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第九章 再び潤の部屋にて
犬
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「私も感じているよ、潤。昨夜からずっと、お前を抱きたくて仕方がなかった。お前を縛りあげて、鞭打って、嫌というほど尻にぶち込んで……」
「あぁぁん……いやぁぁ、ひどくしちゃいやぁ」
「お前は、それほどのことをしたのだよ、わかっているのか、お前のしたことを」
「うっ……うぅん?」
「お前が、薄汚い教師どもと何をしようが、いいとしよう。そうしないと、お前は進級もできないのだからな。せいぜい尻を振って奴らの機嫌を取るがいいさ」
「そんなこと言わないでよぉ、叔父様……潤のこと、嫌いにならないで?」
「だがな、昨夜のことは……いや、そのこともいい、私は寛容だから許しているのだ、お前たちのことは。私も、お前たちが仲良く睦み合うのを見るのは喜ばしいし、よく私も交えてしたものだ。長じて、お前たちが私を除け者にして二人でこもるようになったことも許そう。お前たちが、いがみあっているより、よほどいいからな。そこで何をしていようと私の知ったことではない」
「そんな、突き放さないでよ、叔父様。潤は、昔みたいに、叔父様と三人でしてもいいのよ?」
「私が嫌なのだ。私は潤を一人じめしたい。私の目の前でされたら、あの時みたいに、私は逆上して……あぁぁ!」
「叔父様、だいじょうぶ? ねえ、叔父様、どうしたの? ねえったら」
頭を抱えてうずくまる叔父様に、潤は、心配そうにすり寄った。
「あぁ……大丈夫だよ、私は強い大人の男だから……私は、あなたの忘れ形見の潤を守る……守らねば、あなたの潤を……」
「叔父様、ねえ、おじさまったらぁ……」
潤は、がんぜない子どものように、ゆさゆさと、叔父様の肩を揺すぶった。
叔父様は、ハッとしたように顔を上げた。
「そうだ、潤、お前は、そこにいる友達にも、してもらったんじゃないか。純情な友達すら、欲望に堕とす、お前は、いやらしい悪魔だ」
叔父様は潤を捕まえると、再び鞭の枝をねぶり、潤の孔の入り口に、ぐりぐりと押し当てた。
「いやっ、あっ、あっ、あっ」
「欲しいのか? 欲しいんだろう。もう、そんなに立たせて。中に欲しいんだろう?」
「い、いやっ」
「あの可愛い友達が、びっくりして見ているよ。潤のいやらしい姿を」
「だめっ、見ちゃダメ」
「ほら、友達の目が釘付けだ。潤のいやらしい性癖に、目を丸くしているよ」
潤は、床に手と足をつけた。
「しっぽのある犬みたいだ」
ぐりぐりと鞭の枝を入れられて、潤は、クンクン鼻を鳴らした。
「よし、いいぞ。そのまま歩け」
潤の叔父は、肛門に差し込んだ鞭の枝を押して、潤を四つん這いで窓に向かって歩かせた。
「よし、後ろ足で立て」
潤は、窓枠に手をかけて立ち上がった。
短い鞭の枝が、尻に食い込んだらしく、潤は、
「うっ」
っと呻いた。
「感じるのか? もっと感じるがいい。しっぽを自分で持て」
潤は、言いつけを忠実に守って、尻に挿さった短い鞭を左手で支え、右手で窓枠をつかみ、ベッドの僕に後ろ姿を見せて立っていた。
潤の叔父は、天井から床までの長いグリーンのベルベットのカーテンを開け、房飾りのついたボリュームのある金色のタッセルでとめた。
叔父は、潤の前のスライド式の窓を上にガタンと上げて外気を入れた。
「さあ、そろそろ救急車が来るころだな。ここで若い男の救急隊員たちに見せて誘うのだ。潤の媚態を。喘ぎ声も聞かせるといい」
叔父様は、潤の身体からローブを剥いだ。潤の裸身が、五月の風に、さらされた。
「あぁぁん……いやぁぁ、ひどくしちゃいやぁ」
「お前は、それほどのことをしたのだよ、わかっているのか、お前のしたことを」
「うっ……うぅん?」
「お前が、薄汚い教師どもと何をしようが、いいとしよう。そうしないと、お前は進級もできないのだからな。せいぜい尻を振って奴らの機嫌を取るがいいさ」
「そんなこと言わないでよぉ、叔父様……潤のこと、嫌いにならないで?」
「だがな、昨夜のことは……いや、そのこともいい、私は寛容だから許しているのだ、お前たちのことは。私も、お前たちが仲良く睦み合うのを見るのは喜ばしいし、よく私も交えてしたものだ。長じて、お前たちが私を除け者にして二人でこもるようになったことも許そう。お前たちが、いがみあっているより、よほどいいからな。そこで何をしていようと私の知ったことではない」
「そんな、突き放さないでよ、叔父様。潤は、昔みたいに、叔父様と三人でしてもいいのよ?」
「私が嫌なのだ。私は潤を一人じめしたい。私の目の前でされたら、あの時みたいに、私は逆上して……あぁぁ!」
「叔父様、だいじょうぶ? ねえ、叔父様、どうしたの? ねえったら」
頭を抱えてうずくまる叔父様に、潤は、心配そうにすり寄った。
「あぁ……大丈夫だよ、私は強い大人の男だから……私は、あなたの忘れ形見の潤を守る……守らねば、あなたの潤を……」
「叔父様、ねえ、おじさまったらぁ……」
潤は、がんぜない子どものように、ゆさゆさと、叔父様の肩を揺すぶった。
叔父様は、ハッとしたように顔を上げた。
「そうだ、潤、お前は、そこにいる友達にも、してもらったんじゃないか。純情な友達すら、欲望に堕とす、お前は、いやらしい悪魔だ」
叔父様は潤を捕まえると、再び鞭の枝をねぶり、潤の孔の入り口に、ぐりぐりと押し当てた。
「いやっ、あっ、あっ、あっ」
「欲しいのか? 欲しいんだろう。もう、そんなに立たせて。中に欲しいんだろう?」
「い、いやっ」
「あの可愛い友達が、びっくりして見ているよ。潤のいやらしい姿を」
「だめっ、見ちゃダメ」
「ほら、友達の目が釘付けだ。潤のいやらしい性癖に、目を丸くしているよ」
潤は、床に手と足をつけた。
「しっぽのある犬みたいだ」
ぐりぐりと鞭の枝を入れられて、潤は、クンクン鼻を鳴らした。
「よし、いいぞ。そのまま歩け」
潤の叔父は、肛門に差し込んだ鞭の枝を押して、潤を四つん這いで窓に向かって歩かせた。
「よし、後ろ足で立て」
潤は、窓枠に手をかけて立ち上がった。
短い鞭の枝が、尻に食い込んだらしく、潤は、
「うっ」
っと呻いた。
「感じるのか? もっと感じるがいい。しっぽを自分で持て」
潤は、言いつけを忠実に守って、尻に挿さった短い鞭を左手で支え、右手で窓枠をつかみ、ベッドの僕に後ろ姿を見せて立っていた。
潤の叔父は、天井から床までの長いグリーンのベルベットのカーテンを開け、房飾りのついたボリュームのある金色のタッセルでとめた。
叔父は、潤の前のスライド式の窓を上にガタンと上げて外気を入れた。
「さあ、そろそろ救急車が来るころだな。ここで若い男の救急隊員たちに見せて誘うのだ。潤の媚態を。喘ぎ声も聞かせるといい」
叔父様は、潤の身体からローブを剥いだ。潤の裸身が、五月の風に、さらされた。
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