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第2章 魔人どもの野望
回想の狂戦地ルドストン③
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レシャ大港の“潜航艇専用ドック”から、教率者差し回しの巡行潜航艇によって海底宮殿に帰着した剛駕崇景は、ベウルセンから絆獣聖団に貸与された専用艇にて到着する玉朧拳師を待った上で教率者との謁見に指定された第7層の〔歓待室〕へ向かおうとしたが、非業の死を遂げた前任者を継いだ新執務長ライネットによって直ちに伺候するよう求められた。
晦渋な気質を隠そうともせず、常に仏頂面で民から煙たがられる指導者を、“百面相”と称された多彩な表情と機知に富んだ饒舌で実務のみならず情緒面でも支えた前任者とはまさに真逆の、石像を彷彿とさせる元軍人の現任者は錬装者の存在そのものが気に入らぬのか、崇景の反応を一切窺うことなく踵を返して昇降機へと歩を進める。
「…いつ戻れるかは全く読めないんでな…休むなり筋トレするなり、薄汚れて艷も失せた〔朱陣鎧〕の手入れをするなり、好きに過ごしてくれ…。
じゃあ、済んだら〔晨絆器〕で連絡するからな…」
こう言い置いて“刎頸の友”と別れた崇景は、ライネットに随って❲特賓者専用昇降機❳の超甲晶ガラスの扉の奥に消えた。
どうしても護衛絆獣に狎れることが出来ぬらしい教率者からは、第5層以上に彼等を進入させぬことを厳命されており、現在から両者は基本、別行動を強いられることとなる…。
無音で一切の微細動無く上昇する真珠色の函の内部にて、歓待室に先客があることを知らされた彼は、結局待たねばならぬのであれば何故に師を待つ猶予を与えぬのかと違和感を覺えつつも、この感覚のずれこそが“異界の流儀”というものなのであろうと思い直す。
それよりも、彼には“一軍団の旗手”として否が応でも焦燥感を掻き立てられる切実な懸念事項があった。
他ならぬ教率者の強硬なる懇請があったとはいえ、当地で活動する“6大錬装者チーム”の成員ほぼ全てが参戦する“死霊島大遠征”に加われなかったのはまさに生涯の痛恨事である…。
だが、崇景が師である玉朧に匹敵する敬意を抱くレイモンド=スペンサーはそんな彼を“孤塁を死守する錬装者最後の砦”として激励し、“最適格者に後事を託すことが出来た”との措辞を送ってくれたのだが、その中でも特に深く心に刻まれた言葉があった。
「…さっきアリシアに“かりそめの別れ”を告げた際、何と彼女の方から君に触れてきてね、“錬装者ゴウガは凱鱗領と特別な縁で結ばれている”と言うんだ…。
どういうことだ、それは《巫告》なのか?と訊ねたんだがそうではないということだった。
こういうことを軽々に論じたくはないのだが、言わば六天巫蝶としての“霊感”のようなものなのかもしれんな…。
ま、私は今回の君の“スペシャル・ミッション”を知っていたので、個人的に戦慄したというに留まるのだがね…」
剛駕崇景がこの最強錬装者からのメッセージを反芻している時、海底宮殿の透明な内壁を一望下に収めながら上昇するエレベーターは丁度第6層に到達したのであるが、そこは以下の階層とは明らかに異なる区域であった。
まず、照明の光度が違う。
これまでの、色調に凱鱗領独特(即ち、教率者の志向に即した)のけばけばしさと紙一重…言わば地上世界の夜の歓楽街を彩るネオンを薄めたかのような妖しい魅惑を湛えた灯りとは正反対の、空間に一切の翳りを許さぬ白光が黒と金色の“統衞軍カラー”に染め上げられたフルフェイスヘルメットとボディアーマーに身を固め、凄まじい殺傷力を誇る殲敵鋼銃の数倍の貫通力を有する〔戮弾電銃〕を誇らしげに携えた百名もの特守部隊員を遍く照らし出すさまは、ここからは一切の“部外者”の侵入を容赦なく排除しようという強硬な意志の、苛烈なまでの発露であった。
『まさに水をも漏らさぬ盤石の警備体制だな…。
フロアの隅には“凶々しき鋼の死神”というべき自律移動式多連装砲車が十数機も控えている…これなら万一、教軍超兵の一個部隊を向こうに回しても惨敗を喫することはないだろう…。
尤もその戦果を得るには面子のほぼ半数を喪うことは必至だろうが…』
この物々しさに、“体制側“はいかなる感慨を抱いているのか、と、ちらりと目の端でライネットの横顔を窺った崇景だが
非生物感すら漂わせる鉄仮面そのものの風貌はいかなる変化も生じさせてはいない。
『ある意味、この人が“最強の番人”なのかも知れんな…この非常時に軍からの抜擢というのは当然の人選だが、所属はどこだったのか?
この凄味は、相当な場数を踏まねば醸し出せるものではない…!』
一言の対話もないまま“最上階”に到着し、足首まで埋まるような金色の絨毯を踏みしめながら歓待室に向う執務長の広い背中が、後へ続く若者に不意に口を開いた。
「…現在、室にはバジャドク様がお招きした聖団員が2名、いらっしゃいます。
もうすぐ退室されるということなので、そこにお掛けになっていましばらくお待ち下さい…」
たとえルドストンが滅亡しても変化の無さそうな錆びた声音で告げられ、剛駕崇景もまた
「…了解しました」
と無機的に応じた。
「…では」
と、振り向くこともなく凱鱗領の紋章が鮮やかに浮き彫りにされた両開き戸の前にライネットが立つと同時に生体認証を完了させた管理機構が左右に開扉する。
残された日本人錬装者は入口のすぐ脇に備え付けられた、当教界特有の装飾である鱗張りの長椅子に腰を下ろし、瞑目しつつ腕組みして今後の未聞の事態に思案を巡らす。
だが、黙想は直ちに破られた。
音もなく扉が開くと同時に、教率者に辞去を告げる“華やかな二重奏”が耳朶を打ったのだ。
瞬時に立ち上がった剛駕崇景に、退室した二人の若い女性が目を丸くする。
「お疲れ様。
…崇景くん…
君もバジャドクさんに呼ばれたの?」
丁重に目礼しつつ、剛駕崇景は萩邑りさらに応えた。
「お疲れ様です。
実は直々に“身辺警護”を承りまして…。
師ともども、歓待室へ招じられたのですが、(玉朧が)未だ到着していませんもので…」
“部署”こそ異なれ同朋の、それも同い年の後輩から実直な性格そのままの返答を受けたりさらは、微笑と共に好ましげな視線を投げかける。
「…元気そうね、というより一段と逞しくなったみたい…。
噂は聞いてるわよ、最近、大活躍してるみたいね…。
玉朧さんも、さぞや鼻高々でしょうね。
私も、星拳鬼會からスペンサーやモラレスに肩を並べる錬装者が現れたことは、同じ日本人としてとても誇らしく感じるわ…。
でも、君ほどの戦士には釈迦に説法だと分かっているけれど、くれぐれも油断は禁物よ。
特に教軍超兵にだけは、どこまでも慎重に対処してね…」
口許を引き締め、深く頷く星拳鬼會のエースだが、その頬は微かに紅潮し、他チームからは“虎の眼”と畏怖される雄々しい瞳は明らかな感激に僅かに潤んでいた。
“可愛い後輩”に更なる激励を与えるべく?萩邑りさらは伏し目がちな相手に白い右手を差し伸べる。
一瞬固まる崇景だが、美しき先輩の真剣な眼差しを受け、拳ダコも生々しい鍛え抜いた右手をぎこちなく差し出す。
「…絶対に生き延びて、いつか一緒に地上に還ろうね…!」
「…はい」
固く結びあった手と手。
一瞬繋がった2つの鼓動。
交わされた戦士の誓い。
…剛駕崇景は改めて想いを新たにした。
『萩邑りさらのためなら死ねる…!』
だが、永遠に続けば良いこの歓喜の瞬間から戦士を現実に引き戻したのは戸口に現れた冷血漢であった。
「…どうぞ、教率者様がお待ちです」
「じゃ、頑張ってね。ミッションが終わったらまた逢いましょう…」
気もそぞろに頷いた崇景の背中を、ぽんと叩きながらりさらが耳元で囁く。
馥郁と漂う、最愛の佳人の吐息の甘い香りを深く吸い込みながら、剛駕崇景は眦を決して教率者との謁見へと臨んだ。
「…あたし、今はっきりと分かりました。
崇景くんは萩邑先輩のことが好きなんですね。
あの人は誰のためでもなくて、先輩のために、先輩に褒めてもらうために戦ってるんだと思います…。
でも、いつも想うんですけど、萩邑先輩って、ほんとにどこに行ってもモテモテですよね…!」
前方を睨むように見据え、何故か怒ったように硬い声で呟く傍らの優美な名前通りの愛らしき後輩を苦笑しつつ見下ろしたりさらは、優しいながらもしっかりとした指導の意志を込めてたしなめた。
「雅桃、戦闘中よ…。
それに“崇景くん”はあなたより4つも、そしてお兄さんの士京くんよりも2つ歳上なんだから崇景さんと呼んだ方ががいいわね…。
ついでに念を押しておくけれど、おかしな勘違いをしちゃダメよ…。
あくまでも彼は私にとって、どこまでも尊敬すべき戦友であり、同じ目的に向かって邁進する同志以外の何者でもないのだから…!」
晦渋な気質を隠そうともせず、常に仏頂面で民から煙たがられる指導者を、“百面相”と称された多彩な表情と機知に富んだ饒舌で実務のみならず情緒面でも支えた前任者とはまさに真逆の、石像を彷彿とさせる元軍人の現任者は錬装者の存在そのものが気に入らぬのか、崇景の反応を一切窺うことなく踵を返して昇降機へと歩を進める。
「…いつ戻れるかは全く読めないんでな…休むなり筋トレするなり、薄汚れて艷も失せた〔朱陣鎧〕の手入れをするなり、好きに過ごしてくれ…。
じゃあ、済んだら〔晨絆器〕で連絡するからな…」
こう言い置いて“刎頸の友”と別れた崇景は、ライネットに随って❲特賓者専用昇降機❳の超甲晶ガラスの扉の奥に消えた。
どうしても護衛絆獣に狎れることが出来ぬらしい教率者からは、第5層以上に彼等を進入させぬことを厳命されており、現在から両者は基本、別行動を強いられることとなる…。
無音で一切の微細動無く上昇する真珠色の函の内部にて、歓待室に先客があることを知らされた彼は、結局待たねばならぬのであれば何故に師を待つ猶予を与えぬのかと違和感を覺えつつも、この感覚のずれこそが“異界の流儀”というものなのであろうと思い直す。
それよりも、彼には“一軍団の旗手”として否が応でも焦燥感を掻き立てられる切実な懸念事項があった。
他ならぬ教率者の強硬なる懇請があったとはいえ、当地で活動する“6大錬装者チーム”の成員ほぼ全てが参戦する“死霊島大遠征”に加われなかったのはまさに生涯の痛恨事である…。
だが、崇景が師である玉朧に匹敵する敬意を抱くレイモンド=スペンサーはそんな彼を“孤塁を死守する錬装者最後の砦”として激励し、“最適格者に後事を託すことが出来た”との措辞を送ってくれたのだが、その中でも特に深く心に刻まれた言葉があった。
「…さっきアリシアに“かりそめの別れ”を告げた際、何と彼女の方から君に触れてきてね、“錬装者ゴウガは凱鱗領と特別な縁で結ばれている”と言うんだ…。
どういうことだ、それは《巫告》なのか?と訊ねたんだがそうではないということだった。
こういうことを軽々に論じたくはないのだが、言わば六天巫蝶としての“霊感”のようなものなのかもしれんな…。
ま、私は今回の君の“スペシャル・ミッション”を知っていたので、個人的に戦慄したというに留まるのだがね…」
剛駕崇景がこの最強錬装者からのメッセージを反芻している時、海底宮殿の透明な内壁を一望下に収めながら上昇するエレベーターは丁度第6層に到達したのであるが、そこは以下の階層とは明らかに異なる区域であった。
まず、照明の光度が違う。
これまでの、色調に凱鱗領独特(即ち、教率者の志向に即した)のけばけばしさと紙一重…言わば地上世界の夜の歓楽街を彩るネオンを薄めたかのような妖しい魅惑を湛えた灯りとは正反対の、空間に一切の翳りを許さぬ白光が黒と金色の“統衞軍カラー”に染め上げられたフルフェイスヘルメットとボディアーマーに身を固め、凄まじい殺傷力を誇る殲敵鋼銃の数倍の貫通力を有する〔戮弾電銃〕を誇らしげに携えた百名もの特守部隊員を遍く照らし出すさまは、ここからは一切の“部外者”の侵入を容赦なく排除しようという強硬な意志の、苛烈なまでの発露であった。
『まさに水をも漏らさぬ盤石の警備体制だな…。
フロアの隅には“凶々しき鋼の死神”というべき自律移動式多連装砲車が十数機も控えている…これなら万一、教軍超兵の一個部隊を向こうに回しても惨敗を喫することはないだろう…。
尤もその戦果を得るには面子のほぼ半数を喪うことは必至だろうが…』
この物々しさに、“体制側“はいかなる感慨を抱いているのか、と、ちらりと目の端でライネットの横顔を窺った崇景だが
非生物感すら漂わせる鉄仮面そのものの風貌はいかなる変化も生じさせてはいない。
『ある意味、この人が“最強の番人”なのかも知れんな…この非常時に軍からの抜擢というのは当然の人選だが、所属はどこだったのか?
この凄味は、相当な場数を踏まねば醸し出せるものではない…!』
一言の対話もないまま“最上階”に到着し、足首まで埋まるような金色の絨毯を踏みしめながら歓待室に向う執務長の広い背中が、後へ続く若者に不意に口を開いた。
「…現在、室にはバジャドク様がお招きした聖団員が2名、いらっしゃいます。
もうすぐ退室されるということなので、そこにお掛けになっていましばらくお待ち下さい…」
たとえルドストンが滅亡しても変化の無さそうな錆びた声音で告げられ、剛駕崇景もまた
「…了解しました」
と無機的に応じた。
「…では」
と、振り向くこともなく凱鱗領の紋章が鮮やかに浮き彫りにされた両開き戸の前にライネットが立つと同時に生体認証を完了させた管理機構が左右に開扉する。
残された日本人錬装者は入口のすぐ脇に備え付けられた、当教界特有の装飾である鱗張りの長椅子に腰を下ろし、瞑目しつつ腕組みして今後の未聞の事態に思案を巡らす。
だが、黙想は直ちに破られた。
音もなく扉が開くと同時に、教率者に辞去を告げる“華やかな二重奏”が耳朶を打ったのだ。
瞬時に立ち上がった剛駕崇景に、退室した二人の若い女性が目を丸くする。
「お疲れ様。
…崇景くん…
君もバジャドクさんに呼ばれたの?」
丁重に目礼しつつ、剛駕崇景は萩邑りさらに応えた。
「お疲れ様です。
実は直々に“身辺警護”を承りまして…。
師ともども、歓待室へ招じられたのですが、(玉朧が)未だ到着していませんもので…」
“部署”こそ異なれ同朋の、それも同い年の後輩から実直な性格そのままの返答を受けたりさらは、微笑と共に好ましげな視線を投げかける。
「…元気そうね、というより一段と逞しくなったみたい…。
噂は聞いてるわよ、最近、大活躍してるみたいね…。
玉朧さんも、さぞや鼻高々でしょうね。
私も、星拳鬼會からスペンサーやモラレスに肩を並べる錬装者が現れたことは、同じ日本人としてとても誇らしく感じるわ…。
でも、君ほどの戦士には釈迦に説法だと分かっているけれど、くれぐれも油断は禁物よ。
特に教軍超兵にだけは、どこまでも慎重に対処してね…」
口許を引き締め、深く頷く星拳鬼會のエースだが、その頬は微かに紅潮し、他チームからは“虎の眼”と畏怖される雄々しい瞳は明らかな感激に僅かに潤んでいた。
“可愛い後輩”に更なる激励を与えるべく?萩邑りさらは伏し目がちな相手に白い右手を差し伸べる。
一瞬固まる崇景だが、美しき先輩の真剣な眼差しを受け、拳ダコも生々しい鍛え抜いた右手をぎこちなく差し出す。
「…絶対に生き延びて、いつか一緒に地上に還ろうね…!」
「…はい」
固く結びあった手と手。
一瞬繋がった2つの鼓動。
交わされた戦士の誓い。
…剛駕崇景は改めて想いを新たにした。
『萩邑りさらのためなら死ねる…!』
だが、永遠に続けば良いこの歓喜の瞬間から戦士を現実に引き戻したのは戸口に現れた冷血漢であった。
「…どうぞ、教率者様がお待ちです」
「じゃ、頑張ってね。ミッションが終わったらまた逢いましょう…」
気もそぞろに頷いた崇景の背中を、ぽんと叩きながらりさらが耳元で囁く。
馥郁と漂う、最愛の佳人の吐息の甘い香りを深く吸い込みながら、剛駕崇景は眦を決して教率者との謁見へと臨んだ。
「…あたし、今はっきりと分かりました。
崇景くんは萩邑先輩のことが好きなんですね。
あの人は誰のためでもなくて、先輩のために、先輩に褒めてもらうために戦ってるんだと思います…。
でも、いつも想うんですけど、萩邑先輩って、ほんとにどこに行ってもモテモテですよね…!」
前方を睨むように見据え、何故か怒ったように硬い声で呟く傍らの優美な名前通りの愛らしき後輩を苦笑しつつ見下ろしたりさらは、優しいながらもしっかりとした指導の意志を込めてたしなめた。
「雅桃、戦闘中よ…。
それに“崇景くん”はあなたより4つも、そしてお兄さんの士京くんよりも2つ歳上なんだから崇景さんと呼んだ方ががいいわね…。
ついでに念を押しておくけれど、おかしな勘違いをしちゃダメよ…。
あくまでも彼は私にとって、どこまでも尊敬すべき戦友であり、同じ目的に向かって邁進する同志以外の何者でもないのだから…!」
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