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第三章 キモ先再び

職員室で

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「キモ……先生、トイレに行っていいですか?」
 潤は職員室の床に正座させられていた。
 上は白い開襟シャツを着ていて一見何でもない普通の夏服姿に見える。
 だが潤のズボンも下着もキモ先に取り上げられていた。潤はシャツの裾からお尻や前が見えないように、必死で裾を引っ張っていた。太ももは丸見えだ。お尻だって前だってどうしてもチラ見えしてしまう。
 それでも、上履きと紺のハイソックスは履いたままだった。

 キモ先は椅子に座ったまま、そんな哀れな姿の潤を見下ろして言う。
「大洗はエッチだなあ」
キモ先は舌舐めずりをする。だが潤には、そんなキモいキモ先の表情を観察する余裕はない。早くこの恥ずかしい状況から逃れたいばかりだ。
「せんせい、ゆるしてください」
潤は頭を下げてお願いする。
 また潤のテストの点が悪かったのだ。

 キモ先はプリントをまとめてタンタンと机の上で揃えると、潤に命じた。
「よし、立ちなさい」
 潤は立ち上がろうとしたが、足がしびれてふらふらした。それでも必死で立ち上がった。
「お、おしっこ……」
潤はフラフラ歩き出した。
「大洗、立ちなさいと言っただけだ。トイレに行っていいなんて一言も言ってないぞ」
キモ先は潤を引き止めた。キモ先は潤の行く手に立ちはだかった。潤の肩をグイッと押して跪かせると、おもむろに自分のズボンのチャックを開けた。
 キモ先は、潤の後頭部を手のひらで押した。キモ先の臭い股間が潤の顔に押しつけられた。
「どうすればいいか、わかるな?」
キモ先は、潤に聞く。
「はい……ングング……」
潤は鼻先をキモ先の股間につっこんだまま答える。
「待て待て」
キモ先は笑う。
潤はペチャペチャ犬ころのように音を立てて下着の上から舐める。
「下着が濡れてしまうじゃないか。ちゃんと中身を出して舐めなさい」
キモ先は気持ちの悪いことしか言わない。潤はオエッとなりそうだったが我慢して、
「はい……わかりました」
と返事をした。
「手を使うんじゃないぞ。大洗は家でも裸で犬みたいに過ごしているんだろう?」
キモ先は嫉妬をにじませた。
「違います……」
「大洗はエッチだから、そうやって兄さんにエッチなことをしてもらおうとしているんだろう?」
キモ先の息遣いがハアハア荒くなる。譲兄さんがハンサムだからって、キモ先は変な想像をして興奮しているのだろう。
「君の兄さんは、成績も良くて、運動部の部長だったのに」
「はい……」
その通りだ。譲兄さんは、何でもできる。
「大洗は、せめてエッチだけでも上手にならないとな」
「ン……」
興奮してかたくなったものが、パンツを突き破りそうになっている。
「大洗の兄さんは、舐めさせてくれるか?」
キモ先は興奮が止まらないのか変なことばかり聞いてくる。
「さすがに、させてくれないだろう」
潤はうなずく。兄さんとエッチなことをしているなんて言ったら、キモ先は、嫉妬して何をするかわからない。ただでさえ、もう、こうして疑われているというのに。
「でも大洗は兄さんが好きなんだろう? エッチな大洗は、ハンサムな兄さんとセックスしたくてたまらないんだろう?」
潤はかぶりを振る。
「嘘をついても無駄だ。顔に書いてある。大洗はエッチが好きでたまらないんだろう」
違う。キモ先は、ちっともわかっていない。
「兄さんの代わりに、先生がいっぱいエッチしてやるから、道具が十分に勃つように上手に舐めなさい」
潤は舌で前たてを開けて中身を舐める。
グチョグチョの汚い汁が先から出ていて潤の口もとを汚した。
「そうだ。たくさん濡らさないと痛い思いをするぞ」
潤はキモ先の臭い股間をじかに舐めながら上目づかいで聞いた。
「せんせい、これで僕、進級できますか?」
「うーん……大洗は、もっと頑張らないとダメだな」
「僕、せんせいと、いっぱいエッチしますから」
「しょうがないなぁ。今日も特訓してやるか」
潤はペチャペチャ舌を動かした。
「じゃあ、お尻を出しなさい」
潤は、言われるままに後ろを向いた。
キモ先は、指で潤のアナルをいじった。
「十分慣らしてからじゃないと切れてしまうからね」
キモ先は潤のアナルにローターをしこんだ。
「あっあん」
ローターが動き出す。
「あっ、イヤぁぁ」
潤が身体をくねらすとキモ先はうれしそうに笑った。
「ぁ……ぁ……」
「さあ、もういいよ、トイレに行きなさい」
「歩けないよぉ……」
潤はぶるぶる震えながら訴えた。
「おしっこ出ちゃうよぉ……」
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