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第二章
施術師と潤 4
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『あぁぁ、お客様、いけません』
『ん? いけないって? 感じてるじゃないか、ほら、もうこんなに』
おじ様がスタッフの股間を掴んだ。
『あぁぁ、それは』
以下略。
「って感じ」
と僕は語り終えた。
「へー」
潤はまた棒読みだ。
「ねえねぇ、どうなの本当は、かっこいいお兄さんにお尻の穴とか、ちんことか撫でられて」
「ないから、そんなこと。あったら嫌だよ」
「なんだぁ。でもさ、見られて感じて勃っちゃうとかは? イケメンスタッフで、あぁんってなっちゃうとか」
「ならないよ。ならないようにお互いしてるんだから、そういうこと言うなよ。次から意識しちゃうだろ?」
「えー、そうなんだぁ」
「瑤は、心配してくれてるの? それとも、俺が犯されることを望んでいるの? どっち?」
潤が、ムッとした顔で聞いた。
「もちろん心配してるよー。やだなあー」
僕は、慌てて答えた。
「俺が何かされるのを期待してるようにも思えたんだけど」
「違う違う。何か恋の出会いみたいなことあるのかなって」
「瑤の頭、花咲いてるなぁ」
「潤、気を悪くした? ごめんね? 潤がいろいろされるの妄想するのが好きなだけで、リアルにされるのは望んでないんだよぉ」
「わかったよ。俺みたいな経験ある人間に、そういうこと言うのって無神経だと思うし、頭にくるけど、瑤だからいいや」
『ん? いけないって? 感じてるじゃないか、ほら、もうこんなに』
おじ様がスタッフの股間を掴んだ。
『あぁぁ、それは』
以下略。
「って感じ」
と僕は語り終えた。
「へー」
潤はまた棒読みだ。
「ねえねぇ、どうなの本当は、かっこいいお兄さんにお尻の穴とか、ちんことか撫でられて」
「ないから、そんなこと。あったら嫌だよ」
「なんだぁ。でもさ、見られて感じて勃っちゃうとかは? イケメンスタッフで、あぁんってなっちゃうとか」
「ならないよ。ならないようにお互いしてるんだから、そういうこと言うなよ。次から意識しちゃうだろ?」
「えー、そうなんだぁ」
「瑤は、心配してくれてるの? それとも、俺が犯されることを望んでいるの? どっち?」
潤が、ムッとした顔で聞いた。
「もちろん心配してるよー。やだなあー」
僕は、慌てて答えた。
「俺が何かされるのを期待してるようにも思えたんだけど」
「違う違う。何か恋の出会いみたいなことあるのかなって」
「瑤の頭、花咲いてるなぁ」
「潤、気を悪くした? ごめんね? 潤がいろいろされるの妄想するのが好きなだけで、リアルにされるのは望んでないんだよぉ」
「わかったよ。俺みたいな経験ある人間に、そういうこと言うのって無神経だと思うし、頭にくるけど、瑤だからいいや」
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