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第1章 異空の超戦者たち
海の教界、開戦す⑥
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萩邑りさらが“敵対的沈黙”を破り、理不尽上司に対して重い口を開いたのは、たっぷり1アロス(約3分間)の後であった。
「…総隊長と私が魔針銃の命中度で共時したのが何故かは分かりません…それは、単なる偶然とも見なせるし、或いは個々の操獣師の技倆を超えた、絆獣たち同士を繋ぐ文字通り“絆”の為せる業であったのかも知れない…いずれにせよ、私が痛感しているのは、操獣師としての萩邑りさらはまだまだ相棒と真の意味で〈融魂〉出来てはいないということです。現在この時、彼女がパートナーとしての私に対してどういう感情を抱いているかを考えると身の縮まるような思いですわ…」
「…操獣師が絆獣の顔色を窺うようになったら終わりだよ、萩邑…」
脳内に響きわたる“鬼隊長”の声音からは先程までの剣呑なトーンが弱まり、“度量あるリーダー”として有益な助言を与えようとの前向きな意志を感得したりさらは、最もリスペクトする存在から邪険に突き放され、殺意すら覚えた先程の反動からか不覚にも熱いものが込み上げてくるのを覚えた。
『またこれだ…このあざといまでの緩急の使い分け…本当に狡い…でもこれがあるから結局、私は竹澤夏月から離れられないんだ…!』
愛弟子の心境の変化を知ってか知らずか、夏月は陸海空の三属性に区分された[暁のドゥルガー]の総隊長としてではなく一操獣師として心奥に秘めた自己の心情を披瀝する。
「あたしが今から言うことは、《ドゥルガー・プリンシプル》とは何の関係もない個人的な見解だけどね。まず、30年近い経験から確実に言えることは、絆獣との関係(同期)を最も損ねる要因は操獣師の自信の喪失だよ。あの子達はとにかく聖幻晶を通じて放射される“不安の波動”を何よりも厭がる。でも、決して態度には出さない。場合によっては何十年規模で我慢する…そしてある日突然、結翔珠を体内に受け容れることを拒否するのさ…。無論、“マイナスレベルの強度”によっちゃあ、もっと早くキレちまうことも頻々だけどね…それで御役御免になった同僚を何人も見て来たよ…」
「……」
「しかも悪いことに、刃獣の進化…つまり手強さがマシマシの現在、“ストレス耐性”がどんどん低下しちまってる…もし、アンタの“不安”がホンモノならヤバイよ、萩邑。もちろん日々痛感してるだろうが、“飛翔系一番人気”の麗翼光鵬
に乗りたがってる奴はわんさといるんだからね」
「…それは、理解しているつもりです」
牢固として存在する“聖団内ヒエラルキー”において、こと現役の範疇に限っても操獣師としての技倆のみならず、その容貌においても紛う方なく最上層に属する彼女を嫉視する者は多い…今回の教率者による露骨なまでの“依怙贔屓”もまたアンチにとっては憎悪を掻き立てる格好の“燃料”であることは明白であった。
「まあ、でも、めでたく担当エリアの棘蟹殲滅に成功したってのに、あたしとシンクロしたばっかりにそこまで落ち込むってのはどんな意味があるんだろうね…つまり、操獣師としてのアンタは自分をこの竹澤夏月より遥かに上位に位置付けてるって事かい…あの泣き虫のお嬢さんがご立派に成長したもんだ…これからは、萩邑先生とお呼びしなきゃならない訳かね?」
再び毒気を帯び始めた殺戮姫の口調に我に返った美しき操獣師は、現在の不安定な精神状態の正体は単なる“慢心”にすぎぬと暗に指摘されたと思い至り、額の聖幻晶に触れつつ奥歯を噛みしめる。
「…それでは、総隊長はこの現象をどう見ておられるのですか?」
この問いを受けた遥か遠方の上司が、よくぞ聞いてくれたとばかりに息を吸い込むのを感知したりさらは、夏月の回答が“表明しなかった自身の仮説”とどれだけ乖離しているかと興味深く待ち構える。
「それは、いうなれば常にお互いを意識…いや、そんな生易しいもんじゃない…感覚を研ぎ澄まして監視し合ってる強力絆獣同士の意地の張り合いだろうね…もちろん、うちらクラスの操獣師が体内に居るからこそ可能な芸当だろうが…要するにもうギャロードもレオーランも、操獣師の技倆云々には影響されない“域”にまで到達しちまってるってことじゃないのかね…即ち、あたしらはとうとう絆獣の“最重要器官”に成り果てたって訳だわさ…でも萩邑、これこそが特級操獣師としての最終到達点なのかも知れないよ…!」
夏月の見解は、完全に質問者の認識と一致していた。
尤もそれは、先程表明したように彼女が希む“真の一体化”ではなかったのではあるが…。
「…つまり、両者の実力は殆ど互角ということになりますね…」
この言を受けた師の気配がにわかに硬化するのを覚知し、萩邑りさらは微かに
戸惑い小首を傾げる。
事実、送られた念話の響きには諦念とは真逆の、そして正当なる闘志をも逸脱した剥き出しの敵意が横溢していた。
「まあ、それもどうかと思うが、百歩譲って短期決戦に限って言えばその可能性もあるかも知らんね…だが、長丁場になりゃなるほど、踏んだ場数の違いが出るはずさ…何せ競技種目は“弱メン相手の花試合”なんぞじゃなく“血みどろの戦闘=命のやり取り”なんだからね…結局の所、史上最強と謳われ続ける地獄絆獣と、いいとこNO1可愛娘ちゃん止まりの麗翼光鵬じゃ格ってもんが違いすぎるわな…!」
もはや完全にスイッチが入ってしまった総隊長に話の矛盾点を指摘した所で、テーマがこと相棒の実力面に及ぶと途端に“暴徒化”する竹澤夏月が耳を傾けるはずもなく、“慢性的毒舌症”を患う師匠と不毛な論争を果てしなく続ける気力など持ち合わせていない美しき隊員は、早々に白旗を掲げて幕引きを図った。
「おっしゃる通りかも知れませんね…何しろギャロードのラージャーラ全界を股にかけた不敗の記録は、まずこれから先も破られることはないでしょう…りさら&レオーランも、一歩でも偉大な御二方に近付けるよう、努力を積み重ねる所存です…」
「…あたしにゴマすっても何も出ないよ…とにかく、アンタが今ぶち当たってる壁も、一人前の操獣師なら誰もが乗り越えて来た部類のモノさ。まあ、お育ちがよろしいせいか天真爛漫とまではいきかねるがアンタも根は明るい方なんだから、初心に戻って〈ゾディアック・メディテーション〉でもガチって持ち前のポジティブシンキングを取り戻すんだね…」
「そうします…他のメンバーもそろそろ戦果を上げた頃じゃないでしょうかね?もしそうなら早く“基地”に戻ってすぐに取り掛かりたいくらいなんですけど…」
努めて弾んだ声を挙げたりさらに返答する竹澤総隊長の声音は対象的に重く沈んだものであった。
「そうか…魔針攻撃は原則“単騎集中モード”だから他の連中の状況は遮断されて観えないんだったね…でも、アンタにもそろそろチームリーダーの、いや指揮官としての自覚を持ってもらわにゃ…当然、難易度は格段に上がるが、次回からは“全俯瞰モード”でお願いするよ。…実はね、前代未聞のエラいことが起こっちまってるんだ」
いかなる難局を迎えようとも、常に泰然自若…いや、傲岸不遜ともいえる態度を持して事態を打開してきた“アイアン・メンタル”の殺戮姫が初めて示す“生の困惑”に、りさらの緊張も一気に高まる。
「一体…何があったんですか?」
深いため息を、たっぷり時間をかけて吐き出した鬼隊長は怒りの叫びを上げた。
「…雅桃を除く3人…いやもう、3馬鹿でいいよ!ローネ、チラワン、ミリラニ…こいつら、あろうことか戦闘中に居眠り…いや、グースカ大イビキかいて熟睡しちまいやがったんだわ!!」
「…総隊長と私が魔針銃の命中度で共時したのが何故かは分かりません…それは、単なる偶然とも見なせるし、或いは個々の操獣師の技倆を超えた、絆獣たち同士を繋ぐ文字通り“絆”の為せる業であったのかも知れない…いずれにせよ、私が痛感しているのは、操獣師としての萩邑りさらはまだまだ相棒と真の意味で〈融魂〉出来てはいないということです。現在この時、彼女がパートナーとしての私に対してどういう感情を抱いているかを考えると身の縮まるような思いですわ…」
「…操獣師が絆獣の顔色を窺うようになったら終わりだよ、萩邑…」
脳内に響きわたる“鬼隊長”の声音からは先程までの剣呑なトーンが弱まり、“度量あるリーダー”として有益な助言を与えようとの前向きな意志を感得したりさらは、最もリスペクトする存在から邪険に突き放され、殺意すら覚えた先程の反動からか不覚にも熱いものが込み上げてくるのを覚えた。
『またこれだ…このあざといまでの緩急の使い分け…本当に狡い…でもこれがあるから結局、私は竹澤夏月から離れられないんだ…!』
愛弟子の心境の変化を知ってか知らずか、夏月は陸海空の三属性に区分された[暁のドゥルガー]の総隊長としてではなく一操獣師として心奥に秘めた自己の心情を披瀝する。
「あたしが今から言うことは、《ドゥルガー・プリンシプル》とは何の関係もない個人的な見解だけどね。まず、30年近い経験から確実に言えることは、絆獣との関係(同期)を最も損ねる要因は操獣師の自信の喪失だよ。あの子達はとにかく聖幻晶を通じて放射される“不安の波動”を何よりも厭がる。でも、決して態度には出さない。場合によっては何十年規模で我慢する…そしてある日突然、結翔珠を体内に受け容れることを拒否するのさ…。無論、“マイナスレベルの強度”によっちゃあ、もっと早くキレちまうことも頻々だけどね…それで御役御免になった同僚を何人も見て来たよ…」
「……」
「しかも悪いことに、刃獣の進化…つまり手強さがマシマシの現在、“ストレス耐性”がどんどん低下しちまってる…もし、アンタの“不安”がホンモノならヤバイよ、萩邑。もちろん日々痛感してるだろうが、“飛翔系一番人気”の麗翼光鵬
に乗りたがってる奴はわんさといるんだからね」
「…それは、理解しているつもりです」
牢固として存在する“聖団内ヒエラルキー”において、こと現役の範疇に限っても操獣師としての技倆のみならず、その容貌においても紛う方なく最上層に属する彼女を嫉視する者は多い…今回の教率者による露骨なまでの“依怙贔屓”もまたアンチにとっては憎悪を掻き立てる格好の“燃料”であることは明白であった。
「まあ、でも、めでたく担当エリアの棘蟹殲滅に成功したってのに、あたしとシンクロしたばっかりにそこまで落ち込むってのはどんな意味があるんだろうね…つまり、操獣師としてのアンタは自分をこの竹澤夏月より遥かに上位に位置付けてるって事かい…あの泣き虫のお嬢さんがご立派に成長したもんだ…これからは、萩邑先生とお呼びしなきゃならない訳かね?」
再び毒気を帯び始めた殺戮姫の口調に我に返った美しき操獣師は、現在の不安定な精神状態の正体は単なる“慢心”にすぎぬと暗に指摘されたと思い至り、額の聖幻晶に触れつつ奥歯を噛みしめる。
「…それでは、総隊長はこの現象をどう見ておられるのですか?」
この問いを受けた遥か遠方の上司が、よくぞ聞いてくれたとばかりに息を吸い込むのを感知したりさらは、夏月の回答が“表明しなかった自身の仮説”とどれだけ乖離しているかと興味深く待ち構える。
「それは、いうなれば常にお互いを意識…いや、そんな生易しいもんじゃない…感覚を研ぎ澄まして監視し合ってる強力絆獣同士の意地の張り合いだろうね…もちろん、うちらクラスの操獣師が体内に居るからこそ可能な芸当だろうが…要するにもうギャロードもレオーランも、操獣師の技倆云々には影響されない“域”にまで到達しちまってるってことじゃないのかね…即ち、あたしらはとうとう絆獣の“最重要器官”に成り果てたって訳だわさ…でも萩邑、これこそが特級操獣師としての最終到達点なのかも知れないよ…!」
夏月の見解は、完全に質問者の認識と一致していた。
尤もそれは、先程表明したように彼女が希む“真の一体化”ではなかったのではあるが…。
「…つまり、両者の実力は殆ど互角ということになりますね…」
この言を受けた師の気配がにわかに硬化するのを覚知し、萩邑りさらは微かに
戸惑い小首を傾げる。
事実、送られた念話の響きには諦念とは真逆の、そして正当なる闘志をも逸脱した剥き出しの敵意が横溢していた。
「まあ、それもどうかと思うが、百歩譲って短期決戦に限って言えばその可能性もあるかも知らんね…だが、長丁場になりゃなるほど、踏んだ場数の違いが出るはずさ…何せ競技種目は“弱メン相手の花試合”なんぞじゃなく“血みどろの戦闘=命のやり取り”なんだからね…結局の所、史上最強と謳われ続ける地獄絆獣と、いいとこNO1可愛娘ちゃん止まりの麗翼光鵬じゃ格ってもんが違いすぎるわな…!」
もはや完全にスイッチが入ってしまった総隊長に話の矛盾点を指摘した所で、テーマがこと相棒の実力面に及ぶと途端に“暴徒化”する竹澤夏月が耳を傾けるはずもなく、“慢性的毒舌症”を患う師匠と不毛な論争を果てしなく続ける気力など持ち合わせていない美しき隊員は、早々に白旗を掲げて幕引きを図った。
「おっしゃる通りかも知れませんね…何しろギャロードのラージャーラ全界を股にかけた不敗の記録は、まずこれから先も破られることはないでしょう…りさら&レオーランも、一歩でも偉大な御二方に近付けるよう、努力を積み重ねる所存です…」
「…あたしにゴマすっても何も出ないよ…とにかく、アンタが今ぶち当たってる壁も、一人前の操獣師なら誰もが乗り越えて来た部類のモノさ。まあ、お育ちがよろしいせいか天真爛漫とまではいきかねるがアンタも根は明るい方なんだから、初心に戻って〈ゾディアック・メディテーション〉でもガチって持ち前のポジティブシンキングを取り戻すんだね…」
「そうします…他のメンバーもそろそろ戦果を上げた頃じゃないでしょうかね?もしそうなら早く“基地”に戻ってすぐに取り掛かりたいくらいなんですけど…」
努めて弾んだ声を挙げたりさらに返答する竹澤総隊長の声音は対象的に重く沈んだものであった。
「そうか…魔針攻撃は原則“単騎集中モード”だから他の連中の状況は遮断されて観えないんだったね…でも、アンタにもそろそろチームリーダーの、いや指揮官としての自覚を持ってもらわにゃ…当然、難易度は格段に上がるが、次回からは“全俯瞰モード”でお願いするよ。…実はね、前代未聞のエラいことが起こっちまってるんだ」
いかなる難局を迎えようとも、常に泰然自若…いや、傲岸不遜ともいえる態度を持して事態を打開してきた“アイアン・メンタル”の殺戮姫が初めて示す“生の困惑”に、りさらの緊張も一気に高まる。
「一体…何があったんですか?」
深いため息を、たっぷり時間をかけて吐き出した鬼隊長は怒りの叫びを上げた。
「…雅桃を除く3人…いやもう、3馬鹿でいいよ!ローネ、チラワン、ミリラニ…こいつら、あろうことか戦闘中に居眠り…いや、グースカ大イビキかいて熟睡しちまいやがったんだわ!!」
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