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第二十章 麓戸の店で
イケメン教師、貞操帯を装着される
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麓戸からのプレゼント。
性行為をする道具ではなかった。
全く逆で、性行為を禁じる道具だった。
麓戸に、貞操帯が必要なほどの淫乱と思われているというのも恥ずかしくて顔が熱くなる。
革と金属で作られた仰々しい道具。ベルトも金属部分も、まがまがしい硬さと重厚さをもっている。
こんな頑丈なもの……。
「どうだ? 嬉しいだろう? オデトのために、腕のいい職人に特別に作らせたのだ。さすがしっかりした、いい仕上がりだ」
麓戸は満足げに言う。
「かなり金額も張ったからな。材料がいいんだ。この革の質だっていい感じだろう? 肌にしっとり馴染むだろう。はめてみたら、もっと良さがわかる。合皮の安物とは違うぞ。ほら、つけてみろよ。オデトがつけている姿を見せてくれよ。楽しみにしていたんだから」
麓戸は小坂に熱心にすすめる。
確かに性行為を禁じる道具。だが、慎ましいというよりも逆に性行為を連想させていやらしいと感じるのは自分だけだろうか。
我慢させられることにより、より強く、常に性行為のことを意識させられる。一日中、いついかなる時でも、そのことが頭をよぎりそうだ。この道具をつけさせた人のことも。
皆、こんなものをつけなくとも我慢できているのに、自分はこのような仰々しい器具をつけて管理されないといけないほどに淫乱だという烙印を押されたということだろうか。これをつけていないと、すぐに誰とでも行為をしてしまうというような。
確かに麓戸の店の客とだけでなく、校長ともたくさんの生徒たちとも教師たちともしてしまった。
またこれからも校長との行為、生徒たちとの行為があるかもしれない。そんな時、こんな貞操帯をつけていることがバレたらなんと言われるだろうか。どんなにか驚かれるだろうか。
「さあ、早くつけてみて」
麓戸が小坂を急かした。
麓戸は待ちきれないように小坂のズボンに手をかけ脱がせた。
麓戸は小坂に貞操帯を装着させる。
ペニスを下向きに筒の中に入れられた。
冷んやりとした金属の感触。冷たさに縮こまると思いきや、そのひやりとした器具らしい感触にすら感じてしまう。
クスコや浣腸などの医療器具プレイも麓戸としたことがあるせいだろうか。下半身に器具をつけられていると思うだけでどきどき興奮する。
カチャリと銀色の金属トレイにクスコを麓戸が置くときを思い出す。そんなとき恥ずかしさと緊張が入り混じった興奮を感じたものだ。
今もまた興奮している。
新しいプレイ。新しい道具を買ってもらってそれを身につける。それはM奴隷としては尻尾があったらちぎれんばかりに振りたいほどに興奮することだ。
でももう麓戸とはそういう関係をやめたのではなかったか。
麓戸さん、僕を縛って。きつく縛って。
そう、ねだったこともあった。
拘束されたい。好きな人の腕にきつく抱きしめられるような安心感。
今またそれを味わえるのだろうか。
本物の革のしっとりした感触。肌に吸いつくようだ。
麓戸が、麓戸の首にかかっていたネックレスの鎖に手を触れた。
性行為をする道具ではなかった。
全く逆で、性行為を禁じる道具だった。
麓戸に、貞操帯が必要なほどの淫乱と思われているというのも恥ずかしくて顔が熱くなる。
革と金属で作られた仰々しい道具。ベルトも金属部分も、まがまがしい硬さと重厚さをもっている。
こんな頑丈なもの……。
「どうだ? 嬉しいだろう? オデトのために、腕のいい職人に特別に作らせたのだ。さすがしっかりした、いい仕上がりだ」
麓戸は満足げに言う。
「かなり金額も張ったからな。材料がいいんだ。この革の質だっていい感じだろう? 肌にしっとり馴染むだろう。はめてみたら、もっと良さがわかる。合皮の安物とは違うぞ。ほら、つけてみろよ。オデトがつけている姿を見せてくれよ。楽しみにしていたんだから」
麓戸は小坂に熱心にすすめる。
確かに性行為を禁じる道具。だが、慎ましいというよりも逆に性行為を連想させていやらしいと感じるのは自分だけだろうか。
我慢させられることにより、より強く、常に性行為のことを意識させられる。一日中、いついかなる時でも、そのことが頭をよぎりそうだ。この道具をつけさせた人のことも。
皆、こんなものをつけなくとも我慢できているのに、自分はこのような仰々しい器具をつけて管理されないといけないほどに淫乱だという烙印を押されたということだろうか。これをつけていないと、すぐに誰とでも行為をしてしまうというような。
確かに麓戸の店の客とだけでなく、校長ともたくさんの生徒たちとも教師たちともしてしまった。
またこれからも校長との行為、生徒たちとの行為があるかもしれない。そんな時、こんな貞操帯をつけていることがバレたらなんと言われるだろうか。どんなにか驚かれるだろうか。
「さあ、早くつけてみて」
麓戸が小坂を急かした。
麓戸は待ちきれないように小坂のズボンに手をかけ脱がせた。
麓戸は小坂に貞操帯を装着させる。
ペニスを下向きに筒の中に入れられた。
冷んやりとした金属の感触。冷たさに縮こまると思いきや、そのひやりとした器具らしい感触にすら感じてしまう。
クスコや浣腸などの医療器具プレイも麓戸としたことがあるせいだろうか。下半身に器具をつけられていると思うだけでどきどき興奮する。
カチャリと銀色の金属トレイにクスコを麓戸が置くときを思い出す。そんなとき恥ずかしさと緊張が入り混じった興奮を感じたものだ。
今もまた興奮している。
新しいプレイ。新しい道具を買ってもらってそれを身につける。それはM奴隷としては尻尾があったらちぎれんばかりに振りたいほどに興奮することだ。
でももう麓戸とはそういう関係をやめたのではなかったか。
麓戸さん、僕を縛って。きつく縛って。
そう、ねだったこともあった。
拘束されたい。好きな人の腕にきつく抱きしめられるような安心感。
今またそれを味わえるのだろうか。
本物の革のしっとりした感触。肌に吸いつくようだ。
麓戸が、麓戸の首にかかっていたネックレスの鎖に手を触れた。
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