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第2章 魔人どもの野望
ロゼムス公、震撼の真相
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末弟の骸と共に当面の前線基地である煌輪塔ホテル第4層41号室の扉の前に立った幽巴兄弟は、予想通りのただならぬ気配を感得し、悄然たる表情を直ちに戦士のそれに切り替えた。
「兄者、どうやら…」
緊張感を孕んだ鑼幽巴の言に、陀幽巴も微かに頷く。
「うむ、機兵のことか?
先程は大人しく窓外に控えていたが、現在はどうやら室内に入っているようだな…!
…だがさすがというべきか、奴本人も逃げてはいないようだ…」
…凱鱗領執教士長たる彼らが呼び鈴など鳴らすはずもなく、そのままずかずかと土足で踏み込んだまでは良かったが、さしもの歴戦の猛者たる彼らですらも待ち受けていた光景には思わず息を呑んだ!
決して傲然たる態度というわけではないが、4名の大人が優に座れる、落ち着いたダークブラウンのソファー型鱗椅子の中央に脚を組んで着座した天才技術者の背後に、3体の鋼の護衛団が仁王立ちしていたのだ。
体長は3レクト(225cm)、重量は1200フォセア(240kg)に達するこの鋼鉄の護衛者は、一種独特なロゼムスの美意識によってデザインされていた。
極めて静的ながらもある種の超自然的な畏怖感を喚起させる人面を象った貌は三叉戟を彷彿とさせる、凶々しいまでに鋭利な突起物が屹立する冠を被っており、彼らの左右の上腕部と脛から下の両足には戦闘局面によってあらゆる方向に瞬時に飛び出す、龍坊主の爪牙にも匹敵する斬れ味を誇る主武器の鋭刃が内蔵されている。
そして複雑な彫刻が施された耐衝撃特殊樹脂製腰巻と背面に装着した、総計8個の噴射装置が埋め込まれた円盤型の〈回転式飛行装置〉…それら個々のパーツがあたかも華麗にして堅牢な芸術作品のように仕上げられ、この自律型兵器に対する創造者の並々ならぬ思い入れを見せつけている。
かつて執務長ライネットを驚嘆させ、遥かに性能が劣り意匠も簡素な“量産型”ですら(集団で挑みかかったとはいえ)殲闘者や鑼幽巴といったラージャーラ指折りの魔物どもを辟易とせしめた斬撃機兵の真物が此処に在った。
ボディカラーこそ外貌と同じく“最も硬く、軽い”という理念に基づき独自に開発された〔ロゼムス鋼〕の艶消し黒一色に統一されていたが、その機眼と装飾具は向かって左側の機体からそれぞれ群青、金色、真紅の各色に色分けされていた。
「むう…これが“本物”か…!
なるほど、“海底宮殿の門番”とは面構えからして違うな…。
尤も、アレはアレなりに
個体の劣位を合体技でカバーし、骨のあるところを見せてくれたものだが…」
両腕で縻幽巴の屍を抱え上げた鑼幽巴が洩らした感想に、端正な風貌をやや歪めて天才技術者は軽く嘆息した。
「やはり、量産型では歯が立たなかったか…。
…だが、すると彼は一体、誰に…!?」
ロゼムスの底知れぬ、神的ともいうべき知性を秘めた深い碧色の瞳は、はじめて目の当たりにする教軍超兵の亡骸に釘付けとなっていた。
「尤もな疑問ですな…、
だがそれにお答えする前に、ロゼムス公よ、これだけは約束して頂きたい。
今から私が語る事柄があなたの神の如き超頭脳に如何なる不協和音を奏でようとも、これが現在、ルドストンの治安維持の根幹を揺るがす“統衞軍の叛乱劇の元凶”であり、今この瞬間に教率者の生命を脅かしつつある“魔力の真相”であることを…!」
僅かな沈黙の後、天才技術者は静かに頷いた。
「…分かりました、承りましょう…!」
“龍坊主”などと呼び慣わされる怪物イメージとは裏腹に…いや、陀幽巴という教軍超兵に対してだけは他とは異なる印象を抱いたものか、ロゼムスの表情も真剣そのものであった。
「それでは…、
鑼幽巴よ、縻幽巴を俯せにしてご覧に入れろ」
「……」
敬愛する長兄の天才技術者への心酔ぶりを熟知する…或いは自身も同じ心情を有するゆえにか、傲岸な性情の彼らしからぬ従順さで次弟は従った。
眼前の白い化粧石製の、ソファとほぼ同じ長さの長方形のテーブルに慇懃に横たえられた死骸の背面ほぼ全てを焼き焦がした凄惨な火傷痕とその強烈な屍臭にさしもの天才技術者も口元を押さえつつ小さく呻いた。
「これは酷い…!
…一体、何者の手によってこのような姿に…?」
一呼吸措いて、濃緑色の鱗を光らせつつ凱鱗領執教士長は重い口を開いた。
「真犯人は既に判明しておる…、
公よ、【黄金の海龍党】…この当教界随一の犯罪結社は当然ご存知ですな?
その頭目及び最極呪念士を自称するワーズフなる怪異な老人が、手塩にかけて創出した配下に実行させたものに相違ない」
対面に置かれた同型のソファに腰を下ろした幽巴兄弟に、ロゼムスは早くも怪訝な視線を向ける。
「…創出した配下…?
すると、実行犯はそのワーズフなる人物に何らかの“人工的処置”を施されたある種の改造人間…或いはこれは考えにくいが超高性能の機械人間とでもいうのですか…!?」
「なるほど、機械工学の真髄を極めた大技術者ならではの推測ですな…。
簡潔に申し上げるが、ワーズフなる人物の肉体自体は実はとっくの昔にこの世から消滅しておるのだが、その呪われし魂魄は教界最北部のザチェラ砂漠に棲息するルドストン最悪にしてラージャーラでも屈指の“凶生物”である〈流砂蜘蛛〉と一体化しており、その際に得た魔神的な呪念力…具体的にはその体液を毒針で注入することにより、とある少年を並の教軍超兵を遥かに凌駕する怪物へと魔進化せしめてしまったのだ!!」
このおどろおどろしい迷妄的確言を、ロゼムスは不快感丸出しの表情で激しく首を振りつつ直ちに否定した。
「人と虫が一体化?
そもそもそんなことはありえない、絶対に!
しかもその魔蟲の分泌毒が少年を怪物に変えたなど…。
…浅学非才とはいえ、些かの自負を抱く一介の技術者としてこんな言い方をするのは屈辱以外の何ものでもないが…あえて断言する!
天響神の名にかけて不可能だ!!」
「…ロゼムス公、
貴方でなければ、今この瞬間にその首が飛んでいましたな…!」
6本の鋭爪をギラリと露出した濃緑色の右手を、対面者と同色ながらそもそも根本的な輝きが光と闇ほどに違う碧色の凶眼で睨み据えつつ翳した“神牙教軍の貴公子”はこう宣った上で穏やかな口調に戻り、続けた。
「これほど教軍の…いや偉大なる教聖の光彩陸離たる超技術によって誕み出された、他でもない我ら教軍超兵や刃獣に日常的に接しておる者の言葉とはとても思われぬが、あくまても貴方ほどの“不世出の稀人”のみが抱くことを許された矜持が心ならずも叫ばしめた失言として聞き流すとしよう…。
…ですが、ここからはロゼムス公、
貴方にとって更に認め難き事実に直面して頂かなくてはならん…!
私はまどろっこしい言い回しは嫌いだ。
従って単刀直入に申しましょう、
その魔毒の犠牲者となり、海龍党頭目の走狗となって我らの末弟を惨殺した怨敵とは…、
その邂逅が本人にとって如何に運命的なものと感得されたにせよ、ラージャーラ教民として恋情などもってのほか、そもそも関心すら抱くべきではなかった異界人にして絆獣聖団員・リサラ=ハギムラへの妄執に身を焦がしつつ、今この時も人目を逃れながらルドストンの裏路地を独りさまよっておるに違いない呪わしき悪童…!
そして貴方にとってこれ以上はないほどに不孝な…、
だがそれゆえに最愛であろう一人息子・ユグマなのだッ!!」
「兄者、どうやら…」
緊張感を孕んだ鑼幽巴の言に、陀幽巴も微かに頷く。
「うむ、機兵のことか?
先程は大人しく窓外に控えていたが、現在はどうやら室内に入っているようだな…!
…だがさすがというべきか、奴本人も逃げてはいないようだ…」
…凱鱗領執教士長たる彼らが呼び鈴など鳴らすはずもなく、そのままずかずかと土足で踏み込んだまでは良かったが、さしもの歴戦の猛者たる彼らですらも待ち受けていた光景には思わず息を呑んだ!
決して傲然たる態度というわけではないが、4名の大人が優に座れる、落ち着いたダークブラウンのソファー型鱗椅子の中央に脚を組んで着座した天才技術者の背後に、3体の鋼の護衛団が仁王立ちしていたのだ。
体長は3レクト(225cm)、重量は1200フォセア(240kg)に達するこの鋼鉄の護衛者は、一種独特なロゼムスの美意識によってデザインされていた。
極めて静的ながらもある種の超自然的な畏怖感を喚起させる人面を象った貌は三叉戟を彷彿とさせる、凶々しいまでに鋭利な突起物が屹立する冠を被っており、彼らの左右の上腕部と脛から下の両足には戦闘局面によってあらゆる方向に瞬時に飛び出す、龍坊主の爪牙にも匹敵する斬れ味を誇る主武器の鋭刃が内蔵されている。
そして複雑な彫刻が施された耐衝撃特殊樹脂製腰巻と背面に装着した、総計8個の噴射装置が埋め込まれた円盤型の〈回転式飛行装置〉…それら個々のパーツがあたかも華麗にして堅牢な芸術作品のように仕上げられ、この自律型兵器に対する創造者の並々ならぬ思い入れを見せつけている。
かつて執務長ライネットを驚嘆させ、遥かに性能が劣り意匠も簡素な“量産型”ですら(集団で挑みかかったとはいえ)殲闘者や鑼幽巴といったラージャーラ指折りの魔物どもを辟易とせしめた斬撃機兵の真物が此処に在った。
ボディカラーこそ外貌と同じく“最も硬く、軽い”という理念に基づき独自に開発された〔ロゼムス鋼〕の艶消し黒一色に統一されていたが、その機眼と装飾具は向かって左側の機体からそれぞれ群青、金色、真紅の各色に色分けされていた。
「むう…これが“本物”か…!
なるほど、“海底宮殿の門番”とは面構えからして違うな…。
尤も、アレはアレなりに
個体の劣位を合体技でカバーし、骨のあるところを見せてくれたものだが…」
両腕で縻幽巴の屍を抱え上げた鑼幽巴が洩らした感想に、端正な風貌をやや歪めて天才技術者は軽く嘆息した。
「やはり、量産型では歯が立たなかったか…。
…だが、すると彼は一体、誰に…!?」
ロゼムスの底知れぬ、神的ともいうべき知性を秘めた深い碧色の瞳は、はじめて目の当たりにする教軍超兵の亡骸に釘付けとなっていた。
「尤もな疑問ですな…、
だがそれにお答えする前に、ロゼムス公よ、これだけは約束して頂きたい。
今から私が語る事柄があなたの神の如き超頭脳に如何なる不協和音を奏でようとも、これが現在、ルドストンの治安維持の根幹を揺るがす“統衞軍の叛乱劇の元凶”であり、今この瞬間に教率者の生命を脅かしつつある“魔力の真相”であることを…!」
僅かな沈黙の後、天才技術者は静かに頷いた。
「…分かりました、承りましょう…!」
“龍坊主”などと呼び慣わされる怪物イメージとは裏腹に…いや、陀幽巴という教軍超兵に対してだけは他とは異なる印象を抱いたものか、ロゼムスの表情も真剣そのものであった。
「それでは…、
鑼幽巴よ、縻幽巴を俯せにしてご覧に入れろ」
「……」
敬愛する長兄の天才技術者への心酔ぶりを熟知する…或いは自身も同じ心情を有するゆえにか、傲岸な性情の彼らしからぬ従順さで次弟は従った。
眼前の白い化粧石製の、ソファとほぼ同じ長さの長方形のテーブルに慇懃に横たえられた死骸の背面ほぼ全てを焼き焦がした凄惨な火傷痕とその強烈な屍臭にさしもの天才技術者も口元を押さえつつ小さく呻いた。
「これは酷い…!
…一体、何者の手によってこのような姿に…?」
一呼吸措いて、濃緑色の鱗を光らせつつ凱鱗領執教士長は重い口を開いた。
「真犯人は既に判明しておる…、
公よ、【黄金の海龍党】…この当教界随一の犯罪結社は当然ご存知ですな?
その頭目及び最極呪念士を自称するワーズフなる怪異な老人が、手塩にかけて創出した配下に実行させたものに相違ない」
対面に置かれた同型のソファに腰を下ろした幽巴兄弟に、ロゼムスは早くも怪訝な視線を向ける。
「…創出した配下…?
すると、実行犯はそのワーズフなる人物に何らかの“人工的処置”を施されたある種の改造人間…或いはこれは考えにくいが超高性能の機械人間とでもいうのですか…!?」
「なるほど、機械工学の真髄を極めた大技術者ならではの推測ですな…。
簡潔に申し上げるが、ワーズフなる人物の肉体自体は実はとっくの昔にこの世から消滅しておるのだが、その呪われし魂魄は教界最北部のザチェラ砂漠に棲息するルドストン最悪にしてラージャーラでも屈指の“凶生物”である〈流砂蜘蛛〉と一体化しており、その際に得た魔神的な呪念力…具体的にはその体液を毒針で注入することにより、とある少年を並の教軍超兵を遥かに凌駕する怪物へと魔進化せしめてしまったのだ!!」
このおどろおどろしい迷妄的確言を、ロゼムスは不快感丸出しの表情で激しく首を振りつつ直ちに否定した。
「人と虫が一体化?
そもそもそんなことはありえない、絶対に!
しかもその魔蟲の分泌毒が少年を怪物に変えたなど…。
…浅学非才とはいえ、些かの自負を抱く一介の技術者としてこんな言い方をするのは屈辱以外の何ものでもないが…あえて断言する!
天響神の名にかけて不可能だ!!」
「…ロゼムス公、
貴方でなければ、今この瞬間にその首が飛んでいましたな…!」
6本の鋭爪をギラリと露出した濃緑色の右手を、対面者と同色ながらそもそも根本的な輝きが光と闇ほどに違う碧色の凶眼で睨み据えつつ翳した“神牙教軍の貴公子”はこう宣った上で穏やかな口調に戻り、続けた。
「これほど教軍の…いや偉大なる教聖の光彩陸離たる超技術によって誕み出された、他でもない我ら教軍超兵や刃獣に日常的に接しておる者の言葉とはとても思われぬが、あくまても貴方ほどの“不世出の稀人”のみが抱くことを許された矜持が心ならずも叫ばしめた失言として聞き流すとしよう…。
…ですが、ここからはロゼムス公、
貴方にとって更に認め難き事実に直面して頂かなくてはならん…!
私はまどろっこしい言い回しは嫌いだ。
従って単刀直入に申しましょう、
その魔毒の犠牲者となり、海龍党頭目の走狗となって我らの末弟を惨殺した怨敵とは…、
その邂逅が本人にとって如何に運命的なものと感得されたにせよ、ラージャーラ教民として恋情などもってのほか、そもそも関心すら抱くべきではなかった異界人にして絆獣聖団員・リサラ=ハギムラへの妄執に身を焦がしつつ、今この時も人目を逃れながらルドストンの裏路地を独りさまよっておるに違いない呪わしき悪童…!
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