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第1章 異空の超戦者たち
棘蟹群団、来襲!!
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最初は物珍しかった“海底の宴”に主客が食傷気味になった20日後の払暁、突如として刃獣軍団がルドストン凱鱗領に上陸を開始した。
巨きさと形態は、同じ鋳型から打ち出したかのように均一であったが、そのサイケデリックな色彩と模様は千差万別であった。
縦10×横15レクト(1レクトは約75cm)に達する堅牢極まる【棘蟹】。
──その数、およそ300。
進攻は、ラージャーラ最強の海軍と目される【湾線統衛軍】の戦力が集中するレシャ大港付近を避け、遥か5000レクトも離れた、人家も疎らな漁村の北端に聳える険峻な“大絶壁”への登攀で口火を切った。
外貌の異様さを別にすれば、刃獣の与える恐怖感は何よりもその迅さであろう。現在も刃獣部隊の主力を形成する“餓駆竜”ゾグムの脚力は時速に換算すれば平均80kmにも達するが、棘蟹はそれ以上の進行速度を発揮し、瞬く間にルドストン全域に散開して行った。
凱鱗領全体を俯瞰していたおよそ500羽のピジェスから危機信号をキャッチした絆獣聖団は直ちに出撃体制に入り、6体の飛翔系絆獣は棘蟹軍団を各個撃破すべく各地に散った。
「──どの武器でもイイっちゃあイイけど、“カニ狩り”となりゃ、やっぱ【魔針銃】だろ」
そう嘯いた“鬼隊長”竹澤夏月が選択した“絆獣兵装”は確かに魁夷極まる標的を屠るにふさわしい凶猛なシロモノであった。
巨大な翼を背負うギャロードやレオーランの腰に巻かれた円形ボンベから特殊チューブを通して両手の甲に固定された発射管(4本腕を持つギャロードは計4基)へ送られる超圧縮空気によって撃ち出される長さ300レクト(約230cm)、直径0.02レクト(約1.5cm)に及ぶ“魔針”は音速を遥かに超える時速1000kmものスピードで殺到し厚さ50cmの鋼板をも楽々と貫く。
しかも命中と同時に針身に450箇所も穿たれた“噴火孔”から発生する摂氏3000度にも及ぶ猛火により、鋼板は溶解にすら至るという“徹底的破壊性”は目下88種を数える絆獣兵装でもトップクラスといえた。
絆獣の両手首には1個につき100発の魔針が収められた“弾倉”が5個巻き付けられており、空のカートリッジを放棄しつつ発射管に自動装填されることで全弾連続発射も容易であった。
──確認された棘蟹は300体に比して、絆獣6体の魔針の総数はおよそ7000本。
一体を仕留めるのに10本を要したとしても十分すぎる物量であるはずであったが…。
「あたしなら“一杯”につき2本で十分。萩邑だって序盤はそんなもんだろ?…もちろん疲労と共に本数は増えるだろうがね…しかしまあ、後の連中のレベルを考えりゃ決して多すぎるとはいえんわな…」
こと戦闘に関する限り悉く的中してきた殺戮姫の予感であったが、今回に限っては大きく外してしまったようであった…。
とにかく魔針銃が命中しないのだ。
絆獣と遭遇した瞬間、棘蟹の速度と動きの複雑さが劇的にアップしたのである!
それはまさに2本の腕と地上の蟹とは異なる8本の脚を極限までフル稼働させた奇怪極まる“悪夢の集団舞踏”であった。
数十匹単位のユニットで一つの巨大生物を擬態(それは百足の様であったり海星のごとくでもある)して絆獣勢を幻惑しつつ、鋏の合わせ目に穿たれた発射口から射出されると同時に発火を開始し、命中と同時に標的を地獄の業火で燃え尽くさせる【超焔弾】で怯ませたかと思えば、全くの死角から想像以上の跳躍力を発揮、それだけで必殺の凶器である鋏を振りかざして絆獣の肉を抉り、切り裂かんと次々と襲い掛かってくるのであるから、いかに機動力に秀でた飛翔系とはいえ単騎での応戦は選り抜かれた特級操獣師たちにとっても至難の業であった…。
「いいかい、決して刃獣に背中を向けるんじゃないよ!奴らの攻撃を躱す暇があったら撃て!
それで翼を裂かれて墜落したって上等じゃないか!魔針は連中を全滅させても腐るほど余るんだからね、撃って撃って撃ちまくってりゃ仲間が駆けつけてくる!基地へはそいつにおぶさって帰りゃあいい!!」
出陣前の殺戮姫の怪気炎に大いに共鳴したバジャドクは、歴代教率者の伝統に倣い海軍重視で、時代の変化を読み切れず空軍の増強を疎かにしてきた己の暗愚さを悔やみながらも、凱鱗領が保有する約500機のブーメランを彷彿させる形状の翼胴一体型強襲戦闘機【ガートス】を先行隊としてまず200機出撃させた。
──空軍嫌いの教率者の冷遇によって数こそ少ないものの、万能の天才技術者ロゼムスの設計になる本機は他教界からも注目され、バジャドクの下には購入希望の打診が引きも切らなかったが、“海軍至上主義”を公言する意固地な教率者との交渉の緒すら掴めなかったのはいうまでもない。
しかしながらロゼムスの能力とルドストンの教民生活の隈々に及ぶ技術革新の功績を誰よりも評価し、“教界の至宝”と見なすバジャドクが“特選15氏族”の筆頭格として彼とその眷属を選んだのは理の当然といえた。しかし天才にありがちな家庭生活への不適応の表れか、妻とは一人息子ユグマの幼少期に教育方針を巡って
離縁、以後は自身を超えるラージャーラ全界に名を轟かす大発明家に育て上げることを期して英才教育を施したものの、自らを“ルドストン一の不幸者”と見なすユグマは父の方針に悉く反発し、今や凱鱗領有数の不良グループのリーダー格に収まっていた…そんな悪童が今や彼を怖れ憎み、すっかり疎遠となっていた父がただ世間体のみを念頭におずおずと切り出した“教率者の招待”に応じた理由は、もちろん巷のワルを気取っているだけの自分とは次元の違う“絶対悪”である海龍党=神牙教軍への恐怖もあったであろうが、何よりも絆獣なる巨大生物兵器を擁し、教軍への殆ど唯一の対抗勢力としてラージャーラを席巻する絆獣聖団への“反感に根ざした興味”にあったのだ。
従って、ユグマは教率者が催した“親睦パーティー”に寧ろ積極的に出席したのであるが、そこで邂逅した“異界の美女”に不覚にも?生まれてはじめて恋をしてしまったのである──。
尤もその人物、萩邑りさらに惹き付けられ、彼女と友誼を通ずることを希んだのは無論のことながら彼のみにあらず、妻がありながらあからさまに交際を申し出る剛の者さえ続出したが、彼らの頂点に立つ教率者の最愛の存在であるりさらへのガードは徹底しており、ユグマごとき青二才には接近の契機さえ与えられてはいなかった…。
ともあれバジャドクのりさらに対する執着は本物であったが、呪念士としての行の妨げとして老境といえる現在に至るまで独身を貫いた身として今さら異界の美女を妻に求めることはさすがになかったものの、2年前の事件以来すっかり肝胆相照らす知己となった玉朧拳師には、出来得ることなら彼女を“養女”として迎え、自身が選んだ次期教率者と娶せたい、との驚くべき願望を洩らしていたのであった…。
かくて、日中は白の戦闘服姿での移動水上都市における絆獣を駆っての颯爽たる訓練を、夜は瀟洒にして華麗な純白のドレスに身を包んでの妖艶なホステスぶりを遠くから虚しく見つめるのみであった孤独な少年の鬱屈は日増しに募り、夜明けを待って物資補給の潜航艇に密航して海底宮殿を脱走し、仲間が待つ首都の闇へ逃亡しようと決断した夜の宴が果てたまさにその時、あろうことか思慕する相手の方から声を掛けてきたのであった。
この思いがけぬ僥倖に呆然とするユグマであったが、鋭敏なりさらは四六時中思い詰めた視線を投げかけてくる孤独な瞳に早くから気付いており、父であるロゼムスから情報も得ていたのであるが、朧げながら彼の異変を察知したことでついに説得を決断し、姉の様な慈眼で熱烈な注視を受け止めつつ、微かに震えるその手をしなやかな白い指で包み込みながら、血気に逸ることなく身を持し、聖団の任務が完了するまで海底宮殿に留まるよう懇願するのであった…。
──それから4日後、棘蟹どもの凱鱗領侵攻が開始されたのである!
数百機のガートスと共に翔び立った白く輝く鳥神を複雑な思いで見送りつつ、ユグマ少年はある決意を固めつつあった…。
巨きさと形態は、同じ鋳型から打ち出したかのように均一であったが、そのサイケデリックな色彩と模様は千差万別であった。
縦10×横15レクト(1レクトは約75cm)に達する堅牢極まる【棘蟹】。
──その数、およそ300。
進攻は、ラージャーラ最強の海軍と目される【湾線統衛軍】の戦力が集中するレシャ大港付近を避け、遥か5000レクトも離れた、人家も疎らな漁村の北端に聳える険峻な“大絶壁”への登攀で口火を切った。
外貌の異様さを別にすれば、刃獣の与える恐怖感は何よりもその迅さであろう。現在も刃獣部隊の主力を形成する“餓駆竜”ゾグムの脚力は時速に換算すれば平均80kmにも達するが、棘蟹はそれ以上の進行速度を発揮し、瞬く間にルドストン全域に散開して行った。
凱鱗領全体を俯瞰していたおよそ500羽のピジェスから危機信号をキャッチした絆獣聖団は直ちに出撃体制に入り、6体の飛翔系絆獣は棘蟹軍団を各個撃破すべく各地に散った。
「──どの武器でもイイっちゃあイイけど、“カニ狩り”となりゃ、やっぱ【魔針銃】だろ」
そう嘯いた“鬼隊長”竹澤夏月が選択した“絆獣兵装”は確かに魁夷極まる標的を屠るにふさわしい凶猛なシロモノであった。
巨大な翼を背負うギャロードやレオーランの腰に巻かれた円形ボンベから特殊チューブを通して両手の甲に固定された発射管(4本腕を持つギャロードは計4基)へ送られる超圧縮空気によって撃ち出される長さ300レクト(約230cm)、直径0.02レクト(約1.5cm)に及ぶ“魔針”は音速を遥かに超える時速1000kmものスピードで殺到し厚さ50cmの鋼板をも楽々と貫く。
しかも命中と同時に針身に450箇所も穿たれた“噴火孔”から発生する摂氏3000度にも及ぶ猛火により、鋼板は溶解にすら至るという“徹底的破壊性”は目下88種を数える絆獣兵装でもトップクラスといえた。
絆獣の両手首には1個につき100発の魔針が収められた“弾倉”が5個巻き付けられており、空のカートリッジを放棄しつつ発射管に自動装填されることで全弾連続発射も容易であった。
──確認された棘蟹は300体に比して、絆獣6体の魔針の総数はおよそ7000本。
一体を仕留めるのに10本を要したとしても十分すぎる物量であるはずであったが…。
「あたしなら“一杯”につき2本で十分。萩邑だって序盤はそんなもんだろ?…もちろん疲労と共に本数は増えるだろうがね…しかしまあ、後の連中のレベルを考えりゃ決して多すぎるとはいえんわな…」
こと戦闘に関する限り悉く的中してきた殺戮姫の予感であったが、今回に限っては大きく外してしまったようであった…。
とにかく魔針銃が命中しないのだ。
絆獣と遭遇した瞬間、棘蟹の速度と動きの複雑さが劇的にアップしたのである!
それはまさに2本の腕と地上の蟹とは異なる8本の脚を極限までフル稼働させた奇怪極まる“悪夢の集団舞踏”であった。
数十匹単位のユニットで一つの巨大生物を擬態(それは百足の様であったり海星のごとくでもある)して絆獣勢を幻惑しつつ、鋏の合わせ目に穿たれた発射口から射出されると同時に発火を開始し、命中と同時に標的を地獄の業火で燃え尽くさせる【超焔弾】で怯ませたかと思えば、全くの死角から想像以上の跳躍力を発揮、それだけで必殺の凶器である鋏を振りかざして絆獣の肉を抉り、切り裂かんと次々と襲い掛かってくるのであるから、いかに機動力に秀でた飛翔系とはいえ単騎での応戦は選り抜かれた特級操獣師たちにとっても至難の業であった…。
「いいかい、決して刃獣に背中を向けるんじゃないよ!奴らの攻撃を躱す暇があったら撃て!
それで翼を裂かれて墜落したって上等じゃないか!魔針は連中を全滅させても腐るほど余るんだからね、撃って撃って撃ちまくってりゃ仲間が駆けつけてくる!基地へはそいつにおぶさって帰りゃあいい!!」
出陣前の殺戮姫の怪気炎に大いに共鳴したバジャドクは、歴代教率者の伝統に倣い海軍重視で、時代の変化を読み切れず空軍の増強を疎かにしてきた己の暗愚さを悔やみながらも、凱鱗領が保有する約500機のブーメランを彷彿させる形状の翼胴一体型強襲戦闘機【ガートス】を先行隊としてまず200機出撃させた。
──空軍嫌いの教率者の冷遇によって数こそ少ないものの、万能の天才技術者ロゼムスの設計になる本機は他教界からも注目され、バジャドクの下には購入希望の打診が引きも切らなかったが、“海軍至上主義”を公言する意固地な教率者との交渉の緒すら掴めなかったのはいうまでもない。
しかしながらロゼムスの能力とルドストンの教民生活の隈々に及ぶ技術革新の功績を誰よりも評価し、“教界の至宝”と見なすバジャドクが“特選15氏族”の筆頭格として彼とその眷属を選んだのは理の当然といえた。しかし天才にありがちな家庭生活への不適応の表れか、妻とは一人息子ユグマの幼少期に教育方針を巡って
離縁、以後は自身を超えるラージャーラ全界に名を轟かす大発明家に育て上げることを期して英才教育を施したものの、自らを“ルドストン一の不幸者”と見なすユグマは父の方針に悉く反発し、今や凱鱗領有数の不良グループのリーダー格に収まっていた…そんな悪童が今や彼を怖れ憎み、すっかり疎遠となっていた父がただ世間体のみを念頭におずおずと切り出した“教率者の招待”に応じた理由は、もちろん巷のワルを気取っているだけの自分とは次元の違う“絶対悪”である海龍党=神牙教軍への恐怖もあったであろうが、何よりも絆獣なる巨大生物兵器を擁し、教軍への殆ど唯一の対抗勢力としてラージャーラを席巻する絆獣聖団への“反感に根ざした興味”にあったのだ。
従って、ユグマは教率者が催した“親睦パーティー”に寧ろ積極的に出席したのであるが、そこで邂逅した“異界の美女”に不覚にも?生まれてはじめて恋をしてしまったのである──。
尤もその人物、萩邑りさらに惹き付けられ、彼女と友誼を通ずることを希んだのは無論のことながら彼のみにあらず、妻がありながらあからさまに交際を申し出る剛の者さえ続出したが、彼らの頂点に立つ教率者の最愛の存在であるりさらへのガードは徹底しており、ユグマごとき青二才には接近の契機さえ与えられてはいなかった…。
ともあれバジャドクのりさらに対する執着は本物であったが、呪念士としての行の妨げとして老境といえる現在に至るまで独身を貫いた身として今さら異界の美女を妻に求めることはさすがになかったものの、2年前の事件以来すっかり肝胆相照らす知己となった玉朧拳師には、出来得ることなら彼女を“養女”として迎え、自身が選んだ次期教率者と娶せたい、との驚くべき願望を洩らしていたのであった…。
かくて、日中は白の戦闘服姿での移動水上都市における絆獣を駆っての颯爽たる訓練を、夜は瀟洒にして華麗な純白のドレスに身を包んでの妖艶なホステスぶりを遠くから虚しく見つめるのみであった孤独な少年の鬱屈は日増しに募り、夜明けを待って物資補給の潜航艇に密航して海底宮殿を脱走し、仲間が待つ首都の闇へ逃亡しようと決断した夜の宴が果てたまさにその時、あろうことか思慕する相手の方から声を掛けてきたのであった。
この思いがけぬ僥倖に呆然とするユグマであったが、鋭敏なりさらは四六時中思い詰めた視線を投げかけてくる孤独な瞳に早くから気付いており、父であるロゼムスから情報も得ていたのであるが、朧げながら彼の異変を察知したことでついに説得を決断し、姉の様な慈眼で熱烈な注視を受け止めつつ、微かに震えるその手をしなやかな白い指で包み込みながら、血気に逸ることなく身を持し、聖団の任務が完了するまで海底宮殿に留まるよう懇願するのであった…。
──それから4日後、棘蟹どもの凱鱗領侵攻が開始されたのである!
数百機のガートスと共に翔び立った白く輝く鳥神を複雑な思いで見送りつつ、ユグマ少年はある決意を固めつつあった…。
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