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第二十章 麓戸の店で
イケメン教師、調教師によって過去に誘われる。
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麓戸が小坂の足元にかがんだ。
そんな風に足元にかがまれると、まるで、麓戸に、かしずかれているようで、小坂はドキドキした。
麓戸は時たま、思い出したように小坂を大事にしてくれる。
普段は冷たくそっけないだけに、たまの優しさにドキッとさせられた。
今も小坂は落ち着かないこそばゆさを感じた。
麓戸はペンダントトップについていたもので貞操帯の南京錠に鍵をかけた。
「えっ」
首飾りは、単なるアクセサリーではなく、鍵だったのだ!
麓戸は顔をあげた。
「ああ、そう。三者面談のとき学校で渡そうと思ったんだが。予想以上に情事に時間をとられてしまったからね。装着する時間がなくなった」
麓戸はそう言ってにやりと笑う。
「オデトとセックスするとついついやりすぎてしまう」
麓戸は立ち上がり小坂の頬を手の甲で触った。
「その理由はわかるかい? オデト君がとてもいやらしい子だからだよ」
見つめる目は小坂を過去へと誘う。
「君も自覚しているだろう? おじさんにそう言われたよね?」
小坂は、こくんと頷いた。
麓戸の調子がいつもと違っていることに気づいてはいた。けれど、あらがえない、ぼうっとして痺れるような甘い感覚が身体を浮遊させていた。
「そうだろう。オデトは本当にいやらしい子だよ」
麓戸の口調は優しかった。
「よしいい子だ。おじさんのいうことが聞けるね。」
「うん……」
小坂は頷いた。
「オデトくんはとてもエッチな子だよ。オデトくんは気持ちいいこと好き?」
「わかんない……」
オデトは答える。
「そうかな。おじさんとセックスするとき、オデトくんはいつも、気持ちいいって言ってるよね?」
「言ってない……」
オデトは否定する。
「そうかな? 覚えてないの? すごく気持ちいい、もっとエッチしたい、もっとオデトとエッチなことしてって、言っちゃってるよ。オデトくんいつもすごく気持ちよさそうだよ。エッチな汁がいっぱい出ちゃって。オデトくんの小さいお◯◯◯◯もかたくなっちゃって」
「小さくないもん……」
オデトは、虚勢をはる。
「そうかな。おじさんのと比べたらまだまだ小さいよ。でも大丈夫。おじさんはオデトくんみたいなまだ小さい◯◯◯◯の子とするの好きだから平気だよ」
「ほんと?」
オデトは顔をあげる。
「ほんと。おじさんはオデトくんとセックスするのがすごく好き。オデトくんもおじさんとセックスするの好きなんだよね?」
「え……」
そうだっただろうか。
「いつもオデトくん、もっとして、してって言っちゃうでしょ?」
オデトは、ぼんやり振り返り、そしてうなずく。
「うん……」
「可愛くてエッチな子は、みんなからセックスに誘われるからね。これをつけておかないと危ないんだよ。可愛い子はみんなつけてる」
麓戸の指は貞操帯を示した。
「オデトくんはおじさんのものだからね。ほかの人とセックスしちゃダメだよ。おじさんの前でなら何人とでも何時間でも好きなだけセックスしていいんだよ」
麓戸は、それがまるで恩恵であるかのように言う。
「どんないやらしいセックスでもしていいんだよ。オデトくんもセックス好きでしょ?」
麓戸に優しく見つめられても小坂は答えに詰まる。
「わかんない……」
「好きだと思うよ。おじさんの上に乗って自分で腰を上げ下げしたことない?」
「ある……いつもしてた」
「そうだろう? 気持ちよかったかい?」
「わかんない……」
「おじさんが手で腰を支えてあげたよね?」
「うん……」
「オデトくん自分で動いてたよ。自分で気持ちいいところわかるの?」
「んっ」
「どうしたのオデトくん。オシッコしたくなっちゃったのかな?」
小坂はもじもじした。
「小用は足せる。筒の先に穴が開いているからね」
麓戸は貞操帯の先を触って説明した。
じわじわと筒の中で小坂のモノが反応した。
「ん……」
金属製の筒の外から触られただけなのに。
押し込められた性器が逆に意識されて気になってしまう。
それに過去が今に重なる。今ここがどこなのか。いつなのか。目の前にいる人が誰なのか。混乱して、わからなくなって、くらくらする。
「どうした? もう勃起したのか。装着しただけで」
麓戸はもとの麓戸に戻って笑う。
そんな風に足元にかがまれると、まるで、麓戸に、かしずかれているようで、小坂はドキドキした。
麓戸は時たま、思い出したように小坂を大事にしてくれる。
普段は冷たくそっけないだけに、たまの優しさにドキッとさせられた。
今も小坂は落ち着かないこそばゆさを感じた。
麓戸はペンダントトップについていたもので貞操帯の南京錠に鍵をかけた。
「えっ」
首飾りは、単なるアクセサリーではなく、鍵だったのだ!
麓戸は顔をあげた。
「ああ、そう。三者面談のとき学校で渡そうと思ったんだが。予想以上に情事に時間をとられてしまったからね。装着する時間がなくなった」
麓戸はそう言ってにやりと笑う。
「オデトとセックスするとついついやりすぎてしまう」
麓戸は立ち上がり小坂の頬を手の甲で触った。
「その理由はわかるかい? オデト君がとてもいやらしい子だからだよ」
見つめる目は小坂を過去へと誘う。
「君も自覚しているだろう? おじさんにそう言われたよね?」
小坂は、こくんと頷いた。
麓戸の調子がいつもと違っていることに気づいてはいた。けれど、あらがえない、ぼうっとして痺れるような甘い感覚が身体を浮遊させていた。
「そうだろう。オデトは本当にいやらしい子だよ」
麓戸の口調は優しかった。
「よしいい子だ。おじさんのいうことが聞けるね。」
「うん……」
小坂は頷いた。
「オデトくんはとてもエッチな子だよ。オデトくんは気持ちいいこと好き?」
「わかんない……」
オデトは答える。
「そうかな。おじさんとセックスするとき、オデトくんはいつも、気持ちいいって言ってるよね?」
「言ってない……」
オデトは否定する。
「そうかな? 覚えてないの? すごく気持ちいい、もっとエッチしたい、もっとオデトとエッチなことしてって、言っちゃってるよ。オデトくんいつもすごく気持ちよさそうだよ。エッチな汁がいっぱい出ちゃって。オデトくんの小さいお◯◯◯◯もかたくなっちゃって」
「小さくないもん……」
オデトは、虚勢をはる。
「そうかな。おじさんのと比べたらまだまだ小さいよ。でも大丈夫。おじさんはオデトくんみたいなまだ小さい◯◯◯◯の子とするの好きだから平気だよ」
「ほんと?」
オデトは顔をあげる。
「ほんと。おじさんはオデトくんとセックスするのがすごく好き。オデトくんもおじさんとセックスするの好きなんだよね?」
「え……」
そうだっただろうか。
「いつもオデトくん、もっとして、してって言っちゃうでしょ?」
オデトは、ぼんやり振り返り、そしてうなずく。
「うん……」
「可愛くてエッチな子は、みんなからセックスに誘われるからね。これをつけておかないと危ないんだよ。可愛い子はみんなつけてる」
麓戸の指は貞操帯を示した。
「オデトくんはおじさんのものだからね。ほかの人とセックスしちゃダメだよ。おじさんの前でなら何人とでも何時間でも好きなだけセックスしていいんだよ」
麓戸は、それがまるで恩恵であるかのように言う。
「どんないやらしいセックスでもしていいんだよ。オデトくんもセックス好きでしょ?」
麓戸に優しく見つめられても小坂は答えに詰まる。
「わかんない……」
「好きだと思うよ。おじさんの上に乗って自分で腰を上げ下げしたことない?」
「ある……いつもしてた」
「そうだろう? 気持ちよかったかい?」
「わかんない……」
「おじさんが手で腰を支えてあげたよね?」
「うん……」
「オデトくん自分で動いてたよ。自分で気持ちいいところわかるの?」
「んっ」
「どうしたのオデトくん。オシッコしたくなっちゃったのかな?」
小坂はもじもじした。
「小用は足せる。筒の先に穴が開いているからね」
麓戸は貞操帯の先を触って説明した。
じわじわと筒の中で小坂のモノが反応した。
「ん……」
金属製の筒の外から触られただけなのに。
押し込められた性器が逆に意識されて気になってしまう。
それに過去が今に重なる。今ここがどこなのか。いつなのか。目の前にいる人が誰なのか。混乱して、わからなくなって、くらくらする。
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麓戸はもとの麓戸に戻って笑う。
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