ドラマ・漫画感想〜リリーブルーの千夜千本

ドラマ「35歳の少女」

35歳の少女 第1話

25年後に目覚めたら、悲惨なことになっていました。

家族はバラバラ。

初恋のユウトくんは、代理屋？というよくわからないヤクザな仕事をしているし。

それを知った主人公は大泣き。

切ない。

酷い現実。

家から飛び出して見た街も全て変わっている。

学校も建て替えられていた。

だけど図書館は25年前のまま。

主人公の母に頼まれたユウトが追いかけてくる。

実は言わなかったことがあると。

家族の席で、酷いことを言いまくり、家族の嘘をバラして酷い現実を暴露したユウトだったが、一つ言わなかったことが、と。

それは、十歳当時、主人公のことが好きだったこと。

主人公に教え方が上手と言われて教師になったこと。

結局、やめたけど。

でも、主人公が目覚めてくれてよかったと。

主人公は、

「ユウトくんだ！」

と連呼して大泣き。

良かった……。


放映前、もっとロマンチックな、ベタな恋愛+ヒューマンドラマ かな、と予想していたけれど、なかなか攻めていました。

第一話前半は、酷すぎる、目覚めていきなりこんなこと言われたくない、無理、と思いました。

でも、ユウトが家族の嘘を暴露し、それも酷かったですが、初恋を告白したのはよかった！

母親が、「テセウスの船」の音臼小事件の犯人(漫画の方の)の母代わりの人みたいで怖かった。

ミヒャエル・エンデの『モモ』が出てきました。

これも時間の物語ですね。

異世界転生ではなく、リアルな現実の。