凶幻獣戦域ラージャーラ

幾橋テツミ

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第1章 異空の超戦者たち

FILE解凍:〘ミッション173〙

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「…何しろラージャーラ最大規模の港を擁するルドストンにはそれこそ毎日、巨艦にすし詰めになった各教界の名産品や有力者が雲のように押し寄せて他地域にはない活気を産み出していたわ…今思い返しても、あの野趣に満ちたダイナミズムはラージャーラ広しといえどもあそこにしかないものだと思う…。

 そしてこの奇妙な王国の頂点に立っていたあの方──私もこれまで沢山の教率者にお目に掛かってきたけれど、凱鱗領のバジャドク氏の印象はひときわ強烈なものだったわ…」

 りさらの回想に微笑みながら相槌を打つゼド=メギンだがその瞳の奥の光は決してバジャドクへの好意を物語ってはおらず、“絶対平和主義”を掲げるティリールカ愛華領の次期教率者にしてこれでは、ラージャーラに安息が訪れる日は未来永劫あるまいと那崎弓葉の胸は暗澹たる想いに締め付けられる。

「…でも、そのワイルドな寛容性が却って神牙教軍やつらに付入る隙を与えてしまっていたのね。凱鱗領あそこには他の教界どこよりも巨大な
教軍の下部組織が根を張っていたのよ…!」

「…【黄金の海龍党】ですね?」

 弓葉の呟きに、りさらは意を得たりとばかりに頷く。

「そう。まさに血も涙もないラージャーラ屈指の犯罪結社…彼らの撒き散らす害悪は、本体の教軍に勝るとも劣らないものだったわ…特に、未だに猛威を振るっているあの【狂魔酒】のおぞましさは、地上の麻薬と同じでもう根絶は不可能でしょうね…」

「ですが、絆獣聖団あなたがたの活躍のお陰で主要な密造工場は悉く破壊されました…もしあのまま奴らの暗躍が続いていたら、ラージャーラ人われわれの堕落はもはや修正不能の最終段階に陥っていたでしょう…良識ある全教界民に成り代わって改めてお礼を申し上げます…」

 これも学識豊かなゼドの“地上習慣の研究結果”か、深々と頭を下げる姿のあまりの自然さに、三人はティリールカの貴公子が未知なる異界人であることをもはや完全に忘却していた…。

「そんな…ドクター、どうか顔をお上げになって下さい。それにあれは私たちドゥルガーというよりも、無元造房の手になる【嵐貝】のお手柄なのですから…操獣師わたしたちはあくまで、“最後の総攻撃への過程プロセス”を仕上げたに過ぎません…尤もそれにはギャロードという大きな犠牲を払いはしましたけれど…!」

「単なる過程とおっしゃいますが、私がタケザワ様から伺ったところでは、対刃獣戦以外でも、大変に過酷な作戦を強いられたとか…それこそ黄金の海龍党とは生身での戦闘も行われたそうではありませんか?」

 ここでりさらが瞳を翳らせ、俯くのを目の当たりにした二人は師の先程の不自然な赤面に繋がりがあると察し、彼女が想いを寄せているらしい美しき薬創士にこれ以上、その詳細を深掘りして貰いたくないとは思うものの、一方で純粋な興味を惹かれていることも否定は出来なかった…。

「ええ…何しろ凱鱗領あそこでの海龍党、いいえ、神牙教軍の浸透ぶりは他に類を見ないほどでしたから…」

 殺戮姫率いる、6体の飛翔系&4体の水棲系絆獣と補助リザーブを含む17人の操獣師は、ルドストン到着後、直ちに教率者バジャドクの公邸に招待されたが、それは何と教界最大の港であるレシャから500レクトほど西に位置する、凱鱗領の象徴ともいえるダグナ大灯台の巨大な礎石に隣接、つまり海底に築き上げられていた!
 
 レモンイエローの天空を映し出す文字通りの“黄海”を縦横に移動する水上都市ベウルセンでバジャドクとの謁見を果たした夏月一行は、一角に特別に設置された待機帯スタンバイゾーンに、ギャロードやりさらの相棒バディ”麗翼光鵬”レオーランらを定置した後、それら飛翔系とは裏腹に教率者が多大な関心を示した“海帝”の異名を取る、全身に刃獣顔負けの鋭利な棘を生やした、巨鯨に酷似した最強水棲絆獣のポーネックを伴い、一同は彼が自ら操縦する金色の球形潜航艇に乗り込んで自慢の“海底宮殿”へと赴いた。
 
「…最初は単なる悪趣味と思ったんだけど、不便な水の底に住むのにも彼なりの理由があったのね…2年ほど前に当時、港の傍にあった公邸でお抱え料理人に化けて潜入した“龍坊主”に襲われたらしいの…でも、ボディガードとして付き添っていた玉朧さんのお陰で事無きを得たって本当に感謝してたわ…でも、それ以降はより真剣に身辺に気を配るようになって、海底の要塞に籠もるようになったっていうことらしいの…尤も、総指揮者からも聞かされていたけど、バジャドクさん自身も凄腕の【呪念士】で、もし全盛期であれば教軍超兵一匹ぐらいなら自力でも渡り合えるはずということだったけどね…」

「──呪念士って何ですか?」

 ラージャーラ人の特殊能力に関して常に強い興味を示す真悠花の問いに、美しき師は微笑みながら回答を与える。

「それは…簡単に言えば特殊な瞑想法と呪文によって、常人には不可能な神通力を発揮する、地上で言うところの超能力者エスパーね…」
 
「──こう言っては悪いですが、あれは医道の観点から見ましても心身を共に崩壊に導く危険極まる邪法としか表現のしようがありません…凱鱗領あそこが結果的にどの教界よりも教軍が猖獗を極めることに成功した退廃の地となったのも、民に範を垂れるべき教率者自身がむしろ率先して邪道に踏み込んでしまったことが大いに寄与していると見なすべきでしょう…」

「なるほど…秩序と調和を何よりも重んじる愛華領とはまさに真逆の教界運営と言えますわね…あの方バジャドク御自身は確固とした信念を持って振る舞っておられましたけれど、結果として教民たちを負の方向に追いやってしまったのかも…」

 ゼドの嘆息にりさらは優しく微笑みつつ同意し、彼女がこの異界の美青年に好意以上の感情を抱いていることはもはや年少の真悠花の目からも明らかであったが、彼女がそれよりも気になったのは、先程のメデューサとの対峙でもそうであったが、あの慈愛の体現者の如きティリールカの貴公子が時折示す辛辣さであった。

『ドクター・ゼドって、案外短気なのかも…愛華領ここで快適に過ごすには、怒らせないようにしなくっちゃ…』

 事実、精緻な実証科学を信条とするゼド=メギンのバジャドク批判の舌鋒は留まる所を知らない。

「…呪念士という迷信的存在はルドストンに古くからあるものですが、父の教率者シーオも私も、“出処でどころ”は神牙教軍…いや、鏡の教聖ではないかと睨んでいます。実際、海龍党の首領は強力な呪念士だったようですし、彼らが勢力拡大に用いた【狂魔酒】は、海龍党傘下の闇酒場で猛威を振るい、その邪悪極まる作用は“即席の凶戦士”を濫造するのに大いに役立ったそうですから」

 今さらティリールカの超技術ハイテクを駆使した情報収集能力に驚くものではないが、この分では絆獣聖団じぶんたちの“地上における個人情報”すらも筒抜けなのではないか?と那崎弓葉は杞憂と信じつつも奇妙な不安を消し去れない…。

『…いくら天響神エグメドが聖団と愛華領を結びつけようとしても、そこまで踏み込ませることはないと思うけど…でも、この人ゼドに関する限りありえなくも無さそう…少なくとも何らかのアクションは絶対起こしてる気がする…』

 後輩二人が微かな警戒心すらゼド=メギンに抱きはじめたのとは裏腹に、恋は盲目の例え通りか、師として最も冷静たるべき萩邑りさらの脳裡には彼に対して寸毫の疑念も存在してはいないようである…。

「おお、狂魔酒…常に戦乱の嵐吹き荒れるラージャーラとはいえ、あれほど悍ましいアイテムも稀ですわね…中毒者たちは人生を根こそぎにされ、酒をくれる相手の命じる事なら何でも従うロボットに…しかも魔酒の作用で知性以外は常人を遥かに凌駕する怪物に変わってしまっているのですから…」

 以前から狂魔酒による教界汚染は凱鱗領の宿痾であったが、りさらたちが乗り込んだ時点でまさに神牙教軍=海龍党による“悪の改良”が完成の域に達しており、呪われし中毒者ジャンキーたちの戦闘力はなまじな呪念士どころか初期の教軍超兵レベルに匹敵していた。

「それもあって、巷に徘徊する連中を…そして背後で暗躍する複数の龍坊主を排除するため、錬装者たちにも…それこそ龍坊主あいつらとは因縁浅からぬ引退した玉朧さんにまで協力してもらい、そこでお利口にしているラズンの先輩の護衛絆獣たちにもたくさん出動してもらったわ…」

 指導部も狂魔酒の存在には大いなる危機感を覚え、これがラージャーラ全土に広がる悪夢を回避するため主要な5つの錬装者チーム全てをルドストンに投入したが、これは聖団史上初めての事態であった。

 狂魔酒を供する闇酒場は教界内に100を越えたが、聖団は海龍党幹部の出入りもかまびすしい主要な13店に絞り、他教界の船員に扮したCBKのスペンサーや鉄槌士隊のモラレスといった大物たちを大胆にも客を装わせて潜入させ、組織の機密奪取からミッションを開始した。
 その結果まず判明したのが、狂魔酒の想像以上の危険性であった。
 
 相性が悪いと初回で脳と内蔵に致命的な損傷を負って廃人化し、運良く?愛好者と成り、乱用開始後速やかに訪れる心身の変化の果てにいかに畸形的な超人化を遂げようとも、本人のただれた意識を占領しているのは狂魔酒への渇望のみであり、得られた能力は組織による搾取の対象でしかないのであった。
 
 しかも一応の完成に至ったとはいえ、魔酒を用いての呪われた進化を遂げうるのはおよそ30人に1人という狭き門であり、それ以外は死か廃人の道しかないという闇のサバイバルレースなのであるから、これは神牙教軍にとっては忸怩たる、一方の凱鱗領にとっては不幸中の小さな僥倖ではあった。 
 
 こうして得られたある意味貴重な戦力を、鏡の教聖は海龍党を通じ、凱鱗領の有力者の抹殺テロに惜しげも無く投入した。
 
 無論、バジャドクもこの事態を予想しており、聖団の精鋭たちを要人の護衛に付けようとしたものの、敵が標的として重視しているはずの重鎮であればあるほどいかに強力とはいえ異界人の組織に己が命を預けることを潔しとはせず、あくまで持てる権勢の総力を挙げての自己防衛に拘泥するのであったが‥これが最悪の事態を招来した。

「でも、たとえ彼らが聖団の庇護を望んでも全員を守り切ることはとても不可能だったでしょう…ガードすべき教民はあまりに多く、敵の数は未知数で、任務に当たる錬装者や護衛絆獣は余りにすくない訳ですから…」

 恐怖の襲撃はとある真夜中、3ヶ所に絞ってほぼ同時刻に開始された。
 
 狙われたのは、教率者の全てを知る腹心の執務長ガイロ、呪念士の育成プログラムから港町の安宿のトラブルにまで通暁する博覧強記にして地獄耳の翰林長官ミュキル、軍役者として最大の花形ともいえる湾線統衛司令ゴーゼクの邸宅であり、彼らはいずれも海龍党よりも絆獣聖団を敵視していた面々であった。従って聖団の無用性をアピールしたいが為か、その要塞化された豪邸には内部は言わずもがな、外部も周辺部からかなりの遠方に至るまで要所に軍の精鋭が配置されていた。
 
 だが、鏡の教聖が生体侵攻兵器として創造した“海の教軍超兵”はその虹ミイラや岩眼魔を遙かに凌駕する膂力を全開し、何と地下を掘り進んで邸内に侵入、後に続く狂魔酒の使徒たちが振り回す凶刃によって、庶民の犠牲の上に成立した豪奢な楼閣は忽ち阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。    
 
 ──この凶行は要人たちの住居の上空を旋回していた護衛絆獣ピジェスから送信された緊急信号によって聖団と教率者の知る所となったが、スペンサーらがすぐに急行できた訳ではなかった…というのも、凱鱗領各地では中毒者たちが演ずる“仮面の死神”が夜な夜な出没しており、教民を無差別に襲撃し琥珀の闇をラージャーラ人の血潮の色である青紫で彩っていたため、その駆逐に尽力していたからである…。
 
 結果として鋼銃を撃ちまくり、五叉戟を乱舞させるという奮闘の果てに、二匹の龍坊主によって首を引きちぎられるという壮絶な戦死を遂げたゴーゼクを除く2名は煙のように消え失せ、凱鱗領と聖団の必死の捜索にも関わらずその行方は杳として知れず、いつ彼らを襲った憂き目が我が身に降り掛かっても不思議ではない有力者たちの間ではガイロとミキュルは海龍党の本拠とされる船を巨大な棺に変える死の荒波に護られたメッズ島に連れ込まれ、凄惨極まる拷問を受けているとまことしやかに語られていた。
 
 ともあれこの恐怖の事件が要人たちに惹起した動揺は凄まじく、彼らはバジャドクが提案した彼の海底宮殿への緊急避難措置に争って応じたのであったが、いかに広大とはいえ教率者によって厳選された15家族が一斉に“移住”してきたのであるから、バジャドク邸は忽ちすし詰めとは言わずとも以前とは比較にならぬ“窮屈な公共施設”と化した。
 
 この事態を受けて聖団側はかねて予定していた水上都市の一角を借り受けて宿営せんとしたのであるが、彼らをこそ真の股肱の臣と一方的に見なすバジャドクは頑として承諾せず、逆に“表向きの重臣たち”との積極的な交流を期して連日に渡って控え目とは言えぬ規模のパーティーを開催し、そこでの花形となったのはやはりというべきか、操獣師ドゥルガー随一の美貌と優れた社交性を備えた萩邑りさらであったのだが…この聖団にとって想定外の展開が該ミッションにおける彼女の受難の導火線となったのであった…。



 

 



 

 

 
 
 
 



 
 
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