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第十五章 排尿研修(お漏らし(小))

気持ちよくなんか……

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「そんなことしません!」
小坂は耳をふさぎ、目をつぶって叫んだ。
「おやおや、君は、いったいどんな妄想をしていたんだい? 」
校長は愉快そうに声をたてて笑った。

「君は日に日に妖しい美しさを増している。まるで後宮の性奴のようにね」

神崎の言葉で、現実と妄想が交じわった。小坂は頬を熱くした。してみたい……。あんなこと、恥ずかしいけど、してみたい。だが、セクシーなダンスなど、素養のない自分にはとてもできない。校長は、要求するからには、そんな妖しい舞踊を実際見たことがあるのだろうか。自分以外の誰かで興奮する神崎を、小坂は想像したくなかった。自分には、神崎を喜ばせるような才能などない……と思うと小坂は悲しかった。だから、神崎の次の言葉を聞いたとき、小坂は救われる思いがした。
神崎の指先が、小坂のあごをすくって、すうっと撫でた。

「お漏らしの時の恍惚としたキミの顔といったらなかったよ。絶望的で、あきらめきった美しい顔……」

神崎は感極まったようにそう言うと、小坂の肩を優しく抱いた。
先生……。神崎先生が自分のことを褒めてくれている。自分のことを美しいと。小坂は嬉しさに、しばし、ぼうっとなった。

「キミはどんどん変態になっていくね」

語りかけられる言葉に、小坂が恐る恐る目を開けると、嬉しそうにニンマリと笑いながら小坂の頬を撫でている神崎がいた。神崎は、小坂の眼差しをとらえると、

「自分のお漏らしオシッコでびっしょり濡れた恥ずかしい下着の感触がたまらなく好きなんだろう?」

と、小坂の顎をすくい上げるように撫でて言った。

「あ……」

小坂から漏れるのは吐息ばかりではなかった。校長に嬲られるたびに、ずくずくといやらしい液体が鈴口からあふれ出ていた。

「感じているんだね。お漏らしオシッコに」

校長の目線をたどると、恥ずかしいほどに張りつめた小坂の下半身が目に入った。

「若いね。うらやましい。下着が破れんばかりじゃないか。そんなにお漏らしが好きなのに強情だなキミは。濡れた下着が気持ちいいんだろう?」

神崎が小坂のある部分を見つめる。小坂は恥ずかしさにいたたまれず隠そうとする。神崎は、そんな小坂の手を封じた。

「あっ……」

小坂は身をよじらせた。

「どういうところがいいか、言ってみなさい」

神崎の口調は強く、叱責に似ていた。それでも小坂は、

「よくなんか……」

と、あらがった。お漏らしで感じているなどと思われるのは恥ずかしい。そんな変態みたいなこと。
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