240 / 407
第十六章 唾液研修
イケメン教師、先輩教師たちに開口器をつけられる
しおりを挟む
「思い出して勃ってしまったのかい?」
そう言って誰かの手が小坂の下半身を優しく愛撫した。
小坂が顔をあげると、
「どうしたんだい?」
と心配された。嫌な経験を思い出して涙ぐんでいたせいだった。
「みんなに責められて辛くなったか?」
答えられない小坂に励ますように声は言った。
「大丈夫。ここでは乱交を楽しみたまえ」
自分の経験は人と違う。けれどここではそれも受け入れられている気がした。
「君のように性奴隷を経験すると、普通のセックスでは飽きたらないだろう」
そうなのかもしれない。小坂は取り返しのつかない人生に呆然とした。
「いいんだよ、それでも。研修は、何も君を痛めつけるためにあるわけじゃない。君が楽になるためでもある。安心して我々に身を任せなさい」
優しく甘い誘惑。
「大いなる快楽が得られる。もう君は思い煩わなくていいんだ。我々が君を楽にしてやる」
皆が口を揃えて小坂を誘う。
「なんならずっと我々が相手をしてやってもいいんだよ? 出会い掲示板で相手漁りをされると困るからね。君も安全で安心だ」
相手漁りなどしていない。
「いつも我慢していてつらかったんだろう」
我慢なんかしていない。
「ここでは我慢しなくていいんだよ」
しかし言われれば何かを我慢していたような気もする。
「思う存分発散しなさい」
さすが教育者だ。厳しい指導が効かないとなると、飴のような言葉で小坂を落としにかかる。
「さあ、口を開けて。聖なる甘露をあげよう」
閉じた口をこじ開けられる。
「もう少し開けて」
嫌だ。
「頑なだなあ」
欲しいのは、そんなものではない。
「ちょっと無理ですね。開口器をつけますか」
あきらめたように誰かが言う。
「あんまり手荒なことはしたくないんだがなあ」
不穏な言葉に小坂はおびえる。
「ほら、君が言うことを聞かないから、苦しい器具を使わなければいけなくなったじゃないか」
苦しい器具?
「この唾液授与の研修は避けられないからね」
唾液授与?
「君が今、受けているのは唾液研修だよ。ちゃんと唾液を受け止められなかったらダメじゃないか」
そう、諭すように声が言う。
知らない、そんな研修。
小坂は思う。だが、手が優しく小坂の肩を撫で諭されれば、ほだされてしまいそうになる。
ガチャガチャと箱から器具が出された。黒いゴムのバンドと銀色の金属製の部分からなる器具。複数の手が小坂の身体を押えつける。口に金属製の部分をつっこまれた。ゴムバンドが小坂の頬をしめつけ、後頭部で留められた。
「お、うぉぉぉぉ」
抗議のために何か言おうとしても、うめき声が出るだけだ。のみならず、つばが飲み込めず、よだれが無様にあごから垂れる。
「恥ずかしい姿だな」
ただうめき、よだれを垂れ流すばかりの小坂を見て失笑が漏れる。
「抵抗するからだよ、小坂君」
苦しむ小坂を取り囲む教諭たちは腕組みして見下ろす。
開口器をつけられただけなのに、なぜか小坂の萎えたものは再び勃起していた。
そう言って誰かの手が小坂の下半身を優しく愛撫した。
小坂が顔をあげると、
「どうしたんだい?」
と心配された。嫌な経験を思い出して涙ぐんでいたせいだった。
「みんなに責められて辛くなったか?」
答えられない小坂に励ますように声は言った。
「大丈夫。ここでは乱交を楽しみたまえ」
自分の経験は人と違う。けれどここではそれも受け入れられている気がした。
「君のように性奴隷を経験すると、普通のセックスでは飽きたらないだろう」
そうなのかもしれない。小坂は取り返しのつかない人生に呆然とした。
「いいんだよ、それでも。研修は、何も君を痛めつけるためにあるわけじゃない。君が楽になるためでもある。安心して我々に身を任せなさい」
優しく甘い誘惑。
「大いなる快楽が得られる。もう君は思い煩わなくていいんだ。我々が君を楽にしてやる」
皆が口を揃えて小坂を誘う。
「なんならずっと我々が相手をしてやってもいいんだよ? 出会い掲示板で相手漁りをされると困るからね。君も安全で安心だ」
相手漁りなどしていない。
「いつも我慢していてつらかったんだろう」
我慢なんかしていない。
「ここでは我慢しなくていいんだよ」
しかし言われれば何かを我慢していたような気もする。
「思う存分発散しなさい」
さすが教育者だ。厳しい指導が効かないとなると、飴のような言葉で小坂を落としにかかる。
「さあ、口を開けて。聖なる甘露をあげよう」
閉じた口をこじ開けられる。
「もう少し開けて」
嫌だ。
「頑なだなあ」
欲しいのは、そんなものではない。
「ちょっと無理ですね。開口器をつけますか」
あきらめたように誰かが言う。
「あんまり手荒なことはしたくないんだがなあ」
不穏な言葉に小坂はおびえる。
「ほら、君が言うことを聞かないから、苦しい器具を使わなければいけなくなったじゃないか」
苦しい器具?
「この唾液授与の研修は避けられないからね」
唾液授与?
「君が今、受けているのは唾液研修だよ。ちゃんと唾液を受け止められなかったらダメじゃないか」
そう、諭すように声が言う。
知らない、そんな研修。
小坂は思う。だが、手が優しく小坂の肩を撫で諭されれば、ほだされてしまいそうになる。
ガチャガチャと箱から器具が出された。黒いゴムのバンドと銀色の金属製の部分からなる器具。複数の手が小坂の身体を押えつける。口に金属製の部分をつっこまれた。ゴムバンドが小坂の頬をしめつけ、後頭部で留められた。
「お、うぉぉぉぉ」
抗議のために何か言おうとしても、うめき声が出るだけだ。のみならず、つばが飲み込めず、よだれが無様にあごから垂れる。
「恥ずかしい姿だな」
ただうめき、よだれを垂れ流すばかりの小坂を見て失笑が漏れる。
「抵抗するからだよ、小坂君」
苦しむ小坂を取り囲む教諭たちは腕組みして見下ろす。
開口器をつけられただけなのに、なぜか小坂の萎えたものは再び勃起していた。
0
お気に入りに追加
2,508
あなたにおすすめの小説

青少年病棟
暖
BL
性に関する診察・治療を行う病院。
小学生から高校生まで、性に関する悩みを抱えた様々な青少年に対して、外来での診察・治療及び、入院での治療を行なっています。
※性的描写あり。
※患者・医師ともに全員男性です。
※主人公の患者は中学一年生設定。
※結末未定。できるだけリクエスト等には対応してい期待と考えているため、ぜひコメントお願いします。


わるいむし
おととななな
BL
新汰は一流の目を持った宝石鑑定士である兄の奏汰のことをとても尊敬している。
しかし、完璧な兄には唯一の欠点があった。
「恋人ができたんだ」
恋多き男の兄が懲りずに連れてきた新しい恋人を新汰はいつものように排除しようとするが…

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる