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【第二部】第一章
生け贄の儀式 1
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僕たちは、生け贄の儀式の準備を手伝った。
箱には、毛布をかけた上にシートを掛けて、その上にまたシートのようなものが敷かれ、最後に、厚みのある緋色の天鵞絨が覆った。
おじ様が、水を張った金属製の桶で、潤の足を洗った。
おじ様と譲が協力して、潤の足を拭き、潤の身体を持ち上げ、棺のような手術台のような箱の上に乗せた。
潤は、天鵞絨の箱の上に横たわった。
潤の白い肌が緋色に浮き立った。
黄味がかった赤が典雅に見えた。
カンテラを置いてある小さい台に、銀色の、葡萄の浮き出し模様のある、水を張った水桶が置かれていた。
おじ様は、水桶に亜麻布を浸し、その布で潤の身体を拭いた。
「んっ……」
身体に触れられて、潤の、吐息が漏れた。
カンテラの火が、じじじっと音をたてた。
棺のような、聖遺物箱のような、手術台のような、緋色のびろうどの掛かった台の上で、潤は、身体を拭かれていた。
潤の性器は、濡れた布が皮膚を撫でる刺激で、すでに半ば勃ち上がっていた。
裸の僕と、着衣の二人が、生け贄の潤を囲んでいた。
「潤が、生け贄なんですか?」
「そうだよ。君も後でこんな風に清めてあげるよ」
そう言われて僕の性器も、反応した。
妖しい儀式の魅力に、僕はさらわれそうだった。
箱には、毛布をかけた上にシートを掛けて、その上にまたシートのようなものが敷かれ、最後に、厚みのある緋色の天鵞絨が覆った。
おじ様が、水を張った金属製の桶で、潤の足を洗った。
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潤は、天鵞絨の箱の上に横たわった。
潤の白い肌が緋色に浮き立った。
黄味がかった赤が典雅に見えた。
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おじ様は、水桶に亜麻布を浸し、その布で潤の身体を拭いた。
「んっ……」
身体に触れられて、潤の、吐息が漏れた。
カンテラの火が、じじじっと音をたてた。
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潤の性器は、濡れた布が皮膚を撫でる刺激で、すでに半ば勃ち上がっていた。
裸の僕と、着衣の二人が、生け贄の潤を囲んでいた。
「潤が、生け贄なんですか?」
「そうだよ。君も後でこんな風に清めてあげるよ」
そう言われて僕の性器も、反応した。
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