イケメン教師陵辱調教

第十二章 電車編

イケメン教師、痴漢たちに素性を推測される

「いいですな……」

新聞男の両隣が、うらやましげに言えば、新聞男は、

「次にどうぞ」

などと、小坂のことを、まるで自分の持ち物でもあるかのように答えている。

「本当にいやらしいな。痴漢されて感じているなんて」

新聞男は小坂を煽った。

「ウリ専なんじゃないですか？」

横の男が相づちをうった。

「だったら家に呼んで、がっつり変態プレイをしたいものだ」

新聞男はバイアグラの効果にご満悦だ。

「縛り上げてSMプレイかスカトロか」

言っていることが徐々に大きくなっている。

「清楚な雰囲気ですがねえ」
隣の男が思案気に首をひねる。そして、

「社長秘書じゃないでしょうか。あっちの方専用の」
と言ってイヒヒと下卑た笑いをする。

男たちは、小坂について勝手な憶測をしている。

　校長はどこにいるのだろう。もし見ているなら助けてほしいのに、と小坂は心細く思う。

　精力増強剤のビンは、新聞男の手を離れて、小坂の周囲の男たちの間をまわっている。
新聞男たちは、小坂について勝手な憶測をしている。