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第十五章 晩餐にて
乳首
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「こんな程度で恥ずかしがってるなんて、兄さんらしくないね」
潤が、譲に向かって挑戦的に笑いかけて言った。そして、
「俺、なんだか、熱くなってきちゃった」
と、シャツの胸をはだけだした。
おじ様が、潤に手をかした。脱がせているのか、潤の肌をなでて邪魔しているのか、わからなかったけれど。
「あはぁっ、くすぐったいぃ」
潤は、けらけら笑っていた。
「ほら、潤、スープくらい飲め」
譲が、潤のスープ皿にスープを入れて言った。
「うふっ、うふふふ」
潤は笑っていた。
「こいつ、完全に酔ってるだろ」
譲が、あきれたように言った。
「飲んでないよ。未成年だもん」
潤はへらへら笑いながら答えた。
瑶は、食卓の騒々しさとは無関係に、サラダとスープを食した。
「ヨウ君は、食べることに没頭してるし」
席に戻った譲が、瑶を見て変な客だとでも言いたげに評した。
「美味しいので」
と瑶が答えると、譲は気をよくしたようで、笑みを浮かべて、
「ヨウ君は、一人だけ裸なのに、気にしないの?」
と譲が尋ねた。
「俺も、今から脱ぐから、平気だよぉ?」
潤は、おじ様の膝からにじり降りると、瑶に見せつけるように、ゆっくりと、脱ぐそぶりをした。潤は、自分のシャツの胸元に右手を差し込み、スープスプーンを口に運ぶ瑶を、じっと見ていた。また、自分で乳首触って、あんあん言って、譲に、叱られるんだろうと瑶は思った。
潤は、差し込んだ右手を、自分の左肩の方へ滑らせて、心地よさに耐えぬ風情で、首と肩をくっつけて、
「ねえ、早く、脱がせてほしいの」
と甘えた声で言った。
考えてみれば、学校にいる時の、クールで素っ気ない潤とは、えらい違いだった。潤は、甘え全開で、舌足らずに、幼い表情と、女の子みたいな言い方で、瑶にせまってきた。甘えてくる潤を、瑶は、冷たくつきはなしているように見えたかもしれない。でも、瑶は、単にセロリのポタージュが美味しかったので、食事に集中していたにすぎなかった。
「潤、自分で脱いでもいいんだよ」
おじ様がそそのかした。
「そうなの?」
潤は、喘ぎだしそうな顔をしながら、胸と肩を、自分の平手ですりすりしていた。
「潤、がまんできない」
潤は、泣きそうな顔で、おじ様に訴えた。
「乳首、吸ってほしいの」
「しょうがないな」
おじ様は、スプーンを置いて、潤を抱きかかえた。ちゅばっ、ちゅばっ、ちゅばっ、と恥ずかしくなるほど、あからさまな音が、食卓に響いた。
「うぁっ、うぁっ、うぁぁん」
潤が、おじ様の腕の中で喘ぎ声をあげて悶えた。
「いっちゃう。いっちゃうよぉ」
潤は、泣きそうな声であえいだ。
「そんな子は、床で食べてもらうよ?」
「だって、おじ様が、ちゅぱって、したから」
「潤が、してほしいって、言ったんじゃないか」
「あっ、あぁぁん、いやぁぁん」
潤が、いきたくてたまらないように、おじ様にしがみついて、腰を動かした。
「自分で脱ぎなさい」
「いやぁぁぁ、乳首、舐めて……」
潤はもだえた。
「お友達に、お願いしてごらん?」
「……瑤、潤の乳首……舐めてっ……」
潤が、はぁはぁしながら、瑶のそばにすり寄ってきてシャツをはだけてみせた。
「もっと、エッチにお願いしないと、振り向いてもらえないよ?」
おじ様が、さらにあおった。潤は、肩をくねらせて、肩からシャツをはずした。左肩がむき出しになった。
「瑤、ねぇ……」
潤は、指で、胸のシャツを引き下げた。
「んっ……」
潤は、潤は、見せるだけで感じているのか、脚をむずむずさせていた。たえきれないようすで瑶の口元を見て、
「そのスプーンへの口づけを、潤に、ちょうだい……」
と潤が言った。瑶は、とまどったけれど、
「潤もシャツを脱いでよ」
と言ってみた。潤は、シャツのボタンを全部はずし、シャツを脱いで、椅子の背もたれに掛けた。
「これでいい?」
潤は、瑶に期待の眼差しを向けた。
瑶は、ポタージュを食べ終わった丸いスプーンを見つめた。瑶は、金属製の銀色のスプーンを持った手を、潤の方へ伸ばし、スプーンの背で、潤の右乳首を、つぶすように、くりくりしてやった。
「はっ、あっ、あぁん!」
潤が、切なそうな声をあげた。
「どう? 気持ちいい?」
瑶は尋ねた。
「あっ、いやぁぁっ!」
潤は、身をよじった。
「はっ、はあぁっ」
潤は、身体をビクンビクンさせて、床にへたりこんでしまった。
「潤、下で食べなさい」
おじ様が、潤のスープ皿を床に置いて命じた。
潤は、ぺちゃぺちゃと犬のように四つん這いになって、ポタージュを舐め出した。瑶は、そんな潤の姿を見て、ドキドキがおさまらなかった。
譲が、瑶の股間をじっと見てたずねた。
「で、ヨウ君は、どうするの?」
「どうもしません……」
瑶は、どぎまぎして答えた。
「犬に、舐めたり、しゃぶったりしてもらわないの?」
譲が、そそのかすように言った。
「犬?」
瑶がたずねると、
「床にいる奴」
と潤を見て、譲は言った。瑶は絶句した。
「粗相をすると、犬にされるんだ」
譲が説明した。
「粗相?」
瑶は聞きかえした。
潤が、譲に向かって挑戦的に笑いかけて言った。そして、
「俺、なんだか、熱くなってきちゃった」
と、シャツの胸をはだけだした。
おじ様が、潤に手をかした。脱がせているのか、潤の肌をなでて邪魔しているのか、わからなかったけれど。
「あはぁっ、くすぐったいぃ」
潤は、けらけら笑っていた。
「ほら、潤、スープくらい飲め」
譲が、潤のスープ皿にスープを入れて言った。
「うふっ、うふふふ」
潤は笑っていた。
「こいつ、完全に酔ってるだろ」
譲が、あきれたように言った。
「飲んでないよ。未成年だもん」
潤はへらへら笑いながら答えた。
瑶は、食卓の騒々しさとは無関係に、サラダとスープを食した。
「ヨウ君は、食べることに没頭してるし」
席に戻った譲が、瑶を見て変な客だとでも言いたげに評した。
「美味しいので」
と瑶が答えると、譲は気をよくしたようで、笑みを浮かべて、
「ヨウ君は、一人だけ裸なのに、気にしないの?」
と譲が尋ねた。
「俺も、今から脱ぐから、平気だよぉ?」
潤は、おじ様の膝からにじり降りると、瑶に見せつけるように、ゆっくりと、脱ぐそぶりをした。潤は、自分のシャツの胸元に右手を差し込み、スープスプーンを口に運ぶ瑶を、じっと見ていた。また、自分で乳首触って、あんあん言って、譲に、叱られるんだろうと瑶は思った。
潤は、差し込んだ右手を、自分の左肩の方へ滑らせて、心地よさに耐えぬ風情で、首と肩をくっつけて、
「ねえ、早く、脱がせてほしいの」
と甘えた声で言った。
考えてみれば、学校にいる時の、クールで素っ気ない潤とは、えらい違いだった。潤は、甘え全開で、舌足らずに、幼い表情と、女の子みたいな言い方で、瑶にせまってきた。甘えてくる潤を、瑶は、冷たくつきはなしているように見えたかもしれない。でも、瑶は、単にセロリのポタージュが美味しかったので、食事に集中していたにすぎなかった。
「潤、自分で脱いでもいいんだよ」
おじ様がそそのかした。
「そうなの?」
潤は、喘ぎだしそうな顔をしながら、胸と肩を、自分の平手ですりすりしていた。
「潤、がまんできない」
潤は、泣きそうな顔で、おじ様に訴えた。
「乳首、吸ってほしいの」
「しょうがないな」
おじ様は、スプーンを置いて、潤を抱きかかえた。ちゅばっ、ちゅばっ、ちゅばっ、と恥ずかしくなるほど、あからさまな音が、食卓に響いた。
「うぁっ、うぁっ、うぁぁん」
潤が、おじ様の腕の中で喘ぎ声をあげて悶えた。
「いっちゃう。いっちゃうよぉ」
潤は、泣きそうな声であえいだ。
「そんな子は、床で食べてもらうよ?」
「だって、おじ様が、ちゅぱって、したから」
「潤が、してほしいって、言ったんじゃないか」
「あっ、あぁぁん、いやぁぁん」
潤が、いきたくてたまらないように、おじ様にしがみついて、腰を動かした。
「自分で脱ぎなさい」
「いやぁぁぁ、乳首、舐めて……」
潤はもだえた。
「お友達に、お願いしてごらん?」
「……瑤、潤の乳首……舐めてっ……」
潤が、はぁはぁしながら、瑶のそばにすり寄ってきてシャツをはだけてみせた。
「もっと、エッチにお願いしないと、振り向いてもらえないよ?」
おじ様が、さらにあおった。潤は、肩をくねらせて、肩からシャツをはずした。左肩がむき出しになった。
「瑤、ねぇ……」
潤は、指で、胸のシャツを引き下げた。
「んっ……」
潤は、潤は、見せるだけで感じているのか、脚をむずむずさせていた。たえきれないようすで瑶の口元を見て、
「そのスプーンへの口づけを、潤に、ちょうだい……」
と潤が言った。瑶は、とまどったけれど、
「潤もシャツを脱いでよ」
と言ってみた。潤は、シャツのボタンを全部はずし、シャツを脱いで、椅子の背もたれに掛けた。
「これでいい?」
潤は、瑶に期待の眼差しを向けた。
瑶は、ポタージュを食べ終わった丸いスプーンを見つめた。瑶は、金属製の銀色のスプーンを持った手を、潤の方へ伸ばし、スプーンの背で、潤の右乳首を、つぶすように、くりくりしてやった。
「はっ、あっ、あぁん!」
潤が、切なそうな声をあげた。
「どう? 気持ちいい?」
瑶は尋ねた。
「あっ、いやぁぁっ!」
潤は、身をよじった。
「はっ、はあぁっ」
潤は、身体をビクンビクンさせて、床にへたりこんでしまった。
「潤、下で食べなさい」
おじ様が、潤のスープ皿を床に置いて命じた。
潤は、ぺちゃぺちゃと犬のように四つん這いになって、ポタージュを舐め出した。瑶は、そんな潤の姿を見て、ドキドキがおさまらなかった。
譲が、瑶の股間をじっと見てたずねた。
「で、ヨウ君は、どうするの?」
「どうもしません……」
瑶は、どぎまぎして答えた。
「犬に、舐めたり、しゃぶったりしてもらわないの?」
譲が、そそのかすように言った。
「犬?」
瑶がたずねると、
「床にいる奴」
と潤を見て、譲は言った。瑶は絶句した。
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「粗相?」
瑶は聞きかえした。
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