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第3章(終章)まつろわぬ者の旗
“蒼き虎”の逆襲(後編)
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操作盤に向き合ったソートンは、まず玉朧拳師の〔晨絆器〕に通信信号を送った。
海底宮殿内で荒事を起こす以上、教率者の許可を得ることは当然であるからだが、襲撃隊が潜航艇が待つ発着場へ向かうため昇降機に乗り込むのをあえて黙過したのはすぐ上の階層の居住棟に戻った彼に累が及ぶのをおそれたためであった。
──もちろん、疾風のごとく第1層へと駆け下りた蒼き虎に悪魔の尖兵の出立を寸前で阻止させる心算である。
そして予想通りというべきか、居住棟に戻った二人は〔教宣室〕の監視カメラ映像はチェック済みであり、そこで起きた事象は全て把握していたものの、今や孤立無援のバジャドクにとって、護衛絆獣との義を重んじるあまり惜しまれる最期を遂げた凱鱗領最強戦士と並び称された教界の英雄である元・特守部隊長の謀反を受容することは多大な心理的負担を伴うようであった…。
「──そう考えられるのは当然です。
ですが、聖団はそこに関する決定的な証拠を入手しました。
…それでは蒼き虎が傍受した、襲撃隊の会話を送信致しましょう…!」
かくて第6層の〈特守部隊詰所〉での魔人トゥーガの狂気の指令を耳にしたことにより、事の真相をあたかも氷の刃のごとく突きつけられた老教率者は悄然と討伐許可を下したのである…。
「ありがとうございます…そして事態が切迫していたとはいえ、少なからぬ破壊被害が予想される重大事案がこのような事後報告の形となってしまったことを重ねてお詫び致します…。
──それでは、経過報告は後ほど…」
接続が断たれた後、愛用の鱗椅子の背凭れに大きく寄りかかったバジャドクの窶れた表情はさらに苦悩の翳りを深めていた。
「…拳師よ、ソートン技師とやら、まことにおそるべき戦略家であるな…あのような優れた人材がただの一人でも我が統衞軍に在れば、ここまで敵軍にほしいがままの蹂躙を許すことはなかったであろうと悔やまずにはおれぬわ…」
傍らに立つ玉朧も感服しきりといった様子で頷いた。
「まず何よりも驚かされたのは、漫然と蒼き虎を周遊させるのではなく、第6層の詰所に襲撃者どもが集結するそのタイミングを逃さずに果実の種ほどの〔超小型機動式情報収集装置〕を開いた扉から忍び込ませたことでしょう…。
ですが危険性においてトゥーガの謀反どころではない、それこそ凱鱗領の未来をも左右する不吉事──即ち、“教界の至宝”ロゼムス公が創造し、人知れず湾線統衛軍の主要兵器を全て管轄下に置いた【人工司令】の反乱にいかに対処すべきか…少なくとも対神牙教軍に関する限り彼との共闘が可能であるのか?
──それさえ不明な現在、果たして我らが打つべき最善手は残されているのでありましょうか…!?」
──無元造房主任技師が画面を蒼き虎の機眼と接続させた時、戦いは既に始まっていた。
敵方が戮弾電銃という重火器を擁している以上、もとより手加減は無用だが、潜航艇発着場を戦場にするにあたりソートンが最も警戒しているのは斬撃機兵(量産型)による援護である。
とはいえ、特守部隊員による地底回廊爆破テロ後、脱出を図る殲闘者及び最強龍坊主との激闘によって10機体中8体が完全破壊された後とあって、主任技師の勝算は揺るがない。
海底宮殿内で使用する様々な消費材が昼夜を問わず荷下ろしされ、教界本土やベウルセンからの人員の流入・退去も絶えぬとあって常に騒然たる様相の発着場の1番ドックに停留する、群青色に塗られた全長50レクト(約38メートル)の特守部隊専用潜航艇から伸びた3レクト(約2.3メートル)の水平タラップに隊長アイアスが足をかけた瞬間、コンテナの陰に隠形モードで身を潜めていた蒼き虎が時速に換算しておよそ130キロの猛スピードで襲いかかった!
「うおわッ!?」
感知不能の〈透明怪物〉の急襲を受けた爆破テロの大家は当然ながらヘルメットを脇に抱えた状態であったため凄まじい加速の乗った鋼の前足による一撃を防ぐべくもなく、一瞬にして頸骨を粉砕されて即死したのであったが、真横に大きく吹き飛ばされて錆止めコーティングを施された鉄の床板に叩きつけられた骸からは半分首がちぎれかかっていた!
ともあれ、詰所で得た情報から地底回廊を破壊したのがこの男であることは特定されていたため、志半ばで斃れた執務長と勇猛な護衛絆獣の霊を弔う意味でも確実に仕留める必要があったのである…。
「──犯した罪に比して苦痛が釣り合わぬとの声もあろうが、ともかく二人の仇は討てた…ここからは尋常な姿を現して絆獣聖団の名に恥じぬ堂々たる戦いを見せねばな…」
突如として出現した異様な蒼い機械生物に一斉に銃を構える黒い死神たちだが、ヘルメットを外していたのが致命的であり、たちどころに2人が着地と同時に再び襲来した首無し虎の砲弾のごとき体当たりを浴びて昏倒する。
「撃てッ!撃てッ!!バカめッ、ヘルメットは後だッ!隙を見せるとすぐに飛びかかってくるぞッ!!」
一斉に火を噴く5挺の殲敵鋼銃──そして10レクト(7.5メートル)ほど背後では逸早くヘルメットを装着した2名の狙撃手が戮弾電銃の安全錠を解除している。
されど雨霰と降り注ぐ弾丸も蒼き虎に何らのダメージも与えられず、迫る魔影に5人が死を意識した瞬間、金属同士の烈しい激突音が響いて磁甲の前進は阻まれていた!
「おおッ!来てくれたか斬撃機兵よッ!!」
死神たちの歓呼の声を背に受けながら、生き残った2体のガンメタカラーの機兵はガッチリと両肩を組んで壁となりつつ、空いた手で虎の二本の前足…いや両手首を握りしめている──そして示し合わせたかのごとくグルリと躰を反転させた機兵は、蒼き虎の背中を電銃を構えた2人の死神に向けた。
「今だッ!レダン、グラッズ、撃てッッ!!」
発砲を促す声とほぼ同時に発射された白い閃光──この摂氏にして実に一万度の超エネルギー弾に直撃されて致命傷を免れる存在はそれこそ聖団と教軍が誇る巨大戦闘生物のみであろう…そしてその威力は今また証明された──他ならぬ斬撃機兵の堅牢なる機体によって!
まさに戮弾発射寸前において、戦況を見守っていたソートンの絶妙な操作によって肩口から両腕を脱離された蒼き虎は再び後足を直立させた人型へと回帰(されど奇怪極まる二足走行!)して直ちに襲撃部隊を追い回すが、この悪夢のごとき状況に歴戦の兵たる死神たちは無力な幼児のごとき悲鳴を上げて逃げ惑うのであった。
一方、胸部にそれぞれ戮弾の直撃を受けた機兵たちは動力部を完全に破壊されてがっくりと崩れ落ち、仕損じたことを知ったレダンらは当然のごとく銃口を異様な蒼い物体に向けるが、その動きはあまりに迅く、転倒した仲間たちが狂ったように踏みつけられていることもあってどうしても引き金を引くことができない…。
「──どうする?このままでは連中を踏み殺した怪物がこっちへ来るぞッ!?」
グラッズの問いに兄貴分はほとんど条件反射で応じた。
「今なら間に合うッ!ヤツが来る前に潜航艇に乗り込むんだッ!!
ベウルセンに着いちまえばこっちのモンだッ、何しろ獲物は無防備な女どもに過ぎないんだからなッ!
司令官も言ってただろッ!抵抗するなら射殺しろってッ!
──さあ行くぜッッ!!」
「了解だッ!」
横たわる機兵の残骸を飛び越えて水平タラップに駆け寄る両者だが、重くて嵩張る電銃を抱えているため多少のモタつきは否めぬ──されどそれを見逃す蒼き虎ではなかった。
魔神のごとき猛ダッシュでハッチに殺到し、まずは乗り込む寸前であったグラッズを海中に蹴り落とすと即座に艦内に侵入し、狂気の悲鳴を上げながら操縦席へ逃れんとする最後の死神の背中へフルパワーの足蹴りを炸裂させたのであったが、レダン自身の血を凍らせる恐怖の相乗効果もあって、ただこの一発のみで心停止に追い込んだのであった──!
海底宮殿内で荒事を起こす以上、教率者の許可を得ることは当然であるからだが、襲撃隊が潜航艇が待つ発着場へ向かうため昇降機に乗り込むのをあえて黙過したのはすぐ上の階層の居住棟に戻った彼に累が及ぶのをおそれたためであった。
──もちろん、疾風のごとく第1層へと駆け下りた蒼き虎に悪魔の尖兵の出立を寸前で阻止させる心算である。
そして予想通りというべきか、居住棟に戻った二人は〔教宣室〕の監視カメラ映像はチェック済みであり、そこで起きた事象は全て把握していたものの、今や孤立無援のバジャドクにとって、護衛絆獣との義を重んじるあまり惜しまれる最期を遂げた凱鱗領最強戦士と並び称された教界の英雄である元・特守部隊長の謀反を受容することは多大な心理的負担を伴うようであった…。
「──そう考えられるのは当然です。
ですが、聖団はそこに関する決定的な証拠を入手しました。
…それでは蒼き虎が傍受した、襲撃隊の会話を送信致しましょう…!」
かくて第6層の〈特守部隊詰所〉での魔人トゥーガの狂気の指令を耳にしたことにより、事の真相をあたかも氷の刃のごとく突きつけられた老教率者は悄然と討伐許可を下したのである…。
「ありがとうございます…そして事態が切迫していたとはいえ、少なからぬ破壊被害が予想される重大事案がこのような事後報告の形となってしまったことを重ねてお詫び致します…。
──それでは、経過報告は後ほど…」
接続が断たれた後、愛用の鱗椅子の背凭れに大きく寄りかかったバジャドクの窶れた表情はさらに苦悩の翳りを深めていた。
「…拳師よ、ソートン技師とやら、まことにおそるべき戦略家であるな…あのような優れた人材がただの一人でも我が統衞軍に在れば、ここまで敵軍にほしいがままの蹂躙を許すことはなかったであろうと悔やまずにはおれぬわ…」
傍らに立つ玉朧も感服しきりといった様子で頷いた。
「まず何よりも驚かされたのは、漫然と蒼き虎を周遊させるのではなく、第6層の詰所に襲撃者どもが集結するそのタイミングを逃さずに果実の種ほどの〔超小型機動式情報収集装置〕を開いた扉から忍び込ませたことでしょう…。
ですが危険性においてトゥーガの謀反どころではない、それこそ凱鱗領の未来をも左右する不吉事──即ち、“教界の至宝”ロゼムス公が創造し、人知れず湾線統衛軍の主要兵器を全て管轄下に置いた【人工司令】の反乱にいかに対処すべきか…少なくとも対神牙教軍に関する限り彼との共闘が可能であるのか?
──それさえ不明な現在、果たして我らが打つべき最善手は残されているのでありましょうか…!?」
──無元造房主任技師が画面を蒼き虎の機眼と接続させた時、戦いは既に始まっていた。
敵方が戮弾電銃という重火器を擁している以上、もとより手加減は無用だが、潜航艇発着場を戦場にするにあたりソートンが最も警戒しているのは斬撃機兵(量産型)による援護である。
とはいえ、特守部隊員による地底回廊爆破テロ後、脱出を図る殲闘者及び最強龍坊主との激闘によって10機体中8体が完全破壊された後とあって、主任技師の勝算は揺るがない。
海底宮殿内で使用する様々な消費材が昼夜を問わず荷下ろしされ、教界本土やベウルセンからの人員の流入・退去も絶えぬとあって常に騒然たる様相の発着場の1番ドックに停留する、群青色に塗られた全長50レクト(約38メートル)の特守部隊専用潜航艇から伸びた3レクト(約2.3メートル)の水平タラップに隊長アイアスが足をかけた瞬間、コンテナの陰に隠形モードで身を潜めていた蒼き虎が時速に換算しておよそ130キロの猛スピードで襲いかかった!
「うおわッ!?」
感知不能の〈透明怪物〉の急襲を受けた爆破テロの大家は当然ながらヘルメットを脇に抱えた状態であったため凄まじい加速の乗った鋼の前足による一撃を防ぐべくもなく、一瞬にして頸骨を粉砕されて即死したのであったが、真横に大きく吹き飛ばされて錆止めコーティングを施された鉄の床板に叩きつけられた骸からは半分首がちぎれかかっていた!
ともあれ、詰所で得た情報から地底回廊を破壊したのがこの男であることは特定されていたため、志半ばで斃れた執務長と勇猛な護衛絆獣の霊を弔う意味でも確実に仕留める必要があったのである…。
「──犯した罪に比して苦痛が釣り合わぬとの声もあろうが、ともかく二人の仇は討てた…ここからは尋常な姿を現して絆獣聖団の名に恥じぬ堂々たる戦いを見せねばな…」
突如として出現した異様な蒼い機械生物に一斉に銃を構える黒い死神たちだが、ヘルメットを外していたのが致命的であり、たちどころに2人が着地と同時に再び襲来した首無し虎の砲弾のごとき体当たりを浴びて昏倒する。
「撃てッ!撃てッ!!バカめッ、ヘルメットは後だッ!隙を見せるとすぐに飛びかかってくるぞッ!!」
一斉に火を噴く5挺の殲敵鋼銃──そして10レクト(7.5メートル)ほど背後では逸早くヘルメットを装着した2名の狙撃手が戮弾電銃の安全錠を解除している。
されど雨霰と降り注ぐ弾丸も蒼き虎に何らのダメージも与えられず、迫る魔影に5人が死を意識した瞬間、金属同士の烈しい激突音が響いて磁甲の前進は阻まれていた!
「おおッ!来てくれたか斬撃機兵よッ!!」
死神たちの歓呼の声を背に受けながら、生き残った2体のガンメタカラーの機兵はガッチリと両肩を組んで壁となりつつ、空いた手で虎の二本の前足…いや両手首を握りしめている──そして示し合わせたかのごとくグルリと躰を反転させた機兵は、蒼き虎の背中を電銃を構えた2人の死神に向けた。
「今だッ!レダン、グラッズ、撃てッッ!!」
発砲を促す声とほぼ同時に発射された白い閃光──この摂氏にして実に一万度の超エネルギー弾に直撃されて致命傷を免れる存在はそれこそ聖団と教軍が誇る巨大戦闘生物のみであろう…そしてその威力は今また証明された──他ならぬ斬撃機兵の堅牢なる機体によって!
まさに戮弾発射寸前において、戦況を見守っていたソートンの絶妙な操作によって肩口から両腕を脱離された蒼き虎は再び後足を直立させた人型へと回帰(されど奇怪極まる二足走行!)して直ちに襲撃部隊を追い回すが、この悪夢のごとき状況に歴戦の兵たる死神たちは無力な幼児のごとき悲鳴を上げて逃げ惑うのであった。
一方、胸部にそれぞれ戮弾の直撃を受けた機兵たちは動力部を完全に破壊されてがっくりと崩れ落ち、仕損じたことを知ったレダンらは当然のごとく銃口を異様な蒼い物体に向けるが、その動きはあまりに迅く、転倒した仲間たちが狂ったように踏みつけられていることもあってどうしても引き金を引くことができない…。
「──どうする?このままでは連中を踏み殺した怪物がこっちへ来るぞッ!?」
グラッズの問いに兄貴分はほとんど条件反射で応じた。
「今なら間に合うッ!ヤツが来る前に潜航艇に乗り込むんだッ!!
ベウルセンに着いちまえばこっちのモンだッ、何しろ獲物は無防備な女どもに過ぎないんだからなッ!
司令官も言ってただろッ!抵抗するなら射殺しろってッ!
──さあ行くぜッッ!!」
「了解だッ!」
横たわる機兵の残骸を飛び越えて水平タラップに駆け寄る両者だが、重くて嵩張る電銃を抱えているため多少のモタつきは否めぬ──されどそれを見逃す蒼き虎ではなかった。
魔神のごとき猛ダッシュでハッチに殺到し、まずは乗り込む寸前であったグラッズを海中に蹴り落とすと即座に艦内に侵入し、狂気の悲鳴を上げながら操縦席へ逃れんとする最後の死神の背中へフルパワーの足蹴りを炸裂させたのであったが、レダン自身の血を凍らせる恐怖の相乗効果もあって、ただこの一発のみで心停止に追い込んだのであった──!
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