上 下
19 / 32
第3章

第4話

しおりを挟む
 広いベッドの中央で横になる漣の上半身に全裸のAカップ美人が、下半身に同じく全裸のEカップの豊満女子が近付く。

 

 Aカップ美人はまだ服を着ている漣に対して、すぐに服を脱がすのでは無く、触れるか触れないかのところで指先を動かす。

(うわ、ゾクッときた!)

 漣にとっては初めて感じるタイプの刺激だった。

 

 Aカップ美人は漣の服を指先での愛撫を続けながら脱がすと、今度は唇と舌で漣の胸部や首筋を刺激していく。

 そして、その綺麗な顔を漣の顔に近付けてキスをするのかと思わせて、鼻と鼻がくっくつ距離で静止する。

 

(本当に綺麗な顔してますね。こんなことされたら、普通の男は自分からガッツくのでしょうね)

 漣は冷静に分析しながら、待ちに徹した。

 

 すると、Aカップ美人はキス……ではなく、舌でゆっくりと漣の唇を舐めた。

 そして、漣の少し開いた口に器用に自分の舌を潜り込ませる。

(いきなり……でも、柔らかくて気持ちいい。……んん!下半身が!)

 

 Eカップの豊満女子が漣のズボンに苦戦していることに漣はもちろん気づいていたし、先程ようやくズボンが脱げたことも分かってる。

 豊満女子は素早く漣のパンツを脱がすと、漣の男性器のむしゃぶりついた。

 豊満女子の口内の温かさや唾液によって濡れる感覚が漣の男性器を包んだ。

 

(フェラもかなり慣れている様子ですね。ただ、いきなり全力なのはどうかと思いますが)

 漣はそう評価しながらも、上も下もと快感が押し寄せ、かなり大きく勃起していた。

 

 Aカップ美人のディープキスの合間に漣は言う。

「2人共止まってください。

次のお願いですが、Aカップの方はこちらに女性器がよく見えるようにM字開脚でオナニーをしてください。

Eカップの方は騎乗位で挿入して、最大限気持ちよくなるように頑張ってください」

 

 Eカップの豊満女子はコンドームをつけてない漣の男性器を見て困った顔をするが、言葉は発せられないので、行動に移す。

 和式トイレに股がるような姿勢で漣の男性器を割れ目に押し込んでいく。

 漣の男性器はフェラで全体が十分に濡れているので、それが潤滑剤となり順調に挿入されていく。

 

(初めて生で挿入しましたが……今までと全然違う感覚ですね。コンドームに戻るのが嫌になってしまいそうで怖いですね)

 漣の冷静な感想とは裏腹に漣の男性器はどんどん高みに登っていく。

 豊満女子は全力で腰を小刻みに動かし、時に円を描くように動くなどの緩急をつけている。

 その都度、そのEカップのおっぱいは上下左右へと暴れている。

 

「あぁん」

 オナニーを始めたAカップ美人から声が漏れた。

 片手は乳首を、もう片手は割れ目をいじっている。

 

「あ、Aカップの方はもしイキそうになったら、オナニーは中断してください。そして、少し落ち着いたら再開してください」

 漣がそう言葉をかけるとAカップ美人の手がピタっと止まる。

 そして、少しすると愛撫を再開するが、また、止まってしまう。

 

 漣は、下半身で積極的な騎乗位による刺激を、視覚では美人のオナニー姿という刺激を得て、漣の下半身はかなり射精が近づいていた。

 

「あー、このままだと中に出してしまいそうですね」

 漣がそう言うと、騎乗位をしている豊満女子は驚いた顔をし、顔を横に降るのだが、腰は上下に動かし続けるという矛盾した行動を取る。

「中出しをして欲しくないなら、ここからは全力で締め付けながら動いてもらって、私が合図をしたら素早く男性器を口に含んで精を全て飲み込んでください。

飲み込み終わったら、そのまま隅々まで舐めとってそれらも全て飲み込んでください」

 

 豊満女子は縦に2回頭を降ると、締め付けを強めて動きに一層の勢いをつける。

 Eカップのおっぱいは上下に激しく行ったり来たりしている。

 

「あー……そろそろ出ます」

 豊満女子は、漣の言葉を聞くと急いで男性器を自身の割れ目から抜いて、その勃起した男性器を口に含んだ。

 漣は、豊満女子の準備ができたのを確認して精を出した。

 

「ぶふっ…………ジュル……ごく」

 豊満女子は、精液を飲んだことは無かったのか、少し苦戦していたが何とか飲み込んだ。そして、支持されたように全体を舐めとっては飲み込むという動作に移る。

 

 その舐めとる動作によって、漣の男性器は少しずつ力を持ち始めるのだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

優しい先輩に溺愛されるはずがめちゃくちゃにされた話

片茹で卵
恋愛
R18台詞習作。 片想いしている先輩に溺愛されるおまじないを使ったところなぜか押し倒される話。淡々S攻。短編です。

【R18】隣のデスクの歳下後輩君にオカズに使われているらしいので、望み通りにシてあげました。

雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向け33位、人気ランキング146位達成※隣のデスクに座る陰キャの歳下後輩君から、ある日私の卑猥なアイコラ画像を誤送信されてしまい!?彼にオカズに使われていると知り満更でもない私は彼を部屋に招き入れてお望み通りの行為をする事に…。強気な先輩ちゃん×弱気な後輩くん。でもエッチな下着を身に付けて恥ずかしくなった私は、彼に攻められてすっかり形成逆転されてしまう。 ——全話ほぼ濡れ場で小難しいストーリーの設定などが無いのでストレス無く集中できます(はしがき・あとがきは含まない) ※完結直後のものです。

とりあえず、後ろから

ZigZag
恋愛
ほぼ、アレの描写しかないアダルト小説です。お察しください。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

【R18】散らされて

月島れいわ
恋愛
風邪を引いて寝ていた夜。 いきなり黒い袋を頭に被せられ四肢を拘束された。 抵抗する間もなく躰を開かされた鞠花。 絶望の果てに待っていたのは更なる絶望だった……

【完結】Mにされた女はドS上司セックスに翻弄される

Lynx🐈‍⬛
恋愛
OLの小山内羽美は26歳の平凡な女だった。恋愛も多くはないが人並に経験を重ね、そろそろ落ち着きたいと思い始めた頃、支社から異動して来た森本律也と出会った。 律也は、支社での営業成績が良く、本社勤務に抜擢され係長として赴任して来た期待された逸材だった。そんな将来性のある律也を狙うOLは後を絶たない。羽美もその律也へ思いを寄せていたのだが………。 ✱♡はHシーンです。 ✱続編とは違いますが(主人公変わるので)、次回作にこの話のキャラ達を出す予定です。 ✱これはシリーズ化してますが、他を読んでなくても分かる様には書いてあると思います。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...