129 / 369
第十五章 晩餐にて
初めての口淫のように 4
しおりを挟む
潤の理性を凌駕して、野獣のような欲望が目を覚ます。
腰が動く。
欲しい。突いてほしい。
そう、潤は思った。
「お前の先から、涙が溢れてきているよ。ほしがって泣いているんだね」
叔父が言った。
ああ、その通り、欲しくてたまらない。潤は思う。
潤のペニスをあふれた液体が伝う。
口の中を生暖かくなったブルーのレア肉が往復している。
「ああ、なんていやらしいんだ? 肉で欲情するなんて」
叔父が潤の野生を鼓舞する。
そして、一方で、嘲り蔑んで、潤は、ひき裂かれる。
その苦しみが、もっと、もっとと求める。
もっと快楽に溺れれば、この苦しみも消える。
ああ、瑤、俺の恥ずかしい姿を見てくれ。そして嫌いになってくれてもいいから。
これが今の俺の姿。俺のまぎれもない一面。
と潤は苦しく思う。
明日学校に行ったら、口をきいてもくれないだろうな。
この間も、そうだったから。
潤は寂しく思う。
俺の家に泊まったなんて、人にバレたら、なんて言われるか、わからないもんな。俺も困るし。噂より、事実のが、ひどいんだから。事実は、言えないよな。
執拗に、口腔を侵す、肉の一片。
瑤が、びっくりしたような顔で、潤を見ている。
血の味のする唾液が口にたまり、飲み込む。
「んっ」
「よしよし」
叔父様が撫でてくださる。
初めてフェラチオをした時も、そうだった。
「こういうのが好きなんだな?」
かちかちになった、潤の小さいペニスを、叔父は、くにゅくにゅと弄った。
今も、そうだ。潤のあそこが充血してぱんぱんに腫れている。
「こういう風に、無理やりひどく、しつこくされるのが、好きなんだな?」
叔父は、あの時のように、潤を煽った。
けれど、触ってはくれない。
おあずけだ。
腰が動く。
欲しい。突いてほしい。
そう、潤は思った。
「お前の先から、涙が溢れてきているよ。ほしがって泣いているんだね」
叔父が言った。
ああ、その通り、欲しくてたまらない。潤は思う。
潤のペニスをあふれた液体が伝う。
口の中を生暖かくなったブルーのレア肉が往復している。
「ああ、なんていやらしいんだ? 肉で欲情するなんて」
叔父が潤の野生を鼓舞する。
そして、一方で、嘲り蔑んで、潤は、ひき裂かれる。
その苦しみが、もっと、もっとと求める。
もっと快楽に溺れれば、この苦しみも消える。
ああ、瑤、俺の恥ずかしい姿を見てくれ。そして嫌いになってくれてもいいから。
これが今の俺の姿。俺のまぎれもない一面。
と潤は苦しく思う。
明日学校に行ったら、口をきいてもくれないだろうな。
この間も、そうだったから。
潤は寂しく思う。
俺の家に泊まったなんて、人にバレたら、なんて言われるか、わからないもんな。俺も困るし。噂より、事実のが、ひどいんだから。事実は、言えないよな。
執拗に、口腔を侵す、肉の一片。
瑤が、びっくりしたような顔で、潤を見ている。
血の味のする唾液が口にたまり、飲み込む。
「んっ」
「よしよし」
叔父様が撫でてくださる。
初めてフェラチオをした時も、そうだった。
「こういうのが好きなんだな?」
かちかちになった、潤の小さいペニスを、叔父は、くにゅくにゅと弄った。
今も、そうだ。潤のあそこが充血してぱんぱんに腫れている。
「こういう風に、無理やりひどく、しつこくされるのが、好きなんだな?」
叔父は、あの時のように、潤を煽った。
けれど、触ってはくれない。
おあずけだ。
0
お気に入りに追加
286
あなたにおすすめの小説

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。


ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

変態高校生♂〜俺、親友やめます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
学校中の男子たちから、俺、狙われちゃいます!?
※この小説は『変態村♂〜俺、やられます!〜』の続編です。
いろいろあって、何とか村から脱出できた翔馬。
しかしまだ問題が残っていた。
その問題を解決しようとした結果、学校中の男子たちに身体を狙われてしまう事に。
果たして翔馬は、無事、平穏を取り戻せるのか?
また、恋の行方は如何に。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる