236 / 366
第十六章
正三角関係 10
しおりを挟む
それも、素っ裸で。
素っ裸で立って性器を握っていた昴は、潤とトモのもみ合った後のベッドに、性器を手で擦りながら近づいてきた。
「昴……いつからいたんだ?」
「潤の叫び声があまりに大きかったから」
そう言って、全裸で性器をこすっている昴の姿は、変態的で、鬼気迫るものがあった。
「昴兄さん、怖いよ。声が大きかったのは、俺が悪いけど、ノックとかしてよ、びっくりするから。亡霊かと思った」
「ノックはした。声もかけた。でも俺の声は聞こえなかったみたいだ。そうだ、俺は、亡霊なのかもしれない」
「昴兄さん、何言ってるの? 亡霊に見えたって言っただけだよ。ごめん、ノックしたんだね、声も。聞こえなかったんだ、ごめんなさい」
昴はベッド脇まで近づいて、二人の姿を見ながら、手で自分のペニスを扱いた。
「兄さん、くる?」
潤は、昴に申し訳ない気がして、昴を誘った。
ベッドは広かったので、狭くなるが寝られないことはなかった。
潤は、シングルのベッドを注文したはずなのに、勝手に注文を変えられていたらしく、届いたベッドは巨大だった。
昴か、支払いの叔父か、どちらかの仕業に違いなかった。
『なんでこんな大きいの……』
玄関から入らないので、窓から釣り上げだった。
素っ裸で立って性器を握っていた昴は、潤とトモのもみ合った後のベッドに、性器を手で擦りながら近づいてきた。
「昴……いつからいたんだ?」
「潤の叫び声があまりに大きかったから」
そう言って、全裸で性器をこすっている昴の姿は、変態的で、鬼気迫るものがあった。
「昴兄さん、怖いよ。声が大きかったのは、俺が悪いけど、ノックとかしてよ、びっくりするから。亡霊かと思った」
「ノックはした。声もかけた。でも俺の声は聞こえなかったみたいだ。そうだ、俺は、亡霊なのかもしれない」
「昴兄さん、何言ってるの? 亡霊に見えたって言っただけだよ。ごめん、ノックしたんだね、声も。聞こえなかったんだ、ごめんなさい」
昴はベッド脇まで近づいて、二人の姿を見ながら、手で自分のペニスを扱いた。
「兄さん、くる?」
潤は、昴に申し訳ない気がして、昴を誘った。
ベッドは広かったので、狭くなるが寝られないことはなかった。
潤は、シングルのベッドを注文したはずなのに、勝手に注文を変えられていたらしく、届いたベッドは巨大だった。
昴か、支払いの叔父か、どちらかの仕業に違いなかった。
『なんでこんな大きいの……』
玄関から入らないので、窓から釣り上げだった。
0
お気に入りに追加
276
あなたにおすすめの小説
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる