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第二章
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「ほんと? 僕だから許してくれるの?」
僕が、ぱあっと明るい気持ちになって聞くと、潤は、
「瑤、何か勘違いしていない? 俺、許すとか言ってないから」
と答えた。
「えぇ……ごめん、そうなんだ?」
僕は、ちょっとがっくりした。
「瑤なら、仕返しして虐めてあげられるからいいやって意味だから」
サディスト潤の復活だ。
「そうなの? 僕、何されちゃうの?」
僕はワクワクした。
「瑤、何か期待してるだろう?」
「うん、ちょっと。どうされちゃうのかなぁって」
「にしても、俺、アナルに張り型入れられて、サドとか、ないわな」
と潤が言った。
「あははっ、言えてるー。とっちゃえとっちゃえー」
「んー、うるさい」
潤が顔を寄せて口づけしてきた。
「はうーん」
「この台、堅くて痛いよな」
「あー潤は、細いから骨あたって痛いかもね」
「瑤だって、細いだろ? あんなに食べてるのに」
「僕は、食べるの遅いだけで、実はそんなに量食べてないからね」
「そっか。瑤、睫毛長いなぁ」
潤が僕の睫毛の生え際を舐めた。
「潤だって長いよ。ばさばさじゃない?」
「瑤のがつけまつげ並だろ」
「潤の、切れ長の目が好き」
「ありがと」
「潤って、奥二重なの?」
「うん。でも、二重の時もあるよ。瑤は二重でお目めぱっちりだよな」
僕が、ぱあっと明るい気持ちになって聞くと、潤は、
「瑤、何か勘違いしていない? 俺、許すとか言ってないから」
と答えた。
「えぇ……ごめん、そうなんだ?」
僕は、ちょっとがっくりした。
「瑤なら、仕返しして虐めてあげられるからいいやって意味だから」
サディスト潤の復活だ。
「そうなの? 僕、何されちゃうの?」
僕はワクワクした。
「瑤、何か期待してるだろう?」
「うん、ちょっと。どうされちゃうのかなぁって」
「にしても、俺、アナルに張り型入れられて、サドとか、ないわな」
と潤が言った。
「あははっ、言えてるー。とっちゃえとっちゃえー」
「んー、うるさい」
潤が顔を寄せて口づけしてきた。
「はうーん」
「この台、堅くて痛いよな」
「あー潤は、細いから骨あたって痛いかもね」
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「僕は、食べるの遅いだけで、実はそんなに量食べてないからね」
「そっか。瑤、睫毛長いなぁ」
潤が僕の睫毛の生え際を舐めた。
「潤だって長いよ。ばさばさじゃない?」
「瑤のがつけまつげ並だろ」
「潤の、切れ長の目が好き」
「ありがと」
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