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エレベーターで
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アユムとパパとお兄さんは、エレベーターに乗った。透明ガラスから外の景色を見ると、景色がぐんぐん下の方に小さくなっていった。
チンと音がして、エレベーターが止まった。
「すごい、すいこまれそう」
とガラスにはりついていたアユムに、
「アユムくん、よく怖くないね……。パパは毎日、ゾッとしてるのに」
とパパは言った。
「えっ、まさか、こうしょきょうふしょう?」
とアユムが聞くと、
「うん……」
とパパは小さく答えた。
「えーっ! アユムは高いところとか、キケンなこととかするの、大好きなのに!」
やっぱりパパは、情けないなあ、とアユムは安心した。さっきから、パパは、お兄さんと難しい話をしていたので、家にいるときと違うみたいで、ちょっと不安になっていたのだ。
「さあ、ついたよ。降りて」
アユムたちは、エレベーターを降りた。
エレベーターを降りると、とっても広い空間が広がっていた。
パパは、大きい部屋に入ると、作業着を脱ぎ捨てて、シャワーブースでシャワーを浴びた。
「昭島君、バスタオルとって」
とパパは言った。
「はい」
と、お兄さんがパパにバスタオルを持って行った。
パパは、バスタオルを巻いて出てきて、部屋で服を着た。
「なんで服着ちゃうの?」
とアユムは聞いた。
「え?」
「せっかくアユムが来てあげたのに」
パパは困った顔で、
「まだお仕事があるから、あとでね」
と言った。
「やだあ、アユムと遊んでよ」
とアユムはねだった。
「これから重役会議なんだよ」
「A社から連絡が来ております」
にっくき昭島が言った。亜紀人さんとアユムの仲をさく悪者だ。
「いやぁ」
アユムは怒った。
「仕方ないなあ。ちょっとだけだよ?」
「いいよ」
アユムはパパに抱きついた。
「ふにふにして~」
「昭島君が見てるから、それはダメ」
悪者のあきしまなんかには、見せつけてやればいいんだ。
「じゃあ、チュ~」
「んっ……」
「れろれろ~」
「れろれろは、なしね……昭島が見てるから……んっ」
パパは感じやすいのだ。すぐ興奮してエッチになっちゃう。
チンと音がして、エレベーターが止まった。
「すごい、すいこまれそう」
とガラスにはりついていたアユムに、
「アユムくん、よく怖くないね……。パパは毎日、ゾッとしてるのに」
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「えっ、まさか、こうしょきょうふしょう?」
とアユムが聞くと、
「うん……」
とパパは小さく答えた。
「えーっ! アユムは高いところとか、キケンなこととかするの、大好きなのに!」
やっぱりパパは、情けないなあ、とアユムは安心した。さっきから、パパは、お兄さんと難しい話をしていたので、家にいるときと違うみたいで、ちょっと不安になっていたのだ。
「さあ、ついたよ。降りて」
アユムたちは、エレベーターを降りた。
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パパは、大きい部屋に入ると、作業着を脱ぎ捨てて、シャワーブースでシャワーを浴びた。
「昭島君、バスタオルとって」
とパパは言った。
「はい」
と、お兄さんがパパにバスタオルを持って行った。
パパは、バスタオルを巻いて出てきて、部屋で服を着た。
「なんで服着ちゃうの?」
とアユムは聞いた。
「え?」
「せっかくアユムが来てあげたのに」
パパは困った顔で、
「まだお仕事があるから、あとでね」
と言った。
「やだあ、アユムと遊んでよ」
とアユムはねだった。
「これから重役会議なんだよ」
「A社から連絡が来ております」
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「いやぁ」
アユムは怒った。
「仕方ないなあ。ちょっとだけだよ?」
「いいよ」
アユムはパパに抱きついた。
「ふにふにして~」
「昭島君が見てるから、それはダメ」
悪者のあきしまなんかには、見せつけてやればいいんだ。
「じゃあ、チュ~」
「んっ……」
「れろれろ~」
「れろれろは、なしね……昭島が見てるから……んっ」
パパは感じやすいのだ。すぐ興奮してエッチになっちゃう。
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