潤 閉ざされた楽園

リリーブルー

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第四章

【四章】命じられて 1 ※

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「未来だけでなく、過去や現在についても、そういうことかも、と思った」

潤が言った。

「物語にするというのは、現実のとらえなおしなんだよね」

僕が応えた。

僕と潤は、結局、セックスさせられた。

おじ様と譲が戻ってきて、おじ様が、僕らにセックスをするよう命じたからだ。

もし僕がしないなら、おじ様が潤に挿入すると言われた。

それで僕は、潤を抱いた。

まず、潤の肛門を拡張しているディルドを、おじ様が、ゆっくり、いやらしく抜き差しして潤を喘がせながら抜いていった。

僕は、潤の表情をずっと見ていた。

エッチな表情、苦悶の表情、喘ぐ唇。

睫毛が震え、唇がわなないた。

「あ……」

潤の口から微かな吐息が漏れた。

金色の蛇の身体が、そして頭が、潤の肛門から、ぬめっと出てきた。

「いや、見ないで」

僕が、じっと観察しているのに気づいて潤が恥じらった。

「潤、可愛い」

僕はそう囁いて、潤の背に覆いかぶさった。

自分の陰茎を扱いて奮い立たせ、収縮しようとする潤の肛門に、亀頭を押し当てた。

少し痛かったが、ぬめっとしていたので、少しずつ押すと入っていった。

「どう?  痛い?」

「少し乾いているけど」

「そうだね、一回抜く?」

「抜かないで、せっかく入ったから」
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