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第十六章
トモ 16
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潤は、たくさん抱いてもらう他に、相手に、愛を示す方法を、知らなかったからだ。
「ねえ、潤の中に、たくさん出して。お尻に、いっぱい。何回もしていいから」
そう言ってみた。
「俺がしなかったら、他の人とするの?」
「そうかもね」
「もう一回言って、さっきの言葉」
「ふふ。そういうの、好きなの? トモさん、エッチだね」
潤は、挑発した。
「たくさん、ちょうだい、潤の中に、いっぱい」
トモの目を見て言ってやった。
「……ジュン君、もう、ダメだ……ごめん」
トモは、興奮で震えながら、潤の身体をむちゃくちゃに舐めた。
ああ、昴兄さんみたい。
ひょっとして、トモさんも、昴兄さんに既に、こういうことされちゃったのかなあ。
やりかねないな。
ノンケ食いだからなあ、昴兄さんは。
昴兄さんに舐められて、感じちゃったりしたんだろうか?
昴兄さん、うまいからなあ。
しかも、眼鏡はずすと、あの美形だからな。
普通に女性にもてそうなのに、ノンケの男ばかり好きになるんだよなあ。
それで、いつも片思いで。
まるで、わざとみたいに。
両想いにならないように、わざと、してるみたいに。
兄さんを抱きたい人も、たくさんいそうなのに、抱かせないし。
満たされない欲求を、俺に注ぎ込んで。
「ねえ、潤の中に、たくさん出して。お尻に、いっぱい。何回もしていいから」
そう言ってみた。
「俺がしなかったら、他の人とするの?」
「そうかもね」
「もう一回言って、さっきの言葉」
「ふふ。そういうの、好きなの? トモさん、エッチだね」
潤は、挑発した。
「たくさん、ちょうだい、潤の中に、いっぱい」
トモの目を見て言ってやった。
「……ジュン君、もう、ダメだ……ごめん」
トモは、興奮で震えながら、潤の身体をむちゃくちゃに舐めた。
ああ、昴兄さんみたい。
ひょっとして、トモさんも、昴兄さんに既に、こういうことされちゃったのかなあ。
やりかねないな。
ノンケ食いだからなあ、昴兄さんは。
昴兄さんに舐められて、感じちゃったりしたんだろうか?
昴兄さん、うまいからなあ。
しかも、眼鏡はずすと、あの美形だからな。
普通に女性にもてそうなのに、ノンケの男ばかり好きになるんだよなあ。
それで、いつも片思いで。
まるで、わざとみたいに。
両想いにならないように、わざと、してるみたいに。
兄さんを抱きたい人も、たくさんいそうなのに、抱かせないし。
満たされない欲求を、俺に注ぎ込んで。
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