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第3章(終章)まつろわぬ者の旗
狂恋鬼、地獄への出陣
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幽巴兄弟の末弟・縻幽巴を撃殺して対神牙教軍初勝利を挙げた魔少年ユグマはかつて経験したことがないほどの凄まじい飢えに苛まれていた。
おそらくその原因は、呪われし殲闘者へと望まざる変貌を遂げて以来、ただの一度も食事…否、“エネルギー補給”を行っていないことにあると思われた。
もちろん、臙脂色の龍坊主が生前語っていた通り海中に拡散した彼の体毒が現在も魚族を惹き付け続けているのは事実であったが、彼が求めるあの生物は未だ姿を見せてはいない…。
「チッ、コウナッタラ縻幽巴ノ腹ヲ更ニ大キク裂イテ臓物ヲ掴ミ出シ、ソノ臭気デ奴ヲオビキ寄セルシカナイヨウダナ…!
ダガ、ソレヲヤルト、マズ【修羅鮫】ドモガ真ッ先ニ集マッテ来ルダロウカラ厄介ダガ…。
ヌアッ、ナ、何ダッ!?」
今しも10レクト程の海面を漂う縻幽巴の骸に泳ぎ出そうとしたまさにその刹那、首無し怪物はその鉄柱の如き右足首に恐るべき枷が嵌められたことを覚って愕然とした…、
だが、もはや野性を凌駕した魔性の勘の所有者となった彼は、それこそが現在渇望している存在そのものであることを瞬時に理解していたのである!
「グハハハハッ!
ドウヤラコノ俺ニモ頭目並ミノ呪念力ガ身ニ付イタト見エル…!
ヨシ、トリアエズ此奴ヲ骨ノ1片、血ノ1滴ニ至ルマデ啖エバ、当面ノ活動エネルギーハ確保出来ルダロウ!!」
己に待ち受ける運命を知りもせず、相手もあろうに“ラージャーラ最強生物”に襲い掛かった愚か者…だが、それも無理もなかったであろう、何故ならば彼が王者の如き貫禄で悠然と海中を游泳する時、あの“海の魔物”修羅鮫ですらもが怯えつつ散開して〈安全地帯〉に退避し、息を潜めてその通過をやり過ごすのであるから…。
「確カニ此奴ノ生体毒ハ“アルサーラ海最凶”ト言ッテイイダロウ…。
ダガナ、世界デ1.2ヲ争ウ〈流砂蜘蛛〉ノ精髄ガ息ヅクコノ殲闘躰ニ通用スル訳ガナイワッ!
イヤ、実際ニハマサニ猛毒コソガ俺ニトッテハ最高ノ滋養ト言エヨウカ…!
シカモ、アタカモソノ強毒性ニ比例スルカノ如ク、味ノ方ハ最高ト来テイル…。
ククク、健気ニモアリッタケノ力ヲ振リ絞ッテ絞メ上ゲテキオルワ…、
待ッテオレ、今スグ、ソノ大自然ノエキスヲ全テ啜リ取ッテクレルカラナッ!!」
かくて身を以て獲物の筋力を堪能した殲闘者が反撃に転じた時には、体長5レクト(約4m)に優に達する“死神の御使い”と称される黒き海の刺客=【影蛇】は彼の右脚全体に不気味な髑髏模様の蛇体を巻き付けつつ、その異名にふさわしい不気味な赤黒い燐光がメラメラと燃える三つ目で標的を睨み上げながらその脇腹付近に何度も牙を突き立てるのであったが…。
「ヌハハハッ、クスグッタイゼ!
尤モ、至ッテノーマルナ性癖の持チ主デアルコノ俺ニ、海蛇トジャレ合ウナンテイウ趣味ハ無インデナ、甘エタッテ無駄ダゼ!」
直径3レクト(22.5cm)の頚筋付近を左手で鷲掴みにしたユグマは、凶蛇の口内に両指を突っ込んで一気に引き裂きたい誘惑に駆られたが、それでは濃厚な栄養ジュースである〈血液〉をみすみす海中に流失させてしまうことになる…。
従って、採るべき“処理方法”は1つしかなかった。
憎き父親が設計した斬撃機兵(量産型)と海底宮殿脱出の際に繰り広げた死闘によって虎の子の棒状ナイフを多数失い、更に縻幽巴にも貴重な1本を献上し、もはや右手に握りしめるそれを除いては腰の金属ベルトに2本を残すのみ…従ってこれからの戦いに向けて新たな武器の調達は必須であったが、実はこの難題には既に目星は付いている…。
「…マア、全テハマズ腹拵エガ済ンデカラダ…!」
影蛇の喉笛に当てがった、妖獣の牙の如く不吉な光芒を放つ刃を一気に引いて難なく頭と胴を両断した殲闘者は、龍坊主との戦闘開始時のように海面に仰向けになると、まず蛇頭の傷口を巨大な酒瓶の如く傾けて毒血を胸部に開いた口蓋にボトボトと滴らせた。
「美味イ…全ク堪エラレンゼ…!
タッタコレダケヲ口ニシタダケデモ全身ノ細胞ガ生キ返ッテクルノヲ感ジル…。
ソウダ、教界中ヲ隈ナク探シ回ッタトコロデ、コレ以上ノ〈強壮剤〉ハ手ニ入ランダロウナ…!
サテ、ソレデハ続イテ食物連鎖ノ頂点ニ輝ク極上肉ヲ賞味スルトシヨウカ…!」
頭部が含んでいた血液を吸い尽くした後に惜しげもなくそれを放り捨てた魔少年は続いて本命の生肉に取りかかったが、頚部の切断面からおよそ1レクトあまりを輪切りにしたそれを、皮も剥かず豪快にかぶり付いた瞬間、あまりの旨さに絶叫した!
かくて瞬く間に巨大な肉塊を食い尽くし、ようやく人心地着いた恐るべき魔物は次なる肉片を切り出しつつ、宮殿脱出後に疲労に喘ぎながら水上移動都市へ向けて力泳中に彼の体内を循環する〔神命液〕の魔力のゆえか、愛憎半ばする最極呪念士から直接脳内に届けられたメッセージに思いを馳せた。
海龍党頭目はまず秘蔵っ子の奮闘と戦果(人面蜘蛛の解釈では武闘派執務長と護衛絆獣、そして龍坊主を仕留めたのは殲闘者ということになっているらしい)を大いに讃えた後、レシャ最大の暗黒街セメスの地下で現在もしぶとく営業中の、とある〈狂魔酒酒場〉に赴いて隠匿してある兵器類に身を固め、ベウルセン凱星殿に向かうよう命じたのだ。
何とそこでこの日の午前中、神牙教軍が開催するある儀式に、あろうことか彼の存在目的…いや全世界そのものである萩邑りさらが必ずや姿を見せるというのだ!
だが、美しき操獣師は教率者によって煌輪塔ホテル最上階に監禁されているはずではなかったのか?
…この当然の疑問に、ワーズフはしかつめらしく応じた。
「その疑問は尤もじゃ…。
だが、鏡の教聖もまたリサラに目を付けておったらしく手下に連れ去らせ、何らかの目的に利用しようとしておる…。
わしの見立てでは、ルドストンにおける教軍の勝利を祝賀するため…そして教聖の宿願であるラージャーラの完全制覇を改めて天響神に祈念するための〈生贄〉に供すると考えるが…。
勇者ユグマよ、改めて言うまでもないが未来の妻たるリサラを救えるのはお前だけじゃ!
もちろん教軍幹部が一同に会する凱星殿は文字通り真の地獄と化しておろうが、お前の心魂を燃え滾らせるリサラへの愛さえあれば、何を恐れることがあろうぞ!!
わしも持てる全ての呪念力をもって支援するゆえ、千万の味方を得たと確信して敵地へ乗り込むがよい!!」
おそらくその原因は、呪われし殲闘者へと望まざる変貌を遂げて以来、ただの一度も食事…否、“エネルギー補給”を行っていないことにあると思われた。
もちろん、臙脂色の龍坊主が生前語っていた通り海中に拡散した彼の体毒が現在も魚族を惹き付け続けているのは事実であったが、彼が求めるあの生物は未だ姿を見せてはいない…。
「チッ、コウナッタラ縻幽巴ノ腹ヲ更ニ大キク裂イテ臓物ヲ掴ミ出シ、ソノ臭気デ奴ヲオビキ寄セルシカナイヨウダナ…!
ダガ、ソレヲヤルト、マズ【修羅鮫】ドモガ真ッ先ニ集マッテ来ルダロウカラ厄介ダガ…。
ヌアッ、ナ、何ダッ!?」
今しも10レクト程の海面を漂う縻幽巴の骸に泳ぎ出そうとしたまさにその刹那、首無し怪物はその鉄柱の如き右足首に恐るべき枷が嵌められたことを覚って愕然とした…、
だが、もはや野性を凌駕した魔性の勘の所有者となった彼は、それこそが現在渇望している存在そのものであることを瞬時に理解していたのである!
「グハハハハッ!
ドウヤラコノ俺ニモ頭目並ミノ呪念力ガ身ニ付イタト見エル…!
ヨシ、トリアエズ此奴ヲ骨ノ1片、血ノ1滴ニ至ルマデ啖エバ、当面ノ活動エネルギーハ確保出来ルダロウ!!」
己に待ち受ける運命を知りもせず、相手もあろうに“ラージャーラ最強生物”に襲い掛かった愚か者…だが、それも無理もなかったであろう、何故ならば彼が王者の如き貫禄で悠然と海中を游泳する時、あの“海の魔物”修羅鮫ですらもが怯えつつ散開して〈安全地帯〉に退避し、息を潜めてその通過をやり過ごすのであるから…。
「確カニ此奴ノ生体毒ハ“アルサーラ海最凶”ト言ッテイイダロウ…。
ダガナ、世界デ1.2ヲ争ウ〈流砂蜘蛛〉ノ精髄ガ息ヅクコノ殲闘躰ニ通用スル訳ガナイワッ!
イヤ、実際ニハマサニ猛毒コソガ俺ニトッテハ最高ノ滋養ト言エヨウカ…!
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かくて身を以て獲物の筋力を堪能した殲闘者が反撃に転じた時には、体長5レクト(約4m)に優に達する“死神の御使い”と称される黒き海の刺客=【影蛇】は彼の右脚全体に不気味な髑髏模様の蛇体を巻き付けつつ、その異名にふさわしい不気味な赤黒い燐光がメラメラと燃える三つ目で標的を睨み上げながらその脇腹付近に何度も牙を突き立てるのであったが…。
「ヌハハハッ、クスグッタイゼ!
尤モ、至ッテノーマルナ性癖の持チ主デアルコノ俺ニ、海蛇トジャレ合ウナンテイウ趣味ハ無インデナ、甘エタッテ無駄ダゼ!」
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従って、採るべき“処理方法”は1つしかなかった。
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「…マア、全テハマズ腹拵エガ済ンデカラダ…!」
影蛇の喉笛に当てがった、妖獣の牙の如く不吉な光芒を放つ刃を一気に引いて難なく頭と胴を両断した殲闘者は、龍坊主との戦闘開始時のように海面に仰向けになると、まず蛇頭の傷口を巨大な酒瓶の如く傾けて毒血を胸部に開いた口蓋にボトボトと滴らせた。
「美味イ…全ク堪エラレンゼ…!
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ソウダ、教界中ヲ隈ナク探シ回ッタトコロデ、コレ以上ノ〈強壮剤〉ハ手ニ入ランダロウナ…!
サテ、ソレデハ続イテ食物連鎖ノ頂点ニ輝ク極上肉ヲ賞味スルトシヨウカ…!」
頭部が含んでいた血液を吸い尽くした後に惜しげもなくそれを放り捨てた魔少年は続いて本命の生肉に取りかかったが、頚部の切断面からおよそ1レクトあまりを輪切りにしたそれを、皮も剥かず豪快にかぶり付いた瞬間、あまりの旨さに絶叫した!
かくて瞬く間に巨大な肉塊を食い尽くし、ようやく人心地着いた恐るべき魔物は次なる肉片を切り出しつつ、宮殿脱出後に疲労に喘ぎながら水上移動都市へ向けて力泳中に彼の体内を循環する〔神命液〕の魔力のゆえか、愛憎半ばする最極呪念士から直接脳内に届けられたメッセージに思いを馳せた。
海龍党頭目はまず秘蔵っ子の奮闘と戦果(人面蜘蛛の解釈では武闘派執務長と護衛絆獣、そして龍坊主を仕留めたのは殲闘者ということになっているらしい)を大いに讃えた後、レシャ最大の暗黒街セメスの地下で現在もしぶとく営業中の、とある〈狂魔酒酒場〉に赴いて隠匿してある兵器類に身を固め、ベウルセン凱星殿に向かうよう命じたのだ。
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勇者ユグマよ、改めて言うまでもないが未来の妻たるリサラを救えるのはお前だけじゃ!
もちろん教軍幹部が一同に会する凱星殿は文字通り真の地獄と化しておろうが、お前の心魂を燃え滾らせるリサラへの愛さえあれば、何を恐れることがあろうぞ!!
わしも持てる全ての呪念力をもって支援するゆえ、千万の味方を得たと確信して敵地へ乗り込むがよい!!」
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