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第二章
2節 施術師と潤 1(妄想)
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「あ……うふふ」
潤の息が耳元にかかって僕はくすぐったさに笑ってしまった。
「ねぇねぇ、さっきの潤の下半身の毛の処理の話なんだけどさ、潤が専門の人に毛を処理してもらってるって聞いて、僕、変な想像しちゃったの」
「また瑤の妄想、始まっちゃうの?」
「ごめん、僕、妄想しすぎ? だって妄想しちゃうんだもん、はぁはぁ」
「わかった。聞くから。瑤の妄想」
「潤、ありがと!」
クリニックなのかエステなのか知らないけれど、そこの男性スタッフに陰部や肛門の毛の処理をされる過程で、エロエロなことになる潤を僕は想像した。
『ああっ、痛い』
『お客様は敏感なんですね、麻酔効果のあるクリームを肛門周りに塗りましょう』
とかなんとか言われて、潤滑剤を塗られて、肛門性交に及ぶ、とか。
あるいは、本当に麻酔効果のあるクリームを塗ったのをいいことに、激しい抜き差しをされる、とか。
『あぁん、そんなに激しく……だめぇっ』
『お客様、痛くないですよね?』
『痛くないけどダメぇ、叔父様に、叱られちゃうっ』
『おじ様? あの、派手な赤い車で迎えに来られる中年男性の方は、親御さんじゃなくて、もしやパトロン? 貴方は愛人?』
『違うからぁ……あぁぁん』
『そう思うと、燃えますね。あの美形中年男性に、はぁはぁ、お客様が、毎晩、抱かれて……はぁはぁ……』
潤の息が耳元にかかって僕はくすぐったさに笑ってしまった。
「ねぇねぇ、さっきの潤の下半身の毛の処理の話なんだけどさ、潤が専門の人に毛を処理してもらってるって聞いて、僕、変な想像しちゃったの」
「また瑤の妄想、始まっちゃうの?」
「ごめん、僕、妄想しすぎ? だって妄想しちゃうんだもん、はぁはぁ」
「わかった。聞くから。瑤の妄想」
「潤、ありがと!」
クリニックなのかエステなのか知らないけれど、そこの男性スタッフに陰部や肛門の毛の処理をされる過程で、エロエロなことになる潤を僕は想像した。
『ああっ、痛い』
『お客様は敏感なんですね、麻酔効果のあるクリームを肛門周りに塗りましょう』
とかなんとか言われて、潤滑剤を塗られて、肛門性交に及ぶ、とか。
あるいは、本当に麻酔効果のあるクリームを塗ったのをいいことに、激しい抜き差しをされる、とか。
『あぁん、そんなに激しく……だめぇっ』
『お客様、痛くないですよね?』
『痛くないけどダメぇ、叔父様に、叱られちゃうっ』
『おじ様? あの、派手な赤い車で迎えに来られる中年男性の方は、親御さんじゃなくて、もしやパトロン? 貴方は愛人?』
『違うからぁ……あぁぁん』
『そう思うと、燃えますね。あの美形中年男性に、はぁはぁ、お客様が、毎晩、抱かれて……はぁはぁ……』
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