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さわりっこ
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アユムが、やっとパパがそのきになってくれた、と待ちかまえていると、
「アユムくん、やめよう?」
とパパが言ってきたので、びっくりした。がっかりして、悲しくなった。
「いやっ」
アユムはパパの作業服の腕にしがみついた。
アユムは、さびしくてしょうがないのだ。だって、学校には、いじわるな同級生がいるし、いじわるな先生もいるし、ママはいそがしいし、ほんとのパパは外国にいるし、ヴァイオリンの先生には見はなされそうだし、アユムは、どこにいても、ひとりぼっちなのだ。
「学校で、先生も、お友達も、アユムとさわりっこするから平気だよ。亜樹人さんだけじゃないから」
アユムは、おくびょうな亜紀人さんをせっとくした。なのに、亜紀人さんは言うのだ。
「それは……ダメなことなんだよ」
「どうして?」
パパはやきもちやいてるのかも。
「みんなっていったから怒ってるの? これからは、亜樹人さんだけだよ」
アユムは、うそを言った。ママがよくつかう手だ。ママは、パパに、亜樹人さんだけよって言ってるけど、ほかのおじさんにも、いっぱい言っている。
「そうじゃなくてさ、その……子どもはエッチなことしちゃダメだよ」
「エッチなことじゃないよ? アユムは、さわりっこ遊びをいっしょにしてほしいだけなの」
アユムは、いっしょうけんめい説明した。それでも、うんと言わないパパに、
「アユムのこと、嫌いになったの?」
とアユムはしんぱいになった。
「ううん、パパはアユムくんのこと、大好きだよ」
パパはそくとうした。
「じゃあ、ちゅーだけでいいから。お、ね、が、い」
パパは少しためらっていたけど、アユムの唇にちゅーをした。
「んーとね、ちゅーは、そういうやり方もあるけど……なかよしは、お口の中もれろれろってするんだよ」
アユムが教えてあげると、パパは舌をれろれろいれてきた。
「きもちい……」
アユムとパパは、むちゅうになってキスをした。
「おち……さわって……」
アユムが小声でおねだりすると、パパは、アユムのパンツに手をいれておち……をさわってきた。
「アユムくん……かわいいよ……」
パパは、はあはあしながら、アユムのパンツに入れた手を動かした。すごくきもちいい。
「亜樹人さん、好き……お願い、アユムのこと、もっと、もっと、いっぱいいじめて」
アユムはがまんできなくて、はあはあしながら言った。
「うん……あとで、お尻をいじめてあげるよ」
亜樹人さんが、ぼうっとした顔で、アユムの耳もとにささやいた。
「うん……お尻……して」
「あとでね」
亜樹人さんもがまんしているようだった。
「うん……がまんするね……」
アユムとパパは個室を出た。手を洗って、トイレを出た。
「アユムくん、やめよう?」
とパパが言ってきたので、びっくりした。がっかりして、悲しくなった。
「いやっ」
アユムはパパの作業服の腕にしがみついた。
アユムは、さびしくてしょうがないのだ。だって、学校には、いじわるな同級生がいるし、いじわるな先生もいるし、ママはいそがしいし、ほんとのパパは外国にいるし、ヴァイオリンの先生には見はなされそうだし、アユムは、どこにいても、ひとりぼっちなのだ。
「学校で、先生も、お友達も、アユムとさわりっこするから平気だよ。亜樹人さんだけじゃないから」
アユムは、おくびょうな亜紀人さんをせっとくした。なのに、亜紀人さんは言うのだ。
「それは……ダメなことなんだよ」
「どうして?」
パパはやきもちやいてるのかも。
「みんなっていったから怒ってるの? これからは、亜樹人さんだけだよ」
アユムは、うそを言った。ママがよくつかう手だ。ママは、パパに、亜樹人さんだけよって言ってるけど、ほかのおじさんにも、いっぱい言っている。
「そうじゃなくてさ、その……子どもはエッチなことしちゃダメだよ」
「エッチなことじゃないよ? アユムは、さわりっこ遊びをいっしょにしてほしいだけなの」
アユムは、いっしょうけんめい説明した。それでも、うんと言わないパパに、
「アユムのこと、嫌いになったの?」
とアユムはしんぱいになった。
「ううん、パパはアユムくんのこと、大好きだよ」
パパはそくとうした。
「じゃあ、ちゅーだけでいいから。お、ね、が、い」
パパは少しためらっていたけど、アユムの唇にちゅーをした。
「んーとね、ちゅーは、そういうやり方もあるけど……なかよしは、お口の中もれろれろってするんだよ」
アユムが教えてあげると、パパは舌をれろれろいれてきた。
「きもちい……」
アユムとパパは、むちゅうになってキスをした。
「おち……さわって……」
アユムが小声でおねだりすると、パパは、アユムのパンツに手をいれておち……をさわってきた。
「アユムくん……かわいいよ……」
パパは、はあはあしながら、アユムのパンツに入れた手を動かした。すごくきもちいい。
「亜樹人さん、好き……お願い、アユムのこと、もっと、もっと、いっぱいいじめて」
アユムはがまんできなくて、はあはあしながら言った。
「うん……あとで、お尻をいじめてあげるよ」
亜樹人さんが、ぼうっとした顔で、アユムの耳もとにささやいた。
「うん……お尻……して」
「あとでね」
亜樹人さんもがまんしているようだった。
「うん……がまんするね……」
アユムとパパは個室を出た。手を洗って、トイレを出た。
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