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第二章 聖剣皇子、乱舞の果てに…!?
夢見ノ者IN凶夢空間(前編)
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「──し、しまったッ!!」
実に百を超える技のヴァリエーションを有する八天蓮夢武法の【聖剣錬闘術】のうち、その破壊力において一、二を争う《斬凶閃刃波》であったが、様々な要因が重なり、不十分な態勢のもと放たれたそれは術者の意に反してあまりにも拡散してしまっていた。
目算したところでは、魔強具をまとったバアルの大きさは百九十センチ、百キロ超か──それであるならば、十文字形の閃刃波は一メートル以内に凝縮させねばならなかった。
『ぬう…や、やはりコイツを倒してもすぐにリドと戦わねばならんという心理的圧迫が技の精度に影響したものか…し、しかも魔強士族の戦闘力は地上においては不条理なまでに増大する…それであるからこそ多大のサイコパワーを要する閃刃波の一撃によって、先手必勝で致命傷を与えねばならなかったのに…!』
結局のところ、二十メートルばかり吹き飛ばされただけでノーダメージらしい紫の魔強士は、「おー痛え」と十字形の薄煙が上がる棘だらけの胸板をさすりながら銀色の凶光を放つ双眸でキッと対戦者を睨み据える。
「やってくれちゃったねえ…ま、あんまり効いちゃいないけど…。
でもねえ四元サン、お礼に十倍返しする前に、実はボクなんかよりずーっとアナタの命を…っていうか、その肉体を欲しがってるヒトがいるんだけど、せっかくだから逢ってあげてくれるかな…?」
「何?──どういう意味だ…!?」
奇怪極まる文言に首をひねる聖剣皇子に、魔強士族の悪童はからかうように奇妙な話をはじめる。
「──ついさっき、あの便利屋が遠征隊諸君を一人残らずペトゥルナワスにお連れしたのは周知のとおりだけど、その時最も果敢な抵抗を行った女生徒がいたんだけどねえ…二年生の高瀬花凛っていう娘なんだけど…重責ある〈総代〉として、当然ご存じだよね?」
聞き慣れぬ名に一瞬戸惑った蓮馬であったが、それはこれまで剣持巳津也以外の特抜生に積極的な興味を抱かず、さらに常に単独行を重ねてきたこともあって、気乗りのせぬリーダー役を仰せつかるまで在校の現役戦士たちの氏名と能力をいっかな把握してはいなかったのであった。
されど、もちろん現在は遠征隊の全ての人員を認識している。
「当たり前だ…【獣使部】の子だろう──中々の才能の持ち主と聞いている…」
「ハーイ、せいかーい(ここで魔強士はパチパチと拍手した)!
…ところでその花凛ちゃんなんだけど、実は以前から四元センパイの熱烈なファンらしくってねえ…」
この異様なおしゃべりを聴いているうちに、蓮馬は眼前の敵の〈正気〉を完全に疑いはじめていた。
『──コイツは一体何を言っているのだ?
高瀬くんは既に異世界に連れ去られてしまったというのに、ここで私に逢おうだと!?
…シェザードの血を曵いているとはいうものの、どうやらコイツは口だけ悪達者な、根本的に頭がおかしい出来損ないらしいな…!
ならば仕留めるのにさほどの労力は必要なさそうだ…むしろ下手にエネルギーを費消する大技よりも、単純に斬撃の手数で圧倒してやれば泡を食って自分から致命的な隙を晒すだろうッ!!』
されどこの心の動きを紫の魔強士は敏感に察知し、即座に反論した。
「むッ、ボクの言葉を疑ってるネ?
まあ、この段階じゃムリもないけどさ…。
ところがねえ…花凛はちゃんとこの世界に残ってるんだよッ!
蓮馬と一緒じゃなきゃ、どうしても〈死出の旅〉に出発する気にゃなれないんだってさッ!!」
バアルと蓮馬の間に広がるおよそ二十メートルの距離…その真ん中付近に突如として淡いピンク色の卵型の光体が出現し、それは徐々に人の形を取ってゆくではないか…?
「バ、バカな…!
だ、断じて信じんぞ…こ、これはキサマが作り出した幻にすぎん…笑わせるんじゃないぜ…こんな子供だましでこの四元蓮馬を謀れると思うのか──!?」
しかしお手並み拝見とばかりに両腕を組んだバアル=シェザードは、余裕綽々といった口調で最強特抜生に返答する。
「幻か…たしかにそうかも知れないけど、卓越した夢見ノ者であるアナタは誰よりもそのおそるべき威力を熟知してるんじゃないのかい?
告白するとねえ、実はボクにも少しその方面の能力があるらしくて、《バアル流超夢見術》を密かに編み出しでたんだけど、いやー、驚いたね!
他ならぬアナタのことだから、この地上世界において魔強士族の戦闘力がペトゥルナワスにおけるより数倍強もアップすることはご承知だろうけど、わが秘術にもそれは順当に適用されちゃってさあ…まあ見てな、ほとんど実物レベルの花凛ちゃんが登場するぜ!!」
──その言葉が真実であることが、僅か数秒後に証明された。
もちろん写真でしか目にしたことはなかったが、ショートカットの勝ち気さと可憐さが絶妙に混淆したコケティッシュな容貌と伸びやかな肢体は完全に再現されていた──が!
何と彼女は一糸まとわぬ全裸であったのだ!!
「キサマ…よくもこんな不埒極まる幻像を私に送りつけられるものだな…!」
聖剣皇子の口調からは静かな──だがそれ故に最も激越な瞋恚に彼の魂が震えていることがこの上なく明瞭に告げられたが、紫の魔強士はどこ吹く風で嘯いた。
「おお怖わ…でもねえ、ボクに怒りを向けるのは筋違いってモンだよ…何しろ、想いを遂げない限りはたとえ死んでも地上から動かないって宣言したのは他ならぬ当の花凛ちゃんなんだからね!
ま、必死の抵抗も虚しく生まれてこの方、恋心なんて高尚な感情を一度も抱いたことがない無粋極まるリドとその手下(まあアイツにふさわしい、安上がりな〈精神体〉の下僕なんだけど!)によって遠い異世界に連れ去られちゃったワケなんだけどさ、あまりにも不憫なものだから、転移寸前の彼女の心を素早くスキャンして、コピーしたその意識体にボクの傑出した夢見ノ力によってカタチを与えてやることでここにめでたく〈再誕〉できた訳だ──だから裸だとしても全く自然なハナシだろ?何しろ生まれたての赤ちゃんなんだからさ!
──エ?だったら何でこんなに色っぽい姿なんだって!?
仕方ないじゃん、オレ、彼女の赤ん坊時代なんて知らんしさあ…現在の姿を再現するしかなかったんよ…」
かくてバアルが得々と駄弁?を弄している間に、あたかも空中を這い這いするかのごとく半ば呆然と佇む朱き鳥人に向かって接近した高瀬花凛は、飢えと欲情が綯交ぜになった複雑極まる…されどおそろしいまでに蠱惑的な表情でたどたどしく宣うた…。
「ばあぶぅ…よちゅもとしぇんぱい…きゃりんね、おにゃかがとってもちゅいてりゅにょ…だゃきゃりゃね、れんまちゃまのおいちいみりゅきゅ…おにゃかいっびゃいにょまちぇてちょうりゃい♡」
実に百を超える技のヴァリエーションを有する八天蓮夢武法の【聖剣錬闘術】のうち、その破壊力において一、二を争う《斬凶閃刃波》であったが、様々な要因が重なり、不十分な態勢のもと放たれたそれは術者の意に反してあまりにも拡散してしまっていた。
目算したところでは、魔強具をまとったバアルの大きさは百九十センチ、百キロ超か──それであるならば、十文字形の閃刃波は一メートル以内に凝縮させねばならなかった。
『ぬう…や、やはりコイツを倒してもすぐにリドと戦わねばならんという心理的圧迫が技の精度に影響したものか…し、しかも魔強士族の戦闘力は地上においては不条理なまでに増大する…それであるからこそ多大のサイコパワーを要する閃刃波の一撃によって、先手必勝で致命傷を与えねばならなかったのに…!』
結局のところ、二十メートルばかり吹き飛ばされただけでノーダメージらしい紫の魔強士は、「おー痛え」と十字形の薄煙が上がる棘だらけの胸板をさすりながら銀色の凶光を放つ双眸でキッと対戦者を睨み据える。
「やってくれちゃったねえ…ま、あんまり効いちゃいないけど…。
でもねえ四元サン、お礼に十倍返しする前に、実はボクなんかよりずーっとアナタの命を…っていうか、その肉体を欲しがってるヒトがいるんだけど、せっかくだから逢ってあげてくれるかな…?」
「何?──どういう意味だ…!?」
奇怪極まる文言に首をひねる聖剣皇子に、魔強士族の悪童はからかうように奇妙な話をはじめる。
「──ついさっき、あの便利屋が遠征隊諸君を一人残らずペトゥルナワスにお連れしたのは周知のとおりだけど、その時最も果敢な抵抗を行った女生徒がいたんだけどねえ…二年生の高瀬花凛っていう娘なんだけど…重責ある〈総代〉として、当然ご存じだよね?」
聞き慣れぬ名に一瞬戸惑った蓮馬であったが、それはこれまで剣持巳津也以外の特抜生に積極的な興味を抱かず、さらに常に単独行を重ねてきたこともあって、気乗りのせぬリーダー役を仰せつかるまで在校の現役戦士たちの氏名と能力をいっかな把握してはいなかったのであった。
されど、もちろん現在は遠征隊の全ての人員を認識している。
「当たり前だ…【獣使部】の子だろう──中々の才能の持ち主と聞いている…」
「ハーイ、せいかーい(ここで魔強士はパチパチと拍手した)!
…ところでその花凛ちゃんなんだけど、実は以前から四元センパイの熱烈なファンらしくってねえ…」
この異様なおしゃべりを聴いているうちに、蓮馬は眼前の敵の〈正気〉を完全に疑いはじめていた。
『──コイツは一体何を言っているのだ?
高瀬くんは既に異世界に連れ去られてしまったというのに、ここで私に逢おうだと!?
…シェザードの血を曵いているとはいうものの、どうやらコイツは口だけ悪達者な、根本的に頭がおかしい出来損ないらしいな…!
ならば仕留めるのにさほどの労力は必要なさそうだ…むしろ下手にエネルギーを費消する大技よりも、単純に斬撃の手数で圧倒してやれば泡を食って自分から致命的な隙を晒すだろうッ!!』
されどこの心の動きを紫の魔強士は敏感に察知し、即座に反論した。
「むッ、ボクの言葉を疑ってるネ?
まあ、この段階じゃムリもないけどさ…。
ところがねえ…花凛はちゃんとこの世界に残ってるんだよッ!
蓮馬と一緒じゃなきゃ、どうしても〈死出の旅〉に出発する気にゃなれないんだってさッ!!」
バアルと蓮馬の間に広がるおよそ二十メートルの距離…その真ん中付近に突如として淡いピンク色の卵型の光体が出現し、それは徐々に人の形を取ってゆくではないか…?
「バ、バカな…!
だ、断じて信じんぞ…こ、これはキサマが作り出した幻にすぎん…笑わせるんじゃないぜ…こんな子供だましでこの四元蓮馬を謀れると思うのか──!?」
しかしお手並み拝見とばかりに両腕を組んだバアル=シェザードは、余裕綽々といった口調で最強特抜生に返答する。
「幻か…たしかにそうかも知れないけど、卓越した夢見ノ者であるアナタは誰よりもそのおそるべき威力を熟知してるんじゃないのかい?
告白するとねえ、実はボクにも少しその方面の能力があるらしくて、《バアル流超夢見術》を密かに編み出しでたんだけど、いやー、驚いたね!
他ならぬアナタのことだから、この地上世界において魔強士族の戦闘力がペトゥルナワスにおけるより数倍強もアップすることはご承知だろうけど、わが秘術にもそれは順当に適用されちゃってさあ…まあ見てな、ほとんど実物レベルの花凛ちゃんが登場するぜ!!」
──その言葉が真実であることが、僅か数秒後に証明された。
もちろん写真でしか目にしたことはなかったが、ショートカットの勝ち気さと可憐さが絶妙に混淆したコケティッシュな容貌と伸びやかな肢体は完全に再現されていた──が!
何と彼女は一糸まとわぬ全裸であったのだ!!
「キサマ…よくもこんな不埒極まる幻像を私に送りつけられるものだな…!」
聖剣皇子の口調からは静かな──だがそれ故に最も激越な瞋恚に彼の魂が震えていることがこの上なく明瞭に告げられたが、紫の魔強士はどこ吹く風で嘯いた。
「おお怖わ…でもねえ、ボクに怒りを向けるのは筋違いってモンだよ…何しろ、想いを遂げない限りはたとえ死んでも地上から動かないって宣言したのは他ならぬ当の花凛ちゃんなんだからね!
ま、必死の抵抗も虚しく生まれてこの方、恋心なんて高尚な感情を一度も抱いたことがない無粋極まるリドとその手下(まあアイツにふさわしい、安上がりな〈精神体〉の下僕なんだけど!)によって遠い異世界に連れ去られちゃったワケなんだけどさ、あまりにも不憫なものだから、転移寸前の彼女の心を素早くスキャンして、コピーしたその意識体にボクの傑出した夢見ノ力によってカタチを与えてやることでここにめでたく〈再誕〉できた訳だ──だから裸だとしても全く自然なハナシだろ?何しろ生まれたての赤ちゃんなんだからさ!
──エ?だったら何でこんなに色っぽい姿なんだって!?
仕方ないじゃん、オレ、彼女の赤ん坊時代なんて知らんしさあ…現在の姿を再現するしかなかったんよ…」
かくてバアルが得々と駄弁?を弄している間に、あたかも空中を這い這いするかのごとく半ば呆然と佇む朱き鳥人に向かって接近した高瀬花凛は、飢えと欲情が綯交ぜになった複雑極まる…されどおそろしいまでに蠱惑的な表情でたどたどしく宣うた…。
「ばあぶぅ…よちゅもとしぇんぱい…きゃりんね、おにゃかがとってもちゅいてりゅにょ…だゃきゃりゃね、れんまちゃまのおいちいみりゅきゅ…おにゃかいっびゃいにょまちぇてちょうりゃい♡」
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