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第十六章
正三角関係 13
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一通り、昴がしたいことに、潤は、毎日付き合わせられていたが、ひと月もすると昴は、飽きてきたらしく、三ヶ月もすると潤に全く寄り付かなくなった。
好きな人でもできたのかなあ、と潤は思ったが、それでも、時々思い出したように抱き合うこともあった。
潤は、それが嫌ではなかった。
毎日は、さすがにやめてくれと思ったが。
学校でもされる可能性があったし、週末は実家でのハードなプレイが待っていたし、洋講堂の人たちも気になったので、昴だけにかまけていられなかったからだ。
でも、こんな風に、誰か恋人と二人暮らしで、まったりと気が向いたときに、抱き合うんだったらいいのにな、と思った。
昴は、むちゃくちゃだったけれど、食事を用意してくれたし、家事全般を引き受けてくれていたので、潤は頭が上がらなかった。
もちろん潤も自分のことは自分でやったけれども、昴がいなかったらとても毎日の生活が、まわらなかったと思う。
最初の三ヶ月の、新婚みたいなバカげた乱痴気騒ぎがしずまると、以後は、いたって平和な日々とも言えた。
学校が近いので遅くまで寝ていられるし、帰りもすぐだから、勉強する時間も確保できた。
いろんなことがあった中で、いつも昴が側にいてくれたことは事実だった。
好きな人でもできたのかなあ、と潤は思ったが、それでも、時々思い出したように抱き合うこともあった。
潤は、それが嫌ではなかった。
毎日は、さすがにやめてくれと思ったが。
学校でもされる可能性があったし、週末は実家でのハードなプレイが待っていたし、洋講堂の人たちも気になったので、昴だけにかまけていられなかったからだ。
でも、こんな風に、誰か恋人と二人暮らしで、まったりと気が向いたときに、抱き合うんだったらいいのにな、と思った。
昴は、むちゃくちゃだったけれど、食事を用意してくれたし、家事全般を引き受けてくれていたので、潤は頭が上がらなかった。
もちろん潤も自分のことは自分でやったけれども、昴がいなかったらとても毎日の生活が、まわらなかったと思う。
最初の三ヶ月の、新婚みたいなバカげた乱痴気騒ぎがしずまると、以後は、いたって平和な日々とも言えた。
学校が近いので遅くまで寝ていられるし、帰りもすぐだから、勉強する時間も確保できた。
いろんなことがあった中で、いつも昴が側にいてくれたことは事実だった。
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