イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第七章 第二の問題

イケメン教師、校長に机上オナニーを要求される

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「まだ、終わりではないよ」
校長が厳しい声で言った。
 小坂は下着を上げようとする手を止めた。
 校長は、小坂に顔を近づけ、
「また、男と会うんだろう」
と詰問した。
「会いません……。もう……。昨夜で、別れましたから」
小坂は、そう言って、校長から目をそらした。麓戸との別れを思い出すと、悲しみで胸がつぶれそうだった。
「昨夜も、男と寝たのか」
校長は、なじるように聞いた。
「いいえ」
小坂は、小さく首を振る。
「男の店には、行ったんだろう」
校長は、嘘を許さない。
「ええ。でも……寝てません」
嘘ではない。本当は、麓戸に抱かれたかった。久しぶりに、めちゃくちゃにされたかった。それに、いっしょに食事もしたかった。そんな優しい誘いを受けたのは、初めてだったのに。なのに、断ったのだ。
 麓戸か校長か、どちらかを選べと言われた。自分は、どちらかを選ぶなんて、できなかった。したくなかった。でも、校長を選んだのだ。涙をのんで、麓戸と別れたのだ。別れの挨拶もせずに。それなのに。
「フン……」
校長は、小坂の純情を鼻であしらった。
「いずれにしろ、男と会ったことには違いない。寝てないなどといっても、身体をまさぐられるくらいは、したんだろう。淫乱な君が、好きな男を前にして、何もされないでいられるわけがないからな」
校長は、せせら笑った。
「抱きしめられて、優しい言葉でもかけられて、感極まって、口づけでもしたか? 君は、優しくされると、コロリと騙されるからな」
真心を、そんな風に嘲笑うなんて。校長に麓戸さんの優しさの何がわかるんだ。せっかく校長を選んだというのに、酷い。
「おあずけを食らって、焦らされて。それを、寝てないなどと誤魔化して。別れただと? 君の決心など信用できないな。君の柔弱な意志に、私は、どれだけ振り回されたと思っているんだ。どうせ、我慢できなくなって、また犯してもらいにいくんだろう。君は、昔から、そういうのが好きなんだろう?」
校長は、また、昔のことをチクチク言っているのだ。酷いのは校長の方じゃないか。僕を見捨てたくせに。僕の助けを求める声を無視していたくせに。
「だがね、君は、今や生徒ではない。教師なんだ。もう少し行動に責任を持ちたまえ」
また、説教か。都合のいい時だけ、上司ぶりやがって。
「そんな淫乱な教師には、お仕置きが必要だ」
僕のことを何もわかっていないくせに、挙句の果てに、淫乱呼ばわりか! こんな人を選ぶんじゃなかった!
「私のデスクの上で、オナニーをして見せなさい」
校長の提案に、小坂はあとずさった。
「なぜ、そんなことを……」
小坂は、ごくりと唾を飲み込んだ。
「君はそれくらいしないと、セックスの誘惑に、また、すぐにのってしまうだろう。もし、またしてしまったら、もっと恥ずかしいことをしてもらう」
校長は、小坂の手首をつかんで引き寄せると、小坂のズボンと下着を足から取りさって、床に投げ捨てた。
「してないです。昨夜は、してないんです」
小坂は、あらがった。
「でも、身体をまさぐられて、感じていたんだろう。抱きしめられて、口づけくらいはしたんじゃないか? そうやって焦らされて、次の時には、激しく抱き合うつもりなんだろう」
校長の言葉で、昨夜の熱が思い出される。久しぶりに合わせた、麓戸の身体の温もり。もっと全身で感じたかった。
「ちがいます。本当に、僕は、もう、彼とは、会わないつもりで」
「ああ、そうか。それは殊勝な決意だ。だが、君は、今まで、その男と、どれだけハレンチな行為をしてきたんだ? それを全て、私に言えるのか?」
校長は詰問する。
 言えない。言えるわけがない。数々の、いやらしいプレイ。口にするのもおぞましいようなことも、麓戸との間では、全て快感になった。
「言えないんだろう? いやらしすぎて口にもできないことを、君たちは、してきた。それが罪なんだよ。だから、私がお仕置きをしてやろう。もう二度と、その男と、そんなことは、しないようにね。これからは、私の言うことを聞くのだ。わかったね」
麓戸とは別れた。校長を選んだのだ。だから、校長の言葉は、もっともに思えた。
 小坂は、やすやすと抱き上げられ、デスクの上にのせられた。
「い……いやです……こんなところで……」
それとこれとでは、話が違う。
 校長室で、こんな格好をさせられるなんて。こんな机の上で、オナニーをするだなんて。
 机の上から見る景色は、いつもと少しだけ違う。
 下半身は裸で、上半身もワイシャツの前ボタンをすっかりはだけていた。そんな乱れた姿で、校長室の大きな机の上にしゃがまされている。こんなところを、もし、誰かに見られたら。そう思うと、小坂の顔はカッと熱くなった。
 いや。もし、などという、仮定ではない。確実に、見られている。
 先日、級長の宮本たちが、校長室にのりこんで訴えてきたばかりじゃないか。
 彼らが知っているということは、きっとどこかから、見られているのだ。こんな恥ずかしい姿を。今も。さっきからずっと。そして、これからも。
 小坂の血管がドクンドクンと熱く脈打った。
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