65 / 99
第65話 潰れている空き缶は危ない
しおりを挟む
『龍に成れたら、カッコいいよね。慣れたらかっこいいということは、成れないカンはそうでもないってことで』
「風龍さぁああん!? もうちょっと、優しく掴んでぇええ!?」
具現化された風龍に掴まれながら空を飛ぶカンは、悲鳴をあげていた。
「風龍だって空き缶なんて掴んだことないだろうし、無理じゃない? 中身が入っている状態ならいざ知らず、空っぽだからすぐ凹むし」
「メキャメキャっとぉおおお鳴ってるカァアァアアン!?」
カインの居る屋上の上空には、雄大に空を駆ける風龍の姿があった。そして、その手には、カンが若干所か結構な勢いで凹みながら掴まれていた。
「凄い……これがカンの力……」
「メキャメキャぁああ!? 無理無理無理無理カァアアァアアン!?」
「えっと……カンの……力なの?」
「食いこみが激しくて捻じ切れちゃうカァアァアアン」
「……〝魔力供給停止〟……」
黙ってカインは、カンに送っていた魔力を止めたのであった。
「風龍が消えた!?」
カインの魔力を用いて、風龍を呼び出していた為、当然魔力の供給がとまればそうなる。
「……てことは……やっぱり落下するのカァアァアアン!?」
風龍に掴まれていたカンの情けない悲鳴に、情けなくも可哀想になったカインが、取り敢えず魔力の供給を停止すると、カンが具現化した風龍もただの風となり消えていった。
そして、カンは当然落下した。
「カン! 掴まって! くっ! 届かない!?」
「カイン! 安心せよ! 我の魔力は、まだ残っておる!〝風龍の戯れ(Lv.2)〟!」
"カンは、風龍の戯れ(Lv.2)を発動した!"
"カンのMPが15消費された!"
"カンのMPは残り2となった!"※MPが足りない分は、ストックMPから充填
カンは、保持魔力とストック魔力を使って、〝風龍の戯れ(Lv.2)〟を発動させ風を纏った。そしてカインが伸ばした手に飛び込んだのだった。
「カァアアアン!」
「カイィイイイン!」
『盛り上がってるところだけど、地味に既にさっきの風龍の鉤爪に掴まれた初撃で体力0なってるからね。すぐさま常時発動M型で戻ったんだけど、結局引き続き掴まれたままだから、グシャっとつぶれてるけども』
「互いに腕を伸ばし、ピンチを乗り切ろうとするハラハラのシーンに水を差すカァアアアアン!?」
『確かにそうなんだけど……既にけっこう潰れている空き缶を掴もうとしたら、どうなるかって話なんだよなぁ』
「カァン!?」
カインは飛んで向かってきたカンを落とすまいと、力を込めて掴んだ。
「痛っ!?」
その結果、ひしゃげて尖っている部分の空き缶ボディで、手のひらを怪我をした。
「あ……カァアアアン!? 」
当然、痛さのあまりカンを離す。
「ごめん! カンのボコボコのボディが、手に当たって痛かったの!」
『空き缶がボコボコにベキベキに潰れていたら、鋭い金属の角が出来てしまうからね。そんなボコボコのベキベキの空き缶を思いっきり掴んだら、当然掌に角が当たって痛いよね』
「我こそ申し訳ないカァアアアン!? そしてやっぱり落ちたぁああ!?」
「カァアアアアン! あとで召喚するからねぇぇえ」
夕焼けに染まる屋上に、カンの恐怖に染まる悲鳴と、カインの割りと冷静な声が響き渡ったのだった。
「おぉ、カンよ。落下にビビってメンタルが折れて、体力が0になるとは情けない。結果、Lv.12になったね」
「普通折れるわ!」
「しかし、あの風龍を具現化出来るほどの魔力供給とはね。カイン君、恐るべし」
「うむ、まさかあそこまでとは思わなかったな」
「今回も、カンのしっかりレベルも上がったみたいだよ」
・・・・・・・
名前:カン
称号:
風龍の玩具
ヒモ缶 NEW!
種族:空き缶(Lv.12) UP!
体力:22(最大22) UP!
魔力ストック:10(最大10)
ちから:0
すばやさ:0
かたさ:2
まりょく:7
※補正
『魔沼ヨゴレ呪い』効果により魔力増加(+2)
『風龍の玩具』効果により魔力増加(+5)
技能:
言語理解
常時発動M型(Lv.11) UP!
熱耐性(Lv.2)
寒耐性(Lv.2)
ヨゴレ耐性(Lv.3)
風龍の戯れ(Lv.3)
魔力暴走(Lv.2) UP!
内部空間保持
魔力属性【風】
魔風制御
状態:
魔沼ヨゴレの呪い(Lv.2)
召喚待機中
現在地:
イチカの書斎
・・・・・・・
そして、カンはあることに気付いた。
「ん? イチカに対する〝絶対服従〟が消えておらぬか?」
「だって、さっきカイン君からの魔力供給の時に、100万MPがカンを通して、こちら側へ支払われたからね」
「……100万だぞ!? それを一括返済カァアアアン!?」
まさかのカインが供給した魔力は、イチカが肩代わりしていたカンの〝借魔力100万MP〟を、風龍の具現化をした上で、返し切るほどであった。
「彼の魔力量と出力は、半端ないからね。そのせいで逆に、制御出来ずに魔法を覚えられないんだろう。そして召喚獣も、余程高位の者でなければ彼の魔力供給量には耐えられないだろうね」
「そうだったのカァン……」
「あっ、そうだ」
何かに合図するかのように、イチカは指を鳴らした。
"カンは、100万MPの負債をカイン=アーキから供給された魔力により返済した!"
"カンは、称号【ヒモ缶】を得た!"
「……ヒモ缶!? 我の立場がドンドン下がるカァアアァン!?」
世界の理にさえ、〝ヒモ〟と認められた空き缶は、カンが世界で初であった。
「風龍さぁああん!? もうちょっと、優しく掴んでぇええ!?」
具現化された風龍に掴まれながら空を飛ぶカンは、悲鳴をあげていた。
「風龍だって空き缶なんて掴んだことないだろうし、無理じゃない? 中身が入っている状態ならいざ知らず、空っぽだからすぐ凹むし」
「メキャメキャっとぉおおお鳴ってるカァアァアアン!?」
カインの居る屋上の上空には、雄大に空を駆ける風龍の姿があった。そして、その手には、カンが若干所か結構な勢いで凹みながら掴まれていた。
「凄い……これがカンの力……」
「メキャメキャぁああ!? 無理無理無理無理カァアアァアアン!?」
「えっと……カンの……力なの?」
「食いこみが激しくて捻じ切れちゃうカァアァアアン」
「……〝魔力供給停止〟……」
黙ってカインは、カンに送っていた魔力を止めたのであった。
「風龍が消えた!?」
カインの魔力を用いて、風龍を呼び出していた為、当然魔力の供給がとまればそうなる。
「……てことは……やっぱり落下するのカァアァアアン!?」
風龍に掴まれていたカンの情けない悲鳴に、情けなくも可哀想になったカインが、取り敢えず魔力の供給を停止すると、カンが具現化した風龍もただの風となり消えていった。
そして、カンは当然落下した。
「カン! 掴まって! くっ! 届かない!?」
「カイン! 安心せよ! 我の魔力は、まだ残っておる!〝風龍の戯れ(Lv.2)〟!」
"カンは、風龍の戯れ(Lv.2)を発動した!"
"カンのMPが15消費された!"
"カンのMPは残り2となった!"※MPが足りない分は、ストックMPから充填
カンは、保持魔力とストック魔力を使って、〝風龍の戯れ(Lv.2)〟を発動させ風を纏った。そしてカインが伸ばした手に飛び込んだのだった。
「カァアアアン!」
「カイィイイイン!」
『盛り上がってるところだけど、地味に既にさっきの風龍の鉤爪に掴まれた初撃で体力0なってるからね。すぐさま常時発動M型で戻ったんだけど、結局引き続き掴まれたままだから、グシャっとつぶれてるけども』
「互いに腕を伸ばし、ピンチを乗り切ろうとするハラハラのシーンに水を差すカァアアアアン!?」
『確かにそうなんだけど……既にけっこう潰れている空き缶を掴もうとしたら、どうなるかって話なんだよなぁ』
「カァン!?」
カインは飛んで向かってきたカンを落とすまいと、力を込めて掴んだ。
「痛っ!?」
その結果、ひしゃげて尖っている部分の空き缶ボディで、手のひらを怪我をした。
「あ……カァアアアン!? 」
当然、痛さのあまりカンを離す。
「ごめん! カンのボコボコのボディが、手に当たって痛かったの!」
『空き缶がボコボコにベキベキに潰れていたら、鋭い金属の角が出来てしまうからね。そんなボコボコのベキベキの空き缶を思いっきり掴んだら、当然掌に角が当たって痛いよね』
「我こそ申し訳ないカァアアアン!? そしてやっぱり落ちたぁああ!?」
「カァアアアアン! あとで召喚するからねぇぇえ」
夕焼けに染まる屋上に、カンの恐怖に染まる悲鳴と、カインの割りと冷静な声が響き渡ったのだった。
「おぉ、カンよ。落下にビビってメンタルが折れて、体力が0になるとは情けない。結果、Lv.12になったね」
「普通折れるわ!」
「しかし、あの風龍を具現化出来るほどの魔力供給とはね。カイン君、恐るべし」
「うむ、まさかあそこまでとは思わなかったな」
「今回も、カンのしっかりレベルも上がったみたいだよ」
・・・・・・・
名前:カン
称号:
風龍の玩具
ヒモ缶 NEW!
種族:空き缶(Lv.12) UP!
体力:22(最大22) UP!
魔力ストック:10(最大10)
ちから:0
すばやさ:0
かたさ:2
まりょく:7
※補正
『魔沼ヨゴレ呪い』効果により魔力増加(+2)
『風龍の玩具』効果により魔力増加(+5)
技能:
言語理解
常時発動M型(Lv.11) UP!
熱耐性(Lv.2)
寒耐性(Lv.2)
ヨゴレ耐性(Lv.3)
風龍の戯れ(Lv.3)
魔力暴走(Lv.2) UP!
内部空間保持
魔力属性【風】
魔風制御
状態:
魔沼ヨゴレの呪い(Lv.2)
召喚待機中
現在地:
イチカの書斎
・・・・・・・
そして、カンはあることに気付いた。
「ん? イチカに対する〝絶対服従〟が消えておらぬか?」
「だって、さっきカイン君からの魔力供給の時に、100万MPがカンを通して、こちら側へ支払われたからね」
「……100万だぞ!? それを一括返済カァアアアン!?」
まさかのカインが供給した魔力は、イチカが肩代わりしていたカンの〝借魔力100万MP〟を、風龍の具現化をした上で、返し切るほどであった。
「彼の魔力量と出力は、半端ないからね。そのせいで逆に、制御出来ずに魔法を覚えられないんだろう。そして召喚獣も、余程高位の者でなければ彼の魔力供給量には耐えられないだろうね」
「そうだったのカァン……」
「あっ、そうだ」
何かに合図するかのように、イチカは指を鳴らした。
"カンは、100万MPの負債をカイン=アーキから供給された魔力により返済した!"
"カンは、称号【ヒモ缶】を得た!"
「……ヒモ缶!? 我の立場がドンドン下がるカァアアァン!?」
世界の理にさえ、〝ヒモ〟と認められた空き缶は、カンが世界で初であった。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
白い結婚三年目。つまり離縁できるまで、あと七日ですわ旦那様。
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
異世界に転生したフランカは公爵夫人として暮らしてきたが、前世から叶えたい夢があった。パティシエールになる。その夢を叶えようと夫である王国財務総括大臣ドミニクに相談するも答えはノー。夫婦らしい交流も、信頼もない中、三年の月日が近づき──フランカは賭に出る。白い結婚三年目で離縁できる条件を満たしていると迫り、夢を叶えられないのなら離縁すると宣言。そこから公爵家一同でフランカに考え直すように動き、ドミニクと話し合いの機会を得るのだがこの夫、山のように隠し事はあった。
無言で睨む夫だが、心の中は──。
【詰んだああああああああああ! もうチェックメイトじゃないか!? 情状酌量の余地はないと!? ああ、どうにかして侍女の準備を阻まなければ! いやそれでは根本的な解決にならない! だいたいなぜ後妻? そんな者はいないのに……。ど、どどどどどうしよう。いなくなるって聞いただけで悲しい。死にたい……うう】
4万文字ぐらいの中編になります。
※小説なろう、エブリスタに記載してます
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、第一王子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる