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第一章 地球淫界化計画を阻止せよ!
雷の聖使、見参!〈前編〉
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四畳半のみすぼらしい和室に立ち籠める淀み切った空気を、中年女性のくぐもった喘ぎ声が物哀しく震わせていた。
ザラついた砂壁と破れ放題の押入れ戸にびっしりと貼られたアニメの女性キャラのポスターは例外なく肌を露出した出で立ちで、室内には安物のフィギュアやアニメ雑誌が散乱しているが、異様なのは全てのポスターの瞳部分はマジックで塗り潰され、人形の首は無く、雑誌の表紙は破り取られていることであった。
間違いなく部屋の主は狂人である。
尤も、それはリアルの住人ではなかったが──。
「──おいカメ、そんなに腋ばっか舐めてんじゃねえよ…ったくしょうがねえなッ…いいか、我々が撮ってるのはあくまでも購入者様の夜食に供される嗜好品であって、テメエのフェチの充足じゃねえっていっつも口を酸っぱくしてクンニ…いや訓示してるだろうがッ!
ああ気分ワリぃ、カットだ、カァ~ットッ!!」
と喚いた濃紺の作務衣を纏う馬面スキンヘッドの中年男の節くれ立った右手にデジカメが握りしめられていることから、怒鳴られた相手がカメラマンでないことだけは確かであった──そう、染みだらけの万年床上で不潔極まる長髪を振り乱し、横向きに組み敷いた小太りの金髪女性の左腋に顔を埋めている幽鬼みたいに痩せこけた生っ白い生物こそが“独立自尊の孤高のアートメーカー”【ITARUレーベル】唯一の所属男優・カメガシラ輝彦なのであった。
「スンマセン…」
しかしながらしおらしい謝罪とは裏腹に本人に反省の意思がないのは、しかめっ面で天井を睨む中年女のその部分から一向に顔を上げようとしないことからも明らかであるが、それは同時に“だったらテメエがやってみろよ”との反抗的態度の表明としか受け取れない。
「──ちょっとカントク、せっかくあたしもカメちゃんも気分が乗ってきたところで水を差さないでくんない?
そもそもこのタイトル…たしか『四畳半の奇蹟──餓死寸前のジジイオタクは万年床に菩薩を見た』だっけ?
社運の懸かった勝負作という割には寒々しい限りのお膳立てだけど、あたしも台所事情を知る身としてそこは問わないとしてもねえ、だったらITARUのたった一つの〈特異点〉ともいえるカメちゃんの“変態性”に賭けるしかないじゃない!?
それにこの腋責めはあたしのキメ技である《ペニスロックスリーバー》への重要な布石になるんだしさ…」
「正しくは『四畳半の秘蹟──餓死寸前のロートルオタクは万年床に四十八手観音を拝んだ』だ──バカめ、曲がりなりにも主演女優なら作品名ぐらい頭に叩き込んどけってんだ。
いいかクリスティーヌ…じゃねえ、磯村かつ子ッ!
大体、ウチの低迷はテメエがマグロキャラから一向に脱皮しようとしねえことにもあるんだぜッ!!
しかも大ゲサなネーミングだけは一丁前の脇コキにしたってよ、以前は少なくとも五回は体勢を切り替えてたものを、最近はトドみてえに寝っ転がったままでさも面倒臭そうにこなすだけじゃねえかッ!!
──ああ、オレはもう全てがイヤになった!
いくらどんなビッグサクセスもベビーステップから始まるっつったってなあ、このウルトラスローペースじゃ悲願である《地球淫界化計画》が成就するのはどうシビアに見積もっても37世紀あたりになるぜ──尤もポルノ情報で溢れ返ったこの現代社会そのものが立派なスケベワールドじゃねーかとツッコむ輩もいるだろうが、ソイツらはエロスっていうダイヤより硬く太平洋より深い、いわば“宇宙の根本原理”の表面をペロリと一舐めしただけの皮かむりのコバエに過ぎんッ!
永遠に井の中の蛙であるキサマらには分からんだろうが、この銀河系を見渡すだけでもこの程度の淫乱惑星は吐いて捨てるほどあってだな、もしその内実を覗き見ることあらば、自分たちのあまりの未熟さに赤面どころか憤死することだろうぜッ!!」
頭部全体を茹でダコみたいに紅潮させて口角泡を飛ばして熱弁を振るう、演者以外の全てのタスクをこなすITARUレーベル代表にして〈製作総指揮者〉の鬼舞嵐太郎を怪物でも見るような目つきで眺めていたクリスティーヌ白鳥こと磯村かつ子(34)は、あたかも窒息死を望むかのように顔を埋めたままの相方に震え声で囁いた。
「かわいそうに…もともとそのケはあったとはいえ、とうとうカントク、発狂しちゃったみたいよ…!
ねえタッちゃん(カメガシラの本名は貝沼達樹)、悪いことは言わないからさ、この撮影が終わったらあたしと一緒にアイツとおさらばしようよ…。
もちろんアンタが天涯孤独の身なのは承知だから、とりあえず新見(かつ子の実家所在地)に身を寄せてさ…」
この真情溢れる提案にピクリと身を震わせた貝沼であったが、数秒の沈黙の後、悲痛にして意外極まる呟きを送ってきた。
「…オレもそうしたいのはやまやまなんだけどさ、たとえこの地球でどんな苦難に見舞われようとババイヴ様から離れるわけにゃいかねえんだよ…。
だって、あのお方の目論見どおりにこの地上の隅々までを淫界化したなら我々【凶祭華同盟】は文字通り生まれ故郷の【負極界】において確立している覇権を更に全宇宙に向けて及ぼすための確固とした足掛かりを得ることになるんだからナ…!」
「キ、キモッ!い、一体何を口走ってんのよッ!?」
鬼舞の狂気が伝染したかのごとき意味不明の世迷言を耳にしたかつ子は、あたかも大蛇の頭を脇に挟んでいたかのごとき悪寒に襲われ、けたたましい悲鳴を上げながら渾身の力を振い起こして痩身の共演者を突き飛ばす。
「……」
口元まで届くザンバラ髪を揺らめかせながらその奥に炯々と光る黄色い眼光で睨み据えてくる怪青年に怖気をふるいつつ、若い頃は界隈で相当ブイブイいわせたであろう中年ヤンキー女性は精一杯の虚勢をかき立てて叫んだ。
「こ、このキ☓ガイどもがッ!
これからウチに指一本でも触ってみいやッ、解体屋のコウジに言いつけてギタギタにしてやるんじゃけえなッ!!
こんなこともあろうかと、このキッタねえセンベイ布団の下にスマホを忍ばせといたんじゃわッ!
もちろん情弱のアンタらは知らんじゃろうけどなッ、ガキの頃からウチにゾッコンのアイツは、常に撮影が終わるまでつい百メートルほどの場所に愛車を停めて待っとってくれとるんよッ!
もちろんエロビデオの撮影とは言うとらんし、配信された動画も顔にゃあモザイクがかかっとんじゃけえバレとりゃせんわッ、単に深夜の特殊なバイトをやっとるだけじゃと思うとるはずじゃけえなッ!!
せえでも、今夜っちゅう今夜はウチもブチ切れたわッ、今からアイツを呼んじゃるけえ覚悟せえやッ!!」
普段使用しているゴテゴテと悪趣味な飾りのついた赤いデコスマホではなく、コウジとの連絡用のみに用いているのであろう白いかんたんスマホを掴み取って勝ち誇ったかのように高笑いする狂乱の看板女優を前に、鬼舞と貝沼は苦笑混じりに顔を見合わせる。
「──いやはや、日本語は宇宙的に見ても美しい部類に入る言語だと思うが、嘆かわしくもこの〈岡◯弁〉という代物だけはどうも意図的に、というか露悪的にその調和の取れた響きを崩している感があるな…。
ところでベルバスよ、この女の言葉に幾ばくかの真実は含まれていると見てよいのか?」
いつの間にか荘重な声色へと変化した鬼舞の問いに、さんざん肌を重ねてきた唯一無二の相棒を睨み据えたままカメガシラは答える。
「はッ、百メートルというのはさすがにオーバーですが、スモークガラスで内部を隠した黒いバンが帰宅する此奴の軽自動車を待っておるのは事実らしく、一度使い魔に追跡させてみましたところ、けしからぬことにそのまま連れ立ってM山のラブホに繰り込んだ事実を確認しております…!」
「バカ者ッ、そんな重大情報を掴んでおきながら何故報告せんのだッ!
だがこれでこのクソ女の現場でのダラケた態度にも合点がいったわ──つまり、その解体屋とやらとの〈本番〉に備えて体力を温存しておったのだッ!!」
赫怒した主の叫びを受け、腹心も額をペシャリと叩いて感服する。
「な、なるほどッ、そういうことだったのですか──しかもコイツ、先程わたくしにババイヴ様の魔手を逃れて実家にシケ込もうなどと邪悪極まる提案を持ちかけてきましたぞッ!
一体、どこまで性悪な尻軽女なんだ──間違いなく銀河系でも稀な最悪レベルの存在と断言できるでしょうなッ!!」
「全くだッ!となれば容赦することはない、ベルバスよ、直ちに正体を現して、このババイヴ=ゴドゥエブンⅥ世を欺いた報いを骨の髄まで味わわせてやるがいいッ!!」
ザラついた砂壁と破れ放題の押入れ戸にびっしりと貼られたアニメの女性キャラのポスターは例外なく肌を露出した出で立ちで、室内には安物のフィギュアやアニメ雑誌が散乱しているが、異様なのは全てのポスターの瞳部分はマジックで塗り潰され、人形の首は無く、雑誌の表紙は破り取られていることであった。
間違いなく部屋の主は狂人である。
尤も、それはリアルの住人ではなかったが──。
「──おいカメ、そんなに腋ばっか舐めてんじゃねえよ…ったくしょうがねえなッ…いいか、我々が撮ってるのはあくまでも購入者様の夜食に供される嗜好品であって、テメエのフェチの充足じゃねえっていっつも口を酸っぱくしてクンニ…いや訓示してるだろうがッ!
ああ気分ワリぃ、カットだ、カァ~ットッ!!」
と喚いた濃紺の作務衣を纏う馬面スキンヘッドの中年男の節くれ立った右手にデジカメが握りしめられていることから、怒鳴られた相手がカメラマンでないことだけは確かであった──そう、染みだらけの万年床上で不潔極まる長髪を振り乱し、横向きに組み敷いた小太りの金髪女性の左腋に顔を埋めている幽鬼みたいに痩せこけた生っ白い生物こそが“独立自尊の孤高のアートメーカー”【ITARUレーベル】唯一の所属男優・カメガシラ輝彦なのであった。
「スンマセン…」
しかしながらしおらしい謝罪とは裏腹に本人に反省の意思がないのは、しかめっ面で天井を睨む中年女のその部分から一向に顔を上げようとしないことからも明らかであるが、それは同時に“だったらテメエがやってみろよ”との反抗的態度の表明としか受け取れない。
「──ちょっとカントク、せっかくあたしもカメちゃんも気分が乗ってきたところで水を差さないでくんない?
そもそもこのタイトル…たしか『四畳半の奇蹟──餓死寸前のジジイオタクは万年床に菩薩を見た』だっけ?
社運の懸かった勝負作という割には寒々しい限りのお膳立てだけど、あたしも台所事情を知る身としてそこは問わないとしてもねえ、だったらITARUのたった一つの〈特異点〉ともいえるカメちゃんの“変態性”に賭けるしかないじゃない!?
それにこの腋責めはあたしのキメ技である《ペニスロックスリーバー》への重要な布石になるんだしさ…」
「正しくは『四畳半の秘蹟──餓死寸前のロートルオタクは万年床に四十八手観音を拝んだ』だ──バカめ、曲がりなりにも主演女優なら作品名ぐらい頭に叩き込んどけってんだ。
いいかクリスティーヌ…じゃねえ、磯村かつ子ッ!
大体、ウチの低迷はテメエがマグロキャラから一向に脱皮しようとしねえことにもあるんだぜッ!!
しかも大ゲサなネーミングだけは一丁前の脇コキにしたってよ、以前は少なくとも五回は体勢を切り替えてたものを、最近はトドみてえに寝っ転がったままでさも面倒臭そうにこなすだけじゃねえかッ!!
──ああ、オレはもう全てがイヤになった!
いくらどんなビッグサクセスもベビーステップから始まるっつったってなあ、このウルトラスローペースじゃ悲願である《地球淫界化計画》が成就するのはどうシビアに見積もっても37世紀あたりになるぜ──尤もポルノ情報で溢れ返ったこの現代社会そのものが立派なスケベワールドじゃねーかとツッコむ輩もいるだろうが、ソイツらはエロスっていうダイヤより硬く太平洋より深い、いわば“宇宙の根本原理”の表面をペロリと一舐めしただけの皮かむりのコバエに過ぎんッ!
永遠に井の中の蛙であるキサマらには分からんだろうが、この銀河系を見渡すだけでもこの程度の淫乱惑星は吐いて捨てるほどあってだな、もしその内実を覗き見ることあらば、自分たちのあまりの未熟さに赤面どころか憤死することだろうぜッ!!」
頭部全体を茹でダコみたいに紅潮させて口角泡を飛ばして熱弁を振るう、演者以外の全てのタスクをこなすITARUレーベル代表にして〈製作総指揮者〉の鬼舞嵐太郎を怪物でも見るような目つきで眺めていたクリスティーヌ白鳥こと磯村かつ子(34)は、あたかも窒息死を望むかのように顔を埋めたままの相方に震え声で囁いた。
「かわいそうに…もともとそのケはあったとはいえ、とうとうカントク、発狂しちゃったみたいよ…!
ねえタッちゃん(カメガシラの本名は貝沼達樹)、悪いことは言わないからさ、この撮影が終わったらあたしと一緒にアイツとおさらばしようよ…。
もちろんアンタが天涯孤独の身なのは承知だから、とりあえず新見(かつ子の実家所在地)に身を寄せてさ…」
この真情溢れる提案にピクリと身を震わせた貝沼であったが、数秒の沈黙の後、悲痛にして意外極まる呟きを送ってきた。
「…オレもそうしたいのはやまやまなんだけどさ、たとえこの地球でどんな苦難に見舞われようとババイヴ様から離れるわけにゃいかねえんだよ…。
だって、あのお方の目論見どおりにこの地上の隅々までを淫界化したなら我々【凶祭華同盟】は文字通り生まれ故郷の【負極界】において確立している覇権を更に全宇宙に向けて及ぼすための確固とした足掛かりを得ることになるんだからナ…!」
「キ、キモッ!い、一体何を口走ってんのよッ!?」
鬼舞の狂気が伝染したかのごとき意味不明の世迷言を耳にしたかつ子は、あたかも大蛇の頭を脇に挟んでいたかのごとき悪寒に襲われ、けたたましい悲鳴を上げながら渾身の力を振い起こして痩身の共演者を突き飛ばす。
「……」
口元まで届くザンバラ髪を揺らめかせながらその奥に炯々と光る黄色い眼光で睨み据えてくる怪青年に怖気をふるいつつ、若い頃は界隈で相当ブイブイいわせたであろう中年ヤンキー女性は精一杯の虚勢をかき立てて叫んだ。
「こ、このキ☓ガイどもがッ!
これからウチに指一本でも触ってみいやッ、解体屋のコウジに言いつけてギタギタにしてやるんじゃけえなッ!!
こんなこともあろうかと、このキッタねえセンベイ布団の下にスマホを忍ばせといたんじゃわッ!
もちろん情弱のアンタらは知らんじゃろうけどなッ、ガキの頃からウチにゾッコンのアイツは、常に撮影が終わるまでつい百メートルほどの場所に愛車を停めて待っとってくれとるんよッ!
もちろんエロビデオの撮影とは言うとらんし、配信された動画も顔にゃあモザイクがかかっとんじゃけえバレとりゃせんわッ、単に深夜の特殊なバイトをやっとるだけじゃと思うとるはずじゃけえなッ!!
せえでも、今夜っちゅう今夜はウチもブチ切れたわッ、今からアイツを呼んじゃるけえ覚悟せえやッ!!」
普段使用しているゴテゴテと悪趣味な飾りのついた赤いデコスマホではなく、コウジとの連絡用のみに用いているのであろう白いかんたんスマホを掴み取って勝ち誇ったかのように高笑いする狂乱の看板女優を前に、鬼舞と貝沼は苦笑混じりに顔を見合わせる。
「──いやはや、日本語は宇宙的に見ても美しい部類に入る言語だと思うが、嘆かわしくもこの〈岡◯弁〉という代物だけはどうも意図的に、というか露悪的にその調和の取れた響きを崩している感があるな…。
ところでベルバスよ、この女の言葉に幾ばくかの真実は含まれていると見てよいのか?」
いつの間にか荘重な声色へと変化した鬼舞の問いに、さんざん肌を重ねてきた唯一無二の相棒を睨み据えたままカメガシラは答える。
「はッ、百メートルというのはさすがにオーバーですが、スモークガラスで内部を隠した黒いバンが帰宅する此奴の軽自動車を待っておるのは事実らしく、一度使い魔に追跡させてみましたところ、けしからぬことにそのまま連れ立ってM山のラブホに繰り込んだ事実を確認しております…!」
「バカ者ッ、そんな重大情報を掴んでおきながら何故報告せんのだッ!
だがこれでこのクソ女の現場でのダラケた態度にも合点がいったわ──つまり、その解体屋とやらとの〈本番〉に備えて体力を温存しておったのだッ!!」
赫怒した主の叫びを受け、腹心も額をペシャリと叩いて感服する。
「な、なるほどッ、そういうことだったのですか──しかもコイツ、先程わたくしにババイヴ様の魔手を逃れて実家にシケ込もうなどと邪悪極まる提案を持ちかけてきましたぞッ!
一体、どこまで性悪な尻軽女なんだ──間違いなく銀河系でも稀な最悪レベルの存在と断言できるでしょうなッ!!」
「全くだッ!となれば容赦することはない、ベルバスよ、直ちに正体を現して、このババイヴ=ゴドゥエブンⅥ世を欺いた報いを骨の髄まで味わわせてやるがいいッ!!」
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