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第二章 調教師編
イケメン教師と調教師
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調教師、麓戸遼斗(ろくと はると)は、小坂のほかにも、何人もの男たちを性的に調教していた。小坂がいくら麓戸に忠誠を誓って尽くしても、しょせん小坂は多数の中の一人にすぎなかった。小坂は、主人に認められたいと、躍起になった。
小坂は、なんとかして麓戸を喜ばせようと、麓戸の目の前で、喘ぎ声をあげながら、指をくねらせて自分のアナルを突いてみせた。勤務後のスーツのまま、あるいは上着を脱いで、ワイシャツの中に手を入れ、乳首をいじりながら。淫らな振る舞いに、小坂は興奮した。
だが、麓戸は、そんな小坂の姿を、冷ややかに見ていた。麓戸は、もっとサディスティックな行為でないと興奮しないらしかった。
麓戸は、小坂の痴態を、ちくいち、動画で撮影していた。
小坂も、小型カメラと録音機を渡され、自分の性的行為は全て記録し、報告するように、麓戸から言われていた。
小坂は麓戸のことを唯一の恋人だと信じていた。小坂は、その自己欺瞞を薄々わかっていた。それでも、小坂は、麓戸を信じたかった。自分がこれほどまでに、耽溺させられている相手が、悪人だとは思いたくなかったのだ。
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