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1、教室
ボロ布と化す衣服
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裂けた布地は、安田の身体を、もう大事な所すら、覆うことはできていなかった。
「いやだ……お願いだ……見ないでくれ……」
安田は生徒の西島に、そう懇願した。
だが、西島は、目の前の光景に驚いて、一瞬たりとも目をはなすこともできないようだった。腰を抜かしたまま、じっと安田を見つめている。
ずりっ、ずりっと、触手は、なぜか安田の下半身を執拗に擦っていた。
安田の脚は片方がかろうじて布で覆われているが、右脚と股は、もう露わになっていた。ずたずたになった布地が、ボロ布のようにベルトから垂れ下がり、粘液にまみれた局所が見えた。こんな恥ずかしい姿を人に見られたくない。まして生徒に!
「西島……見るな……」
安田は必死にそう願った。
次の瞬間、二本の触手が、束になって窓から飛びこんできた。触手は一本ずつ、それぞれ安田の脚にからみついた。
「あ……」
触手のぬめぬめした卑猥な感触が安田の脚を襲った。安田の下半身に血液が集まって熱くなってくる。
「ああっ!」
安田の脚にからみついた二本の触手が、安田の股をぐいと左右に開かせた。安田の露わな下半身が西島の目の前にさらされた。
「あっ……あ、あ……」
触手の攻撃は止むことがなかった。安田の露わになった股の前と後ろを、二本のぬるぬるした触手が何度も何度もしつこく撫でまわしてくる。
あられもない声と姿を、生徒の前にさらす自分。耐えがたい屈辱と羞恥が安田を襲った。
ゴリゴリとした吸盤が皮膚を刺激した。
「西島ぁぁぁ……お願いだから……見ないでくれ……」
安田の股は、開ききり、安田のアナルを、触手の先がチョロチョロといじっていた。アナルが、こんなに感じるだなんて。それだけでイッてしまいそうな快感に、安田は、目がくらんだ。
生徒の西島は、触手の毒気にあてられたのか、魅入られたように、人の変わったような目つきで安田の姿をジッと見守りながら、ポケットに手をつっこんでいた。
「先生……」
西島は、はあはあ荒い息をしながら、そうつぶやき、ポケットに入れた手を動かしている。何をしているんだ西島……!! 生徒に、そんな……そんな目で見られるなんて……! 安田は絶望した。
イボイボのついた太い触手が安田の内側に侵入してきた。
「あっ……あぁ……」
安田は、腰をくねらせた。
ぬるぬるとした粘液が、無理やりアナルに押し挿れられる痛みを軽減していた。安田は、アナルの経験などない。指を挿れられたことも、自分で挿れてみたことも、玩具を挿れられたことも、もちろん性器を挿れられたこともない。アナルを直接、生でいじられること自体、初めての経験だった。
なのに、アナルの入り口を、ヌメッた触手の先でいじられることで、安田は快感を得ていた。それは申し分ないほどの快感だった。気持ちいい。アナルがこんなに気持ちいいものだったなんて。今までの行為は、なんだったのか。自分が求めていたのは、こういう行為だったのかもしれない。安田の脳は次第にそう考えるようにすらなっていた。
触手を、もっと奥まで受け入れたい、もっと奥深く中まで挿れて抜き差しを繰り返し、かき回してほしい。安田は、もう、充分に、そう思わされていた。
「いやだ……お願いだ……見ないでくれ……」
安田は生徒の西島に、そう懇願した。
だが、西島は、目の前の光景に驚いて、一瞬たりとも目をはなすこともできないようだった。腰を抜かしたまま、じっと安田を見つめている。
ずりっ、ずりっと、触手は、なぜか安田の下半身を執拗に擦っていた。
安田の脚は片方がかろうじて布で覆われているが、右脚と股は、もう露わになっていた。ずたずたになった布地が、ボロ布のようにベルトから垂れ下がり、粘液にまみれた局所が見えた。こんな恥ずかしい姿を人に見られたくない。まして生徒に!
「西島……見るな……」
安田は必死にそう願った。
次の瞬間、二本の触手が、束になって窓から飛びこんできた。触手は一本ずつ、それぞれ安田の脚にからみついた。
「あ……」
触手のぬめぬめした卑猥な感触が安田の脚を襲った。安田の下半身に血液が集まって熱くなってくる。
「ああっ!」
安田の脚にからみついた二本の触手が、安田の股をぐいと左右に開かせた。安田の露わな下半身が西島の目の前にさらされた。
「あっ……あ、あ……」
触手の攻撃は止むことがなかった。安田の露わになった股の前と後ろを、二本のぬるぬるした触手が何度も何度もしつこく撫でまわしてくる。
あられもない声と姿を、生徒の前にさらす自分。耐えがたい屈辱と羞恥が安田を襲った。
ゴリゴリとした吸盤が皮膚を刺激した。
「西島ぁぁぁ……お願いだから……見ないでくれ……」
安田の股は、開ききり、安田のアナルを、触手の先がチョロチョロといじっていた。アナルが、こんなに感じるだなんて。それだけでイッてしまいそうな快感に、安田は、目がくらんだ。
生徒の西島は、触手の毒気にあてられたのか、魅入られたように、人の変わったような目つきで安田の姿をジッと見守りながら、ポケットに手をつっこんでいた。
「先生……」
西島は、はあはあ荒い息をしながら、そうつぶやき、ポケットに入れた手を動かしている。何をしているんだ西島……!! 生徒に、そんな……そんな目で見られるなんて……! 安田は絶望した。
イボイボのついた太い触手が安田の内側に侵入してきた。
「あっ……あぁ……」
安田は、腰をくねらせた。
ぬるぬるとした粘液が、無理やりアナルに押し挿れられる痛みを軽減していた。安田は、アナルの経験などない。指を挿れられたことも、自分で挿れてみたことも、玩具を挿れられたことも、もちろん性器を挿れられたこともない。アナルを直接、生でいじられること自体、初めての経験だった。
なのに、アナルの入り口を、ヌメッた触手の先でいじられることで、安田は快感を得ていた。それは申し分ないほどの快感だった。気持ちいい。アナルがこんなに気持ちいいものだったなんて。今までの行為は、なんだったのか。自分が求めていたのは、こういう行為だったのかもしれない。安田の脳は次第にそう考えるようにすらなっていた。
触手を、もっと奥まで受け入れたい、もっと奥深く中まで挿れて抜き差しを繰り返し、かき回してほしい。安田は、もう、充分に、そう思わされていた。
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