潤 閉ざされた楽園

リリーブルー

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【第二部】第一章

生け贄の儀式 2 caution

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「ん……」

濡れた布が、皮膚に触れるたびに、潤は、押し殺した声を漏らした。

「儀式の時に、はしたない声を出したらいけないからね。潤の父上がびっくりしてしまうから」

「んっ……」

「実際に、そんな風にして、私と潤とは、逢瀬を重ねたものだよ。家の中でも、外でも。昼寝の添い寝で、潤の性器を撫でてやると、ちょうどこんな風に、声を押し殺しながら、小さなあそこを勃たせていた」

「あぁっ……」

「潤も、思い出して、感じてしまったようだね、あそこから、先走りがひどい」

潤の性器から、透明な潤いが垂れていた。

潤と寝たい、僕の欲望が疼いた。

僕のことは、いつ弄ってくれるんだろうか。

待ちきれない。

潤の乳首が熟れた木の実のように尖っていた。

触りたい。

つまみたい。

唇で啄ばみたい。

「あぁっ……叔父様、もうだめです。俺、今夜は、すごく興奮していて、もう、セックスしたくて、たまらない」

潤も、僕と同じ気持ちのようだった。

「明日、学校を休むかい?  もう学校をやめてしまう?  ずっと私と譲とで可愛がってやってもいいんだよ」

「叔父様のが、早く欲しい……」

「まだまだだよ、今からそんなことではいけないね。はしたない子だ」

潤は、言われただけで、ビクンビクンと身体を波打たせた。
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