意は高まってきたが放出には至らない。もどかしい。確かに出るものはあるのに。
少しお腹を押してみる。するとじわ…とパンツが暖かくなった。がすぐに冷たくなってしまう。もっと…もう少し…とお腹を強く押す。するとさっきより多くじゅわと溢れ腿まで垂れる。ここまで来たらもう止まらずしゅわーと勝手に出てくる。
念願のおもらしだ。パンツが濡れ重くなる。パンツが吸収しきれなかった液体が表面張力のように溜まりそれすら超えた聖水達が落ち葉を叩きバシャバシャと音を立て、水循環の環に加わるべく地面へと染み込んでゆく。
音がたったことと生暖かい液体が股間を濡らす恥ずかしさと快感に思わず内股になってしまう。
するとバシャバシャと音を立てていた尿が太ももを伝い靴下へと染み込んでゆく。生暖かさが太ももを撫で靴下を濡らし足裏の方まで染みてきてしまい更に強い羞恥に襲われる。
(今おもらししちゃってるんだ…パンツも靴下もびしょびしょにして…しかもお外で…どうしよう…気持ちいい…)
内臓のような、魂のようなものが膣から一緒に出てしまう錯覚を抱くほど舞花は確かに強い快感を得ていた。
全てを出し切ったあとも恍惚としていた。気持ちいい。これは間違いなく癖になってしまう。
おしっこが冷えパンツが冷たくなっても尿道のすぐ側から暖かく粘度のある液体がじわりと溢れ出していた。
何分くらいだっただろうか。余韻に浸りボーッとしていたが、ハッと我に返る。
ここは野外だ。時間が経てば誰か来てしまうかもしれない。舞花は慌ててすぐ側のトイレへと駆け込む。
アンモニア臭が鼻につく。野外のトイレなので商業施設のトイレのような清潔感はない。銀色の和式トイレ。タイル張りの床は泥やらおしっこであろう液体で湿っており足跡もある。
普段の舞花ならこんなところ絶対に入らないが今は仕方がない。早く着替えてこんな汚いところ早く出よう。
ワンピースは見た目はあまり変わっていないので着替えなくていいと判断した。着替えるために荷物を床に置くのが嫌だったというのが主な理由だけれど。
靴下の替えは持ってこなかった…というより靴下まで濡れるとは思っていなかった。
パンツだけ履き替えようとリュックを前に背負い新しいパンツを取り出す。1度リュックを背中に戻し古いパンツを脱ぎにかかる。どうせもう汚れているしと、おもらしパンツは靴裏が触れることを気にせずに脱いだが、新しいパンツは、そういう訳には行かない。おもらしパンツを一旦トイレットペーパーホルダーの上に置き新しいパンツの足を入れる部分をできるだけ拡げる。そして靴の裏が触れないように慎重に足を通す。両脚を通すとほっとして一気にお腹まで引き上げる。
ワンピースは少し濡れているし靴下ばグチョグチョで気持ち悪いが今は仕方ない。もっと綺麗なトイレに寄ったときにどうにかしよう。
おもらしパンツをビニール袋に入れ口を結びリュックに放り込んだ。
次はどこでしようか 。
新たな計画を練るのであった。
*
私立の中学校に通う2年生の舞花には密かにやってみたいことがあった。
おもらしだ。
舞花は物心ついた時からおもらしをしたことが無い。中学2年生にもなれば膀胱の容量管理もしっかりできるし、小学校幼稚園でもできていた。
しかし先日、おもらしを見てしまった。
顔見知りの男子がいたのでちょっと話をしようと声をかけた。恐らく部活だったのだろう。練習着を着ているが何だか忙しない。そわそわと落ち着きがなく校舎の方をチラチラと気にし、しきりに股間を触っている気がする。早く帰りたいのだろうか?それともアソコが痒いのだろうか?そう考え早めに世間話を切り上げようとした途端、
「あ…あ…」
青いサッカーパンツが股間から太腿にかけて徐々に色を濃く変え、足元には水溜まりが生まれている。サッカーパンツの元の色の面積が減るほど水溜まりは大きくなる。漏らしてしまったのだ。舞花の前で。
「絶対誰にも言うなよ」
誰にも言うつもりはないが、興味が湧いてしまった。
おもらしするってどんな感じなんだろうと。それを確かめるには実際にやってみるのが1番いいだろう。しかし家には家族がいるし、外でしたら知り合いに見られてしまうかもしれない。それは避けたかった。
なので何駅か隣の知り合いがいなさそうな公園を探し、実行に移すことにした。
真っ白いティアードワンピースにグレーのショートソックスにローカットの黒のスニーカーでしきりに周りを気にしながらもじもじと歩いている。時折股間に手が行く。よく見ればおしっこを我慢していますとバレてしまう。
朝から1度もトイレに行っていないので正直言ってかなりきつい。しかしまだ我慢できる。
大きな自然公園にきた。バトミントンで遊ぶ子供たち。ランニングに勤しむお兄さん。日焼け対策万全で犬の散歩をするおばさま。人が少ないというより、面積が広いといった感じでどこに行っても人はいる。なかなか誰にも見られずにおもらし出来そうな場所が見つからない。
まずい。このままだと人がいる所で限界が来てしまうかもしれない。既に無意識のうちに手で抑えてしまっている。
おもらししてみたいと思ってはいるが流石に人前でしてしまうのには抵抗がある。仕方がないがトイレに行くしかないかもしれない。
そう思いトイレに足を向けた時ふと気がついた。
このトイレの影なら誰にも見つからないのでは、と。ここでならおもらししても誰にも気付かれないしすぐに着替えることもできる。よし、ここにしよう。
そうと決まれば早速トイレの裏に回り込み周りに人がいないことを確認する。遊歩道から少し外れたところにありこちらに来る人は見当たらない。
キョロキョロと何度も周りを見渡し人が来ないことを再度確認すると足を肩幅に開き少しずつ括約筋を緩め尿道を拡げる。
しかし緊張しているのかなかなか尿が出ない。膀胱には朝から溜めたおしっこがたっぷり入っているというのに。早くしなければ人が来てしまうかもしれない。そう焦れば焦るほど尿意が引いていく。
力を抜こう、リラックスしようと舞花は深呼吸をする。吸って、吐いて。吸って、吐いて。
少ししたくなってきた気がする。
もう少し。吸って、吐いて。吸って、吐いて。
尿意は高まってきたが放出には至らない。もどかしい。確かに出るものはあるのに。
少しお腹を押してみる。するとじわ…とパンツが暖かくなった。がすぐに冷たくなってしまう。もっと…もう少し…とお腹を強く押す。するとさっきより多くじゅわと溢れ腿まで垂れる。ここまで来たらもう止まらずしゅわーと勝手に出てくる。
念願のおもらしだ。パンツが濡れ重くなる。パンツが吸収しきれなかった液体が表面張力のように溜まりそれすら超えた聖水達が落ち葉を叩きバシャバシャと音を立て、水循環の環に加わるべく地面へと染み込んでゆく。
音がたったことと生暖かい液体が股間を濡らす恥ずかしさと快感に思わず内股になってしまう。
するとバシャバシャと音を立てていた尿が太ももを伝い靴下へと染み込んでゆく。生暖かさが太ももを撫で靴下を濡らし足裏の方まで染みてきてしまい更に強い羞恥に襲われる。
(今おもらししちゃってるんだ…パンツも靴下もびしょびしょにして…しかもお外で…どうしよう…気持ちいい…)
内臓のような、魂のようなものが膣から一緒に出てしまう錯覚を抱くほど舞花は確かに強い快感を得ていた。
全てを出し切ったあとも恍惚としていた。気持ちいい。これは間違いなく癖になってしまう。
おしっこが冷えパンツが冷たくなっても尿道のすぐ側から暖かく粘度のある液体がじわりと溢れ出していた。
何分くらいだっただろうか。余韻に浸りボーッとしていたが、ハッと我に返る。
ここは野外だ。時間が経てば誰か来てしまうかもしれない。舞花は慌ててすぐ側のトイレへと駆け込む。
アンモニア臭が鼻につく。野外のトイレなので商業施設のトイレのような清潔感はない。銀色の和式トイレ。タイル張りの床は泥やらおしっこであろう液体で湿っており足跡もある。
普段の舞花ならこんなところ絶対に入らないが今は仕方がない。早く着替えてこんな汚いところ早く出よう。
ワンピースは見た目はあまり変わっていないので着替えなくていいと判断した。着替えるために荷物を床に置くのが嫌だったというのが主な理由だけれど。
靴下の替えは持ってこなかった…というより靴下まで濡れるとは思っていなかった。
パンツだけ履き替えようとリュックを前に背負い新しいパンツを取り出す。1度リュックを背中に戻し古いパンツを脱ぎにかかる。どうせもう汚れているしと、おもらしパンツは靴裏が触れることを気にせずに脱いだが、新しいパンツは、そういう訳には行かない。おもらしパンツを一旦トイレットペーパーホルダーの上に置き新しいパンツの足を入れる部分をできるだけ拡げる。そして靴の裏が触れないように慎重に足を通す。両脚を通すとほっとして一気にお腹まで引き上げる。
ワンピースは少し濡れているし靴下ばグチョグチョで気持ち悪いが今は仕方ない。もっと綺麗なトイレに寄ったときにどうにかしよう。
おもらしパンツをビニール袋に入れ口を結びリュックに放り込んだ。
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新たな計画を練るのであった。
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