イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第一章 校長編

イケメン教師、校長に局部を撫でられる

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「え……?」
小坂は耳を疑った。

 今、なんて?

 いつのまにか、校長の手が、小坂の下半身を撫でまわしていた。
「君がプライベートで、ナニをしていようが、私は、かまわん。男に尻をさしだしていようが、玩具でイキ狂っていようが」
校長の侮辱に、小坂の顔はカッと熱くなった。

「僕は、そんなこと……!」
小坂は、こぶしを握りしめ、つばを飲み込んだ。怒りと屈辱のあまり声も出ない。ばくばくと心臓が鳴る。

「せいぜい君のマンションの隣人に、喘ぎ声を聞かれないように注意したまえ。そんな声を聞かれたら、隣の男に尻をねらわれて、無理やりおかされて、夜通しなぐさみものにされてしまうよ」
校長はニヤニヤと嬉しそうに言った。
「腰がたたなくなるほどされてしまっては、翌日の授業にさしつかえるからね」
小坂の身体は羞恥に熱くなる。怒りで唇がわなわなと震えて、ものも言えない。
 小坂は怒りを鎮めようとした。

 校長は管理職なのだから職務遂行の差し障りを心配するのは当たり前だ。いつもと様子が違うのに気づいて心配してくれた。それは感謝に値する。冗談の卑猥さに問題があるだけだ。

 小坂は、そう思おうとする。
「そんな……声なんて……」
小坂は、かろうじて、否定した。

「ほう。夜な夜な玩具で慰めているという点については否定しないんだな」
校長はニヤニヤする。

「それも……」
口にするのも恥ずかしい。「毎晩、玩具でお尻オナニーなんてしてません」だなんて、言えるわけがない。

「それにしても小坂君は、アレのとき、声を出さないのか」
校長は、小坂の肩や腕をなでさすりながら、小坂の顔をのぞきこんできた。小坂は身体を硬くした。
「残念だなあ。小坂君は、いい声だから、さぞかし、あのときの声もエロティックだろうに。小坂君、気持ちよかったら、少しくらい声をだしてもいいんだよ」
校長が、にやにや笑った。
「がまんするのは、身体によくないからね。出したかったら、ここでも、どこでも出してしまいなさい」
校長の手が、小坂の股ぐらにのびた。

「アッ、やめっ……」

「なにをかね?」
校長は、そらとぼけた。校長は、小坂の腕をつかむと、小坂の局部を撫でながら言う。
「ここが、こんなに腫れている。うみがたまっているようだから、出しておかないといけない」

「い、いいです……」
小坂は断ったつもりだった。

 なのに、
「そうか、気持ちいいか。出したくなったら遠慮なく出しなさい。出したものは、なめさせてやろう。小坂先生のは美味しいだろうねえ」
などと、校長は変態じみた発言をする。

「いやです……」
小坂は拒否する。だが、気圧されて小さな声しか出せなかった。

「いやです、じゃないよ、君」
校長は、あきれたように言う。
「勘違いしてもらっては困る。プライベートでなにをしようがかまわないが、職務中は、私の指示に従ってもらおう」
 
 校長に強い口調で叱責されると、小坂は、
「申し訳ございません」
と小さく答えるしかなかった。

「わかったね」
校長は、小坂の従順さに満足したように頷いた。
「プライベートで何をしてもいいと言ったが、キミは教師だ。いつどこで、誰が見ているかわからないから行動には気をつけなければいけない」
校長は、説教調で言った。
 生徒に範たる教員は、プライベートまで品行方正にしなければいけない。

 ああ、こんな説教をするなんて、やはり、校長は勘づいているに違いない。さっきの生徒との行為を。

 小坂は絶望した。
 だが、直後に、また思い直す。

 いいや。さっきの今だ。たとえ何かを勘づいていたとしても、それが何かと、はっきり知っているはずがない。

 そう思い直したところで不安はなくならない。

 先ほどの行為はまだ知られていなくとも、ほかの何か、自分の知られたくない秘密を校長は知ったのかもしれない。そうだ、きっとそうだ。

 小坂の秘密にしているあんな行為やこんな行為、きっと何かを勘づいているからに違いない。

「だが、安心しなさい。学校では、私が最高権力者だ。キミは私の言うことを黙って聞いていればいい」

 そうか。そうだ。

 小坂は校長の権力を思い出す。

 校長が小坂の何に勘づいていようとも、怯えることはない。自分は校長の庇護下にあるのだ。

 校長は良かれ悪しかれ校内の絶対君主だ。黙って校長に従っていさえすれば、どんな罪を犯したとしても小坂に不利になるようにはしない、庇ってやろう、と言ってくれているのだ。

 だが、この下半身をまさぐるような手の動きは。

「これは……」

おかしい。いくら上司だからといって、部下に、こんな行為をしていいわけがない。

「ん? 何か反論でもあるのか? 小坂君」
校長が、聞いた。
 校長は小坂より背が高く肩幅もあり胸板も厚い。優秀な指導者で経験豊富。切れ者で出世も早い。自信たっぷりで威圧的だ。

 小坂に反論する勇気はなかった。
「いえ、何も……」
小坂は、そう答えるしかなかった。

「わかればいい」
校長は、満足そうに頷いた。
「小坂君、どうしたんだね? 腰をムズムズ動かしたりして」
と校長がニヤニヤしだした。

 校長の手が、さっきから、しつこく小坂の身体を這い回っていたせいだった。小坂の身体は、小坂の潔癖な意思とはうらはらに、熱く火照っていた。

「熱があって苦しいんだろう? 尻に座薬をいれさえすれば、こんな熱くらい、すぐにおさまる。小坂君、さあ早くズボンを脱ぎたまえ」
校長が、小坂のベルトをはずそうとした。

「やめ……」
小坂は、あらがった。
 が、学生の頃はラグビー部の主将として、教師となってからはラグビー部の顧問として、何度もチームを優勝に導いた校長に、小坂が、かなうはずはない。

「そんなに抵抗したら、君の上等なワイシャツやスーツが破けて、だいなしになってしまうぞ」
校長は、声をたてて笑った。
「それでも、いいのか?」

 校長に、そんな風に激しく攻められる……。やめてください、と言っているのに、無理やり押し倒されてスーツを剥かれワイシャツを破られる……。想像すると、小坂のアナルの奥の方が、ズクンと、求めるように熱くうずいた。

「そうしてほしいのか?」
無言でいる小坂に、校長は重ねて聞いてきた。
 生徒と性行為におよぶなどという、人として最低の行いをしたのだ。自分は、それくらい酷く罰せられないといけない人間なんだ。小坂に自責の念がわき、次第次第に、あきらめの気持ちが支配していく。
「酷くしてほしくて、わざと嫌がってみせたんだな?」
校長は、小坂が黙っているのを嫌がっていないと解釈したようだった。

 スーツやシャツをビリビリにされる……か。小坂は思い返す。「お客様にはこちらの生地がお似合いです」英国製のなめらかなコットン生地のシャツ、軽やかなウールのスーツ。採寸や仮縫いのとき、仕立て屋に「美男子なのでぴったりですね」と褒めちぎられ、必要以上に触られた。
 ああ、そういえば、シャツだけでなくスーツもクリーニングに出さなくては……。旧部室棟の土ぼこりだらけの汚れた床に押し倒され押しつけられたのだから。汚れた服のことを思っただけなのに、旧部室棟の暗く湿った空気が小坂の身体にまとわりつくような気がして小坂はゾッとした。

「黙っているということは、してほしい、ということなんだな?」
校長が一人で言っている。

 いいや、やっぱりダメだ! 

 校長の声に、小坂は我に返る。あの暗いところに引き戻されてはいけない。旧部室棟、それは小坂にとって悪夢の場所だった。ようやく、あの暗い場所から、明るい場所に出られたというのに。あんな場所に、戻りたくたない!

「小坂君が、そんなに激しいプレイが好きだとはねぇ。まったく、見かけによらず君も好きモノだねぇ」
気がつくと、校長は、よだれをたらさんばかりに、相好を崩していた。

「やめ……」
現実に戻った小坂は、校長の手を払おうともがいた。

「こらこら、慌てるんじゃない」
校長は、小坂の抵抗を理解しない。手もみして、
「よし、小坂君の希望通り、君のシャツをひきちぎって、いやらしいズタボロの裸にしてやるから……」
と、鼻息荒く、小坂の上着を引きはがしにかかった。

「やめてください……」
小坂は抗う。

「恥ずかしがって。本当は、嬉しいんだろう?」
小坂は本気であらがっているのに、校長は意に介さない。

「イヤだ!」
小坂は、思い切って腹から声を出した。

 校長は、ぽかんとして手をとめた。

 小坂の心臓がバクバクする。どうしよう、こんなに大きな声を出してしまった。だれかに聞かれたら。校長室で、校長にこんなことをされていると知られたら。僕が被害者だと言って、いったい誰が信じてくれるだろう。小坂君が誘ってきたのだ、と校長は言うだろう。誰が、この校長に逆らえるというのだ。そんな人は校内に誰もいない。あたりまえだ。この人は校長なのだから。僕がこういうことをされるのが好きな人間だと、間違った認識が広まったら、いったいどんなことになってしまうだろう。小坂はことの発覚をおそれた。知られてはいけない。何もかも、知られてはいけないのだ。

「いやなら、最初から、おとなしく言うことを聞きなさい」
校長は、はなじらんだ。
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